JPH11122820A - 太陽光発電装置 - Google Patents

太陽光発電装置

Info

Publication number
JPH11122820A
JPH11122820A JP9297735A JP29773597A JPH11122820A JP H11122820 A JPH11122820 A JP H11122820A JP 9297735 A JP9297735 A JP 9297735A JP 29773597 A JP29773597 A JP 29773597A JP H11122820 A JPH11122820 A JP H11122820A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
converter
power
inverter
control
charging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9297735A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Kobayashi
猛 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissin Electric Co Ltd filed Critical Nissin Electric Co Ltd
Priority to JP9297735A priority Critical patent/JPH11122820A/ja
Publication of JPH11122820A publication Critical patent/JPH11122820A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B10/00Integration of renewable energy sources in buildings
    • Y02B10/70Hybrid systems, e.g. uninterruptible or back-up power supplies integrating renewable energies
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy
    • Y02E10/56Power conversion systems, e.g. maximum power point trackers

Abstract

(57)【要約】 【課題】 太陽電池の出力を補助する蓄電池を、専用の
バッテリ充電器等を用意することなく、容易に充電し得
るようにする。 【解決手段】 系統電源5との連系運転中は太陽電池1
の直流電力を交流電力に変換する静止型の電力変換器1
0を、インバータ動作,コンバータ動作に切換わるイン
バータ/コンバータ回路部11と、この回路部11の運
転を制御する制御回路部12とにより形成し、この制御
回路部12に、連系運転,自立運転の指令により回路部
11をインバータ動作の連系運転,自立運転に制御する
インバータ運転制御手段と、蓄電池8を充電する充電運
転の指令により回路部11をコンバータ動作の充電運転
に制御するコンバータ運転制御手段とを備え、充電運転
に基づく回路部11の直流電力により蓄電池8を充電す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、太陽電池の出力を
補助する蓄電池を備えたバッテリ付きの太陽光発電装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種バッテリ付きの太陽光発電
装置はほぼ図4に示すように構成され、屋根等に設置さ
れた太陽電池1の直流出力は逆流防止用のダイオード2
を介して静止形の電力変換器(パワーコンディショナ)
3に供給される。
【0003】この従来の電力変換器3はインバータによ
り形成され、主回路としてのインバータ回路部4とその
運転を制御する制御回路部(図示せず)とからなり、昼
間の系統電源5との連系運転中は、連系運転モードの運
転制御により、太陽電池1の直流電力を系統電源5に同
期した周波数の交流電力に変換し、この交流電力を負荷
6に供給する。
【0004】このとき、いわゆる山登り方式の最大電力
追尾制御(以下Pmax 制御という)で太陽電池1から最
大電力を取出すように、インバータ回路部4のスイッチ
ング動作が制御される。
【0005】また、系統電源5が停電すると、連系運転
モードの制御が停止し、その後手動又は自動の運転モー
ドの切換により自立運転モードに移行する。
【0006】この自立運転モードにあっては、バッテリ
解列スイッチ7が閉成されて電力変換器3の直流側に太
陽電池1及び蓄電池8が接続され、太陽電池1及び蓄電
池8からインバータ回路部4に直流電力が供給される。
【0007】そして、制御回路部の自立運転制御によ
り、インバータ回路部4は供給された直流電力を規定の
系統電圧,周波数の交流電力に変換して負荷6に供給す
る。
【0008】つぎに、蓄電池8の充電について説明す
る。蓄電池8の充電は、電力変換器3と別個の専用のバ
ッテリ充電器9を用いて行われる。
【0009】この充電器9は交流入力側がインバータ回
路部4の交流出力側,すなわち系統電源5側に接続さ
れ、系統電源5から負荷6に供給される交流電力の一部
を充電用の直流電力に変換し、この電力を蓄電池8に供
給してこの蓄電池8を充電する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前記図4の従来装置の
場合、蓄電池8の充電に専用の充電器9を要し、部品数
が多くなって構成が複雑化し、高価になる問題点があ
る。
【0011】本発明は、従来の専用のバッテリ充電器等
を用意することなく、前記蓄電地の充電が行えるように
することを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、本発明の太陽光発電装置においては、系統電源と
の連系運転中に太陽電池の電流電力を交流電力に変換し
て負荷給電する静止形の電力変換器を、インバータ動
作,コンバータ動作に切換わるインバータ/コンバータ
回路部と、この回路部の運転を制御する制御回路部とに
より形成し、この制御回路部に、連系運転,自立運転の
指令によりインバータ/コンバータ回路部をインバータ
動作の連系運転,自立運転に制御するインバータ運転制
御手段と、蓄電池を充電する充電運転の指令によりイン
バータ/コンバータ回路部をコンバータ動作の充電運転
に制御するコンバータ運転制御手段とを備え、充電運転
に基づくインバータ/コンバータ回路部の直流電力によ
り蓄電池を充電する。
【0013】したがって、静止形の電力変換器がインバ
ータ/コンバータ回路部とその運転を制御する制御回路
部とを備え、いわゆるインバータ/コンバータに形成さ
れる。
【0014】そして、連系運転,自立運転の際は、制御
回路部によりインバータ/コンバータ回路部がインバー
タ動作に切換わり、従来装置と同様の連系運転,自立運
転が行われる。
【0015】つぎに、蓄電池を充電する際は、インバー
タ/コンバータ回路部がコンバータ動作に切換わり、そ
の充電運転により形成された直流電力で蓄電池が充電さ
れる。
【0016】そのため、従来装置のように専用のバッテ
リ充電器等を用意することなく、電力変換器により蓄電
池を充電することができ、部品点数が少なく、簡素,安
価な構成で信頼性の高い充電が容易に行える。
【0017】
【発明の実施形態】本発明の実施の1形態につき、図1
ないし図3を参照して説明する。全体構成を示した図1
において、図4と同一符号は同一のものを示し、10は
図4の電力変換器3の代わりに設けられた静止形の電力
変換器であり、図4のインバータ回路部4代わりのイン
バータ/コンバータ回路部11と,その制御回路部12
とにより形成されている。
【0018】13,14はインバータ/コンバータ回路
部11の直流側(太陽電池側)に設けられた直流計測用
の計器用変流器,計器用変圧器であり、インバータ/コ
ンバータ回路部11の直流側の計測電流IDC,計測電圧
DCの信号を制御回路部12に供給する。
【0019】15,16はインバータ/コンバータ回路
部11の交流側(系統電源側)に設けられた交流計測用
の計器用変流器,計器用変圧器であり、インバータ/コ
ンバータ回路部11の交流側の計測電流圧IAC,計測電
圧VACの信号を制御回路部12に供給する。
【0020】17は蓄電池8に設けられたサーミスタ等
の温度センサであり、蓄電池8の計測温度(液温)θの
信号を制御回路部12に供給する。
【0021】そして、インバータ/コンバータ回路部1
1は電力用IGBT等の半導体スイッチのブリッジ回路
からなり、制御回路部12からPWM制御方式の運転制
御のゲート信号が供給されてスイッチング動作が制御さ
れ、連系運転及び自立運転の際はインバータ動作で直流
電力を交流電力に変換し、充電運転の際はコンバータ動
作に切換わって交流電力を直流電力に変換する。
【0022】つぎに、制御回路部12は図2に示すよう
に構成され、インバータ運転制御手段及びコンバータ運
転制御手段を備える。
【0023】そして、計測電流IDC,IAC,計測電圧V
DC,VACの信号及び計測温度θの信号は、A/D変換器
18によりデジタル信号に変換されてマイクロプロセッ
サ(CPU)からなる演算処理部19に供給される。
【0024】また、手動の操作又はシーケンサの自動制
御により、系統電源5の正常時は太陽電池1の直流出力
が得られる昼間に、連系運転モードの指令信号M1 が入
出力インターフェース部20を介して演算処理部19に
供給される。
【0025】さらに、系統電源5の停電時は自立運転モ
ードの指令信号M2 が入出力インターフェンス部20を
介して演算処理部19に供給され、太陽電池1の出力が
消失する夜間等の蓄電池8の充電時は手動の操作又は自
動制御により、充電運転モードの指令信号M3 が入出力
インターフェース部20を介して演算処理部19に供給
される。
【0026】そして、演算処理部19は、A/D変換器
18からの各デジタル信号に基づき、インバータ/コン
バータ回路部11の直流側及び交流側の電圧,電流,蓄
電池8の温度を監視する。
【0027】また、入出力インターフェース部20から
の各指令信号M1 ,M2 ,M3 に基づき運転モードの指
令を判別する。
【0028】そして、指令信号M1 が供給されて連系運
転モードが指令されると、演算処理部19は連系運転モ
ードの処理,制御を実行し、モード切換信号SWをハイ
レベル又はローレベルにして制御系切換用の切換器21
を連系・充電接点21aに切換える。
【0029】このときシーセンサ等から解列スイッチ7
に開放指令の開閉制御信号が供給され、解列スイッチ7
が解放されて蓄電池8がインバータ/コンバータ回路部
11から切離される。
【0030】そして、山登り方式のPmax 制御で太陽電
池1から最大電力を取出し、系統電源5に同期した交流
電力に変換して負荷6に供給するため、演算処理部19
は直流側の計測電圧VDCにより太陽電池1の直流出力の
電圧を監視してPmax 制御演算を実行し、その直流出力
の電圧の変化傾向等を把握し、演算結果に基づき、太陽
電池1の直流出力の電圧(計測電圧VDC)の基準となる
直流の基準電圧VDC・R EFを、太陽電池1の取出し可能な
最大電力の変化に追従するようにステップ状に可変設定
し、時々刻々の基準電圧VDC・REFの信号をD/A変換器
22を介して減算器23に供給する。
【0031】また、計測電圧VACに基づいて系統電圧の
同期情報の信号を形成し、この信号により正弦波発生回
路24をPLL制御し、この発生回路24から乗算器2
5に系統電圧に同期した交流の基準電圧VAC・REFの信号
を供給する。
【0032】そして、減算器23は計測電圧VDCと基準
電圧VDC・REFとの差(VDC−VDC・R EF)を演算し、この
差の信号を直流電圧制御部26を介して乗算器25に供
給する。
【0033】このとき、直流電圧制御部26はいわゆる
振幅リミッタとして作用し、前記差の信号を抑制する。
【0034】さらに、乗算器25は前記差の信号と基準
電圧VAC・REFの信号とを乗算し、前記差の信号の振幅を
有し,基準電圧VAC・REFに同期して変化する、正弦波形
の制御基準の信号を形成し、この信号を減算器27に供
給する。
【0035】この減算器27は前記制御基準の信号から
交流側の計測電流IACの信号を減算し、その出力信号を
振幅リミッタとしての出力電流制御部28を介して加算
器29に供給する。
【0036】そして、加算器29は制御部28の出力信
号と計測電圧VACの信号とを加算して連系運転の制御信
号を形成し、この制御信号を切換器21を介してPWM
パルス作成回路30に供給する。
【0037】この作成回路30は供給された制御信号に
基づき、系統電源5に同期したインバータ駆動用のゲー
ト信号を形成してインバータ/コンバータ回路部11の
各半導体スイッチに供給し、インバータ/コンバータ回
路部11をインバータ運転する。
【0038】このインバータ運転の出力電流制御によ
り、電力変換器10は太陽電池1から時々刻々の最大電
力を取出して系統電圧に同期した交流電力に変換し、こ
の交流電力を負荷6に供給する。
【0039】つぎに、系統電源5が事故等で停電する
と、例えば、演算処理部19が系統電圧の低下等からこ
の停電を検出し、インバータ/コンバータ回路部11及
び制御回路部12を運転停止に制御し、連系運転を停止
して単独運転の発生を防止する。
【0040】その後、自立運転モードの指令信号M2
入出力インターフェース部20を介して演算処路部19
に供給されると、演算処理部19は自立運転モードの処
理、制御を実行し、モード切換信号SWを反転して切換
器21を自立運転接点21bに切換える。
【0041】この切換によりインバータ/コンバータ回
路部11の運転制御系が減算器23から加算器29を介
して切換器21に至る接点21a側の連系・充電運転制
御系より接点21b側の自立運転制御系に切換わる。
【0042】この自立運転制御系は減算器31から出力
電圧制御部32,減算器33,出力電圧補正部34を介
して切換器21に至る構成からなり、減算器31は基準
電圧VAC・REFの信号及び計測電圧VACの信号が供給さ
れ、基準電圧VAC・RFEと計測電圧VACとの差(V
AC・REF-VAC)を演算し、この交流の差の信号を出力電圧
制御部32を介して減算器33に供給する。
【0043】このとき、系統電源5が消失しているた
め、演算処理部19のタイミング制御により正弦波発生
回路24が規定の系統周波数で自走発振し、基準電圧V
AC・REFの信号は設定振幅の系統周波数の信号からなる。
【0044】また、出力電圧制御部32はいわゆる振幅
リミッタとして作用し、前記差の信号を抑制する。
【0045】そして、減算器33は出力電圧制御部32
の出力信号から計測電流IACの信号を減算し、その出力
信号を所定補正特性の出力電圧補正部34により補正し
て自立運転の制御信号を形成する。
【0046】この自立運転の制御信号が切換器21を介
してPWMパルス作成回路30に供給され、この作成回
路30は自立運転の制御信号に基づき、正弦波発生回路
24の自走発振の周波数・位相に同期したインバータ駆
動用のゲート信号を形成してインバータ/コンバータ回
路部11の各半導体スイッチに供給し、インバータ/コ
ンバータ回路部11をインバータ運転する。
【0047】このとき、指令信号M2 の供給に連動して
解列スイッチ7に閉成指令の開閉制御信号が供給され、
解列スイッチ7が閉成されて蓄電池8がインバータ/コ
ンバータ回路部11に接続され、太陽電池1の直流電力
と蓄電池8の直流電力とがインバータ/コンバータ回路
部11に並列給電され、十分な直流電力が確保される。
【0048】また、自立運転の際はインバータ/コンバ
ータ回路部11から給電される負荷6がいわゆる重要負
荷(特定負荷)に限られ、この重要負荷がインバータ/
コンバータ回路部11の交流電力で運転される。
【0049】つぎに、太陽電池1の直流出力が消失する
夜間等になり、充電運転モードの指令信号M3が入出力
インターフェース部20を介して演算処回部19に供給
されると、演算処理部19が充電運転モードの処理,制
御を実行する。
【0050】このとき、解列スイッチ7が自立運転時と
同様に閉成され、蓄電池8がインバータ/コンバータ回
路部11の直流側に接続される。
【0051】そして、インバータ/コンバータ回路部1
1をコンバータ運転して蓄電池8を充電するため、演算
処理部19は基準電圧VDC・REFを充電電圧として設定す
る。
【0052】この充電電圧は蓄電池8の充電に伴う温度
上昇を抑制するため、温度センサ17の計測温度θが設
定温度になると、常充電の設定電圧1からこの電圧より
低い設定電圧2に可変され、前記設定温度をしきい値と
して計測温度θにしたがって高低変化する。
【0053】さらに、減算器23によりコンバータ出力
電圧である計測電圧VDCと基準電圧VDC・REFとの差(V
DC−VDC・REF)を演算し、その巻の信号を直流電圧制御
部26を介して乗算器25に供給する。
【0054】このとき、蓄電池8の寿命向上等を考慮し
てその充電電流を制限するため、制御部26に接続され
た充電電流制限設定部35は、蓄電池8の充電電流が設
定範囲を越えないように制御部26の制御値を可変し、
差(VDC−VDC・REF)の信号を抑制して蓄電池8の充電
電圧を調整する。
【0055】そして、乗算器25により直流電圧制御部
32の出力信号と正弦波発生回路24の系統電源5に同
期した正弦波形の基準電圧VAC・REFとが乗算され、正弦
波形の信号が形成される。
【0056】この信号が減算器27,出力電流制御部2
8,加算器29を通り、交流側の計測電流IAC,計測電
圧VACの信号が加,減算されて調整され、充電運転の制
御信号が形成され、この制御信号が切換器21を介して
PWMパルス作成回路30に供給される。
【0057】この作成回路30は演算処理部19の運転
モードの切換えにより、充電運転時は供給された制御信
号に基づいてコンバータ駆動用のゲート信号を形成し、
インバータ/コンバータ回路部11の各半導体スイッチ
に供給し、計測電圧VDCが基準電圧VDC・REFになるよう
にインバータ/コンバータ回路部11をコンバータ運転
する。
【0058】このコンバータ運転は、系統電圧に対して
出力交流電流がインバータ運転時より180°移相する
ようにインバータ/コンバータ回路部11の各半導体ス
イッチを制御して行われる。
【0059】そして、インバータ/コンバータ回路部1
1のコンバータ運転の直流電力が解列スイッチ7を介し
て蓄電池8に供給され、蓄電池8がいわゆる浮動充電で
充電される。
【0060】また、充電が終了すると、インバータ/コ
ンバータ回路部11はコンバータ運転を停止し、連系運
転モード等に切換わる。
【0061】したがって、蓄電池8の充電が従来の専用
のバッテリ充電器9等を用いることなく、電力変換器1
0のインバータ/コンバータ回路部11をコンバータ運
転のモードに切換えて行われる。
【0062】また、制御回路部12に設けられた演算処
理部19が運転モードに応じた処理,制御を実行し、こ
の処理,制御に基づき、例えば直流側の基準電圧V
DC・REFは図3のフローチャートに示すように、連系運転
時は同図のステップS1 ,S2 ,S3 のループによりP
max 制御演算の結果にしたがって可変設定され、充電運
転時は同図のステップS1 ,S4 ,S5 ,S6 により蓄
電池8の温度の高低にしたがって予め決定された2値電
圧(設定電圧1,2)に択一的に設定される。
【0063】そして、制御回路部12の減算器23から
加算器29を介して切換器21に至る制御系が本来の連
系運転の制御系と充電運転の制御系とに共用されるた
め、蓄電池8の充電が専用の運転制御系を設けることな
く行われ、部品数が多くならず、最も簡単には従来装置
の制御プログラムのみを変更して形成する事も可能であ
り、簡素,安価に蓄電池8の信頼性の高い充電が行え
る。
【0064】しかも、直流電圧制御部26,充電電流制
限設定部35の充電電流制限機能により、蓄電池8が設
定温度以上に上昇しないように充電電流を制限するよう
にしたため、蓄電池8の状態に応じた適切な電流で充電
することができ、単に蓄電池8の浮動充電のみを行う場
合のような充電電流の無制約な増大がなく、蓄電池8の
長寿命化が図られて信頼性が一層向上する。
【0065】さらに、本形態の場合は、高速動作が必要
な切換器21や演算器23,31からPMWパルス作成
回路30に至る実際の制御系の各回路部をアナログのい
わゆるデイスクリート回路で形成し、Pmax 制御演算等
を演算処理部19のソフトウェア処理で行う構成にした
ため、制御の遅れ等がなく、信頼性の高い運転制御が行
える。
【0066】そして、図2においては、演算処理部19
及び減算器22から切換器21に至る各回路部により、
連系運転の制御系を充電運転の制御系に共用してインバ
ータ運転制御手段,コンバータ運転制御手段を形成した
が、制御回路部の構成は図2に限られるものではなく、
例えば充電運転の制御系を運系運転、自立運転の制御系
と別個に設けてインバータ運転制御手段、コンバータ運
転制御手段を形成してもよい。
【0067】また、基準電圧VDC・REF,VAC・REF及び設
定電圧1,2等は適当に設定してよいのは勿論である。
【0068】
【発明の効果】本発明は、以下に記載する効果を奏す
る。まず、静止形の電力変換器10が、インバータ/コ
ンバータ回路部11とその運転を制御する制御回路部1
2とを備え、いわゆるインバータ/コンバータに形成さ
れる。
【0069】そして、連系運転,自立運転の際は、制御
回路部12によりインバータ/コンバータ回路部11が
インバータ動作に切換わり、従来装置と同様の連系運
転,自立運転が行われ、蓄電池8を充電する夜間等に
は、インバータ/コンバータ回路部11がコンバータ運
転に切換わり、この運転により形成された直流電力で蓄
電池8を充電することができる。
【0070】そのため、従来装置のように専用のバッテ
リ充電器等を用意することなく、電力変換器10により
蓄電池8を充電することができ、部品点数が少なく、簡
素,安価な構成で信頼性の高い充電が容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の1形態のブロック結線図であ
る。
【図2】図1の一部の詳細なブロック結線図である。
【図3】図2の一部の動作説明用のフローチャートであ
る。
【図4】従来設置のブロック結線図である。
【符号の説明】
1 太陽電池 5 系統電源 8 蓄電池 10 静止形の電力変換器 11 インバータ/コンバータ回路部 12 制御回路部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H02M 7/68 H01L 31/04 K

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力系統との連系運転中は太陽電池の直
    流電力を静止形の電力変換器により交流電力に変換して
    負荷給電し、 電力系統から解列されて自立運転に移行したときに、前
    記電力変換器の直流側に蓄電池を接続し、前記太陽電池
    及び前記蓄電池の直流電力を前記電力変換器により交流
    電力に変換して負荷給電する太陽光発電装置において、 前記電力変換器を、インバータ動作,コンバータ動作に
    切換わるインバータ/コンバータ回路部と、該回路部の
    運転を制御する制御回路部とにより形成し、 前記制御回路部に、 連系運転,自立運転の指令により前記インバータ/コン
    バータ回路部をインバータ動作の連系運転,自立運転に
    制御するインバータ運転制御手段と、 前記蓄電池を充電する充電運転の指令により前記インバ
    ータ/コンバータ回路部をコンバータ動作の充電運転に
    制御するコンバータ運転制御手段とを備え、 前記充電運転に基づく前記インバータ/コンバータ回路
    部の直流電力により前記蓄電池を充電するようにしたこ
    とを特徴とする太陽光発電装置。
JP9297735A 1997-10-14 1997-10-14 太陽光発電装置 Pending JPH11122820A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9297735A JPH11122820A (ja) 1997-10-14 1997-10-14 太陽光発電装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9297735A JPH11122820A (ja) 1997-10-14 1997-10-14 太陽光発電装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11122820A true JPH11122820A (ja) 1999-04-30

Family

ID=17850508

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9297735A Pending JPH11122820A (ja) 1997-10-14 1997-10-14 太陽光発電装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11122820A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012094844A (ja) * 2010-09-28 2012-05-17 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 太陽電池モジュール
JP2012244756A (ja) * 2011-05-19 2012-12-10 Nippon Reliance Kk 電力変換装置
WO2013001746A1 (ja) * 2011-06-30 2013-01-03 三洋電機株式会社 インバータおよびそれを搭載した電力変換装置
JP2014023229A (ja) * 2012-07-17 2014-02-03 Aisin Seiki Co Ltd 発電システム
JP2014200170A (ja) * 2012-05-29 2014-10-23 三菱電機株式会社 充放電装置及び電源切替システム
JP2015080360A (ja) * 2013-10-18 2015-04-23 京セラ株式会社 電力制御装置
JPWO2015107706A1 (ja) * 2014-01-20 2017-03-23 三菱電機株式会社 電力変換装置
JP2019126116A (ja) * 2018-01-12 2019-07-25 ファナック株式会社 蓄電部を有するモータ駆動装置及びモータ駆動システム

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012094844A (ja) * 2010-09-28 2012-05-17 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 太陽電池モジュール
JP2012244756A (ja) * 2011-05-19 2012-12-10 Nippon Reliance Kk 電力変換装置
WO2013001746A1 (ja) * 2011-06-30 2013-01-03 三洋電機株式会社 インバータおよびそれを搭載した電力変換装置
JP2014200170A (ja) * 2012-05-29 2014-10-23 三菱電機株式会社 充放電装置及び電源切替システム
JP2015202050A (ja) * 2012-05-29 2015-11-12 三菱電機株式会社 電源切替装置及び電源切替システム
JP2014023229A (ja) * 2012-07-17 2014-02-03 Aisin Seiki Co Ltd 発電システム
JP2015080360A (ja) * 2013-10-18 2015-04-23 京セラ株式会社 電力制御装置
JPWO2015107706A1 (ja) * 2014-01-20 2017-03-23 三菱電機株式会社 電力変換装置
US9935465B2 (en) 2014-01-20 2018-04-03 Mitsubishi Electric Corporation Power conversion device
JP2019126116A (ja) * 2018-01-12 2019-07-25 ファナック株式会社 蓄電部を有するモータ駆動装置及びモータ駆動システム
US10680546B2 (en) 2018-01-12 2020-06-09 Fanuc Corporation Motor drive device including power storage unit, and motor drive system

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3541982B2 (ja) 太陽光発電用電力変換装置の系統過電圧保護方法及び装置
US6239997B1 (en) System for connecting and synchronizing a supplemental power source to a power grid
EP0951136B1 (en) Engine operated generator
US11239664B2 (en) Power conversion system
JP2001008383A (ja) 太陽光発電装置
JPH11122820A (ja) 太陽光発電装置
JP2006254659A (ja) 分散型電源装置
JP3820757B2 (ja) 分散型電源設備
JP5490801B2 (ja) 自励式無効電力補償装置
JP3633123B2 (ja) 分散電源システム
JPH03142512A (ja) 発電システムの制御方法
JP3890145B2 (ja) 燃料電池発電装置
JP2002125317A (ja) 系統安定化装置
JP2011139594A (ja) 系統連系システム
JPH07143688A (ja) 電力貯蔵型非常用電源装置の逆潮流抑制回路
JP2545613B2 (ja) 無停電電源装置
JPH09149647A (ja) コンバータの制御装置
JP2013243934A (ja) 自励式無効電力補償装置
JP3656113B2 (ja) 太陽光発電装置
JP2000184739A (ja) 電力変換装置の制御方法
JP7120474B1 (ja) 電力変換装置
US11632032B2 (en) Power converter with output misconnection determiner
JPH08265975A (ja) 自励式電力変換器を用いた静止形無効電力補償装置
JPH06225406A (ja) 電気自動車のバッテリー充電システム
JPH11196531A (ja) 分散電源の運転方法