JP2001008383A - 太陽光発電装置 - Google Patents

太陽光発電装置

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JP2001008383A
JP2001008383A JP11173464A JP17346499A JP2001008383A JP 2001008383 A JP2001008383 A JP 2001008383A JP 11173464 A JP11173464 A JP 11173464A JP 17346499 A JP17346499 A JP 17346499A JP 2001008383 A JP2001008383 A JP 2001008383A
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JP
Japan
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power
inverter
control
inverters
solar cell
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JP11173464A
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Takeshi Kobayashi
猛 小林
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Nissin Electric Co Ltd
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Nissin Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 系統停電の瞬断等なく、太陽電池の発生電力
を極力有効に利用して重要負荷への安定な無停電給電を
行う。 【解決手段】 太陽電池15が接続されたインバータ
(第1の逆変換装置)17と、整流器19と蓄電池20
とが接続されたインバータ(第2の逆変換装置)22
と、入力橋絡開閉器23と、両インバータ17,22か
ら出力された交流電力を負荷28に常給電する交流出力
回路24と、両インバータ17,22の運転及び開閉器
23の開閉を制御する制御回路30とを備え、この制御
回路30に、開閉器23を開放し,インバータ17を太
陽電池15の最大電力点追尾制御で運転し,インバータ
22をCVCF制御で運転する通常運転制御手段と、C
VCF制御の給電不足により太陽電池15,整流器1
9,蓄電池20を共通の直流電源にして両インバータ1
7,22をCVCF制御で運転する不足運転制御手段と
を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、照明機器や通信機
器等のいわゆる重要負荷に無停電給電する太陽光発電装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、主に公共施設等にあっては、災害
時にも照明機器や通信機器等の重要負荷への給電を続け
るため、蓄電池付き防災型システムと呼ばれる太陽光発
電装置が、これら重要負荷への給電設備として設けられ
る。
【0003】そして、太陽電池及び蓄電池を備えた従来
のこの種の太陽光発電装置はほぼ図3に示すように形成
される。
【0004】この図3の太陽光発電装置は、逆変換装置
としてのインバータ1を1台設けて形成され、系統正常
時は制御回路2により、インバータ1を系統電源3に連
系運転する。
【0005】そして、インバータ1の直流入力側には屋
根等に設置されたアレイ状の太陽電池4が設けられ、昼
間等の太陽電池4が十分な直流電力を発生するときは、
その電圧,電流の監視等に基づき、制御回路2が開閉器
5を投入して閉成し、太陽電池4の直流電力を逆流防止
ダイオード6,開閉器5を介してインバータ1に供給す
る。
【0006】このとき、制御回路2は太陽電池4の最大
電力点追尾制御(以下Pmax 制御という)の連系運転パ
ルスをインバータ1に供給し、インバータ1により、太
陽電池4から最大電力を取出し、この最大電力を系統電
源3に同期した連系運転の交流電力に変換する。
【0007】そして、インバータ1の交流電力が、LC
フィルタ7,変圧器8及び開閉器9を介して重要負荷
(特定負荷)10に給電され、同時に、系統電源3も開
閉器11,9を介して重要負荷10に給電される。
【0008】つぎに、夜間等の太陽電池4の直流出力が
消失等するときは、制御回路2により開閉器5を開放
し、蓄電池12とインバータ1の直流入力側との間の開
閉器13を投入して閉成し、インバータ1を介した系統
電源3を蓄電池12に注入する。
【0009】このとき、制御回路2は蓄電池12の端子
間電圧等の監視に基づき、インバータ1を浮動充電運転
に制御し、蓄電池12を浮動充電する。また、重要負荷
10の給電は系統電源3によって継続する。
【0010】一方、系統停電が発生すると、連系保護リ
レー(UVリレー)14の系統異常の検出信号に基づ
き、開閉器11を開放してこの発電装置及び重要負荷1
0を系統から切離す。
【0011】また、前記の系統異常の検出信号に基づ
き、制御回路2が開閉器13を投入して閉成し、太陽電
池4及び蓄電池12の直流電力をインバータ1に供給
し、このインバータ1の運転制御をPmax 制御又は浮動
充電制御からCVCF制御に切換え、CVCF制御でイ
ンバータ1を自立運転する。
【0012】そして、この自立運転により系統電源3に
相当するCVCF制御の交流電力を形成し、この交流電
力を重要負荷10に給電してその給電を継続する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】前記図3の従来装置の
場合、系統停電が発生すると、連系保護リレー14の異
常検出に基いて開閉器11を開放し、制御回路2により
開閉器13を投入し、インバータ1をPmax 制御の連系
運転からCVCF制御の自立運転に切換えて重要負荷1
0への給電を継続する構成であるため、系統停電の発生
直後から連系保護リレー14の検出時限の時間及び開閉
器11,13の開閉,インバータ1の運転切換の間に
は、短い時間ではあるが、重要負荷10への給電が途切
れ、重要負荷10に瞬断なく安定に無停電給電すること
ができない問題点がある。
【0014】しかも、系統停電中はインバータ1がCV
CF制御で運転され、Pmax 制御できないため、太陽電
池4の発生電力が必ずしも有効に利用されない問題点も
ある。
【0015】本発明は、系統停電が発生しても従来のよ
うな瞬断を生じることなく、太陽電池の発生電力を極力
有効に利用しながら、重要負荷への安定な無停電給電を
実現することを課題とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、本発明の太陽光発電装置は、入力側に太陽電池が
接続された第1の逆変換装置と、系統電源を直流電力に
変換する整流器と、系統停電時のバックアップ電源用の
蓄電池と、入力側に整流器と蓄電池とが接続された第2
の逆変換装置と、両逆変換装置の入力側を選択的に橋絡
する入力橋絡開閉器と、両逆変換装置から出力された交
流電力を並列合成して系統電源から切離された負荷に常
給電する交流出力回路と、両逆変換装置の運転及び入力
橋絡開閉器の開閉を制御する制御回路とを備え、この制
御回路に、入力橋絡開閉器を開放し,第1の逆変換装置
をPmax 制御で運転し,第2の逆変換装置をCVCF制
御で運転する通常運転制御手段と、第2の逆変換装置の
給電不足により入力橋絡開閉器を閉成して第1の逆変換
装置の運転制御をPmax 制御からCVCF制御に切換
え,太陽電池,整流器,蓄電池を共通の直流電源にして
両逆変換装置をCVCF制御で運転する不足運転制御手
段とを設ける。
【0017】したがって、本発明の太陽光発電装置の負
荷は、系統正常時であっても系統電源が直接給電される
ことはなく、常に第1,第2の逆変換装置が発生する交
流電力のみが給電される。
【0018】この場合、系統停電時等に従来装置の連系
保護リレーの系統異常検出に基づく図3の開閉器11等
の切換え,すなわち給電路の切換えが発生しないばかり
でなく、連系保護リレーそのものの省略が可能である。
【0019】そして、制御回路の運転制御により、通常
は、第1の逆変換装置がPmax 制御運転されて太陽電池
の発生電力が効率よく交流電力に変換され、この交流電
力が、整流器,蓄電池の直流電力に基づく第2の逆変換
装置のCVCF制御の交流電力に加算合成されて負荷に
給電される。
【0020】また、夜間等における太陽電池の発生電力
の消失,低下或いは負荷変動等が発生して負荷へのCV
CF制御による交流電力の給電が不足しそうになると、
入力橋絡開閉器が閉成されて太陽電池及び整流器,蓄電
池が両逆変換装置の共通の直流電源を形成するととも
に、第2の逆変換装置だけでなく、第1の逆変換装置も
CVCF制御で運転され、負荷への安定給電の不足が防
止される。
【0021】そして、系統電源が停電しても負荷への給
電が途切れたりせず、安定に負荷への無停電給電が行わ
れる。
【0022】つぎに、太陽電池の発生電力を一層有効に
利用するときは、制御回路に、通常運転中の太陽電池の
発生電力が負荷容量を上回るときに,入力橋絡開閉器を
閉成して第1の逆変換装置の運転制御をPmax 制御から
CVCF制御に切換え,太陽電池の余剰電力を蓄電池に
充電する充電運転制御手段を設ける。
【0023】したがって、通常運転制御により第1の逆
変換装置をPmax 制御で運転できない場合でも、入力橋
絡開閉器が投入されて閉成され、第1,第2の逆変換装
置がCVCF制御運転されるとともに、太陽電池の余剰
電力で蓄電池が充電され、太陽電池の発生電力が無駄な
く有効に利用される。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の実施の1形態につき、図
1及び図2を参照して説明する。図1の回路ブロックに
示すように、図3の太陽電池4と同様の太陽電池15に
逆流防止用ダイオード16を介して第1の逆変換装置と
してのインバータ17の直流入力側が接続され、系統電
源18を直流電源に変換する整流器19及び停電バック
アップ用の蓄電池20に蓄電池用開閉器21を介して第
2の逆変換装置としてのインバータ22の入力側が接続
され、両インバータ17,22の直流の入力側間に入力
橋絡開閉器23が設けられる。
【0025】また、両インバータ17,22の交流出力
側は、交流出力回路24のLCフィルタ25で結合さ
れ、図3の変圧器8と同様の変圧器26の1次側に接続
される。
【0026】さらに、変圧器26の2次側に負荷用開閉
器27を介して図3の重要負荷10と同様の重要負荷2
8が接続され、この負荷28は開閉器27,非常給電用
開閉器29を介して系統電源18にも接続される。
【0027】そして、インバータ17,22の運転及び
開閉器21,23,27の開閉は制御回路30のマイク
ロコンピュータのソフトウェア処理によって制御され、
この制御回路30は、インバータ17,22の入出力の
電圧,電流等を監視し、つぎの(i),(ii),(iii)
の手段等を備える。
【0028】(i)入力橋絡開閉器23を開放し、イン
バータ17を太陽電池15のPmax制御で運転し,イン
バータ22をCVCF制御で運転する通常運転制御手段 (ii)夜間等における太陽電池15の発生電力の消失,
低下によりインバータ17の出力が消失又は減少した
り、重要負荷28が増大したりして、CVCF制御の電
力が不足すると、入力橋絡開閉器23を閉成してインバ
ータ17の運転制御をPmax 制御からCVCF制御に切
換え、太陽電池15,整流器19,蓄電池20を共通の
直流電源にしてインバータ17,22をCVCF制御で
運転する不足運転制御手段 (iii) 通常運転中に太陽電池15の発生電力が増大し
て負荷容量を上回るときに、入力橋絡開閉器23を閉成
してインバータ17の運転制御をPmax 制御からCVC
F制御に切換え、太陽電池15の余剰電力を蓄電池20
に充電する充電運転制御手段
【0029】そして、この図1の太陽光発電装置が図3
の従来装置と大きく異なる点の1つは、図3の開閉器1
1,連系保護リレー14が省かれ、常時、交流出力回路
24から重要負荷28に給電され、系統正常時に従来装
置のような系統電源18との連系運転が生じない点であ
る。
【0030】ところで、インバータ17の定格容量はほ
ぼ太陽電池15の定格容量に設定され、インバータ22
の定格容量は重要負荷28の最大負荷容量よりインバー
タ17の容量分少ない容量に設定される。
【0031】また、非常給電用開閉器29は常時は開放
され、装置の点検や故障によりインバータ17,22の
運転が停止するときにのみ自動又は手動操作で閉成さ
れ、重要負荷28への給電を確保する。
【0032】つぎに、図1の具体的な動作について、制
御回路30の制御処理を示した図2のフローチャートを
参照して説明する。まず、図示省略されたスタート/ス
トップ釦が押されて制御回路30に装置の運転開始(ス
タート)が指令されると、図2のステップS1 の運転開
始処理を実行し、内部の初期化等を行う。
【0033】そして、通常運転制御手段の制御を実行
し、ステップS2 により開閉器23を開放し、開閉器2
1を投入して閉成した後、ステップS3 によりインバー
タ22のCVCF制御の運転を開始し、同時にステップ
4 によりインバータ17のPmax 制御の運転を開始す
る。
【0034】このとき、系統停電等が発生せず、系統正
常であれば、系統電源18に基づく整流器19の直流電
力が蓄電池20に優先してインバータ22に供給され、
インバータ22は整流器19の直流電力を系統電圧に定
電圧制御された交流電力に変換して重要負荷28に給電
する。
【0035】なお、蓄電池20が減電状態であれば、整
流器19の直流電力の一部が蓄電池20に供給され、そ
の充電も行われる。
【0036】また、インバータ17のPmax 制御の運転
により太陽電池15の発生電力が効率よく交流電力に変
換され、この交流電力はインバータ22の出力電圧を基
準にした出力電流制御等の出力制御により、インバータ
22の出力と同様の系統電圧の交流電力になる。
【0037】そして、太陽電池15の発生電力に基づく
インバータ17のPmax 制御の交流電力が、整流器19
の直流電力に基づくインバータ22のCVCF制御の交
流電力に加算合成されて交流出力回路24から重要負荷
28に給電される。
【0038】ところで、この通常運転制御中に系統停電
等が発生し、整流器19の出力が消失等すると、蓄電池
20からインバータ22に給電されるようになり、自動
的に停電バックアップが行われ、インバータ22は瞬断
等することなく交流電力を形成して重要負荷28に定電
圧電力を給電し続ける。
【0039】そして、太陽電池15の発生電力をPPV
整流器19及び蓄電池20から取出される電力をPBA
し、インバータ17,22の定格電力をPINV1,PINV2
とし、重要負荷28の設定容量をPL とすると、通常
は、電力PBAに基づくインバータ22の出力電力がその
定格電力PINV2より小さくなることから、ステップS5
を肯定(YES)で通過し、系統停電の有無によらず、
通常運転制御が継続されて太陽電池15の発生電力に基
づくインバータ17のPmax 制御の交流電力と,整流器
19,蓄電池20の直流電力に基づくインバータ22の
CVCF制御の交流電力とが重要負荷28に給電され、
太陽電池15の発生電力を有効に利用し、しかも、系統
停電等による瞬断なく、重要負荷28に安定な無停電給
電が行われる。
【0040】一方、夜間等における太陽電池15の発生
電力の消失,減少が発生したり、重要負荷28が大きく
なったりしてインバータ22に供給される電力PBAがそ
の定格電力PINV2を上回り、CVCF制御の電力不足が
発生しそうになると、ステップS5を否定(NO)で通
過してステップS6に移行する。
【0041】このとき、不足運転制御手段が動作し、入
力橋絡開閉器23が投入されて閉成され、インバータ1
7,22の直流入力側が開閉器23を介して橋絡され、
太陽電池15,整流器19及び蓄電池20がインバータ
17,22の共通の直流源になる。
【0042】また、ステップS7 によりインバータ17
の運転制御がPmax 制御からCVCF制御に切換わり、
インバータ17,22が共にCVCF制御で運転され
る。
【0043】この結果、CVCF制御された交流電力が
増加し、重要負荷28に系統電圧の電力が安定に給電さ
れる。
【0044】そして、朝になって太陽電池15が電力を
再び発生したり、重要負荷28が軽負荷に戻ったりし
て、電力PBAがインバータ22の定格電力PINV2以下に
減少すると、ステップS8 からステップS9 に移行し、
入力橋絡開閉器23を再び開放し、ステップS10により
インバータ17の運転制御をPmax 制御に戻し、通常運
転制御に戻る。
【0045】ところで、通常運転制御中にPPV≦PL
なって太陽電池15の発生電力が余るときは、その余っ
た電力で蓄電池20を充電するため、ステップS5 を肯
定で通過した後、ステップS11に移行する。
【0046】そして、重要負荷28の容量が太陽電池1
5の発生電力より大きくなる通常時は、ステップS11
否定(NO)で通過し、インバータ17のPmax 制御運
転,インバータ22のCVCF制御の運転を継続する
が、重要負荷28が極めて軽負荷になったりして太陽電
池15の発生電力が重要負荷28の容量を上回るように
なると、ステップS11を肯定で通過し、充電運転制御を
実行し、ステップS12により入力橋絡開閉器23を投入
して閉成し、ステップS13によりインバータ17の運転
制御をCVCF制御に切換える。
【0047】そして、CVCF制御の電力が不足した場
合と同様にインバータ17,22を共にCVCF制御で
運転し、重要負荷28に必要な量のCVCF制御の電力
を給電し、余った電力は開閉器21を介して蓄電池20
に給電し、蓄電池20を充電する。
【0048】なお、この充電中に太陽電池15の発生電
力が減少すると、ステップS14からステップS15に移行
して通常運転制御に戻り、入力橋絡開閉器23を開放
し、ステップS16によりインバータ17の運転制御をP
max 制御に戻す。
【0049】したがって、図1の太陽光発電装置の場合
は、重要負荷28の給電がインバータ17,22のみか
ら行われ、従来のような系統電源18からの直接給電が
なく、系統停電等が発生しても重要負荷28への給電が
途切れたりせず、重要負荷28への瞬断等のない無停電
給電が行える新規な太陽光発電装置を提供できる。
【0050】そして、制御回路30の通常運転制御と不
足運転制御とにより、太陽電池15の発生電力及び重要
負荷28の負荷状態に応じてインバータ17の運転制御
をPmax 制御,CVCF制御に切換えたため、太陽電池
15の発生電力を極めて有効に利用して重要負荷28に
常に安定した電力を給電することができる。
【0051】しかも、制御回路30に充電運転制御手段
を設けたため、太陽電池15の発生電力が大きいとき
に、インバータ17,22を共にCVCF制御で運転し
て電力を重要負荷28に安定に給電するとともに、太陽
電池15の余った電力で蓄電池20を充電することがで
き、太陽電池15の発生電力を一層有効に利用すること
ができる。ところで、この充電運転制御手段を省いて装
置を形成してもよいのは勿論である。
【0052】また、第1,第2の逆変換装置を形成する
インバータ17,22の構成はどのようであってもよ
く、両逆変換装置はインバータ以外の静止型(半導体構
成)の種々の電力変換装置であってもよいのは勿論であ
る。
【0053】そして、制御回路30の各制御手段の構成
及び制御手法等は、前記実施の形態のものに限られるも
のではない。
【0054】
【発明の効果】本発明は、以下に記載する効果を奏す
る。まず、請求項1の場合、負荷(重要負荷28)は系
統正常時であっても系統電源18が直接給電されること
はなく、常に、第1,第2の逆変換装置(インバータ1
7,22)のみから交流電力が給電され、この場合、系
統停電時等に従来の給電路の切換えが発生せず、この切
換えに起因した瞬断等なく負荷に安定に給電することが
できる。
【0055】そして、制御回路30の運転制御により、
通常は、第1の逆変換装置(インバータ17)を最大電
力点追尾制御(Pmax 制御)で運転して太陽電池15の
発生電力を効率よく交流電力に変換することができ、こ
の交流電力を整流器19,蓄電池20の直流電力に基づ
く第2の逆変換装置(インバータ22)のCVCF制御
の交流電力に加算合成して負荷に給電することができ
る。
【0056】また、夜間等に太陽電池15の発生電力の
消失,低下が発生したり、負荷が変動したりして負荷へ
のCVCF制御の交流電力の給電が不足しそうになる
と、入力橋絡開閉器23を閉成して太陽電池15及び整
流器19,蓄電池20によりインバータ17,22の共
通の直流電源を形成するとともに、インバータ22だけ
でなく、インバータ17もCVCF制御で運転し、負荷
への安定給電の不足を防止することができる。
【0057】したがって、系統停電による瞬断等なく安
定に、しかも、太陽電池15の発生電力を有効に利用し
て負荷への無停電給電を行うことができ、信頼性及び機
能性が著しく向上した防災型システムとしての太陽光発
電装置を提供することができる。
【0058】また、請求項2の場合は、制御回路30に
充電運転制御手段を設けたため、通常運転制御によりイ
ンバータ17をPmax 制御で運転して負荷給電すると、
太陽電池15の電力が無駄になるようなときに、入力橋
絡開閉器23を閉成してインバータ17,22をCVC
F制御で運転するとともに、太陽電池15の余剰電力で
蓄電池20を充電することができ、太陽電池15の発生
電力を一層有効に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の1形態の回路ブロック図であ
る。
【図2】図1の動作説明用のフローチャートである。
【図3】従来装置のブロック図である。
【符号の説明】
15 太陽電池 17,22 第1,第2の逆変換装置としてのインバー
タ 18 系統電源 19 整流器 20 蓄電池 23 入力橋絡開閉器 24 交流出力回路 28 重要負荷 30 制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02M 7/48 H02M 7/48 R Fターム(参考) 5G003 AA01 AA06 BA01 CC08 DA04 DA18 GB06 5G015 GA03 GA08 GA11 HA04 HA16 JA05 JA21 JA52 5G066 HA30 HB03 HB06 HB09 JA01 JB03 5H007 BB05 BB07 CA00 CB00 CC03 DA03 DB01 DB12 DC03 DC04 DC05 5H420 BB02 BB03 BB12 BB13 BB14 CC03 DD03 EB01 EB26 FF03 FF08 FF10 FF22 FF26

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力側に太陽電池が接続された第1の逆
    変換装置と、 系統電源を直流電力に変換する整流器と、 系統停電時のバックアップ電源用の蓄電池と、 入力側に前記整流器と前記蓄電池とが接続された第2の
    逆変換装置と、 前記両逆変換装置の入力側を選択的に橋絡する入力橋絡
    開閉器と、 前記両逆変換装置から出力された交流電力を並列合成し
    て前記系統電源から切離された負荷に常給電する交流出
    力回路と、 前記両逆変換装置の運転及び前記入力橋絡開閉器の開閉
    を制御する制御回路とを備え、 前記制御回路に、 前記入力橋絡開閉器を開放し,前記第1の逆変換装置を
    前記太陽電池の最大電力点追尾制御で運転し,前記第2
    の逆変換装置をCVCF制御で運転する通常運転制御手
    段と、 前記CVCF制御による給電不足により前記入力橋絡開
    閉器を閉成して前記第1の逆変換装置の運転制御を前記
    最大電力点追尾制御から前記CVCF制御に切換え,前
    記太陽電池,前記整流器,前記蓄電池を共通の直流電源
    にして前記両逆変換装置を前記CVCF制御で運転する
    不足運転制御手段を設けたことを特徴とする太陽光発電
    装置。
  2. 【請求項2】 制御回路に、 通常運転中の太陽電池の発生電力が負荷容量を上回ると
    きに,入力橋絡開閉器を閉成して第1の逆変換装置の運
    転制御を最大電力点追尾制御からCVCF制御に切換
    え,前記太陽電池の余剰電力を蓄電池に充電する充電運
    転制御手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の太
    陽光発電装置。
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