JPS647276B2 - - Google Patents

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JPS647276B2
JPS647276B2 JP56005827A JP582781A JPS647276B2 JP S647276 B2 JPS647276 B2 JP S647276B2 JP 56005827 A JP56005827 A JP 56005827A JP 582781 A JP582781 A JP 582781A JP S647276 B2 JPS647276 B2 JP S647276B2
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JP
Japan
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sleeve
sealing element
sealing
valve body
coupling member
Prior art date
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Application number
JP56005827A
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English (en)
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JPS5740196A (en
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Ronii Ekuman Kieru
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Original Assignee
Individual
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Publication date
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Publication of JPS5740196A publication Critical patent/JPS5740196A/ja
Publication of JPS647276B2 publication Critical patent/JPS647276B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L37/00Couplings of the quick-acting type
    • F16L37/22Couplings of the quick-acting type in which the connection is maintained by means of balls, rollers or helical springs under radial pressure between the parts
    • F16L37/23Couplings of the quick-acting type in which the connection is maintained by means of balls, rollers or helical springs under radial pressure between the parts by means of balls
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L37/00Couplings of the quick-acting type
    • F16L37/28Couplings of the quick-acting type with fluid cut-off means
    • F16L37/30Couplings of the quick-acting type with fluid cut-off means with fluid cut-off means in each of two pipe-end fittings
    • F16L37/32Couplings of the quick-acting type with fluid cut-off means with fluid cut-off means in each of two pipe-end fittings at least one of two lift valves being opened automatically when the coupling is applied
    • F16L37/34Couplings of the quick-acting type with fluid cut-off means with fluid cut-off means in each of two pipe-end fittings at least one of two lift valves being opened automatically when the coupling is applied at least one of the lift valves being of the sleeve type, i.e. a sleeve is telescoped over an inner cylindrical wall

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
  • Gas Exhaust Devices For Batteries (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は固定的又は可動的に配置された弁体
と、長さ方向に変位可能なスリーブとからなるカ
ツプリング部材としての装置に関するものであ
る。このスリーブはシール位置を占める時、弁体
上に配置されたシール素子を介してその弁体をシ
ールするものである。本発明は使用上において、
前記カツプリング素子を別のカツプリング部材と
の相互作用により迅速にカツプリング状態にする
ため、包囲的な、すなわち液漏れのないカツプリ
ングを行うことを目指している。
前記の包囲的なカツプリングは、双方のカツプ
リング部材に、ほぼ平坦な突起面を形成したノー
ズ部分を有し、両者が結合する前にこれらの突起
面が互いに液体を拭きあうようにしたものであ
り、この方法は“フラツトノーズカツプリング”
としてすでに知られている。この無漏性フラツト
ノーズカツプリングにおいて、前記のスリーブは
一方向に弾力付勢され、反対方向には前記の弾力
作用に抗する第2のカツプリング素子により変位
させられる内側スリーブとして形成される。ここ
に、第2のカツプリング部材の影響を受けない位
置にあるスリーブは前記弾力作用及び前記カツプ
リング部材中に発生する液圧によりシール位置に
移動し、閉止されるということは留意すべきであ
る。シール機構はこの関係において、カツプリン
グ部材間の結合時の力が過大になることを避ける
必要がある。周知型のフラツトノーズカツプリン
グにおいては、前記スリーブ及び弁体に関して移
動可能なカバースリーブがさらに採用される。こ
のカバースリーブ機構はカツプリング部材の平坦
突起面の一部を形成する外面を露出している。
本発明の第1の目的は、両カツプリングの関連
形式において、内側スリーブと弁体とが互いに高
度なシール作用を呈するようなシール機構を提供
し、同時に構成素子が比較的低い製造コストによ
つて得られるようにすることである。
本発明の第1の目的を達成する新規の機構は次
の通りである。すなわち、この機構の特徴は、弁
体が前記スリーブと組合せられる支持装置(支持
部分)を形成するように設計され、この部分が基
本的に直径方向において平坦な支持面を提供し、
スリーブがシール位置においてこの面に当接・支
持されるようにしたことである。弁体はさらにシ
ール素子を有することにより、前記シール位置に
あるスリーブがこのシール素子を越えて弁体と係
合し、弁体の支持部分は前記シール素子のための
実質的な包囲室を形成する。包囲室は、支持部分
から離れた方を向いたギヤツプを介して媒圧に接
続され、カツプリング部材により遮断される圧力
媒体はシール素子上に作用して弁体とスリーブと
の相互シール効果を生ずる。
本発明の概念の更なる具体化において、弁体の
一部には巻下げ翼状の形態においてシール素子を
弁体に固定するためのフラツプが設けられる。こ
のフラツプはまた、シール素子を媒圧から保護す
るように形成される。さらに、支持装置及び内側
スリーブを含む構造的特徴は、シール素子のため
にそれらが形成する密閉室の大きさが基本的にシ
ール素子の体積を上まわり、かつシール素子を支
持装置の頂面に対して軸方向に、及びスリーブの
内壁に対して直径方向にそれぞれある範囲だけ加
圧することにより変形させ、弁体とスリーブとの
間の環状ギヤツプに信頼性あるシールを形成する
ようにしたことである。
このような設計に関連して、内側スリーブ及び
弁体の改良がさらに行われる。すなわち、支持装
置を第2のスリーブに関してどのように配置する
かということである。この第2のスリーブは内側
スリーブ及び弁体の外側において、それらのいず
れに対しても移動可能なカバースリーブとして形
成され、この態様において、二つのカツプリング
部材の迅速なカツプリング機能により、フラツト
ノーズ型包囲カツプリングの一部を形成する。
上記の概略構成は技術的及び経済的な利益を有
する効果的なシール機構を提供するものであり、
特に上述した型のカツプリングとそれに関連する
諸要素について妥当で経済的な設計をともなうも
のである。
さらに、本発明の付加的な目的は、協同するカ
ツプリング部材の突起面の間隙から汚れ及び異物
粒子が入つてくるのを阻止するようにカツプリン
グ各部を設計することである。
この新規の機構において、関連するカツプリン
グ素子の平坦突起面には、一つのギヤツプのみが
流体系への汚染物混入の危険性を最小限にする形
で形成される。さらに、シール素子は前記の汚染
及び異物粒子から保護されるように配置される。
シール機構は、低圧、高圧のいずれにおいても
作動するものであり、高圧の基準としては例えば
30Mpa以上を指称する。高圧使用の場合、シー
ル機構及びスリーブは作用触体の圧力がシール素
子に作用して軸方向及び半径方向に圧力を及ぼ
し、効果的なシール機能を発揮するように構成さ
れる。
上記の構成においては、スリーブが傾斜したシ
ール面を介して支持装置上に支持することを回避
する。これはスリーブ材料についての比較的高い
加工精度とかなりの厚みとを必要とするからであ
る。
以下、本発明の特徴を具体化した実施例につい
て、図面を参照して説明する。
第1図及び第2図に示したカツプリングは第1
カツプリング部材及び第2カツプリング部材を具
備し、前者1は後者2を受入れる関係になつてい
る。
カツプリングは、各部材1及び2にそれぞれ形
成した実質上平坦な突起面1a及び2aの部分で
“フラツトノーズカツプリング”を形成する。
この型のカツプリングが周知形式であると仮定
すれば、それらの基本的構成及び機能にはわずか
な価値しか得られない。第1カツプリング部材1
はその内側において同軸的に固定配置した柄型の
弁体を有する。内側スリーブ4及びこれを包囲す
る外側スリーブ5は弁体3に関して変位できるよ
うに構成されている。外側スリーブ5は一端にお
いて曲折し、他端においてコイルスプリング6に
支持されることにより、前記突起面、すなわち接
続用正面1aに向かつて加圧されるようになつて
いる。
弁体はシール素子7を支持する弁頭部3aを有
し、内側スリーブ4の第1端部4aは第1図に示
したシール位置を占める時に、シール素子7及び
前記弁頭部3aに当接してこの素子7によるスリ
ーブ4と弁体3とのシールを形成する。スリーブ
4の他端縁4bはコイルスプリング8に押圧支持
され、シール位置に向かつて常に付勢される。内
側スリーブ4のこの上端部には別のシール素子9
が支持され、これは周知の“バツクアツプ”シー
ルを形成する。スリーブ4は第1カツプリング部
材の第1凹部1b内に配置され、従つてこの凹部
の内壁1b′上を案内される。スリーブ4と内壁1
b′との間のシールは前記のシール素子9により形
成される。この凹部は第1カツプリング部材中の
一つの部分チヤンバーを形成するものであり、第
1カツプリング部材内で軸方向に延びる部分1c
を有する。
外側スリーブは第1カツプリング部材における
第2のチヤンバー1d内に位置し、このスリーブ
の外周面はチヤンバー内壁1d′に嵌合し、スリー
ブのリツプ5aは自身の最外方寄りの位置を規制
する。外側スリーブの曲折部5bは第1カツプリ
ング部材に挿入された上で、第2カツプリング部
材の平坦突起、すなわち正面部と協同することが
できるように設計されている。与えられた挿入の
度合により、外側スリーブは内側スリーブと協同
し、これを駆動する。この駆動は外側スリーブの
曲折部5bが、内側スリーブに凹部4dを形成し
て得られた肩部4cに当接することにより与えら
れる。
弁体は内側スリーブと同軸に、その上端を越え
て延びる軸部3bを有する。弁頭部3aと反対側
の軸部先端は、弁体の一部をなす流体入口ハウジ
ング3cに連絡されている。このハウジングは外
周ネジを有し、カツプリング部材1における内周
ネジ1eと係合するものである。
流体入口ハウジングにおいて、カツプリング部
材の流入チヤンバー1fから入る流体は、カツプ
リング部材の中心軸10の周りに均等に分配され
た例えば4個の出口3c′,3c″に分配される。こ
れらの出口孔は傾斜しており、弁軸部の先端もこ
れと交又する形で傾斜面3b″及び3bを有し、
尖端3b′はハウジング3c内に突入している。前
記出口から分配される流体はチヤンバー1b及び
スリーブ4内に導かれる。このスリーブがシール
位置を占めるとき、第1カツプリング部材中の圧
力は内側スリーブの上端面4bに作用する。流体
はすでに概説したように、シール素子7及び9に
より、第1カツプリング部材で遮断される。
第1カツプリング部材はさらに周知のような外
周ロツクスリーブ11及び12を有する。これら
のロツクスリーブはロツク球13,14と、スプ
リング15の作用により、カツプリング部材1及
び2が突きあわされた時、周知の態様で自動的か
つ迅速なカツプリング機能を発揮するように構成
されている。第2カツプリング部材は、この目的
のため外周グループ2bを有し、第1カツプリン
グ部材のロツク球3がこれに嵌まることにより、
カツプリングが完成する。
第2カツプリング部材2は完全に従来技術形式
のものであり、軸方向変位の可能な弁体16をス
プリング17により、このカツプリング部材の正
面部に向つて付勢したものである。弁体16はク
ロス支持体18内に同軸的に支持され、この支持
体18はカツプリング部材2の内壁2cに支持さ
れる。弁体16はその自由端で拡大され、バツク
アツプ型シール素子19によりシールされる。
第2図は、特にカツプリング部材1及び2間に
形成される流体経路を示し、流体は20で指示さ
れる。流れはいずれの方向にも考えられるが、こ
の場合の流れ20はチヤンバー1fより導入さ
れ、入口ハウジング3cを経て内側スリーブ4及
び弁軸3bの間のチヤンバーに流入し、さらに弁
頭部3a及び弁体16の外側を流れてクロス支持
体18の翼部にまで達し流下する。この流路開放
位置において、流体シールはシール素子9及び1
9により行われる。後者はスリーブ4の段落4d
に対するものである。
第2図及び第3図において、弁頭部3aにはシ
ール素子7の上部を包みこむように一体形成され
たフラツプ21を有する。これによりシール素子
7は弁頭部に固く保持される。弁頭部3aはま
た、半径方向に突出した支持装置22を支持して
おり、この部分22はスリーブ4の下端面4a′を
支持するための支持フランジ面22aを有する。
フラツプ21の外端縁及び支持装置22の外端縁
は、それぞれ21′及び22′で指示される。
再び第2図を参照すると、前記外端縁21′及
び22′間を結ぶ直線を考えた場合に、この直線
はシール素子7の外側を通るか、シール素子7へ
の接線と一致するようになつている。これは、シ
ール素子7を弁頭部3aの頂面において偏向する
流体の流れから保護するものである。例えば、流
体が圧力油である場合、油中にはシール素子に悪
影響を及ぼすような異物粒子は生じないことにな
る。
第2図はまた、内側スリーブの下部4aがこの
スリーブを弁体のフラツプ21′を経てシール位
置に導くための内室4a″を形成することを示して
いる。すなわち、フラツプ21′は内側スリーブ
のガイド装置としても機能する。
内側スリーブは直線的な内壁面4eと、直線的
な外壁面とを有する単純な構成であるが、外壁面
には一段の段落4dが形成してある(第1図)。
第3図に示した支持装置22は、カツプリング
形式又はカツプリング機構サイズに応じて0.5〜
5mmの厚さを有する比較的強固な構造となつてい
る。平坦な上面22aはシール素子7の位置に近
いレベルとなつており、わずかに高いその支持面
22bと平行している。支持面22bは内側スリ
ーブが支持装置に当接支持されたとき、このスリ
ーブの内壁面4eに隣接する。支持面22bは湾
曲面22cに連なり、この面22cはフラツプ2
1に連なる。支持装置は外側スリーブ5の曲接部
5aにおける先端5a′と実質上等しいか、又は幾
分上まわる厚さを有する。
シール素子7のための実質的な包囲室23は、
部分表面22b,22c、巻下げ型フラツプ21
及びスリーブ内壁面4eにより形成される。前記
密閉室は支持装置22と反対側の厚さ0.1〜0.2mm
程度のギヤツプ24を介してスリーブ4の内室と
連通する。このスリーブの閉止位置において、ス
リーブ内壁面4eは部分表面22a及び22bを
結ぶ軸向表面により案内され、スリーブとこれら
の面とのギヤツプ、すなわち軸向表面と部分表面
22aに接するギヤツプは直角(“L”型)とな
る。
包囲室23の容積はシール素子7の体積を上ま
わり、シール素子はこの場合、円形断面積の1/10
〜2/5をフラツプ21から半径方向に突出する。
この突出は好ましくは約1/5である。
階段状の円周シール面22a,22bが形成さ
れる結果、これらの面に支持されるスリーブの端
面4a′はスリーブ内側面4eから始まり、効果的
なシール効果はギヤツプ24よりシール素子に高
い流体圧が加わる場合においても得られる。シー
ル素子は流体圧により部分シール面22bに押し
つけられ、シール素子に生じた半径方向のひずみ
力はスリーブの内側面4eに作用する。これは、
効果的なシール機能を提供するものであり、スリ
ーブ4はこのスリーブ端(シール端)が比較的薄
い材料からなるように設計される。流体圧が低い
場合には、スプリング8がスリーブを加圧して部
分表面22aに向かつて付勢し、スリーブの内側
面4eを介して必要なシール機能を発揮させる。
流体圧はスリーブの端面4bに作用し、高圧下に
おいてはこれがスプリングと協同してスリーブの
部分の圧接を効果的にする。
外側スリーブ5の曲接部5cにおける先端5a
は支持装置の外周端面22dに対面接触するが、
これらの対向面は実質上同一高さを有し、0.1〜
0.5mmのギヤツプを形成するようになつている。
先端で弁頭部3aの下面に連なる曲接部の下面5
a″は外端縁(つけ根側)から内端縁(先端)にか
けて上向に傾斜している。傾角αは0〜15゜、好
ましくは約5゜である。曲接部の外端縁5aは、
第1カツプリング部材に形成された球ホルダー1
gの縁取面1g′に連続する。この縁取面1g′は弁
軸に関して約45であり、球ホルダー1gの厚さの
半分から2/3程度に及んで形成される。第1カツ
プリング部材の正面は、このようにして部分表面
26、すなわち弁頭部3aの下面と、外側スリー
ブの下面5a″と、縁取面1g′及び外側縁取面1
g″の直線的な連続面より形成される。スリーブの
下面5a″の傾斜はカツプリング素子と協同して環
状くざび型チヤンバー27を形成し、拭きとられ
なかつた油分中の汚染粒子等がここに在つても、
第2カツプリング素子との係合には影響しないよ
うになつている。
第4図はスリーブ5の下面5a″が平面である場
合を示している。この場合、支持装置の厚さはa
で示され、表面22a及び22bの段差はbで示
されている。後者の値は0.1〜2.0mmである。
本発明のカツプリング作用は前述したとおりで
あり、カツプリング部材2がカツプリング部材1
中に挿入され、これにより外側スリーブ5が後方
に押しこまれ、部材2における弁体16がカツプ
リング作用によつて開くときに、シール素子19
が内側スリーブをシールする。外側スリーブ5が
ある範囲だけ挿入されると、これは内側スリーブ
と係合してそれを押動し、シール素子7及び関連
シール機構を開放する。そして、両カツプリング
部材が互いに拘束しあうと、流路20は完全に開
放される。
両カツプリング部材が切離されると、スプリン
グ6及び8はスリーブ5及び4をそれぞれ後退さ
せる。シール素子19はスリーブ4が弁頭部3a
をシールした後は、スリーブ4と係合しなくな
り、その結果、外側スリーブ5及びカツプリング
部材2の弁体16は第1図に示すそれらの後退位
置に復帰する。
第5図及び第6図は本発明のカツプリング部材
におけるさらに別の実施例を示すものである。こ
の実施例では、高圧下において固定された弁頭部
3a′,3a″がスリーブ4′,4″より受ける加圧力
を緩和するため、これらのスリーブが閉止シール
位置において弁頭部3a′,3a″以外にも支持され
るようにしたものである。すなわち、第1カツプ
リング部材はその本体に締結されたチユーブ部分
を有し、これにより外側スリーブ5′,5″のため
のスプリングスペースを、内側スリーブ4′,
4″のためのスプリングスペースから分離するも
のである。チユーブをカツプリング部材に締結す
るねじ面は29及び32によつてそれぞれ示され
ている。第5図の実施例では、その締結部の漏れ
を防止するためにシール素子30が用いられる。
チユーブ部分は、流体分配ハウジング28を支
持し、このハウジングは第5図によれば圧着によ
り、第6図によればねじ34により固定される。
弁体はこのハウジングに対応する方法、すなわち
第5図では圧着により、第6図ではねじ33によ
り取りつけられる。
チユーブ部分は、その下部においてスリーブ
4′,4″のための支持手段となる内向フランジを
有し、これらのスリーブはシール素子支持部の下
方において対応するフランジ、すなわち肩部を有
する。このシール素子は、“バツクアツプ”型で
ある。スリーブの行程両端の位置は、それぞれ実
線及び鎖線で示してある。これらのスリーブは上
端においても肩部を有し、スプリング座面を形成
している。
これらの実施例においては、スリーブ4′,
4″及び弁頭部3a′,3a″の間のシール作用が、
流体の放流が行われるまでに、常時安全に営まれ
るようになつている。外側スリーブ5′,5″はこ
れらの実施例において、図示しないがその上部に
軸方向のスロツトを有する。これらのスロツト
は、側スリーブを、カツプリング部材の組立中に
おいて同部材内に押しこむことを許容するもので
あり、挿入時はスロツト部分が内方に撓み、第5
図及び第6図に示す動作位置までスリーブが挿入
されたときは復元するようになつている。これら
の実施例はまた比較的簡単で低コストの製造を可
能にするものである。カツプリング部材のための
関連部品は主としてカツプリング部材の後部から
ユニツト化される。材料も少くて済むため、この
面でも単純化及び低コスト化に役立つ。
本発明の実施例は以上述べたとおりであるが、
自明の改変が種々に実施可能であり、例えば弁部
分3a,3b,3c第1カツプリング部材の本体
に関し、軸方向に移動させる方式をとつてもよ
い。同様に、流体放流口ハウジング3cをオリフ
イスよりも延長させ、その分だけ弁軸部3bを短
くすることもできる。
本発明のカツプリング機構は大小の工場におい
て、規格化生産するに適しており、内側スリーブ
4と支持部22との直角ギヤツプはすでに述べた
好ましいシール作用を正確に実現するための製造
を容易にし、部分表面22a及び22bを結ぶ軸
方向面は、支持部22及びシール素子7のシール
面に関し、直角で同軸の位置を占めるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は突合せ正面における液漏れが生じない
包囲型カツプリングを形成する一対のカツプリン
グ部材の分離状態における縦断面図、第2図は自
動カツプリング機構により完全に結合された状態
にある第1図のカツプリング部材の縦断面図、第
3図は第1図及び第2図の第1カツプリング部材
における正面部の拡大縦断面図、第4図は第3図
の素子の変形例を示す縦断面図、第5図は別の実
施例における第1カツプリング部材の半部縦断面
図、第6図はさらに別の実施例における半部縦断
面図である。 1,2……カツプリング部材、3……弁体、3
a……弁頭部、3b……弁軸部、3c……入口ハ
ウジング、4……内側スリーブ、5……外側スリ
ーブ、7……シール素子、22……シール支持装
置、23……密閉室。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 固定的又は可動的に配置された弁頭部3a
    と、この弁頭部3aから突設された弁軸部3b、
    及び流体入口ハウジング3cとを有する弁体と、
    長さ方向に変位することができ、シール位置にお
    いて前記弁体上に配置されたシール素子7を介し
    て前記弁体をシールするための真直ぐな内壁4e
    を有するスリーブ4とを含み、前記弁体には前記
    スリーブ4を支持するための放射状周面22aを
    有する支持装置22を形成し、前記スリーブ4の
    一端4aは前記シール位置において前記周面22
    aに支持されるようになつているとともに、他端
    部4bにおいて圧縮スプリング8に付勢されてお
    り、前記弁体はその弁頭部3aにより前記シール
    素子7を保持したことにより前記シール位置にお
    ける前記スリープ4の一端が前記シール素子7を
    越えて延びるとともに、前記弁体及びその支持装
    置と一体になつて前記シール素子7のための実質
    的な密閉室23を形成し、この密閉室23は前記
    支持装置から離れた側のギヤツプ24より圧力を
    受けて前記シール素子7による前記弁体とスリー
    ブとの相互シール効果を維持するものであり、さ
    らに、前記弁体における弁軸部3bはスリーブ4
    の内側で同軸的に延びており、 前記シール位置において前記周面22a上に支
    持される前記スリーブの端面4a′がそのスリーブ
    の内壁面に対して直角に形成されていることによ
    り、前記放射状面22aによる支持状態をその全
    面に及ぼせるようにし、前記シール用密閉室23
    が前記シール素子の体積より広くなるように構成
    された第1カツプリング部材1と、 前記第1カツプリング部材1と係合する第2カ
    ツプリング部材2とからなり、前記シール位置に
    おいてこれら両部材間の連通を阻止することを特
    徴とするバルブカツプリング装置。 2 シール素子7を、弁頭部3において形成され
    た巻下がり状のフラツプにより前記弁頭部に保持
    し、前記フラツプは前記シール素子において前記
    支持装置22と反対の側に位置することを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の装置。 3 前記フラツプ21が前記ギヤツプを制御する
    ように形成され、その巻下がりの状態がOリング
    形状を有する前記シール素子の断面積における1/
    10〜2/5、好ましく1/5を外方に突出させる程度に
    前記シール素子の表面を覆うものであることを特
    徴とする特許請求の範囲第2項記載の装置。 4 第1のスリーブ4の外側に第2のスリーブ5
    を配置し、これを第1カツプリング部材1の弁体
    と前記第1スリーブ4とに関して変位可能とし、
    支持装置22に形成した外端縁22dをギヤツプ
    を挟んで前記第2スリーブ5の内端縁と対向させ
    ると共に、支持装置22の厚さを前記対応する内
    端縁を有する第2スリーブの部分の厚さに基本的
    に対応した厚さとしたことにより、第1スリーブ
    の下端面を第2スリーブの前記端縁部分における
    内表面とほぼ同一レベルにすることを特徴とする
    特許請求の範囲第1〜3項のいずれかに記載の装
    置。 5 第1スリーブが第1端部において縮径された
    真直ぐな外周壁を有し、前記支持装置の外端縁が
    前記第1スリーブにおける縮径4dとほぼ同一の
    直径を有するこにより、前記縮径部が第1スリー
    ブに関する第2スリーブの最大変位を規制するよ
    うにしたことを特徴とする特許請求の範囲第1〜
    5項のいずれかに記載の装置。 6 支持装置の外端面26が直径方向に平坦であ
    つて第2スリーブ5上の平坦な又はやや傾斜した
    端面と連続するようにしたことを特徴とする特許
    請求の範囲第4項又は5項記載の装置。 7 第1カツプリング部材1が第2カツプリング
    部材2と迅速に結合して相互作用するようにした
    特許請求の範囲第6項記載の装置において、前記
    スリーブの傾斜端面5a″を含むケース中で前記第
    1及び第2カツプリング部材が係合した時にリン
    グ状でくさび型断面を有する室27を形成するよ
    うにしたことを特徴とするバルブカツプリング装
    置。 8 内側スリーブ4′,4″が入口部を有し、この
    入口部は前記シール素子が前記内側スリーブと弁
    体との間に支持された後、第1カツプリング部材
    における対応する入口装置と協同するようにした
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1〜7項のい
    ずれか1項に記載の装置。
JP56005827A 1980-01-30 1981-01-16 Valve coupling device Granted JPS5740196A (en)

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