JP6328691B2 - バルブ構造及びそれを備えた雌型及び雄型管継手 - Google Patents
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Description
貫通孔内に設けられるバルブシートと、該貫通孔の長手軸線方向で変位可能で、該バルブシートに近接して該貫通孔を閉止する閉止位置と、該バルブシートから離れて該貫通孔を開放する開放位置との間で変位可能なバルブとからなるバルブ構造であって、
該貫通孔を閉止するための該バルブシートのシール面と、
該貫通孔の閉止状態において該シール面に近接する該バルブの対向シール面と、
該シール面及び対向シール面の一方に該貫通孔の長手軸線のまわりで環状に延在するように設けられた環状溝であって、底面と、該長手軸線方向で相互に間隔があけられ該底面から半径方向に延びるバルブ近位側側面及びバルブ遠位側側面とを有し、該バルブ近位側側面が該バルブ遠位側側面よりも該バルブに近い位置にあり且つ半径方向長さが該バルブ遠位側側面よりも短くされている環状溝と
該環状溝に嵌合された弾性変形可能な材料からなるシールリングであって、該環状溝の該底面、該バルブ近位側側面、及び該バルブ遠位側側面のそれぞれに当接する底面側リング面、近位側リング面、及び遠位側リング面、並びに該底面側リング面から半径方向で離れ該近位側リング面及び遠位側リング面との間に延在するシール側リング面とを有し、該近位側リング面が該環状溝の該バルブ近位側側面よりも半径方向長さが長く該環状溝から延出して該シール側リング面との間にシール部を画成し、該貫通孔の閉止状態においては、該シール部が該シール面及び該対向シール面の他方に押圧されて該シール面及び該対向シール面間を密封するようにされているシールリングと、
を備え、
該シールリングが、該近位側リング面における、該シール側リング面から半径方向でずれた位置から、該シールリングの位置を基準として該バルブと該バルブシートが相対的に近づく方向で該長手軸線方向に延びる突出部を有し、
該シール面と対向シール面の他方がそれに連続して該長手軸線方向で延びる押圧面を有し、該開放位置から該閉止位置に該長手軸線方向で変位された該バルブが更に該長手軸線方向で変位されるときに、該押圧面が該突出部と半径方向で重なり、該突出部を該シール面及び該対向シール面の該一方との間で挟着するようにされていることを特徴とするバルブ構造を提供する。
ここで、環状溝における底面、バルブ近位側側面、バルブ遠位側側面、シールリングの底面側リング面、近位側リング面、遠位側リング面、シール側リング面は、必ずしも平面である必要はなく例えば湾曲したものであってもよい。また、上述した相互に当接する環状溝における底面とシールリングの底面側リング面などの間は、必ずしもそれらの全面で当接する必要はない。
このバルブ構造においては、開放位置から閉止位置に長手軸線方向で変位されたバルブが更に長手軸線方向で変位されるときに、押圧面が突出部と半径方向で重なり、突出部をシール面及び対向シール面の前記一方との間で挟着するようにされているので、当該バルブ構造が管路閉止状態にあるときに何らかの原因によりバルブが上記変位された位置から更に変位されて当該シールリングに通常の管路閉止状態よりも大きな応力がかかったとしてもシールリング全体としての変形は抑制され、当該シールリングが環状溝の壁面に固着されているような場合でも、固着面が壁面から剥離されるのを抑制することができる。
この場合、前記押圧面は、この凹部の底面との間で突出部を押圧することになる。
雌型管継手12
雄型管継手14
バルブ構造16
前端開口18
後端開口20
貫通孔22、
支持部材23
継手本体24
バルブシート部材26
バルブ28
対向シール面28A
円錐形状面28a
押圧面28b
バルブシート30
シール面30A
環状溝30B
底面30a
バルブ近位側側面30b
バルブ遠位側側面30c
凹部30d
底面30e
コイルバネ32
前端開口34
後端開口36
貫通孔38
継手本体40
バルブ42
コイルバネ44
バルブヘッド46
バルブシャンク48
筒状保持部材50
ボール形施錠子52
環状施錠凹部54
施錠スリーブ56
シールリング60
底面側リング面60a
近位側リング面60b
遠位側リング面60c
シール側リング面60d
シール部60e
突出部60f
長手軸線A
Claims (8)
- 貫通孔内に設けられるバルブシートと、該貫通孔の長手軸線方向で変位可能で、該バルブシートに近接して該貫通孔を閉止する閉止位置と、該バルブシートから離れて該貫通孔を開放する開放位置との間で変位可能なバルブとからなるバルブ構造であって、
該貫通孔を閉止するための該バルブシートのシール面と、
該貫通孔の閉止状態において該シール面に近接する該バルブの対向シール面と、
該シール面及び対向シール面の一方に該貫通孔の長手軸線のまわりで環状に延在するように設けられた環状溝であって、底面と、該長手軸線方向で相互に間隔があけられ該底面から半径方向に延びるバルブ近位側側面及びバルブ遠位側側面とを有し、該バルブ近位側側面が該バルブ遠位側側面よりも該バルブに近い位置にあり且つ半径方向長さが該バルブ遠位側側面よりも短くされている環状溝と
該環状溝に嵌合された弾性変形可能な材料からなるシールリングであって、該環状溝の該底面、該バルブ近位側側面、及び該バルブ遠位側側面のそれぞれに当接する底面側リング面、近位側リング面、及び遠位側リング面、並びに該底面側リング面から半径方向で離れ該近位側リング面及び遠位側リング面との間に延在するシール側リング面とを有し、該近位側リング面が該環状溝の該バルブ近位側側面よりも半径方向長さが長く該環状溝から延出して該シール側リング面との間にシール部を画成し、該貫通孔の閉止状態においては、該シール部が該シール面及び該対向シール面の他方に押圧されて該シール面及び該対向シール面間を密封するようにされているシールリングと、
を備え、
該シールリングが、該近位側リング面における、該シール側リング面から半径方向でずれた位置から、該シールリングの位置を基準として該バルブと該バルブシートが相対的に近づく方向で該長手軸線方向に延びる突出部を有し、
該シール面と該対向シール面の他方がそれに連続して該長手軸線方向で延びる押圧面を有し、該開放位置から該閉止位置に該長手軸線方向で変位された該バルブが更に該長手軸線方向で変位されるときに、該押圧面が該突出部と半径方向で重なり、該突出部を該シール面及び該対向シール面の該一方との間で挟着するようにされていることを特徴とするバルブ構造。 - 該シール面と対向シール面の該一方が、該環状溝の該バルブ近位側側面から連続して設けられ該突出部を受け入れる凹部を有している請求項1に記載のバルブ構造。
- 該長手軸線を含む平面で見た該シールリングの断面形状が矩形状とされ、
該環状溝が対応する断面形状とされている請求項1又は2に記載のバルブ構造。 - 該突出部が該シールリングの近位側リング面に対して直角方向に突出する該平面で見て矩形状の断面形状を有し、
該凹部が対応する断面形状とされ、その半径方向深さが該突出部の半径方向高さに等しくされている請求項3に記載のバルブ構造。 - 該シール面及び該対向シール面の該他方が、該突出部とほぼ接するように延在する円筒状面と、該円筒状面を基準にして該バルブと該バルブシートが相対的に近接する方向で径が大きくなる円錐形状面とを有し、該円筒状面が該押圧面とされ、該円錐形状面が該シールリングのシール部を押圧するようにされている請求項4に記載のバルブ構造。
- 該シールリングの該底面側リング面、近位側リング面、及び遠位側リング面がそれぞれ当接する該環状溝の該底面、該バルブ近位側側面、及び該バルブ遠位側側面に固着されている請求項1乃至5に記載のバルブ構造。
- 請求項1乃至6のいずれか一項に記載のバルブ構造を備える雌型管継手。
- 請求項1乃至6のいずれか一項に記載のバルブ構造を備える雄型管継手。
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