JPS646172B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS646172B2
JPS646172B2 JP52100996A JP10099677A JPS646172B2 JP S646172 B2 JPS646172 B2 JP S646172B2 JP 52100996 A JP52100996 A JP 52100996A JP 10099677 A JP10099677 A JP 10099677A JP S646172 B2 JPS646172 B2 JP S646172B2
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JP
Japan
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sodium alginate
pharmaceutical composition
sodium
weight
composition according
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Application number
JP52100996A
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English (en)
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JPS5359016A (en
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Roger Withington
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Reckitt Benckiser Healthcare UK Ltd
Original Assignee
Reckitt and Colman Products Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Reckitt and Colman Products Ltd filed Critical Reckitt and Colman Products Ltd
Publication of JPS5359016A publication Critical patent/JPS5359016A/ja
Publication of JPS646172B2 publication Critical patent/JPS646172B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/0012Galenical forms characterised by the site of application
    • A61K9/0053Mouth and digestive tract, i.e. intraoral and peroral administration
    • A61K9/0065Forms with gastric retention, e.g. floating on gastric juice, adhering to gastric mucosa, expanding to prevent passage through the pylorus
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K31/00Medicinal preparations containing organic active ingredients
    • A61K31/70Carbohydrates; Sugars; Derivatives thereof
    • A61K31/715Polysaccharides, i.e. having more than five saccharide radicals attached to each other by glycosidic linkages; Derivatives thereof, e.g. ethers, esters
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P1/00Drugs for disorders of the alimentary tract or the digestive system

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Physiology (AREA)
  • Nutrition Science (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は薬剤組成物に関する。詳細には本発明
は胃逆流の抑制に使用されるための製剤に関し更
に詳細には大体において液状の組成物に関する。 従来胃逆流を抑制するための治療にはアルギン
酸、制酸薬及び重炭酸ナトリウムを含有する固体
の製剤を使用することが含まれている。錠剤又は
顆粒状において入手され得るこのような製剤の1
例は1用量〔2個の錠剤又は1個の顆粒入りサシ
エ(Sachet)〕当り活性成分として0.52gのアル
ギン酸、0.52gのアルギン酸ナトリウム、0.26g
の三けい酸マグネシウム及び水酸化アルミニウム
ゲルの混合物及び0.2gの重炭酸ナトリウムを不
活性基剤中に含有する。この製剤はよく噛まれね
ばならず噛まれている間にアルギン酸は口腔中の
唾液の存在下に重炭酸ナトリウムと反応して二酸
化炭素及びアルギン酸ナトリウムの極めて粘稠な
溶液を生じその密度は随伴する二酸化炭素によつ
て減少される。この反応の結果はどの人にも気に
入るような口当りの混合物ではなくそれは発泡
性、粘稠及び粘着性の塊の形状であり不愉快な口
内感覚を有し歯に付着しがちである。この粘着性
の塊が呑みこまれた時に次に異酸と更に反応して
アルギン酸の炭酸化された浮遊物(raft)を生じ
それは異の内容物上に浮ぶことによつて胃逆流を
抑制する。幼児の場合には胃逆流を抑制するため
のこのような製剤は水と混合するための粉末の形
状で提供されておりこれは又粘着性の発泡塊にな
り多くの場合に幼児には呑みこみにくい。 本発明者はアルギン酸ナトリウムを含む胃逆流
を抑制するための製剤をいまや開発しこの製剤は
口当りがよく胃酸と反応して胃の内容物上に浮遊
物を生ずる。 本発明によれば胃逆流を抑制するための薬剤組
成物が提供され該組成物は低粘度品質のアルギン
酸ナトリウム(25℃で1%水溶液の絶対粘度が3
〜60センチポイズの範囲内である)、アルギン酸
ナトリウムの1重量部に対して0.16〜2.60重量部
の重炭酸ナトリウム及びアルギン酸ナトリウムの
1重量部に対して0.10〜1.04重量部の炭酸カルシ
ウムからなる。 褐藻から抽出されたアルギン酸及びその塩例え
ばアルギン酸ナトリウムはβ―D―マンヌロン酸
及びα―L―グルクロン酸の1,4′―結合残基か
ら構成されその比率は褐藻の入手源及び抽出法に
よつて変動する。水溶性のアルギン酸塩の最も有
用な性質の一つは低濃度で粘稠溶液を形成するそ
の能力である。アルギン酸の組成が変動するので
異るアルギン酸塩は同一濃度で異る粘度の溶液を
与える。本明細書中に使用される″低粘度品質の
アルギン酸ナトリウム″の術語は25℃で1%水溶
液の絶対粘度が3〜60センチポイズの範囲内に入
るアルギン酸ナトリウムの品質を意味する。適当
な経済的な品質の例には10センチポイズの粘度を
有するプロタナル(商標)(Protanal)LF5/60、
約60センチポイズの粘度を有するプロタナル
LF250、約20センチポイズの粘度を有するプロタ
ナルLF5/120M〔プロタン(Protan)+フアゲル
ツン(Fagertun)、ノルウエー(Norway)〕、約
40センチポイズの粘度を有するマヌコル(商標)
(Manucol)LHF及び約3センチポイズの粘度を
有するマヌコルLB〔アルギネートインダストリー
ズ社(Alginate Industries Limited)、グレート
ブリテン(Great Britain)〕が含まれる。 本発明に使用されるためのアルギン酸ナトリウ
ムには小比率のアルギン酸カルシウム例えば約10
重量%のアルギン酸カルシウムの含有され得るこ
とが理解される筈である。アルギン酸カルシウム
を含有する或種のアルギン酸ナトリウムは実際に
市販されている。 本発明の薬剤組成物は好適には低粘度品質のア
ルギン酸ナトリウム(25℃で1%水溶液の絶対粘
度が3〜60センチポイズの範囲内である)、アル
ギン酸ナトリウムの1重量部に対して0.33〜0.88
重量部の重炭酸ナトリウム及びアルギン酸ナトリ
ウムの1重量部に対して0.2〜0.5重量部の炭酸カ
ルシウムからなる。 本発明の薬剤組成物は水と混合され得る乾燥粉
末又は錠剤の形状で提供され得る。好適にはそれ
らの分散を改良するために錠剤は有機酸/炭酸塩
又は重炭酸塩の組例えばくえん酸/重炭酸ナトリ
ウムを含有し得る。乾燥粉末又は錠剤と混合され
る水量を口当りのよい液体製剤が得られるように
選ぶべきことは容易に認められる筈である。しか
し本発明の好適な態様においては組成物は液体で
提供される。 このように本発明はその範囲内に胃逆流を抑制
するための液状薬剤組成物を含み該組成物は2.5
〜8.0重量/容量%の低粘度品質のアルギン酸ナ
トリウム(25℃で1%水溶液の絶対粘度が3〜60
センチポイズの範囲内である)、1.3〜6.5重量/
容量%の重炭酸ナトリウム及び0.8〜2.6重量/容
量%の炭酸カルシウムを含有する水性媒体からな
る。 液状の薬剤組成物においては低粘度品質のアル
ギン酸ナトリウムは好適には4.0〜6.0重量/容量
%の量で含有される。好適には使用される低粘度
品質のアルギン酸ナトリウムは3〜40センチポイ
ズの範囲内最適には3〜20センチポイズの範囲内
の粘度を有する。 当業熟練技術者には本発明の組成物を処方する
際に使用される低粘度品質のアルギン酸ナトリウ
ムが上記の範囲の上限に近い粘度を有する時には
組成物中に混合されて注がれ得る液体製剤を得る
ことができるアルギン酸ナトリウムの量に対して
実際的な限度のあり得ることが理解される筈であ
る。 本発明の液体組成物はまた一般に炭酸カルシウ
ムを懸濁液中に保持されるために有効な量におい
て沈殿防止剤を含有する。沈殿防止剤の選択は組
成物中に使用されるアルギン酸ナトリウムの量及
び品質及び懸濁液中に保持される炭酸カルシウム
の量、密度及び粒度を含む各種の要因による。好
適には液体組成物は3%以下のアリルスクロース
と交差結合されたアクリルポリマーのナトリウム
塩、トラガカント、ペクチン、ゼラチン予処理さ
れた馬鈴薯殿粉及び殿粉グリコール酸ナトリウ
ム、又はそれらの二つ又は三つの混合物から選ば
れた沈殿防止剤の0.3〜1.7重量/容量%を含有す
る。 本発明の特に好適な面においては液状の薬剤組
成物は4.0〜6.0重量/容量%の低粘度品質のアル
ギン酸ナトリウム(25℃で1%水溶液の絶対粘度
が3〜60センチポイズの範囲内である)、2.0〜
3.5重量/容量%の重炭酸ナトリウム、1.2〜2.0重
量/容量%の炭酸カルシウム及び0.6〜1.2重量/
容量%の1%アリルスクロースと交差結合された
アクリルポリマーのナトリウム塩を含有する水性
媒体からなる。 これらの特に好適な液状薬剤組成物においては
使用される低粘度品質のアルギン酸ナトリウムは
好適には3〜40センチポイズの範囲内最適には3
〜20センチポイズの範囲内の粘度を有する。 3%以下のアリルスクロースによつて交差結合
されたアクリルポリマーのナトリウム塩に対して
使用され得る各種の型の沈殿防止剤の例はカーボ
ポル(商標)(Carbopols)934,940及び941のナ
トリウム塩グツドリツチケミカル社(B.F.
Goodrich Chemical Company)〕及び好適には
カーボポル934のナトリウム塩である。其他の型
の例にはペクチンに対してりんごペクチン、ゼラ
チン予処理された馬鈴薯殿粉に対してプレジエル
(商標)(Prejel)97〔ヘリアス社(H.Helias&
Co.)ロンドン〕及び殿粉グリコール酸ナトリウ
ムに対してはプリモジエル(商標)(Primojel)
〔ベレニグデゼトメールブドリジベン
(Verenigde Zetmelbdrijven)、オランダ〕があ
る。 本発明の液体組成物は水性の組成物であるので
汚染及びそれに次ぐ微生物による劣化に敏感であ
る。したがつて液体組成物は好適には防腐剤を含
有する。メチル及びプロピルp―ヒドロキシベン
ゾエートの組合せが例えば夫々0.4及び0.06重
量/容量%の量で使用され得る。 本発明の薬剤組成物は又一つ又はそれ以上の着
色剤、甘味剤又は香味剤を含み得る。 液状の本発明の薬剤組成物はこれらの組成物中
に重炭酸ナトリウムと反応して口腔内の発泡をも
たらすアルギン酸が存在しないので口当りよく比
較的に呑みこみやすい。本組成物が胃液と接触す
る時にはアルギン酸の比較的に堅固なゼラチン状
の沈殿を生ずる。本組成物中に存在する重炭酸ナ
トリウム及び炭酸カルシウムは胃酸と反応して二
酸化炭素を生じこのガスがゲル中に捕捉される。
この炭酸ガスを含むゲルは胃酸より低いかさ比重
を有し表面上に浮く。カルシウムイオンは沈殿し
たアルギン酸分子を交差結合させるために役立ち
それによつてゲルのマトリツクス(matrix)を
強化する。 胃酸との接触において生ずる浮遊物の剛さ、強
さ及び厚さがアルギン酸ナトリウムに対する重炭
酸ナトリウム及び炭酸カルシウムの比率及びアル
ギン酸ナトリウムの粘度にもとづくことは理解さ
れる筈である。 以下の例によつて本発明を更に説明するが本発
明はそれらによつて制限されるものではない。 例 1 次の処方: アルギン酸ナトリウム(プロタナルLF5/60)
5.00g 重炭酸ナトリウム 2.67g 炭酸カルシウムB.P.〔スツルカル(商標)
(Sturcal)L〕(中間粒度8.0μ、密度1ml当り
0.78〜0.89g) 1.60g カーボポル 934 0.65g メチルp―ヒドロキシベンゾエート 0.40g プロピルp―ヒドロキシベンゾエート 0.60g 水酸化ナトリウム 約0.30g 甘味剤、色素、香味剤 0.17g 水 100.00mlまで を有する液体製剤を以下のようにして製造した。
重炭酸ナトリウム、メチルヒドロキシベンゾエー
ト及びプロピルp―ヒドロキシベンゾエートを撹
拌下に約50mlの水に溶解した。迅速な分散を確実
にするために激しい撹拌下にアルギン酸ナトリウ
ムを加えた。アルギン酸ナトリウムが溶解したの
ちに撹拌を継続しながら炭酸カルシウムを加え
た。別の容器の中で撹拌下に約40mlの水中にカー
ボポルを分散させた。カーボポル混合物に水酸化
ナトリウム溶液を加えPHを7に上げたのちにアル
ギン酸ナトリウム混合物を加え充分に混合した。
甘味剤、色素及び香味剤を加えてから100mlの容
積まで水を追加した。 得られた製品はクリーム状の濃度を有し用量測
定器に容易に注加され得るものであり周囲温度で
6ケ月の期間にわたつて物理的及び化学的に安定
であつた。 例 2 使用されたアルギン酸ナトリウムの品質を2.50
gのプロタナルLF250で代用することによつて例
1の液体製剤の処方を変更した。 例 3〜10 アルギン酸ナトリウム(プロタナルLF5/60)、
重炭酸ナトリウム及び炭酸カルシウムの異る量を
使用することによつて例1の液体製剤の処方を変
更した。
【表】 例 11 カーボポル934を0.75gのカーボポル941で代用
することによつて例1の液体製剤の処方を変更し
た。 例 12〜15 カーボポル934及び水酸化ナトリウムを他の沈
殿防止剤で代用することによつて例1の液体製剤
の処方を変更した。 例12 トラガカント1.0% 例13 りんごペクチン1.5% 例14 ゼラチン予処理されたばれいしよ殿粉(プ
レジエル97)1% 例15 殿粉グリコール酸ナトリウム(プリモジエ
ル)1% 以下の比較例A,B及びCは本発明の範囲内に
入らない液体処方である。 例 A アルギン酸ナトリウムの品質を高粘度(25℃で
毎分20回転のスピンドルNo.1を使用するブルツク
フイールド粘度計モデルRVT上で測定された時
に1%水溶液の粘度が330センチポイズである)
のプロタナルHF120の2.5gで代用することによ
つて例1の液体製剤の処方を変更した。 例 B 炭酸カルシウムを除去することによつて例1の
液体製剤の処方を変更した。 例 16 アルギン酸ナトリウムの品質を5.0gのプロタ
ナルLF5/120Mで代用することによつて例1の
液体製剤の処方を変更した。 例 17 アルギン酸ナトリウムの品質を4.0gのマヌコ
ルLHFで代用しカーボポル934を除去することに
よつて例1の液体製剤の処方を変更した。 例 18 アルギン酸ナトリウムの品質を8.0gのマヌコ
ルLHFで代用し、カーボポル934を除去し且つ混
合操作中において80℃の水を使用することによつ
て例1の液体製剤の処方を変更した。 例 19 アルギン酸ナトリウムの品質を5.0gのプロタ
ナルLF250で代用しカーボポル934を除去するこ
とによつて例1の液体製剤の処方を変更した。 アルギン酸ナトリウムの品質を8.0gのプロタ
ナルLF250で代用し、カーボポルを除去し且つ混
合操作において80℃の水を使用することによつて
例1の液体製剤の処方を変更した。 例 21 アルギン酸ナトリウムの品質を5.0gのマヌコ
ルLBで代用することによつて例1の液体製剤の
処方を変更した。 例 C アルギン酸ナトリウムの品質を高粘度(毎分20
回転のNo.1スピンドルを使用するブルツクフイー
ルド粘度計モデルRVT上で測定された時に1%
水溶液の粘度が225センチポイズである)のプロ
タナルSF250の2.5gで代用することによつて例
1の液体製剤の処方を変更した。 胃の内容物上に浮遊物又は機械的な障壁浮上物
を形成することによつて胃逆流を抑制する組成物
の能力を試験管内試験において浮遊物を形成する
それらの能力によつて評価した。本試験において
は液体製剤の20ml分画を150mlの0.1N塩酸を含有
するビーカーに加えた。アルギン酸の沈殿が塩酸
の表面に上昇するに要した時間を測定した。添加
後30秒及び2分の浮遊物の厚さをも測定した。浮
遊物の剛さの主観的な評価をもまた行つた。 以下に上記の試験法で評価された時の例及び比
較例A,B及びCによつて得られた結果を示す。 例1において得られた浮遊物は浮遊物の剛さの
主観的評価において堅固及び安定であると思われ
た。その他の例及び比較例の液状製剤によつて形
成される浮遊物の剛さを例1の浮遊物の剛さと比
較して下記に示した。
【表】 例 22 次の成分: アルギン酸ナトリウム(プロタナルLF5/60)
1.00g 重炭酸ナトリウム 0.534g 炭酸カルシウムB.P.(中間粒度3.0μ、密度1ml
当り0.78〜0.89g) 0.320g を充分に混合及び混和することによつて乾燥粉末
を製造した。 便宜的には粉末をサシエに包装し得るし、投与
目的には粉末を約20mlの水に加えそれと充分に混
合して液体製剤を患者にのませた。上記の試験法
によつて評価する目的には粉末(1.854g)を20
mlの水に加えそれと充分に混合した。得られた液
体製剤は次の結果を与えた:
【表】 胃の逆流を抑制するためには本発明の組成物の
成人に対する通常の経口用量はアルギン酸ナトリ
ウムの0.4〜1.5gを含有するものである。便宜及
び用量の正確の目的には組成物は単位用量形例え
ば0.4〜1.5gのアルギン酸ナトリウムを含有する
サシエ中に使用されることを有利とする。 例 23 錠剤形の製剤を製造した、各錠剤は次の成分: アルギン酸ナトリウム(マヌコルLB) 0.500g 重炭酸ナトリウム 0.270g 炭酸カルシウム 0.160g くえん酸 0.150g 微細結晶セルロース 0.100g 甘味及び香味剤 0.030g ステアリン酸マグネシウム 0.006g 1.216g 錠剤が水に加えられた時にアルギン酸ナトリウ
ムの粒子の凝集する傾向を減少させるために好適
にはアルギン酸ナトリウムを固体の湿潤剤例えば
ポリエチレングリコール4000によつて被覆した。
これはクロロホルム中のポリエチレングリコール
溶液(アルギン酸ナトリウムの約4重量%)で噴
霧被覆し次に乾燥した。 成分を混和し15mm直径の錠剤に圧縮した。錠剤
をあまり圧縮しないように注意することが必要で
ある(それは水中での崩壊に悪影響を及ぼすか
ら)、(約2〜2.5キロポンド)の圧力が最適であ
る。 投与目的には2個の錠剤を約20mlの水に加え
時々撹拌しながら1分間放置し生じた液体製剤を
患者にのませた。上記の試験法によつて評価する
目的のためには上記のように2個の錠剤を20mlの
水に加えた。得られた液体製剤は次の結果を与え
た:
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 胃逆流を抑制するための薬剤組成物におい
    て、低粘度品質のアルギン酸ナトリウム(25℃で
    1%水溶液の絶対粘度が3〜60センチポイズの範
    囲内である)、アルギン酸ナトリウムの1重量部
    に対して0.16〜2.60重量部の重炭酸ナトリウム及
    びアルギン酸ナトリウムの1重量部に対して0.10
    〜1.04重量部の炭酸カルシウムを含有することを
    特徴とする薬剤組成物。 2 重炭酸ナトリウムがアルギン酸ナトリウムの
    重量部に対して0.33〜0.88重量部の量で存在し炭
    酸カルシウムがアルギン酸ナトリウムの重量部に
    対して0.2〜0.5重量部の量で存在する特許請求の
    範囲第1項に記載の薬剤組成物。 3 乾燥粉末又は錠剤の形状である特許請求の範
    囲第1項に記載の薬剤組成物。 4 胃逆流を抑制するための液状における薬剤組
    成物において、2.5〜8.0重量/容量%の低粘度品
    質のアルギン酸ナトリウム(25℃で1%水溶液の
    絶対粘度が3〜60センチポイズの範囲内である)、
    1.3〜6.5重量/容量%の重炭酸ナトリウム及び0.8
    〜2.6重量/容量%の炭酸カルシウムを含有する
    水性媒体であることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項に記載の薬剤組成物。 5 炭酸カルシウムを懸濁液中に保持するのに有
    効量の沈殿防止剤を含有する特許請求の範囲第4
    項に記載の薬剤組成物。 6 沈殿防止剤が0.3〜1.7重量/容量%の量にお
    いて存在し且つ3%以下のアリルスクロースによ
    つて交差結合されたアクリルポリマーのナトリウ
    ム塩、トラガカント、ペクチン、ゼラチンで予処
    理された馬鈴薯殿粉、殿粉グリコール酸ナトリウ
    ム塩又はそれらの混合物である特許請求の範囲第
    5項に記載の薬剤組成物。 7 水性媒体が4.0〜6.0重量/容量%の低粘度品
    質のアルギン酸ナトリウム、2.0〜3.5重量/容量
    %の重炭酸ナトリウム、1.2〜2.0重量/容量%の
    炭酸カルシウム及び0.6〜1.2重量/容量%の1%
    アリルスクロースによつて交差結合されたアクリ
    ルポリマーのナトリウム塩を含有する特許請求の
    範囲第4〜6項のいずれか1項に記載の薬剤組成
    物。 8 低粘度品質のアルギン酸ナトリウムが3〜40
    センチポイズの範囲内における粘度を有する特許
    請求の範囲第7項に記載の薬剤組成物。 9 低粘度品質のアルギン酸ナトリウムが3〜20
    センチポイズの範囲内における粘度を有する特許
    請求の範囲第7項に記載の薬剤組成物。 10 防腐剤をも含有する特許請求の範囲第4〜
    9項のいずれかに1項に記載の薬剤組成物。 11 防腐剤が夫々0.4重量/容量%及び0.06重
    量/容量%の量において使用されるメチルp―ヒ
    ドロキシベンゾエート及びプロピルp―ヒドロキ
    シベンゾエートの混合物である特許請求の範囲第
    10項に記載の薬剤組成物。
JP10099677A 1976-11-09 1977-08-23 Pharmatoceutical composition Granted JPS5359016A (en)

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JPS5359016A JPS5359016A (en) 1978-05-27
JPS646172B2 true JPS646172B2 (ja) 1989-02-02

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JP (1) JPS5359016A (ja)
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CY (1) CY1131A (ja)
DE (1) DE2738014A1 (ja)
FR (1) FR2369843A1 (ja)
GB (1) GB1524740A (ja)
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