JPS645937Y2 - - Google Patents

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JPS645937Y2
JPS645937Y2 JP14234884U JP14234884U JPS645937Y2 JP S645937 Y2 JPS645937 Y2 JP S645937Y2 JP 14234884 U JP14234884 U JP 14234884U JP 14234884 U JP14234884 U JP 14234884U JP S645937 Y2 JPS645937 Y2 JP S645937Y2
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JP
Japan
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band
upper member
rope
guide rope
guide
Prior art date
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Expired
Application number
JP14234884U
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JPS6158813U (ja
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Publication date
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Publication of JPS645937Y2 publication Critical patent/JPS645937Y2/ja
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  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
  • Jib Cranes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は高架線上器材巻上装置に関するもので
ある。
たとえば新幹線の高架線等で事故等が発生した
場合には、現状では当該高架線へ立入るための門
扉から復旧用機器等を搬入せざるを得ないが、新
幹線の場合、門扉は1.5Km程度という長間隔で設
置されており、又門扉からの搬入には大きさも制
限されるので、搬入に時間がかかり、それだけ事
故の復旧が遅れる。
本考案は高架線への機器等の搬入に存する上述
のような問題点を解決するためになされたもので
ある。
本考案を第1図〜第4図bに示す実施例に従つ
て説明する。
第1図および第2図において、1は高架線の側
部に列設配置されている、既設のたとえばコンク
リート柱体を示す。2は案内ロープ用バンドで、
平面から見た場合、第3図に示すように、柱体1
の外周の一部と適合するような円形状曲線部2′
を有し、その両端部には、ねじが形成されてお
り、それと螺合するナツト3で垂直板である、案
内ロープ支持金具5に固定されている。上記案内
ロープ支持金具5は水平板である、案内ロープ用
腕金4の柱体方向の下面に固着されている。上記
案内ロープ支持金具5の柱体1から離れた所定部
位には案内ロープ用のガイド孔51が形成されて
いる。従つて、案内ロープ用バンド2の円形部内
周を柱体1の所定高さ部位の外周にあてて、その
端部をナツト3で案内ロープ用支持金具5に固定
することによつて案内ロープ用ガイド機構を簡易
に取付けることができる。6は上部部材用バンド
で、第4図aに示すように、その内周が柱体1の
外周に適合する、2分割された、半円形状部材6
1,62で構成されている。上記半円形状部材6
1,62の両端部は互に平行するように延長さ
せ、当該平行部63,64には、ボルト孔が形成
される。従つて半円形状部材61,62の内周を
柱体1の所定部位の外周に当て、ボルト65を端
部に形成されたボルト孔に螺入して締め付けナツ
ト66で固定することによつて上部部材用バンド
6も簡単に柱体1に取付けることができる。上記
上部部材用バンド6の所定外周部には正面から見
た場合、第4図bに示すように型の連結部材7
が固着されている。上記連結部材7の上辺部材7
1と下辺部材72には、それぞれボルト孔が形成
されている。8は上部部材9の連結部材で、当該
連結部材8の端部にも縦方向に遊嵌ボルト孔が形
成されている。当該連結部材8の他端は上部部材
9の下端にピン結合11されている。従つて、連
結部材7の一側から連結部材8の端部を挿入し、
連結部材7,8のボルト孔にボルト10を貫入
し、ナツト10′で締付けることによつて、上部
部材9を、上記ボルト10を中心として水平方向
への回動が可能なように、簡単に取付けることが
できる。21は上部部材9の所定部位に固定され
た案内ロープ取付金具で、それに案内ロープ22
の1端が固定されている。案内ロープ22の他端
は案内ロープ用バンド2の案内ロープ用ガイド孔
51に通される。19は上部部材9の上方先端の
平行部に固定された滑車取付金具で、それに滑車
23が支持されている。12は下部部材用バンド
で、上述した上部部材用バンド6と同一構成から
なつている。すなわち、上部部材用バンドにおけ
る6は下部部材用バンドの12に、65は13
に、7は14に、10は15に、8は16に、1
1は17にそれぞれ該当する。18は下部部材で
ある。下部部材18の下端も上部部材9における
と同様に簡単に下部部材用バンド12を介して柱
体1に取付けることができる。下部部材18の先
端は上部部材9の滑車取付金具19より後方の先
端部下部にピン結合20される。
このような構成において高架線上に事故等が発
生して復旧用機器を当該高架線上へ搬送する必要
が生じたら、当該位置に近接配置されている、コ
ンクリート柱体1の上方の所定部位に案内ロープ
用バンド2を、その下方部位に上部部材用バンド
6および上部部材9を、コンクリート柱体1の下
方には下部部材用バンド12および下部部材18
を取付け、上部部材9の所定部位に設けられた、
案内ロープ取付金具21に、その1端を固定した
案内ロープ22の他端を案内ロープ支持金具5に
形成した案内ロープ用ガイド孔51に通した後、
吊り下げる。
一方、上部部材9の滑車取付金具19に取付け
られている滑車23にロープ25を掛ける。しか
して、これらの部材の柱体1への取付けは前述し
たように、きわめて簡単に行なうことができる。
ロープ25の下端を高架線上に巻上げようとす
る機器を収容した容器26にしばりつけ、ロープ
25の他端を繰込むことによつて容器26は上降
して滑車23付近に至る。しかる後、高架線上に
おいては案内ロープ22を繰り込む、それによつ
て上部部材9およびそれとピン20を介して一体
となつている下部部材18は、それぞれボルト1
0および15を中心として水平方向に回動する。
それにより容器26は高架線の上方に移動する。
容器26が高架線上の所定上方に至つたら、案内
ロープ22の繰込みを停止し、しかる後、ロープ
25を繰出すことによつて容器26は高架線上の
所定位置に載置される。
本考案による主たる効果をあげれば次のとおり
である。
1 機器等を巻上げようとする場所の地理的条件
に全く影響を受けることなく機器の巻上げが容
易に可能である。
2 滑車、ロープの組み合わせにより、人力以上
の重量物および長尺物の巻上げが可能である。
3 装置の取付け、分解が簡単で、従つて短時間
で取付ができ、しかも事故現場に近い場所から
の巻き上げが可能であるので、従来の門扉から
人による持上げ、運搬をする場合と比し、特に
高架線上での従業員の数が極端に少なくすむ上
に、事故現場等への復旧機器の持ち込みがブラ
ンクタイムなく短時間で行なうことができ、延
いては事故復旧時間の極端な短縮化を計ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の全体構成を示す正面図、第2
図は本考案の詳細を示す拡大正面図、第3図は第
2図における案内ロープ用バンドの取付状態を示
す正面図、第4図aは上部部材およびその回転機
構を示す平面図、第4図bは第4図aの正面図で
ある。 1……柱体、2……案内ロープ用バンド、5…
…案内ロープ用支持金具、6……上部部材用バン
ド、9……上部部材、11,15……ピン、12
……下部部材用バンド、18……下部部材、19
……滑車取付金具、21……案内ロープ取付金
具、22……案内ロープ、51……案内ロープ用
ガイド孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 高架線に列設されている柱体と、内周が当該柱
    体の外周の一部と適合する案内ロープ用バンドの
    両端部とナツトを介して固定される、案内ロープ
    用ガイド孔を有する案内ロープ用支持金具と、上
    記柱体の外周に適合する、半円形状に2分割さ
    れ、それぞれの両端部をボルトナツトで締付可能
    な上部部材用バンドに水平方向の回動が可能なよ
    うにピンを介して取付けられ、他端に、ロープが
    掛けられる滑車支持金具、所定部位に、案内ロー
    プの1端が固定される案内ロープ取付金具を有す
    る上部部材と、上記上部部材用バンドと同一構成
    からなる下部部材用バンドに水平方向の回動が可
    能なようにピンを介して取付けられ、他端が、上
    記上部部材の先端にピン結合される下部部材を具
    えた高架線上器材巻上装置。
JP14234884U 1984-09-21 1984-09-21 Expired JPS645937Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14234884U JPS645937Y2 (ja) 1984-09-21 1984-09-21

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14234884U JPS645937Y2 (ja) 1984-09-21 1984-09-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6158813U JPS6158813U (ja) 1986-04-21
JPS645937Y2 true JPS645937Y2 (ja) 1989-02-15

Family

ID=30700672

Family Applications (1)

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JP14234884U Expired JPS645937Y2 (ja) 1984-09-21 1984-09-21

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JPS6158813U (ja) 1986-04-21

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