JPS645872B2 - - Google Patents

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JPS645872B2
JPS645872B2 JP61107453A JP10745386A JPS645872B2 JP S645872 B2 JPS645872 B2 JP S645872B2 JP 61107453 A JP61107453 A JP 61107453A JP 10745386 A JP10745386 A JP 10745386A JP S645872 B2 JPS645872 B2 JP S645872B2
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JP
Japan
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baglet
bao
noodle
noodle skin
receiver
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Application number
JP61107453A
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English (en)
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JPS62262977A (ja
Inventor
Hidefumi Watabe
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Daieigiken Inc
Original Assignee
Daieigiken Inc
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Publication date
Application filed by Daieigiken Inc filed Critical Daieigiken Inc
Priority to JP61107453A priority Critical patent/JPS62262977A/ja
Publication of JPS62262977A publication Critical patent/JPS62262977A/ja
Publication of JPS645872B2 publication Critical patent/JPS645872B2/ja
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  • Confectionery (AREA)
  • Manufacturing And Processing Devices For Dough (AREA)
  • Seeds, Soups, And Other Foods (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、焼売や肉饅、或いは餡饅等、各種の
包み食品、即ち麺皮等の食用皮体によつて具を包
み込んだ包子(パオズ)の製造装置に関するもの
である。
(従来の技術及びその問題点) この種の包子製造装置は、円形等の所定形状に
カツトされた包子用皮体をカツプ形に形成すると
共にその中に具を充填し、カツプ形包子用皮体の
開口周辺部を絞つて閉じる一連の作用を機械的に
行わせるようにしたものであるが、従来の包子製
造装置では、前記カツプ形包子用皮体の開口周辺
部を単に中心に向かつて絞つて閉じるだけである
から、この絞りによつて包子表面に形成される襞
が包子表面から浮き上がつていたり、包子の中心
線に沿う略直線状の襞となり、手作りの感じを持
つ商品価値の高い包子を製造することが出来なか
つた。
即ち、手作りで包子を製造するときは、カツプ
形に成形し且つ具を充填した包子用皮体の開口周
辺部を片手の指先で摘んで絞つた状態で、他方の
手の指先で具充填部分をつかんで一方向に捻る操
作が加えられる。この結果、包子表面に形成され
た襞が包子周方向に引つ張られて包子表面に密着
すると同時に螺旋状に捩じれることになり、形の
整つた美麗な包子が得られると共に、絞つた部分
の接着性も向上することになるが、従来の包子製
造装置では、このような手作りの良さを備えた包
子を製造することが出来なかつた。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上記のような従来の問題点を解決し得
る包子製造装置を提案するものであつて、その特
徴は、中央部に貫通孔を有する包子用皮体支持
台、この包子用皮体支持台の下側に設けられた非
真円形の筒状周壁を有する包子受け、前記包子用
皮体支持台上の包子用皮体の中央部を前記貫通孔
から前記包子受け内に挿入してカツプ形に成形す
ると共にその中に具を充填する昇降可能な具充填
手段、前記包子受けから筒状に突出するカツプ形
包子用皮体の開口周辺部を絞つて閉じる絞り手
段、及びこの絞り手段がカツプ形包子用皮体の開
口周辺部を絞つて保持している間に前記包子受け
を所定角度だけ回転させる包子受け回転駆動手段
を備えている点にある。
(実施例) 以下に本発明の一実施例を添付の例示図に基づ
いて説明する。
第1図に於いて、1は麺皮支持台であつて、左
右一対の駆動チエン2によつて等間隔置きに連結
されており、水平直線状の移動経路3上を前記駆
動チエン2によつて間歇的に移動せしめられる。
4A,4Bは移動経路3上の所定位置で停止した
前後2つの麺皮支持台1の真上に夫々配置された
具充填手段であり、この具充填手段4A,4Bの
真下で前記移動経路3の下側に絞り装置5と包子
受け6A,6B、及びカツター7が配設されてい
る。8は具充填手段4A,4Bに具を供給するフ
イーダーを備えた具ホツパーである。9は麺皮支
持台1上にその移動方向に連続するように供給さ
れる麺帯であり、麺皮支持台1上の麺皮抜き型1
0と押圧用ローラー11とによつて所定形状に切
り抜かれる。
第2図、第3図、及び第5図に示すように、前
記各麺皮支持台1の中央には歯車形の貫通孔12
が設けられ、前記麺皮抜き型10は麺皮支持台1
の上側に前記歯車形貫通孔12と同心状態に取り
付けられている。この麺皮抜き型10には真円リ
ング状に抜き刃10aが突設されている。第3図
に於いて13は麺皮支持台1の左右両側辺を支持
するガイドレールである。
絞り装置5は、第2図乃至第4図に示すように
各具充填手段4A,4Bに対応する2つの絞り手
段5A,5Bを備えている。各絞り手段5A,5
Bは、絞り孔14を形成する4つの可動片15a
〜15dと、これら可動片15a〜15dを絞り
孔開閉方向に連動移動させる回転リング16とを
備えている。
絞り装置5の上側には襞捩じり装置17が併設
されている。この裘捩じり装置17は、第2図、
第3図、及び第5図に示すように各絞り手段5
A,5Bに対応する2つの襞捩り手段17A,1
7Bを備えている。各襞捩じり手段17A,17
Bは、絞り装置5とこの上側に取り付けられてい
るガイドプレート18との間に絞り孔14の中心
と同心状態で回転のみ可能に介装された回転体1
9を備えている。これら両襞捩じり手段17A,
17Bに於ける回転体19は、夫々から突設され
たレバー19aと両レバー19aを互いに連結す
るリンク20とによつて互いに連動回転するよう
に連動連結され、一方のレバー19aにピストン
ロツド21aが連結されたシリンダーユニツト2
1によつて正逆回転駆動されるものであつて、各
回転体19には前記麺皮支持台1の歯車形貫通孔
12と略合致する歯車形貫通孔22が回転中心と
同心状態で設けられている。前記シリンダーユニ
ツト21は絞り装置5の側辺に取り付けられてい
る。
包子受け6A,6Bは、第2図及び第3図に示
すように、筒状周壁23とこの筒状周壁23に対
して相対的に昇降可能に内嵌する受け台24とか
ら構成されており、駆動手段25によつて昇降駆
動される。この駆動手段25は、昇降駆動ロツド
26によつて一定ストロークを昇降駆動される昇
降駆動台27、一対の固定支持部材28に昇降可
能に支持された一対の昇降ロツド29を介して前
記昇降駆動台27に連動連結され且つ前記筒状周
壁23を支持する昇降台30、前記一対の固定支
持部材28にボルト31によつて高さ調整可能に
固定されたストツパー兼用スリーブ32を昇降可
能に貫通し且つ下端部が昇降駆動台27に一定範
囲内で昇降可能に支持されると共に上端部が前記
受け台24に結合された受け台駆動ロツド33、
及び当該受け台駆動ロツド33を昇降駆動台27
に対して下向きに付勢するスプリング34から構
成されており、受け台24がストツパー兼用スリ
ーブ32の上端32aから上方に離れているとき
は、スプリング34の付勢力で受け台24は筒状
周壁23に対して下降限位置にあつて、この受け
台24上に筒状周壁23によつて囲まれた包子成
形凹部35を形成している。
前記昇降台30には包子成形カツプ6A,6B
が回転させるカツプ回転駆動手段36が取り付け
られている。このカツプ回転駆動手段36は、第
2図及び第6図に示すように筒状周壁23と同心
状態で回転のみ可能に昇降台30に支持された筒
状回転体37、昇降台30内で回転するように前
記筒状回転体37に連設されたピニオンギヤ3
8、このピニオンギヤ38と咬合するように昇降
台30に支持されたラツクギヤ39、及び当該ラ
ツクギヤ39にピストンロツド40aが連結され
且つ昇降台30に支持されたシリンダーユニツト
40から構成され、筒状周壁23は前記筒状回転
体37の上端部に外嵌固定され、受け台駆動ロツ
ド33は筒状回転体37内を貫通している。
尚、前記包子成形カツプ6A,6Bの筒状周壁
23の内面23aは、成形される包子との間のス
リツプを防止するために六角形に形成され、受け
台24の周面も筒状周壁内面23aに合致する六
角形に形成され、筒状周壁23の回転に伴つて受
け台24が一体に回転するように構成している。
勿論、筒状周壁内面23aは六角形に限定され
ず、非真円形であれば如何なる形状でも良い。例
えば筒状周壁内面23aに軸心方向に平行な突条
を突設したり凹溝を設けることも出来る。
前記カツター7は、第3図及び第7図に示すよ
うに水平に相対摺動自在に重ねられた上下一対の
刃板41,42を備えている。上側の刃板41は
左右一対の押し引き駆動ロツド43に夫々揺動レ
バー44を介して連動連結し、下側の刃板42は
一本の押し引き駆動ロツド45の先端にT字形に
取り付けられている駆動バー46の両端に門形部
材47を介して連結されている。41aは包子受
け6A,6Bの昇降経路を避けるように上側刃板
41に形成したU形凹入刃縁であり、42aは下
側刃板42に形成した直線状刃縁である。又、4
8は上下両刃板41,42の両側辺を摺動可能に
支持するガイドレール溝である。
前記カツター7には各包子受け6A,6Bに対
応する包子押し出し手段49A,49Bが併設さ
れている。これら包子押し出し手段49A,49
Bは、第3図及び第7図に示すように前記カツタ
ー7の下側刃板42を駆動する駆動バー46に取
り付けられた円弧形プツシヤー50を備えてい
る。
前記具充填手段4A,4Bは、第8図に示すよ
うに円筒状の昇降シリンダー51とこの昇降シリ
ンダー51内を昇降する具充填ピストン52とを
備えている。昇降シリンダー51の環状下端面5
1aには周方向複数本の麺皮ずれ止め用針状突起
53が突設されている。又、具充填ピストン52
にはその下端面に開口する複数個のエアー吐出口
54が設けられている。前記昇降シリンダー51
は固定ガイド55に昇降可能に支持され、上限位
置にあるとき、第1図に示した具ホツパー8のフ
イーダーに於ける具押し出し通路8aに連通する
具受け入れ口56を備えている。
第3図及び第7図に於いて、57は成形包子送
り出し用ベルトコンベヤであり、その始端部と包
子受け6A,6Bの昇降経路との間には包子押し
出しレベルに位置する案内板58が架設されてい
る。尚、第2図及び第3図に於いて、59は麺皮
切れ端回収用シユートである。
次に上記のように構成された包子製造装置の使
用方法及び作用を説明すると、第1図に示すよう
に図外の麺帯製造装置から供給される帯状の麺帯
9は駆動チエン2によつて移動経路3上を間歇的
に移動する麺皮支持台1上に載せられて一体に移
動している。そして押圧用ローラー11の下側を
通過するときに当該ローラー11によつて麺皮支
持台1上の麺皮抜き型10に押しつけられ、当該
麺皮抜き型10の抜き刃10aによつて円形の麺
皮に切り抜かれる。第9図に仮想線で示すように
切り抜かれた円形の麺皮60はリング状抜き刃1
0aの内側で麺皮支持台1上に支持され、麺皮6
0が切り抜かれた残りの麺帯部分9aはリング状
抜き刃10aの外側で麺皮支持台1上に支持され
て搬送される。
麺皮60を支持した2つの麺皮支持台1が夫々
具充填手段4A,4Bの真下所定位置に到達して
停止したならば、第9図に示すように具充填手段
4A,4Bの昇降シリンダー51を具充填ピスト
ン52と共に下降させる。勿論、この昇降シリン
ダー51内には、具ホツパー8内の具が第8図に
示すフイーダーの具押し出し通路8aから具受け
入れ口56を経由して具充填ピストン52の下側
位置に所定量だけ供給されている。
昇降シリンダー51の下降により麺皮支持台1
上の麺皮60は、第9図に示すように麺皮中央部
が昇降シリンダー51によつて麺皮支持台1の歯
車形貫通孔12、及び襞捩じり手段17A,17
Bに於ける回転体19の歯車形貫通孔22を経由
して、絞り手段5A,5Bの可動片15a〜15
dに囲まれた絞り孔14内に押し込まれる。この
とき前記上下両歯車形貫通孔12,22は第5図
に示すように周辺の凹凸が合致しており、前記絞
り孔14は、第4図の絞り手段5Bに於いて示す
ように4つの可動片15a〜15dが夫々の移動
経路の始端位置にあつて、最大状態に広がつてい
る。
尚、昇降シリンダー51による麺皮60の押し
下げ作用時に、昇降シリンダー51の下端面51
aから突出する針状突起53が当該麺皮60に突
き刺さり、麺皮60が昇降シリンダー51に対し
て横方向にずれるのを阻止するので、昇降シリン
ダー51は確実に麺皮60の中央部を押し下げる
ことが出来る。
上記作用によつて麺皮60は、その周辺部が上
下両歯車形貫通孔12,22によつて歯車形に摺
曲せしめられた朝願状カツプ形に成形されること
になるが、麺皮60の周辺部が第9図に示すよう
に襞捩じり手段17A,17Bの回転体19に於
ける歯車形貫通孔22内にあるとき、当該襞捩じ
り手段17A,17Bの回転体19を第5図に示
すシリンダーユニツト21によつて所定の方向
(図示例では反時計方向)に所定角度だけ回転さ
せる。この結果、第10図に示すように前記回転
体19の歯車形貫通22の周辺各凹部に嵌合して
いる麺皮周辺の突出襞部60aが回転体19の回
転方向に折り畳まれることになる。即ち、昇降シ
リンダー51によつて押し下げられる麺皮60
は、第11図に示すような略円筒状カツプ形に成
形される。勿論このとき、麺皮60が回転体19
と一体に回転したのでは突出襞部60aを折り畳
むことが出来ないが、前記のように昇降シリンダ
ー51の下端面51aから突出する針状抜起53
が当該麺皮60に突き刺さつており、麺皮60が
昇降シリンダー51に対して回転するのを阻止し
ているので、回転体19の回転により確実に突出
襞部60aを周方向に折り畳むことが出来る。
上記のように襞捩じり手段17A,17Bによ
つて麺皮60を略円筒状カツプ形に成形したなら
ば、更に昇降シリンダー51を下降限位置まで下
降させ、この昇降シリンダー51の下端部に被さ
つた状態の麺皮60を、第12図に示すように上
限位置で待機している包子受け6A,6Bに於け
る六角形の包子成形凹部35内に挿入する。この
とき麺皮60の円筒状周辺部は絞り手段5A,5
Bに於ける絞り孔14内に位置している。昇降シ
リンダー51が下降限位置に到達したならば当該
昇降シリンダー51は直ちに上昇移動させるが、
内部の具充填ピストン52は更に下降を継続させ
ることにより、昇降シリンダー51内の具61が
具充填ピストン52によつて昇降シリンダー51
内から押し出され、包子受け6A,6B内に挿入
され且つ昇降シリンダー51が上昇脱出した後の
略円筒状カツプ形の麺皮60内に充填される。下
降限位置まで下降した具充填ピストン52は直ち
に上昇移動させる。このとき具充填ピストン52
内にエアーを供給して下端面に開口するエアー吐
出口54から吹き出させることにより、具充填ピ
ストン52の下端面と具61との肌離れを良好な
らしめることが出来る。
尚、上記のように具61が充填されるとき、略
円筒状カツプ形に成形された麺皮60の具充填部
分、即ち下半部は包子受け6A,6Bの包子成形
凹部35内に嵌合しているので、充填される具6
1によつて膨らむ麺皮60の具充填部分は当該凹
部35を形成する筒状周壁23の内面に当接し、
不当に膨らむのを阻止され、略一定の大きさに成
形される。
具61の充填が完了し、上昇する昇降シリンダ
ー51及び具充填ピストン52が絞り手段5A,
5Bの絞り孔14内から上方に脱出したならば、
絞り手段5A,5Bの回転リング16を回転させ
て各可動片15a〜15dを絞り孔縮小方向に連
動移動させることにより、第13図に示すよう
に、この絞り孔14内に位置している麺皮60の
開口周辺部が可動片15a〜15dの側辺によつ
て絞り込まれ、麺皮60自体が有する接着性によ
つて絞られた部分が一体化して閉じられる。
上記のように麺皮60の円筒状周辺部を絞り手
段5A,5Bによつて絞り、閉塞部60bを形成
したならば、絞り手段5A,5Bの絞り孔14を
開く前に包子受け回転駆動手段36(第6図)を
作動させる。即ち、シリンダーユニツト40によ
りラツクギヤ39を進出移動させ、ピニオンギヤ
38及び筒状回転体37を介して包子受け6A,
6Bの筒状周壁23を所定角度だけ回転させる。
この筒状周壁23の回転方向は、襞捩じり手段1
7A,17Bに於ける回転体19の回転方向とは
逆方向で、図示例では時計方向である。この筒状
周壁23の回転は、その六角形の周壁内面23a
を介して受け台24にも伝達され、筒状周壁23
と受け台24とが一体に回転する。
包子受け6A,6Bの回転により、閉塞部60
bが絞り手段5A,5Bによつて挟持されている
状態の麺皮60の具充填部分、即ち包子受け6
A,6Bの包子成形凹部35に嵌合している部分
が、突出襞部60aの折り畳み方向とは逆方向に
閉塞部60bに対して捻られることになる。この
結果、第16図に示すように具充填部分の表面に
同一方向に倒れるように形成された襞部60aが
周方向に引つ張られて麺皮表面に密着すると共
に、螺旋に捩じられることになる。このとき包子
受け6A,6Bに於ける筒状周壁23の内面23
aが六角形で、これに麺皮60の具充填部分の表
面が当接しているので、前記筒状周壁23が回転
するときに当該筒状周壁23内に位置する麺皮6
0の具充填部分と前記筒状周壁23との間にスリ
ツプが生じることはなく、麺皮60の具充填部分
に対する捻り作用は確実に行われる。
上記の捻り作用によつて、第16図に示すよう
に開いた口襞部60cを閉塞部60bの上側に有
する口襞付き包子62の成形が完了するが、前記
捻り作用が終了した後に絞り手段5A,5Bの回
転リング16が逆転せしめられ、可動片15a〜
15dが後退移動して絞り孔14が開かれる。こ
の後、包子受け6A,6Bを駆動手段25(第2
図)によつて下降させる。即ち、昇降駆動ロツド
26により昇降駆動台27、昇降ロツド29、及
び昇降台30を介して包子受け6A,6Bの筒状
周壁23を下降させるが、このとき昇降駆動台2
7の下降運動がスプリング34及び受け台駆動ロ
ツド33を介して受け台24にも伝達され、筒状
周壁23と受け台24とが一体に下降する。そし
て第14図に示すように受け台24が包子押し出
しレベル(案内板58の高さ)に到達したとき、
当該受け台24の下部がストツパー兼用スリーブ
32の上端32aに受け止められ、これ以後は昇
降駆動台27の下降に伴つてスプリング34が圧
縮されるだけで受け台駆動ロツド33は下降しな
い。従つて包子押し出しレベルで停止した受け台
24に対し筒状周壁23のみが下降し続けること
になる。
下降する筒状周壁23の上端が第14図に示す
ように包子押し出しレベル(案内板58の高さ)
と同一か又は若干低い位置に到達したとき、昇降
駆動ロツド26による包子受け6A,6Bの下降
駆動が終了する。この結果、筒状周壁23が受け
台24よりも下がり、包子受け6A,6Bの包子
成形凹部35が開放され、受け台24上に支持さ
れている口襞付き包子62が受け台24上で露出
する。このとき、第14図に示すようにカツター
7の刃板41,42による切断レベルは、前記受
け台24上の口襞付き包子62の閉塞部60bと
口襞部60cとの境界部辺りにある。この状態で
前記カツター7を作動させて上下一対の刃板4
1,42を接近移動させることにより、受け台2
4上の口襞付き包子62の閉塞部60bと口襞部
60cとの境界部が、上側刃板41に於けるU形
凹入刃縁41aの最深部と下側刃板42の直線状
刃縁42aとの間で水平に剪断され、第17図に
示すように口襞部60cが切断除去された包子6
3が完成する。
この口襞部60cが切断除去された直後に前記
下側刃板42と一体に移動している包子押し出し
手段49A,49Bの円弧形プツシヤー50が受
け台24上の包子63の側面に当接する。従つて
下側刃板42の駆動を口襞部切断完了後も継続す
ることにより、第15図に示すように前記円弧状
プツシヤー50により受け台24上の包子63を
案内板58上を経由させて成形包子送り出し用ベ
ルトコンベヤ57上へ押し出すことが出来る。一
方、切断された口襞部60cは、例えば第15図
に示すようにエアー吹き出しノズル64から吐出
するエアーによりカツター7の後方に吹き飛ば
し、第2図及び第3図に示すシユート59により
回収することが出来る。
尚、閉塞部60bに対して具充填部分を捻るた
めに一定角度回転させた包子受け6A,6Bの逆
転復帰、即ち第6図に示すシリンダーユニツト4
0によるラツクギヤ39の後退移動は、絞り手段
5A,5Bの絞り孔14を開動させた以後でカツ
ター7による切断作用時を除く適当時期に行えば
良い。
尚、上記実施例に示したカツター7は本発明装
置に必須のものではない。即ち、カツター7がな
くとも第16図に示すような口襞付き包子62を
製造することが出来る。又、襞捩じり装置17も
本発明装置に必須のものではなく、省くことが出
来る。
(発明の作用及び効果) 以上のように実施し得る本発明の包子製造装置
によれば、カツプ形に成形され且つ具が充填され
た包子用皮体(実施例では麺皮60)の開口周辺
部を絞り手段で絞つて閉じたとき、当該絞り手段
が開動する前に包子受け回転駆動手段により非真
円形の筒状周壁を有する包子受けを回転させて、
包子受けに支持されている包子の絞り閉塞部から
下の具充填部分を捻ることが出来るので、絞り工
程によつて包子表面に形成された襞が前記包子受
けの回転方向に引つ張られて包子表面に密着せし
められ、同時に前記襞が螺旋状に捩じられること
になる。この結果、先に説明したような手作りの
包子と同様の表面状態が得られ、包子の商品価値
を高めることが出来る。そして、上記の捻りにお
いては、具を充填した包子が包子受けの非真円形
の筒状周壁内で支承されていることから、包子受
けの回転時に該周壁と包子周面との間にスリツプ
を生じて包子受けが空回りすることがなく、確実
に捻り作用が果たされる。更に前記のように絞り
箇所を絞り手段で保持した状態で包子の具充填部
分を捻ることによつて、前記絞り箇所が捩じられ
て接着性が高められ、絞り箇所を確実に閉塞する
ことが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は装置全体の概略正面図、第2図はカツ
ターを除く装置要部の一部縦断正面図、第3図は
装置要部の一部縦断側面図、第4図は上側カバー
プレートを外した状態での絞り装置の平面図、第
5図は麺皮支持台と襞捩じり手段とを示す平面
図、第6図は包子受けとその回転駆動手段を示す
一部横断平面図、第7図は包子受けとカツター、
及び包子押し出し手段を示す一部切り欠き平面
図、第8図は具充填手段の要部を示す縦断側面
図、第9図及び第12図乃至第15図は包子製造
各工程を説明する概略縦断側面図、第10図は襞
捩じり手段の作用を説明する横断平面図、第11
図は襞捩じり作用を受けた麺皮の状態を示す側面
図、第16図及び第17図は成形された包子を示
す斜視図である。 1……麺皮支持台、2……駆動チエン、4A,
4B……具充填手段、5……絞り装置、5A,5
B……絞り手段、6A,6B……包子受け、7…
…カツター、9……麺帯、10……麺皮抜き型、
11……麺帯押圧用ローラー、12,22……歯
車形貫通孔、14……絞り孔、15a〜15d…
…可動片、16……絞り孔開閉駆動用回転リン
グ、17……襞捩じり装置、17A,17B……
襞捩じり手段、19……回転体、20……リン
ク、21,40……シリンダーユニツト、23…
…筒状周壁、24……受け台、25……包子受け
の昇降駆動手段、26……昇降駆動ロツド、27
……昇降駆動台、29……昇降ロツド、30……
昇降台、32……受け台ストツパー兼用スリー
ブ、33……受け台駆動ロツド、34……スプリ
ング、35……包子成形凹部、36……包子受け
回転駆動手段、37……筒状回転体、38……ピ
ニオンギヤ、39……ラツクギヤ、41,42…
…刃板、49A,49B……包子押し出し手段、
50……円弧形プツシヤー、51……昇降シリン
ダー、52……具充填ピストン、53……麺皮ず
れ止め用針状突起、57……成形包子送り出し用
ベルトコンベヤ、58……包子押し出しレベルに
位置する案内板、59……麺皮切れ端回収用シユ
ート、60……麺皮、60a……突出襞部、60
b……閉塞部、60c……口襞部、61……具、
62,63……包子。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 中央部に貫通孔を有する包子用皮体支持台、
    この包子用皮体支持台の下側に設けられた非真円
    形の筒状周壁を有する包子受け、前記包子用皮体
    支持台上の包子用皮体の中央部を前記貫通孔から
    前記包子受け内に挿入してカツプ形に成形すると
    共にその中に具を充填する昇降可能な具充填手
    段、前記包子受けから筒状に突出するカツプ形包
    子用皮体の開口周辺部を絞つて閉じる絞り手段、
    及びこの絞り手段がカツプ形包子用皮体の開口周
    辺部を絞つて保持している間に前記包子受けを所
    定角度だけ回転させる包子受け回転駆動手段を備
    えている包子の製造装置。
JP61107453A 1986-05-10 1986-05-10 包子の製造装置 Granted JPS62262977A (ja)

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