JPS645674Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS645674Y2
JPS645674Y2 JP1982029170U JP2917082U JPS645674Y2 JP S645674 Y2 JPS645674 Y2 JP S645674Y2 JP 1982029170 U JP1982029170 U JP 1982029170U JP 2917082 U JP2917082 U JP 2917082U JP S645674 Y2 JPS645674 Y2 JP S645674Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
floor panel
air passage
air intake
drive unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1982029170U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58132727U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP2917082U priority Critical patent/JPS58132727U/ja
Publication of JPS58132727U publication Critical patent/JPS58132727U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS645674Y2 publication Critical patent/JPS645674Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、エンジンを含む動力伝達機構をケー
スに収納した駆動ユニツトをシート下部の後部カ
バー部に配置して成る自動二輪車に関するもので
あり、特に該駆動ユニツトの冷却装置の改良に関
するものである。
(従来の技術) 従来、この種の冷却装置としては、例えば実公
昭29−4404号公報に記載されているように、前輪
後方の下端からハンドル近傍の上端に至るに従つ
て車幅方向に拡開すると共に、上端と下端との間
に流入する空気を取り込むべくステアリングステ
ム近傍の側方及びフロア部を覆いかつ前輪の直後
に空気集合部を形成した前部カバーを設け、該前
部カバーのフロア部の下部に車体前後方向に延び
前端開口を前記空気集合部に臨ませた空気通路を
形成し、該空気通路の後端開口をシート下部の後
部カバー部に近接して配置される駆動ユニツト
(エンジン)に臨ませるように構成したものが開
示されている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、かかる従来の自動二輪車によれ
ば、広範囲での空気集合を行なうために前部カバ
ーが車幅方向に拡開しているから前部カバーが大
型になつてコスト高となり、また、空気集合部が
前輪直後に位置するために、ハンドルによる前輪
操蛇に応じ空気通路の前端開口での通気抵抗が変
動し、エンジンの安定した冷却が行なえない等の
問題がある。
本考案は、前部カバーの大型化を回避でき、し
かも前輪操蛇による影響を受けずに駆動ユニツト
の安定した冷却を行ない得るようにした自動二輪
車の駆動ユニツトの冷却装置を提供することを目
的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案はエンジン
を含む動力伝達機構をケースに収納した駆動ユニ
ツトをシート下部の後部カバー部に配置して成る
自動二輪車において、車体の前部カバー、フロア
パネル、及びシート下部の後部カバーを連ねて設
け、前記前部カバーの前方略中央に前輪を配置さ
せ、該前部カバーの下部の側端に位置する空気取
入れ口を車体前方に向けて開口形成し、前記フロ
アパネルの下方に前端開口が前記空気取入れ口に
連通する空気通路を形成し、該フロアパネルの後
端であつて前記後部カバー部に前記空気通路の後
端開口を臨ませたことを特徴とする。
(作用) 空気取入れ口は前部カバーの下部の両側端に形
成されているから前部カバーを必要以上に拡開さ
せることがなく、しかも、車体前方を向いている
から後部カバー部に設けられた駆動ユニツトに向
かう走行風の取込みも効率良く行なえる。また、
空気取入れ口が前部カバーの下部の側端に位置す
ることにより、前輪の操蛇によつて空気取入れ口
が一部閉塞されたりすることもない。
(実施例) 以下、本考案をスクータタイプの自動二輪車に
適用した場合の一実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図に示すように、車体1の前部には運転者
を風圧から保護する前部カバー2が設けられ、該
前部カバー2に連なつてフロアパネル3が、さら
に、シート4の下部に後部カバー5が設けられて
おり、これら前部カバー2、フロアパネル3、及
び後部カバー5は側面形状が略U字状となるよう
に一体的に連なつて形成されている。
第2図に示すように、前部カバー2の前方略中
央には前輪16が配置され、第3図に示すように
前輪16の操蛇範囲Pの外方に離隔した位置であ
つて、前部カバー2の下部側端位置に車体1の前
方を向く空気取入れ口12が形成され、該空気取
入れ口12にはルーバ13が設けられている。し
たがつて、前輪16のハンドル17による操蛇の
際、空気取入れ口12と前輪16とが干渉し合う
ことはない。
また、前記フロアパネル3の下部は車体の前後
方向に延びるチヤンネル状のフレーム11に固定
され、また、該フロアパネル3の車幅側の両側端
は下方に折り返され、該折り返し部分とフレーム
11の側面との間に形成される部分が空気通路1
0を形成している。さらに、該空気通路10の前
端開口(図示省略)は前記空気取入れ口12と連
通しており、該空気通路10の後端開口14は前
記後部カバー5に近接する駆動ユニツト15に臨
まされている。
ここで、駆動ユニツト15はエンジン6を含む
動力伝達機構を伝達ケース9内に収納し、図示し
ないフレームに揺動自在に懸架されている。
本実施例は上記のように構成されているので、
車体1の走行時には、前部カバー2に当る空気の
一部が空気取入れ口12のルーバ13から空気通
路10に取り込まれ、該空気通路10を通過した
空気は後端開口14から駆動ユニツト15の主と
して伝達ケース9の外側面に沿つて流れ、伝達ケ
ース9内の熱の放散を促進させる。
この場合、走行時にハンドル17により前輪1
6を操蛇させても、空気取入れ口12が前輪16
により遮られることはなく、空気通路10を介し
ての駆動ユニツト15の冷却は安定したものとな
る。
なお、空気通路10はフロアパネル3の側端を
下方に折り返すだけの簡単な構成で済み、製造が
容易であり、しかも、泥等が侵入しても直ちに外
部に排除できるから内部に堆積することはない。
また、前部カバー2は少なくとも前輪16を覆う
ことはないから、走行時における前輪16の近傍
の確認を妨げられることもない。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、エンジンを含む
動力伝達機構をケースに収納した駆動ユニツトを
シート下部の後部カバー部に配置して成る自動二
輪車において、車体の前部カバー、フロアパネ
ル、及び前記後部カバーを連ねて設け、前記前部
カバーの前方略中央に前輪を配置させ、該前部カ
バーの下部の側端に位置する空気取入れ口を車体
前方に向けて開口形成し、前記フロアパネルの下
方に前端開口が前記空気取入れ口に連通する空気
通路を形成し、該フロアパネルの後端であつて前
記後部カバー部に前記空気通路の後端開口を臨ま
せる構成としたので、前部カバーを殊更大型にす
る必要がなくなり、また、前輪操蛇の際に前輪と
空気取入れ口との干渉が回避され、空気取入れ口
での通気抵抗、換言すれば空気通路への空気の取
込量に変動を与えることもない。さらに、空気取
入れ口は車体前方に向けて開口形成されているか
ら、走行風の取込みは効率良く行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る自動二輪車の一実施例を
示す側面図、第2図は第1図の平面図、第3図は
第2図の−線に沿う拡大断面図である。 1……車体、2……前部カバー、3……フロア
パネル、4……シート、5……後部カバー、6…
…エンジン、10……空気通路、14……後端開
口、15……駆動ユニツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジンを含む動力伝達機構をケースに収納し
    た駆動ユニツトをシート下部の後部カバー部に配
    置して成る自動二輪車において、車体の前部カバ
    ー、フロアパネル、及びシート下部の後部カバー
    を連ねて設け、前記前部カバーの前方略中央に前
    輪を配置させ、該前部カバーの下部の側端に位置
    する空気取入れ口を車体前方に向けて開口形成
    し、前記フロアパネルの下方に前端開口が前記空
    気取入れ口に連通する空気通路を形成し、該フロ
    アパネルの後端であつて前記後部カバー部に前記
    空気通路の後端開口を臨ませたことを特徴とする
    自動二輪車の駆動ユニツトの冷却装置。
JP2917082U 1982-03-02 1982-03-02 自動二輪車の駆動ユニツトの冷却装置 Granted JPS58132727U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2917082U JPS58132727U (ja) 1982-03-02 1982-03-02 自動二輪車の駆動ユニツトの冷却装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2917082U JPS58132727U (ja) 1982-03-02 1982-03-02 自動二輪車の駆動ユニツトの冷却装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58132727U JPS58132727U (ja) 1983-09-07
JPS645674Y2 true JPS645674Y2 (ja) 1989-02-13

Family

ID=30040978

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2917082U Granted JPS58132727U (ja) 1982-03-02 1982-03-02 自動二輪車の駆動ユニツトの冷却装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58132727U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012245795A (ja) * 2009-09-25 2012-12-13 Yamaha Motor Co Ltd 自動二輪車
DE102013222810B4 (de) * 2013-11-11 2016-11-24 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Multifunktionaler Trittbrettträger eines Motorrollers

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55153291U (ja) * 1979-04-09 1980-11-05

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58132727U (ja) 1983-09-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4139142B2 (ja) 自動二輪車及びそのエア管理システム
JP4429429B2 (ja) 自動2輪車のカウリング装置
EP3418168B1 (en) Saddle riding vehicle
JP4586438B2 (ja) 不整地走行車両の前部構造
JPS61113575A (ja) フロントフオ−ク付車両のフロントフエンダ
JPH011671A (ja) 自動二輪車の風防装置
US4757872A (en) Vehicle
JPH0418948Y2 (ja)
JPH0519276Y2 (ja)
JPS645674Y2 (ja)
EP3936356B1 (en) Straddle vehicle
WO2019059257A1 (ja) 鞍乗り型車両
JP5190249B2 (ja) 鞍乗型車両
JPS5948278A (ja) スク−タ型自動二輪車等のエンジン冷却装置
JPH01262278A (ja) 自動二,三輪車のエンジン冷却装置
JPH0316746Y2 (ja)
JPS6338152Y2 (ja)
JPH0526774U (ja) 自動二輪車における発熱電装品の配置構造
JP2533295B2 (ja) スク―タ型自動二輪車
JPS62283082A (ja) 自動二輪車
JPH0318259Y2 (ja)
JPH0234157Y2 (ja)
JPS6340072Y2 (ja)
JPH0650314Y2 (ja) 鞍乗型車両のフロントフェンダ装置
JPS6288688A (ja) 水冷式エンジンを備えた自動二輪車