JPS64557Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS64557Y2 JPS64557Y2 JP4284487U JP4284487U JPS64557Y2 JP S64557 Y2 JPS64557 Y2 JP S64557Y2 JP 4284487 U JP4284487 U JP 4284487U JP 4284487 U JP4284487 U JP 4284487U JP S64557 Y2 JPS64557 Y2 JP S64557Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- suction opening
- circulation fan
- inner cover
- inner cylinder
- hollow pedestal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 22
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 13
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 4
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 2
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 1
- 238000010926 purge Methods 0.000 description 1
- 239000011819 refractory material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Furnace Details (AREA)
- Furnace Charging Or Discharging (AREA)
- Vertical, Hearth, Or Arc Furnaces (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案はインナーカバー型バツチ炉に関するも
のである。
のである。
(従来技術とその問題点)
従来のインナーカバー型バツチ炉は、その炉床
部の台座内に設けた循環フアンによりインナーカ
バー内の雰囲気が前記循環フアンを基点として縦
循環する。
部の台座内に設けた循環フアンによりインナーカ
バー内の雰囲気が前記循環フアンを基点として縦
循環する。
したがつて、処理材も前記雰囲気流れによりド
ーナツ形状のタイトコイルや巻線材等に限定され
るばかりか、処理材の形状により雰囲気循環通路
の面積が変化するので、一定循環雰囲気量では、
対流熱伝達が変化し、昇温スピードおよび処理能
力にバラツキが生ずるという問題点を有してい
た。
ーナツ形状のタイトコイルや巻線材等に限定され
るばかりか、処理材の形状により雰囲気循環通路
の面積が変化するので、一定循環雰囲気量では、
対流熱伝達が変化し、昇温スピードおよび処理能
力にバラツキが生ずるという問題点を有してい
た。
本考案は、特殊な中空台座と内筒を用意するこ
とにより、今まで処理できないとされていたシー
ト状物、粉体等をも熱処理することのできるイン
ナーカバー型バツチ炉を提供することを目的とす
る。
とにより、今まで処理できないとされていたシー
ト状物、粉体等をも熱処理することのできるイン
ナーカバー型バツチ炉を提供することを目的とす
る。
(問題点を解決すべき手段)
前記目的を達成するために、本考案ひかかるイ
ンナーカバー型バツチ炉は、炉床部に設けた循環
フアンの直上方に、上面一側に第1吸引開口部
を、下面中央部に前記循環フアン用第2吸引開口
部を有する中空台座を設けるとともに、この中空
台座に、前記第1吸引開口部と反対側上方に第3
吸引開口部を有する下部開放の内筒を、前記イン
ナーカバー内面と所定間隔をもつて配設し、前記
内筒内に処理材を棚状に載置するようにしたもの
である。
ンナーカバー型バツチ炉は、炉床部に設けた循環
フアンの直上方に、上面一側に第1吸引開口部
を、下面中央部に前記循環フアン用第2吸引開口
部を有する中空台座を設けるとともに、この中空
台座に、前記第1吸引開口部と反対側上方に第3
吸引開口部を有する下部開放の内筒を、前記イン
ナーカバー内面と所定間隔をもつて配設し、前記
内筒内に処理材を棚状に載置するようにしたもの
である。
(実施例)
つぎに、本考案の一実施例を図面にしたがつて
説明する。
説明する。
図において、1は耐火材からなる炉床部、2は
断熱材を内張りしたアウターカバー、3は前記炉
床部1に載置したインナーカバーである。
断熱材を内張りしたアウターカバー、3は前記炉
床部1に載置したインナーカバーである。
そして、前記炉床部1には、循環フアン4が設
けられるとともに、中空台座5が循環フアン4の
直上方に設置されている。
けられるとともに、中空台座5が循環フアン4の
直上方に設置されている。
この中空台座5には、その周辺部に突片8を有
するとともに、上面一側に半月状の第1吸引開口
部6(第3図右側)が、下面中央部には前記循環
フアン4用の第2吸引開口部7が設けてある。
するとともに、上面一側に半月状の第1吸引開口
部6(第3図右側)が、下面中央部には前記循環
フアン4用の第2吸引開口部7が設けてある。
9は前記中空台座5上に載置した内筒で、この
内筒9は下部を全面開放し、前記突片8と「状の
突起部材10と、上面の一側に半月状の第3吸引
開口部を有す。そして、前記中空台座5は、前記
突起部材10内に突片8が位置するとともに、前
記第1吸引開口部6と第3吸引開口部11(第3
図左側)とが反対側になるように載置されてい
る。
内筒9は下部を全面開放し、前記突片8と「状の
突起部材10と、上面の一側に半月状の第3吸引
開口部を有す。そして、前記中空台座5は、前記
突起部材10内に突片8が位置するとともに、前
記第1吸引開口部6と第3吸引開口部11(第3
図左側)とが反対側になるように載置されてい
る。
また、前記炉床部1には雰囲気ガス供給口12
aと雰囲気ガス排気口12bとが設けられ、これ
らは、開閉ダンパ13、クーラ14および強制循
環フアン15を有する配管19で接続され、この
配管19に雰囲気ガス供給管20と排気管21が
設けてある。
aと雰囲気ガス排気口12bとが設けられ、これ
らは、開閉ダンパ13、クーラ14および強制循
環フアン15を有する配管19で接続され、この
配管19に雰囲気ガス供給管20と排気管21が
設けてある。
さらに、前記中空台座5上に処理材Wを積載す
るには、水平方向に通路17を有する棚状架台1
6を介して積載するものである。
るには、水平方向に通路17を有する棚状架台1
6を介して積載するものである。
つぎに、前記構成からなるインナーカバー型バ
ツチ炉Tの操業について説明する。
ツチ炉Tの操業について説明する。
まず、中空台座5上に、棚状架台16を介して
処理材Wを順次積載し、その後、前記処理材Wを
覆つて内筒9を前記中空台座5上に、前述のよう
に、第3吸引開口部11が中空台座5の第1吸引
開口部6の反対側に位置するように載置する。
処理材Wを順次積載し、その後、前記処理材Wを
覆つて内筒9を前記中空台座5上に、前述のよう
に、第3吸引開口部11が中空台座5の第1吸引
開口部6の反対側に位置するように載置する。
その後、前記インナーカバー3を、前記内筒9
を覆つて炉床部1に従来と同様方法で固定する。
この場合、前記インナーカバー3の内面と中空台
座5および内筒9の外面との間には通路18が形
成され、そして、開閉ダンパ13を開いて雰囲気
ガス供給管20より雰囲気ガスを供給するととも
に、循環フアン4および強制循環フアン15を
ONし、炉内雰囲気を排気管21より放出してイ
ンナーカバー3内および配管19内をパージした
後、開閉ダンパ13を閉じ、強制循環フアン15
をOFFしてヒータ等の加熱手段HをONとする。
を覆つて炉床部1に従来と同様方法で固定する。
この場合、前記インナーカバー3の内面と中空台
座5および内筒9の外面との間には通路18が形
成され、そして、開閉ダンパ13を開いて雰囲気
ガス供給管20より雰囲気ガスを供給するととも
に、循環フアン4および強制循環フアン15を
ONし、炉内雰囲気を排気管21より放出してイ
ンナーカバー3内および配管19内をパージした
後、開閉ダンパ13を閉じ、強制循環フアン15
をOFFしてヒータ等の加熱手段HをONとする。
そして、炉内雰囲気ガスは、循環フアン4によ
つて矢印で示すように、通路18を通つてインナ
ーカバー3上方に流れ、内筒9の第3吸引開口部
11から内筒9内に入る一方、この炉内雰囲気ガ
スは中空台座5に設けた第1吸引開口部6から吸
引されるため、内筒9内に入つた雰囲気ガスは、
棚状架台16の各通路17を通つて水平方向に流
れ、処理材Wを対流加熱することになる。
つて矢印で示すように、通路18を通つてインナ
ーカバー3上方に流れ、内筒9の第3吸引開口部
11から内筒9内に入る一方、この炉内雰囲気ガ
スは中空台座5に設けた第1吸引開口部6から吸
引されるため、内筒9内に入つた雰囲気ガスは、
棚状架台16の各通路17を通つて水平方向に流
れ、処理材Wを対流加熱することになる。
このようにして、所定の加熱工程が終了する
と、強制循環フアン15をONし、開閉ダンパ1
3を開としクーラ14を介して炉内の高温雰囲気
を冷却して前記同様循環フアン4により処理材W
を冷却するものである。
と、強制循環フアン15をONし、開閉ダンパ1
3を開としクーラ14を介して炉内の高温雰囲気
を冷却して前記同様循環フアン4により処理材W
を冷却するものである。
ここで、加熱時および冷却時には、炉内のO2
コントロールを行うため、雰囲気ガス供給管20
よりインナーカバー3内に雰囲気ガスを連続的に
供給する一方、炉内雰囲気ガスは、排気管21よ
り排気されて、炉内のO2は所望値となる。なお、
アウターカバー、インナーカバーおよび内筒等さ
らには各開口部は、前記実施例の形状に限らず任
意の形状でもよく、また、炉内雰囲気は大気であ
つてもよい。
コントロールを行うため、雰囲気ガス供給管20
よりインナーカバー3内に雰囲気ガスを連続的に
供給する一方、炉内雰囲気ガスは、排気管21よ
り排気されて、炉内のO2は所望値となる。なお、
アウターカバー、インナーカバーおよび内筒等さ
らには各開口部は、前記実施例の形状に限らず任
意の形状でもよく、また、炉内雰囲気は大気であ
つてもよい。
(考案の効果)
以上の説明で明らかなように、本考案のインナ
ーカバー型バツチ炉によれば、インナーカバー内
に中空台座および内筒を配置するので、内筒内に
おいて、高温雰囲気ガスは水平方向に多段に亙つ
て流れ、シート状物、粉体等の処理材であつて
も、載置位置による温度のバラツキがあまりな
く、均一に対流加熱することができる。
ーカバー型バツチ炉によれば、インナーカバー内
に中空台座および内筒を配置するので、内筒内に
おいて、高温雰囲気ガスは水平方向に多段に亙つ
て流れ、シート状物、粉体等の処理材であつて
も、載置位置による温度のバラツキがあまりな
く、均一に対流加熱することができる。
第1図は本考案にかかるインナーカバー型バツ
チ炉の断面図、第2図は第1図のA部拡大断面図
で、第3図は左側が内筒部分、右側が中空台座の
各平面を示す図である。 1〜炉床部、2〜アウターカバー、3〜インナ
ーカバー、4〜循環フアン、5〜中空台座、6〜
第1吸引開口部、7〜第2吸引開口部、9〜内
筒、11〜第3吸引開口部、16〜棚状架台、1
7〜通路。
チ炉の断面図、第2図は第1図のA部拡大断面図
で、第3図は左側が内筒部分、右側が中空台座の
各平面を示す図である。 1〜炉床部、2〜アウターカバー、3〜インナ
ーカバー、4〜循環フアン、5〜中空台座、6〜
第1吸引開口部、7〜第2吸引開口部、9〜内
筒、11〜第3吸引開口部、16〜棚状架台、1
7〜通路。
Claims (1)
- 炉床部に循環フアンを備えたインナーカバー型
バツチ炉において、前記循環フアンの直上方に、
上面一側に第1吸引開口部を、下面中央部に前記
循環フアン用第2吸引開口部を有する中空台座を
設けるとともに、この中空台座に、前記第1吸引
開口部と反対側上方に第3吸引開口部を有する下
部全面開放の内筒を、前記インナーカバー内面と
所定間隔をもつて配設し、前記内筒内に処理材を
棚状に載置することを特徴とするインナーカバー
型バツチ炉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4284487U JPS64557Y2 (ja) | 1987-03-24 | 1987-03-24 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4284487U JPS64557Y2 (ja) | 1987-03-24 | 1987-03-24 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63150298U JPS63150298U (ja) | 1988-10-03 |
JPS64557Y2 true JPS64557Y2 (ja) | 1989-01-09 |
Family
ID=30859148
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4284487U Expired JPS64557Y2 (ja) | 1987-03-24 | 1987-03-24 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS64557Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-03-24 JP JP4284487U patent/JPS64557Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63150298U (ja) | 1988-10-03 |
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