JPH04124585A - 連続炉の窒素ガス利用冷却装置 - Google Patents
連続炉の窒素ガス利用冷却装置Info
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- JPH04124585A JPH04124585A JP24508290A JP24508290A JPH04124585A JP H04124585 A JPH04124585 A JP H04124585A JP 24508290 A JP24508290 A JP 24508290A JP 24508290 A JP24508290 A JP 24508290A JP H04124585 A JPH04124585 A JP H04124585A
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- JP
- Japan
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- gas
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- furnace
- cooling
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- IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N Atomic nitrogen Chemical compound N#N IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims abstract description 20
- 229910001873 dinitrogen Inorganic materials 0.000 title claims abstract description 20
- 239000007789 gas Substances 0.000 claims abstract description 38
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- 238000010992 reflux Methods 0.000 claims description 12
- 239000001301 oxygen Substances 0.000 abstract description 21
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、連続炉の冷却帯における炉室を低酸素濃度雰
囲気にし、被焼成体を冷却するようにした窒素ガス利用
冷却装置に関する。
囲気にし、被焼成体を冷却するようにした窒素ガス利用
冷却装置に関する。
（従来の技術）
従来より、窯詰め、焼成、冷却、窯出しの焼成工程を連
続的に行う連続窯炉では、炉内の温度、ガス雰囲気、圧
力の調節が均質な製品を得るために重要な要素となって
いる。
続的に行う連続窯炉では、炉内の温度、ガス雰囲気、圧
力の調節が均質な製品を得るために重要な要素となって
いる。
そして、機能品セラミックスやタイル、衛生陶器等の高
度の均質な特性や外歓発色が要求される被焼成体（製品
）を得るために、連続炉では、外部装置に種々の工夫が
なさｔている。
度の均質な特性や外歓発色が要求される被焼成体（製品
）を得るために、連続炉では、外部装置に種々の工夫が
なさｔている。
（発明が解決しようとする課題）
本発明が解決しようとする課題は、連続炉で焼成すべき
被焼成体（製品）の特性を向上するために炉内の温度分
布特性、酸素濃度等を任意に調節可能にした連続炉の窒
素ガス利用冷却装置を提供することにある。
被焼成体（製品）の特性を向上するために炉内の温度分
布特性、酸素濃度等を任意に調節可能にした連続炉の窒
素ガス利用冷却装置を提供することにある。
（課題を解決するための手段）
前記課題を解決するための本発明による連続炉の窒素ガ
ス利用冷却装置は、連続炉の冷却帯に窒素ガスを吹き込
む窒素ガス供給手段と、前記冷却帯に形成されるガス吸
込口と、連続炉の予熱帯または焼成帯に形成されるガス
導入口と、前記ガス吸込口と前記ガス導入口を連通ずる
還流通路と、前記還流通路に設けられ、該還流通路に流
入する炉内ガスから熱を奪う炉外熱交換器と、前記還流
通路中の炉内ガスを循環させる送風機とを備えたことを
特徴とする。
ス利用冷却装置は、連続炉の冷却帯に窒素ガスを吹き込
む窒素ガス供給手段と、前記冷却帯に形成されるガス吸
込口と、連続炉の予熱帯または焼成帯に形成されるガス
導入口と、前記ガス吸込口と前記ガス導入口を連通ずる
還流通路と、前記還流通路に設けられ、該還流通路に流
入する炉内ガスから熱を奪う炉外熱交換器と、前記還流
通路中の炉内ガスを循環させる送風機とを備えたことを
特徴とする。
（作用）
本発明の連続炉の窒素ガス利用冷却装置によれば、セラ
ミックスの発色、機能、特性の発現に重要な冷却帯に窒
素ガスを吹き込むことで、冷却帯の雰囲気を任意の酸素
濃度に調整可能にする。
ミックスの発色、機能、特性の発現に重要な冷却帯に窒
素ガスを吹き込むことで、冷却帯の雰囲気を任意の酸素
濃度に調整可能にする。
また、連続炉の冷却帯における炉内ガスの一部を予熱帯
または焼成帯に還流する構成であるから、還流通路のガ
ス導入口近傍にて低酸素濃度を保持する構造としたため
、炉内の一部域で酸素濃度を低下させて被焼成体（製品
）の特性を向上させられる。
または焼成帯に還流する構成であるから、還流通路のガ
ス導入口近傍にて低酸素濃度を保持する構造としたため
、炉内の一部域で酸素濃度を低下させて被焼成体（製品
）の特性を向上させられる。
（実施例）
以下、本発明の実施例を図面にもとづいて説明する。
連続炉は、第２図に示すように、トンネル窯からなる炉
体１から構成され、予熱帯１ａ、焼成帯１ｂおよび冷却
帯１ｃからなる。炉内は図示矢印方向に台車２が進行し
、この台車２に載せられる被焼成体３を図示矢印方向に
運ぶ。焼成工程は、窯詰め、予熱、焼成、冷却および窯
出しの工程からなる。炉内を進行する台車２は、炉入口
４から炉内に入り所定の速度で図示矢印方向に進行し第
２図で右端の炉出口６から取り出される。
体１から構成され、予熱帯１ａ、焼成帯１ｂおよび冷却
帯１ｃからなる。炉内は図示矢印方向に台車２が進行し
、この台車２に載せられる被焼成体３を図示矢印方向に
運ぶ。焼成工程は、窯詰め、予熱、焼成、冷却および窯
出しの工程からなる。炉内を進行する台車２は、炉入口
４から炉内に入り所定の速度で図示矢印方向に進行し第
２図で右端の炉出口６から取り出される。
連続炉の冷却帯１ｃにおける炉体ｌは、第１図に示すよ
うに、炉壁の側方に窒素ガス供給手段５が設けられてい
る。この窒素ガス供給手段５から炉内に吹き込まれる窒
素ガスにより冷却帯ＩＣのガス雰囲気は大気に比べ低酸
素濃度になる。また、窒素ガスの供給量を調整すること
により、任意の酸素濃度に調整できる。
うに、炉壁の側方に窒素ガス供給手段５が設けられてい
る。この窒素ガス供給手段５から炉内に吹き込まれる窒
素ガスにより冷却帯ＩＣのガス雰囲気は大気に比べ低酸
素濃度になる。また、窒素ガスの供給量を調整すること
により、任意の酸素濃度に調整できる。
連続炉の炉体ｌの外部には冷却ガス循環装置ｌＯが設け
られる。冷却ガス循環装置１０の具体的な構成は、第３
図および第４図に示すとおりである。冷却帯１ｃから取
り出した炉内ガスは炉外熱交換器１２で冷却し、冷却さ
れた炉内ガスは予熱帯１ａまたは焼成帯１ｂの炉内に循
環させる。
られる。冷却ガス循環装置１０の具体的な構成は、第３
図および第４図に示すとおりである。冷却帯１ｃから取
り出した炉内ガスは炉外熱交換器１２で冷却し、冷却さ
れた炉内ガスは予熱帯１ａまたは焼成帯１ｂの炉内に循
環させる。
具体的には、連続炉の冷却帯１ｃにおける炉体１の天井
部に吸込口１３．１４が開口され、この吸込口１３．１
４は、ガス循環流路を構成するバイブ１５に連通し、こ
のバイブ１５の他端が炉外熱交換器１２に接続されてい
る。炉外熱交換器１２は、その内部に冷却水を循環させ
る冷却バイブ１２ａが周囲の炉内ガスとの接触面積を太
き（取るように配設される。炉外熱交換器１２の内部で
は、冷却水が周囲の炉内ガスから熱を奪い、炉内ガスを
冷却する。炉外熱交換器１２の下流部に送風機１６が設
けられる。送風機１６の下流部は延長バイブ１７に接続
される。延長バイブ１７は炉体ｌの焼成帯１ｂの側方を
通って予熱帯１ａまで延長され、延長バイブ１７の他端
から分岐され、分岐バイブ１８．１９が炉体ｌの側方の
ガス導入口２０．２１に連通している。
部に吸込口１３．１４が開口され、この吸込口１３．１
４は、ガス循環流路を構成するバイブ１５に連通し、こ
のバイブ１５の他端が炉外熱交換器１２に接続されてい
る。炉外熱交換器１２は、その内部に冷却水を循環させ
る冷却バイブ１２ａが周囲の炉内ガスとの接触面積を太
き（取るように配設される。炉外熱交換器１２の内部で
は、冷却水が周囲の炉内ガスから熱を奪い、炉内ガスを
冷却する。炉外熱交換器１２の下流部に送風機１６が設
けられる。送風機１６の下流部は延長バイブ１７に接続
される。延長バイブ１７は炉体ｌの焼成帯１ｂの側方を
通って予熱帯１ａまで延長され、延長バイブ１７の他端
から分岐され、分岐バイブ１８．１９が炉体ｌの側方の
ガス導入口２０．２１に連通している。
冷却帯１ｃの冷却されたガスが予熱帯１ａに還流される
と、第５図に示すように、冷却帯１ｃにおける相対的に
低温の低酸素濃度ガスが予熱帯１ａに還流されるため、
予熱帯１ａの焼成帯ｉｂ近傍から焼成帯１ｂ全域の酸素
濃度が低下する。特にガス導入口２０．２１付近での酸
素濃度が周囲よりも相対的に低下する。このガス還流量
については適宜送風機１６の回転数あるいは図示しない
流量調節手段により制御可能であり、これによって酸素
濃度の調整も可能である。
と、第５図に示すように、冷却帯１ｃにおける相対的に
低温の低酸素濃度ガスが予熱帯１ａに還流されるため、
予熱帯１ａの焼成帯ｉｂ近傍から焼成帯１ｂ全域の酸素
濃度が低下する。特にガス導入口２０．２１付近での酸
素濃度が周囲よりも相対的に低下する。このガス還流量
については適宜送風機１６の回転数あるいは図示しない
流量調節手段により制御可能であり、これによって酸素
濃度の調整も可能である。
このように炉内の一部域に低酸素雰囲気を作り出すこと
により製品の焼成特性を任意に調節することができる。
により製品の焼成特性を任意に調節することができる。
また、炉内温度は、第５図に示すとおりである。冷却帯
１ｃにおける高窒素ガスが炉外熱交換器１２で冷却され
、この冷却された高窒素ガスが予熱帯１ａに還流される
。
１ｃにおける高窒素ガスが炉外熱交換器１２で冷却され
、この冷却された高窒素ガスが予熱帯１ａに還流される
。
（発明の効果）
以上説明したように、本発明の連続炉の窒素ガス利用冷
却装置によれば、連続炉の予熱帯、焼成帯、冷却帯によ
り焼成工程を連続的に行い均質な製品が流れ作業によっ
て生産されるという効果に加え、冷却帯を低酸素濃度に
するとともに、この低酸素ガスを予熱帯または焼成帯の
特定部分に還流することでそのガス導入口近傍で部分的
に所定の低酸素濃度雰囲気を作りだし、製品の焼成特性
を任意に調節することができるという効果がある。
却装置によれば、連続炉の予熱帯、焼成帯、冷却帯によ
り焼成工程を連続的に行い均質な製品が流れ作業によっ
て生産されるという効果に加え、冷却帯を低酸素濃度に
するとともに、この低酸素ガスを予熱帯または焼成帯の
特定部分に還流することでそのガス導入口近傍で部分的
に所定の低酸素濃度雰囲気を作りだし、製品の焼成特性
を任意に調節することができるという効果がある。
また焼成帯においては通常の大気中よりも低酸素濃度と
なり、冷却帯ではさらに一層の低酸素濃度になる構成で
あるから、ＣＯガスの発生を抑えて完全燃焼を促進し、
製品の特性を向上させられるという効果がある。
なり、冷却帯ではさらに一層の低酸素濃度になる構成で
あるから、ＣＯガスの発生を抑えて完全燃焼を促進し、
製品の特性を向上させられるという効果がある。
第１図は本発明の実施例を表す概略構成図、第２図は連
続炉の縦断面を表す模式図、第３図は本発明の実施例に
よる還流通路の配管例を表す平面図、第４図は本発明の
実施例による還流通路の配管例を表す横断面図、第５図
は連続炉の炉内温度および酸素濃度を表す特性図である
。 １・・・炉体、 ５・・・窒素ガス供給手段、 １３．１４・・・ガス吸込口、 １５・・・パイプ（還流通路）、 １６・・・送風機、 １７・・・延長パイプ（還流通路）、 １８．１９・・・分岐管（還流通路） ２０．２１・・・ガス導入口。
続炉の縦断面を表す模式図、第３図は本発明の実施例に
よる還流通路の配管例を表す平面図、第４図は本発明の
実施例による還流通路の配管例を表す横断面図、第５図
は連続炉の炉内温度および酸素濃度を表す特性図である
。 １・・・炉体、 ５・・・窒素ガス供給手段、 １３．１４・・・ガス吸込口、 １５・・・パイプ（還流通路）、 １６・・・送風機、 １７・・・延長パイプ（還流通路）、 １８．１９・・・分岐管（還流通路） ２０．２１・・・ガス導入口。
Claims (1)
- （１）連続炉の冷却帯に窒素ガスを吹き込む窒素ガス供
給手段と、 前記冷却帯に形成されるガス吸込口と、 連続炉の予熱帯または焼成帯に形成されるガス導入口と
、 前記ガス吸込口と前記ガス導入口を連通する還流通路と
、 前記還流通路に設けられ、該還流通路に流入する炉内ガ
スから熱を奪う炉外熱交換器と、 前記還流通路中の炉内ガスを循環させる送風機と、 を備えたことを特徴とする連続炉の窒素ガス利用冷却装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24508290A JPH04124585A (ja) | 1990-09-14 | 1990-09-14 | 連続炉の窒素ガス利用冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24508290A JPH04124585A (ja) | 1990-09-14 | 1990-09-14 | 連続炉の窒素ガス利用冷却装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04124585A true JPH04124585A (ja) | 1992-04-24 |
Family
ID=17128337
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24508290A Pending JPH04124585A (ja) | 1990-09-14 | 1990-09-14 | 連続炉の窒素ガス利用冷却装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04124585A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006500545A (ja) * | 2002-09-26 | 2006-01-05 | ビーティーユー インターナショナル インコーポレイテッド | 対流型加熱炉の温度分布の改良 |
| JP2013130366A (ja) * | 2011-12-22 | 2013-07-04 | Lixil Corp | 焼成炉 |
| CN106091678A (zh) * | 2016-07-21 | 2016-11-09 | 济源市金峰耐火材料有限公司 | 节能环保隧道窑 |
| CN108746610A (zh) * | 2018-05-31 | 2018-11-06 | 遵义中铂硬质合金有限责任公司 | 硬质合金成形剂脱除工艺 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6358201A (ja) * | 1986-08-27 | 1988-03-14 | ジヨ−ン・パ−ク | Ｔ定規装置 |
| JPH0221187A (ja) * | 1988-07-09 | 1990-01-24 | Noritake Co Ltd | 燃焼式連続焼成トンネル炉 |
-
1990
- 1990-09-14 JP JP24508290A patent/JPH04124585A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6358201A (ja) * | 1986-08-27 | 1988-03-14 | ジヨ−ン・パ−ク | Ｔ定規装置 |
| JPH0221187A (ja) * | 1988-07-09 | 1990-01-24 | Noritake Co Ltd | 燃焼式連続焼成トンネル炉 |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2013130366A (ja) * | 2011-12-22 | 2013-07-04 | Lixil Corp | 焼成炉 |
| CN106091678A (zh) * | 2016-07-21 | 2016-11-09 | 济源市金峰耐火材料有限公司 | 节能环保隧道窑 |
| CN108746610A (zh) * | 2018-05-31 | 2018-11-06 | 遵义中铂硬质合金有限责任公司 | 硬质合金成形剂脱除工艺 |
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