JPS64532Y2 - - Google Patents

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JPS64532Y2
JPS64532Y2 JP19854281U JP19854281U JPS64532Y2 JP S64532 Y2 JPS64532 Y2 JP S64532Y2 JP 19854281 U JP19854281 U JP 19854281U JP 19854281 U JP19854281 U JP 19854281U JP S64532 Y2 JPS64532 Y2 JP S64532Y2
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JP
Japan
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tank
overflow pipe
hot water
sub
water
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JP19854281U
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JPS58102140U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は大気開放部をもつサブタンク、メイン
タンクに連結した温水ボイラに関し、凍結に対す
る安全整、信頼性を高めるものである。
この種温水ボイラのサブタンクは、オーバーフ
ロー管を、大気開放のための開口部と兼ねている
が、外気温が0℃以下になつた場合、溢水や水蒸
気がオーバーフロー管先端で凍結して閉塞し、大
気開放をくずしてしまうという問題があつた。
本考案は凍結に対する安全性と信頼性を向上す
るために前記オーバーフロー管とは別に、独立し
た小孔をサブタンクに設けたものである。
以下に本考案の一実施例を図とともに説明す
る。第1図は概略構成図であり、Aは室外に設置
された箱状の外装体で、この中に各部品が入つて
いる。図中矢印は、温水の流れを示す。同図にお
いて、入口ソケツト6から室内の放熱器40によ
つて放熱され温度の下がつた温水がメインタンク
Bに流入する。この温水はメインタンクB内で、
バーナ16から燃焼室1、パイプ2、集気室1
3、煙管13′と流れる排ガスによつて加熱され、
出口ソケツト4より流出する。前記出口ソケツト
4には温水循環ポンプ30が接続され、ポンプ3
0によつて加圧され、放熱器40へと圧送されて
暖房を行う。初期給水は水フイルタ38を通して
給水口11より水(凍結防止のためエチレングリ
コール等の溶液でもよい)を注入する。そしてメ
インタンクBが満水になると、水は膨張口12よ
り、導通管35を通じて連結されたサブタンク3
1に流入する。前記サブタンク31上部には大気
開放になつたオーバーフロー管32が設けられ、
オーバーフロー管32より下方の水位線33まで
水位が達したら給水を停止し、給水口11を閉じ
る。なお10bは水検知電極である。8は湯温を
検知するサーミスタである。
次に、運転初期にメインタンクBにより加熱さ
れた新鮮水は、溶存空気を遊離する。一般に5℃
から80℃に加熱するとシステム総水量の1.9%の
容積の空気を遊離する。この他配管内、放熱器4
0内の空気が循環ポンプ30により圧送された温
水によつて押し出され入口ソケツト6よりメイン
タンクB内に入つてくる。これら空気はメインタ
ンクB内流路断面積が非常に大きいため、流速は
非常に小さくなり、メインタンクB内で分離し、
上部に滞溜することになる。初期給水時は、給水
口11より空気が排出されるが運転を開始する
と、前述の様に空気が遊離し、メインタンクB内
上部に溜まり、同時に循環経路内の温水は膨張
し、容積が増加する。膨張量は、温水の場合5℃
〜80℃に沸き上げるとシステム総水量の約3%、
エチレングリコール30%溶液では約4%であり、
膨張分は前記膨張口12を通つて前記サブタンク
31に流入するが、この時、メインタンクB上部
及び給水口11には、空気が溜つているため、ま
ずこの空気を押し出すことになる。ここで導通パ
イプ35は給水口11周壁で注水キヤツプの下面
に設けられているため、給水口11内の容積は微
少で、しかも導通パイプ35の内容積はバーナ1
6のON−OFFによる湯温変化によつて生じる容
積変化量よりも小さく設定されている。従つて1
回の沸き上げで確実に空気をメインタンクBから
サブタンク31に排出することが出来る。
さてサブタンク31、または給水キヤツプ18
には第2、第3図のごとく小孔18A,18Bを
設け、この小孔18A,18Bは外装A内に開口
させている。したがつて外気温が下がつても上記
小孔18A,18Bが開口している外装A内は雰
囲気温度が高いので凍結による閉塞を防止するこ
とができ、例えオーバーフロー管32が外装A外
で凍結しても上記空気をこの小孔18A,18B
からスムーズに排出できる。また他の実施例とし
て前記サブタンク又は給水キヤツプ18の一部
に、薄肉部分Cを設ければオーバーフロー管32
が凍結して小孔18A,18Bがつまつても薄肉
部分Cが破裂し、圧力ヒユーズ的役割を果すよう
になる。
以上の実施例からもわかるように本考案は次の
効果を有する。
(1) メインタンクと、小孔を有するサブタンクを
連結した半密閉式の温水ボイラであるので、安
全性、信頼性の高いものとなる。
(2) オーバーフロー管より上方に小孔を設け、こ
の小孔を外装内に開口させているので、例えオ
ーバーフロー管が凍結で閉塞してもこの小孔か
ら空気を排出することができ、サブタンクの圧
力破壊等を防止することができる等安全性が向
上する。
(3) 前記実施例では小孔18A,18Bはオーバ
ーフロー管32の内径よりも小さくしているた
め、通常は自然蒸発による水蒸気のほとんどが
オーバーフロー管32より外装Aの外に出て、
外装A内には水蒸気は微量しか出ないため、外
装A内での結露などの心配がない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の温水ボイラの概略
構成図、第2図、第3図は同サブタンク部の断面
図である。 A……外装、B……メインタンク、18……給
水キヤツプ、18A,18B……小孔、31……
サブタンク、32……オーバーフロー管。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 熱源を有するメインタンクに、大気開放式の
    サブタンクを連結するとともに、前記サブタン
    クには、オーバーフロー管と、前記オーバーフ
    ロー管より上方であつて熱源を内蔵した外装内
    に開口する小孔と、給水キヤツプとを設けた温
    水ボイラ。 (2) 小孔を給水キヤツプに設けた実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の温水ボイラ。 (3) 小孔は、オーバーフロー管の内径よりも小さ
    くした実用新案登録請求の範囲第1項または第
    2項記載の温水ボイラ。 (4) サブタンクのオーバーフロー管よりも上部に
    薄肉部分を設けた実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の温水ボイラ。
JP19854281U 1981-12-28 1981-12-28 温水ボイラ Granted JPS58102140U (ja)

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JP19854281U JPS58102140U (ja) 1981-12-28 1981-12-28 温水ボイラ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19854281U JPS58102140U (ja) 1981-12-28 1981-12-28 温水ボイラ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58102140U JPS58102140U (ja) 1983-07-12
JPS64532Y2 true JPS64532Y2 (ja) 1989-01-09

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ID=30111725

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5949837U (ja) * 1982-09-24 1984-04-02 三洋電機株式会社 温水ボイラ

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Publication number Publication date
JPS58102140U (ja) 1983-07-12

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