JPS64502Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS64502Y2 JPS64502Y2 JP1983189008U JP18900883U JPS64502Y2 JP S64502 Y2 JPS64502 Y2 JP S64502Y2 JP 1983189008 U JP1983189008 U JP 1983189008U JP 18900883 U JP18900883 U JP 18900883U JP S64502 Y2 JPS64502 Y2 JP S64502Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ventilation
- rectifying
- insulation material
- duct
- air
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 26
- 239000012774 insulation material Substances 0.000 claims description 18
- 239000011491 glass wool Substances 0.000 claims description 14
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 13
- 206010040844 Skin exfoliation Diseases 0.000 description 5
- 239000003365 glass fiber Substances 0.000 description 5
- 206010042674 Swelling Diseases 0.000 description 3
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 3
- 230000008961 swelling Effects 0.000 description 3
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
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- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
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- 230000032683 aging Effects 0.000 description 1
- -1 but in the past Substances 0.000 description 1
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Landscapes
- Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
- Duct Arrangements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本案は断熱材付きの通風ダクトを有する天井埋
込タイプの空気調和機に関する。
込タイプの空気調和機に関する。
(ロ) 従来技術
一般に通風ダクト内を通る冷却空気でダクトの
外表面が冷やされて結露する為、ダクトの内壁面
に断熱材を設けている。そしてこの断熱材として
断熱性に優れたグラスウールを用いているが、従
来は単にグラスウールを接着剤でダクトに接着し
ているだけであつた為、経年変化によりグラスウ
ールが端部から剥離する虞れがあり、且つグラス
ウール自体の脹らみ易い性質からグラスウールの
端部の肉厚が経年変化により厚くなり、通風路が
狭くなつてしまう欠点を有していた。
外表面が冷やされて結露する為、ダクトの内壁面
に断熱材を設けている。そしてこの断熱材として
断熱性に優れたグラスウールを用いているが、従
来は単にグラスウールを接着剤でダクトに接着し
ているだけであつた為、経年変化によりグラスウ
ールが端部から剥離する虞れがあり、且つグラス
ウール自体の脹らみ易い性質からグラスウールの
端部の肉厚が経年変化により厚くなり、通風路が
狭くなつてしまう欠点を有していた。
この為、グラスウールの剥離を防止する手段と
して例えば実公昭37−1091号公報の如く多数の止
め具を用いてグラスウールをダクトに固着するこ
とも試みられたが、止め具の取付けが面倒である
と共にこの取付け上の問題からグラスウールはダ
クトの外壁面に設けざるを得ず、内壁面に断熱材
を設ける通風ダクトの構造には採用できなかつ
た。
して例えば実公昭37−1091号公報の如く多数の止
め具を用いてグラスウールをダクトに固着するこ
とも試みられたが、止め具の取付けが面倒である
と共にこの取付け上の問題からグラスウールはダ
クトの外壁面に設けざるを得ず、内壁面に断熱材
を設ける通風ダクトの構造には採用できなかつ
た。
(ハ) 考案の目的
本案は断熱材の剥離と脹らみの防止とを行なう
と共に低出空気を整流し、しかも断熱材のグラス
ウール端面からガラス繊維が飛散するのを防止し
た空気調和機を提供することにある。
と共に低出空気を整流し、しかも断熱材のグラス
ウール端面からガラス繊維が飛散するのを防止し
た空気調和機を提供することにある。
(ニ) 考案の構成
本案は内壁面に断熱材を設けた通風ダクトと、
このダクトの空気吐出端部に取りつけられる整流
板とを備え、この整流板に前記断熱材の端面部を
覆うカバー部と、この断熱材の通風面と側縁の一
部が当接する先細形状の整流羽根とを設けること
により、整流羽根で断熱材の剥離を防止し、且つ
断熱材の脹らみを規制して通風路が狭くなるのを
防止すると共にこの整流羽根で吹出空気を整流し
て騒音の低減を図り、しかも断熱材であるグラス
ウールの端面からガラス繊維が飛散するのをカバ
ー部で防止するようにしたものである。
このダクトの空気吐出端部に取りつけられる整流
板とを備え、この整流板に前記断熱材の端面部を
覆うカバー部と、この断熱材の通風面と側縁の一
部が当接する先細形状の整流羽根とを設けること
により、整流羽根で断熱材の剥離を防止し、且つ
断熱材の脹らみを規制して通風路が狭くなるのを
防止すると共にこの整流羽根で吹出空気を整流し
て騒音の低減を図り、しかも断熱材であるグラス
ウールの端面からガラス繊維が飛散するのをカバ
ー部で防止するようにしたものである。
(ホ) 実施例
本案の実施例を図面に基づいて説明すると、第
1図は天井埋込型空気調和機の断面図で、天井1
内に埋込まれるユニツト本体2と天井1より室内
に露出する化粧パネル3とから空気調和機を構成
し、吸気グリル4からエアーフイルター5を介し
て吸入された室内空気は遠心型送風機6から吐出
されて左右の熱交換器7,7を通過する際冷却さ
れ、然る後、内壁面にグラスウールからなる断熱
材8a,8bを設けた左右の通風ダクト9,9を
経て吹出口10,10から室内へ吹出されるよう
になつている。
1図は天井埋込型空気調和機の断面図で、天井1
内に埋込まれるユニツト本体2と天井1より室内
に露出する化粧パネル3とから空気調和機を構成
し、吸気グリル4からエアーフイルター5を介し
て吸入された室内空気は遠心型送風機6から吐出
されて左右の熱交換器7,7を通過する際冷却さ
れ、然る後、内壁面にグラスウールからなる断熱
材8a,8bを設けた左右の通風ダクト9,9を
経て吹出口10,10から室内へ吹出されるよう
になつている。
11,11は通風ダクト9,9の空気吐出端部
に取りつけられた板金製の整流板で、第2図に示
すように断熱材8a,8b及び第3図で説明する
断熱材8c,8dの各端面部を覆うカバー部12
と、断熱材8a,8bの通風面13a,13bと
両側縁14a,14bが接する4枚の整流羽根1
5とを有しており、板金を切り起こすことにより
整流羽根15と4個の通風口16とが形成されて
いる。17は整流板11,11を通風ダクト9,
9のフランジ片18,18に螺子19,19止め
する為の取付孔で、化粧パネル3をユニツト本体
2に装着する前に螺子19,19止めして整流板
11,11を仮止めし、然る後、化粧パネル3を
ユニツト本体2に取りつけて整流板11,11を
挾持するようにしている。
に取りつけられた板金製の整流板で、第2図に示
すように断熱材8a,8b及び第3図で説明する
断熱材8c,8dの各端面部を覆うカバー部12
と、断熱材8a,8bの通風面13a,13bと
両側縁14a,14bが接する4枚の整流羽根1
5とを有しており、板金を切り起こすことにより
整流羽根15と4個の通風口16とが形成されて
いる。17は整流板11,11を通風ダクト9,
9のフランジ片18,18に螺子19,19止め
する為の取付孔で、化粧パネル3をユニツト本体
2に装着する前に螺子19,19止めして整流板
11,11を仮止めし、然る後、化粧パネル3を
ユニツト本体2に取りつけて整流板11,11を
挾持するようにしている。
しかもこの整流板11,11の仮止め時に整流
羽根15が断熱材8a,8bに引つ掛からないよ
うに整流羽根15に傾斜縁20,20を設けるこ
とにより整流羽根15を先細形状に形成してお
り、このため整流羽根15を断熱材8a,8bの
通風面13a,13bに沿つて差し込む際にこの
傾斜縁20,20がガイドとなり両側縁14a,
14bが断熱材8a,8bに引つ掛かつてこの断
熱材がめくれることはない。
羽根15が断熱材8a,8bに引つ掛からないよ
うに整流羽根15に傾斜縁20,20を設けるこ
とにより整流羽根15を先細形状に形成してお
り、このため整流羽根15を断熱材8a,8bの
通風面13a,13bに沿つて差し込む際にこの
傾斜縁20,20がガイドとなり両側縁14a,
14bが断熱材8a,8bに引つ掛かつてこの断
熱材がめくれることはない。
このようにして整流板11,11を通風ダクト
9,9の空気吐出端部に取りつけることにより第
3図に示すようにユニツト本体2の前後方向(奥
行方向)に長い断熱材8a,8bの通風面13
a,13bは整流羽根15の両側縁14a,14
bで通風路21側へ脹らむのを規制されるように
なる。尚、断熱材8a,8bの両端に跨がる短辺
側の断熱材8c,8dのうち一方の断熱材8dの
通風面13dは整流羽根15で規制されていない
が、極めて短い為に通風路21側へ脹らむ虞れは
なく、且つ剥離する虞れもない。
9,9の空気吐出端部に取りつけることにより第
3図に示すようにユニツト本体2の前後方向(奥
行方向)に長い断熱材8a,8bの通風面13
a,13bは整流羽根15の両側縁14a,14
bで通風路21側へ脹らむのを規制されるように
なる。尚、断熱材8a,8bの両端に跨がる短辺
側の断熱材8c,8dのうち一方の断熱材8dの
通風面13dは整流羽根15で規制されていない
が、極めて短い為に通風路21側へ脹らむ虞れは
なく、且つ剥離する虞れもない。
併せてカバー部12で断熱材8a,8b,8
c,8dの各端面部が被覆されるので各端面部か
らガラス繊維が飛散して吹出空気と共に室内へ吹
出される虞れもない。
c,8dの各端面部が被覆されるので各端面部か
らガラス繊維が飛散して吹出空気と共に室内へ吹
出される虞れもない。
しかも整流羽根15の向きを変えることによ
り、吹出空気の方向をユニツト本体2の前後方向
へ変えることができ、例えば空気調和機を天井1
の片隅に据付ける際は整流羽根15を室内の中央
方向へ向けるようにすれば吹出空気は室内の中央
へ向けて送出される。併せて、吹出口10,10
内に設けられた風向変更羽根22,22を回動す
ることにより吹出空気の向きはユニツト本体2の
左右方向へ変えられ、整流羽根15による空気流
の制御と相まつて室内を略均一に冷房することが
できる。
り、吹出空気の方向をユニツト本体2の前後方向
へ変えることができ、例えば空気調和機を天井1
の片隅に据付ける際は整流羽根15を室内の中央
方向へ向けるようにすれば吹出空気は室内の中央
へ向けて送出される。併せて、吹出口10,10
内に設けられた風向変更羽根22,22を回動す
ることにより吹出空気の向きはユニツト本体2の
左右方向へ変えられ、整流羽根15による空気流
の制御と相まつて室内を略均一に冷房することが
できる。
(ヘ) 考案の効果
本案は内壁面にグラスウール製断熱材を設けた
通風ダクトの空気吐出部に、断熱材の端面部を覆
うカバー部と、この断熱材の通風面と側縁の一部
が接する先細形状の整流羽根とを有する整流板を
取りつけるようにしたので、整流羽根を断熱材の
通風面に沿つて差し込む際に整流羽根の側縁が断
熱材に引つ掛かつて断熱材がめくれることがない
と共に、整流板が取りつけられた状態では断熱材
の剥離と脹らみの規制が整流羽根により行なわれ
てダクト内の通風路が狭くなるのを防止され、且
つこの整流羽根で吹出空気が整流されて騒音の低
減を図ることができると共に整流羽根の向きを変
えることにより吹出空気を所望の方向へ吹出すこ
とができる。
通風ダクトの空気吐出部に、断熱材の端面部を覆
うカバー部と、この断熱材の通風面と側縁の一部
が接する先細形状の整流羽根とを有する整流板を
取りつけるようにしたので、整流羽根を断熱材の
通風面に沿つて差し込む際に整流羽根の側縁が断
熱材に引つ掛かつて断熱材がめくれることがない
と共に、整流板が取りつけられた状態では断熱材
の剥離と脹らみの規制が整流羽根により行なわれ
てダクト内の通風路が狭くなるのを防止され、且
つこの整流羽根で吹出空気が整流されて騒音の低
減を図ることができると共に整流羽根の向きを変
えることにより吹出空気を所望の方向へ吹出すこ
とができる。
しかも断熱材として用いたグラスウールの端面
からガラス繊維が飛散するのをカバー部で防止で
き、吹出空気と共にガラス繊維が室内へ吹出され
て人体の害になるのを防止することができる。
からガラス繊維が飛散するのをカバー部で防止で
き、吹出空気と共にガラス繊維が室内へ吹出され
て人体の害になるのを防止することができる。
図面は本案の実施例を示すもので、第1図は天
井埋込型空気調和機の断面図、第2図は整流板の
斜視図、第3図は第1図の−′断面図である。 8a,8b,8c,8d……断熱材、9……通
風ダクト、11……整流板、12……カバー部、
13a,13b……通風面、14a,14b……
側縁、15……整流羽根。
井埋込型空気調和機の断面図、第2図は整流板の
斜視図、第3図は第1図の−′断面図である。 8a,8b,8c,8d……断熱材、9……通
風ダクト、11……整流板、12……カバー部、
13a,13b……通風面、14a,14b……
側縁、15……整流羽根。
Claims (1)
- 内壁面にグラスウール製断熱材を設けた通風ダ
クトと、このダクトの空気吐出端部に取りつけら
れる整流板とを備え、この整流板に前記断熱材の
端面部を覆うカバー部と、この断熱材の通風面と
側縁の一部が接する先細形状の整流羽根とを設け
たことを特徴とする空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18900883U JPS6096521U (ja) | 1983-12-06 | 1983-12-06 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18900883U JPS6096521U (ja) | 1983-12-06 | 1983-12-06 | 空気調和機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6096521U JPS6096521U (ja) | 1985-07-01 |
JPS64502Y2 true JPS64502Y2 (ja) | 1989-01-09 |
Family
ID=30407615
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18900883U Granted JPS6096521U (ja) | 1983-12-06 | 1983-12-06 | 空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6096521U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3285023B2 (ja) * | 1999-11-05 | 2002-05-27 | ダイキン工業株式会社 | 天井埋込型空気調和装置 |
JP4968164B2 (ja) * | 2008-04-23 | 2012-07-04 | 株式会社富士通ゼネラル | 天井埋込形空気調和機 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5518763U (ja) * | 1978-07-25 | 1980-02-06 |
-
1983
- 1983-12-06 JP JP18900883U patent/JPS6096521U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5518763U (ja) * | 1978-07-25 | 1980-02-06 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6096521U (ja) | 1985-07-01 |
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