JP2760548B2 - 天井埋込型空気調和ユニット - Google Patents

天井埋込型空気調和ユニット

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JP2760548B2
JP2760548B2 JP1052314A JP5231489A JP2760548B2 JP 2760548 B2 JP2760548 B2 JP 2760548B2 JP 1052314 A JP1052314 A JP 1052314A JP 5231489 A JP5231489 A JP 5231489A JP 2760548 B2 JP2760548 B2 JP 2760548B2
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JP
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ceiling
unit
outlet
suction
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JP1052314A
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一廣 志村
一雄 阿部
隆之 城田
雄二 雨宮
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Sanyo Denki Co Ltd
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Sanyo Denki Co Ltd
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は化粧パネルを備えた天井埋込型空気調和ユニ
ットに関する。
(ロ)従来の技術 天井埋込型空気調和ユニットの従来技術としては実公
昭55−36746号公報に記載されているものがある。この
天井埋込型空気調和ユニットは、ユニット本体(71)が
天井内部に吊下げられており、天井の開口部より大きい
天井カバー(72)がこの開口部を覆うように前記ユニッ
ト本体(71)に螺子(73)で止められている〔第4図参
照〕。
(ハ)発明が解決しようとする課題 前記天井埋込型空気調和ユニットでは螺子止めされて
いる部分から、ユニット本体(71)と天井カバー(72)
との接合部分(74)、及び天井面(75)と天井カバー
(72)との接合部分(76)までの距離が長く、この両接
合部分(74)(76)を気密に接合できない場合があるの
で、この両接合部分(74)(76)に気密性が悪くなり、
冷房時この部分から冷風が漏れ結露が生ずる原因となっ
ていた。
また、気密性が悪くなる他の原因として天井カバーの
変形があり、この変形をできるだけ少なくするために天
井カバーの板厚を厚くしたり、あるいは補強箇所を増や
した場合は天井カバーの重量が増え作業しずらくなり、
かつ、価格も上昇することとなっていた。
更に、螺子(73)が露出しているので天井埋込型空気
調和ユニットの美観を損ねていた。
本発明は冷風等の漏れがなく、かつ、美観を損ねるこ
とのない天井埋込型空気調和ユニットを提供するもので
ある。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明の天井埋込型空気調和ユニットは前述の課題を
解決するためになされたものであり、天井内部に収納さ
れるユニット本体と、ユニット本体に取り付けられ天井
開口を覆うようにして設けられる化粧パネルと、化粧パ
ネルに取りつけられる吸込グリルとを備える。
ユニット本体は、熱交換器と、送風機と、中央下部に
設けられた吸込部と、この吸込部を囲むようにして形成
され送風機の駆動により前記吸込部から吸い込まれて熱
交換器にて熱交換された空気が導かれる複数の吹出開口
と、この吹出開口の周囲に形成されると共に隣接する吹
出開口の端部を結ぶように形成されたユニット下面と、
ユニット下面において隣接する吹出開口の端部の間に設
けられた複数の螺子孔とを有する。
化粧パネルは、中央に形成された吸込口と、吹出開口
に対応して形成された複数の吹出口と、吸込口の外周に
設けられ螺子孔に対応する複数の孔とを有する。そし
て、孔を介してユニット本体下面の螺子孔に螺子止めさ
れて吹出口周囲及び隣接する吹出口の端部を結ぶ部分が
ユニット下面に当接すると共に周縁が天井下面に当接し
てユニット本体に取りつけられる。
吸込グリルは、中央に形成された吸気口と、この吸気
口の周囲に形成され化粧パネルの孔を覆う盲部とを有す
る。
(ホ)作用 本発明による天井埋込型空気調和ユニットでは、ユニ
ット本体のユニット下面が吹出開口の周囲に形成される
と共に隣接する吹出開口の端部を結ぶように形成され、
且つ化粧パネルをユニット本体に取り付けるための螺子
孔が、ユニット下面において隣接する吹出開口の端部を
結ぶ部分に形成されているので、螺子止めにより化粧パ
ネルの吹出口周囲及び隣接する吹出口の端部を結ぶ部分
とユニット下面とが密着して気密性が向上すると共に化
粧パネル周縁と天井面との気密性も良好となり調和空気
の漏れが極力防止される。また、化粧パネルの孔は吸込
グリルの盲部で覆われるので露出することはなく美観を
損ねることがない。
(ヘ)実施例 本発明の一実施例を図面を用いて説明する。第1図は
本発明による天井埋込型空気調和ユニットの縦断面図、
第2図はユニット本体と化粧パネルと吸込グリルとの関
係を示す斜視図である。(50)は天井埋込型空気調和ユ
ニットで、この空気調和ユニットは、天井内部(1)に
収納される板金製のユニット本体(2)と、中央に吸込
口(3)を、外周部の4辺に吹出口(4)を有し天井穴
(5)を塞ぐように天井面(6)に設けられる化粧パネ
ル(7)と、中央に吸気口(8)を有する吸込グリル
(9)とから天井埋込型空気調和ユニットが構成されて
いる。
(10)はターボファン(11)と天板(12)に取り付け
られたファン用モータ(13)とからなる送風機、(14)
は吸気口(8)から吸込部(40)に導入された室内空気
をターボファン(11)に案内するノズル口、(15)は内
側立上がり部(15a)と外側立上がり部(15b)とを有し
角張った環形状に発泡スチロールで形成されたドレンパ
ン、(16)はターボファン(11)の吐出側にこのファン
を取囲むように環状に配置されたプレートフィン型熱交
換器である。
そして、(17)はユニット本体(2)の周面に巻付け
られた断熱材、(18)は曲面部、(19)は平面部、(2
0)は冷媒配管接続部、(21)は前記熱交換器(16)で
熱交換された空気を吹出開口(41)を介して吹出口
(4)へ導く導風部である。(42)は吹出開口(41)の
周囲(42a)及び吹出開口(41)の端部を結ぶ部分(42
b)に形成されたユニット下面であり、吹出開口(41)
の端部を結ぶ部分(42b)には螺子孔(43)が形成され
ている。(22)はユニット本体(2)の吊具(23)を天
井梁に固定するため吊下げボルト、(24)は吸込グリル
(9)下流側に取付けられたフィルターである。
また、(25)は前記吸込グリル(9)の盲部、(26)
は前記吸込グリル(9)を化粧パネル(7)に取付ける
ための係止具、(27)はこの係止具が止められる孔、
(28)は孔、(29)は螺子である。
このように構成された天井埋込型空気調和ユニットで
は、ユニット下面(42)が吹出開口(41)の周囲に形成
されると共に吹出開口(41)の端部を結ぶように形成さ
れてユニット下面(42)の面積が最小限に形成され、且
つこの部分(42b)に螺子孔(43)が形成されているの
で、螺子(29)で孔(28)を介して螺子孔(43)に化粧
パネル(7)をユニット本体(2)に取り付けると、ユ
ニット本体(2)のユニット下面(42)と化粧パネル
(7)との当接面が強固に当接して気密に接合される。
また、図4に示すように、化粧パネル(7)と天井面
(6)との当接部分(76)及び化粧パネル(7)とユニ
ット本体(2)との当接部分(74)と、前記螺子(29)
[孔(28)]との距離が短くなり両当接部分が強固に当
接して気密に接合されることになる。また、螺子(29)
[孔(28)]が盲部(25)によって覆われて露出しない
ので、美観を損ねることがなく、かつ螺子(29)〔孔
(28)〕の大きさや形、配置等を、吸込グリル(9)を
化粧パネル(7)に取付ける作業を行ない易いように設
定できる。また前記両接合部分が気密に接続されるよう
に螺子(29)〔孔(28)〕の大きさや形、配置等を設定
できる。
(ト)発明の効果 以上説明したように本発明によれば、化粧パネルと天
井面との接合部、及び化粧パネルとユニット本体との接
合部を極力気密に接続でき、この両接合部分からの空気
の漏れが極力防止され、冷房時における結露が極力防止
された天井埋込型空気調和ユニットを提供することがで
きる。また、本発明によれば、孔が露出しないので美観
を損ねることがなく、かつ、孔の大きさや形、配置等
を、吸込グリルを化粧パネルに取付ける作業を行ない易
いように任意に設定できる天井埋込型空気調和ユニット
を提供することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による天井埋込型空気調和ユニットの縦
断面図、第2図はユニット本体と化粧パネルと吸込グリ
ルとの関係を示す斜視図、第3図は化粧パネルの斜視
図、第4図は従来の天井埋込型空気調和ユニットを示す
要部説明図である。 (2)……ユニット本体、(3)……吸込口、(4)…
…吹出口、(6)……天井面、(7)……化粧パネル、
(8)……吸気口、(9)……吸込グリル、(10)……
送風機、(16)……プレートフィン型熱交換器、(25)
……盲部、(28)……孔、(29)……螺子、(50)……
天井埋込型空気調和ユニット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 雨宮 雄二 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭64−75823(JP,A) 実開 昭64−5023(JP,U) 実開 昭48−15552(JP,U) 実開 昭57−25921(JP,U) 実開 昭62−12423(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24F 1/00 401

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱交換器と、送風機と、中央下部に設けら
    れた吸込部と、この吸込部を囲むようにして形成され前
    記送風機の駆動により前記吸込部から吸い込まれて前記
    熱交換器にて熱交換された空気が導かれる複数の吹出開
    口と、この吹出開口の周囲に形成されると共に隣接する
    前記吹出開口の端部を結ぶように形成されたユニット下
    面と、前記ユニット下面において隣接する前記吹出開口
    の端部の間に設けられた複数の螺子孔とを有し、天井内
    部に収納されるユニット本体と、 中央に形成された吸込口と、前記吹出開口に対応して形
    成された複数の吹出口と、前記吸込口の外周に設けられ
    前記螺子孔に対応する複数の孔とを有し、前記吹出口周
    囲及び隣接する前記吹出口の端部を結ぶ部分が前記ユニ
    ット下面に当接すると共に周縁が天井下面に当接して天
    井開口を覆うようにして設けられる化粧パネルと、 中央に形成された吸気口と、この吸気口の周囲に形成さ
    れ前記孔を覆う盲部とを有し、前記化粧パネルに取りつ
    けられる吸込グリルとを備え、 前記化粧パネルは、前記孔を介して前記螺子孔に螺子止
    めされて前記ユニット本体に取りつけられることを特徴
    とする天井埋込型空気調和ユニット。
JP1052314A 1989-03-03 1989-03-03 天井埋込型空気調和ユニット Expired - Lifetime JP2760548B2 (ja)

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JPH02233921A JPH02233921A (ja) 1990-09-17
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ID=12911321

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS4815552U (ja) * 1971-06-30 1973-02-21
JPS5725921U (ja) * 1980-07-18 1982-02-10
JPS645023U (ja) * 1987-06-30 1989-01-12

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