JPS644843Y2 - - Google Patents
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- JPS644843Y2 JPS644843Y2 JP5798085U JP5798085U JPS644843Y2 JP S644843 Y2 JPS644843 Y2 JP S644843Y2 JP 5798085 U JP5798085 U JP 5798085U JP 5798085 U JP5798085 U JP 5798085U JP S644843 Y2 JPS644843 Y2 JP S644843Y2
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- separator
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- etching
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- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 19
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 8
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- 238000002347 injection Methods 0.000 description 5
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Landscapes
- Manufacture Of Metal Powder And Suspensions Thereof (AREA)
- ing And Chemical Polishing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本考案は写真印刷法により金属板の不要部分を
溶解して複雑、精密、超小型の電子部品を製造す
る場合、不要な部分を金属片のまま効率よく回収
するようにした金属の回収装置に関するものであ
る。
溶解して複雑、精密、超小型の電子部品を製造す
る場合、不要な部分を金属片のまま効率よく回収
するようにした金属の回収装置に関するものであ
る。
「従来の技術」
一般に、第5図に示すようなリードスイツチ用
端子、IC用リード端子などの複雑で、精密で、
しかも長さが数mmという超小型の電子部品1…
は、導電性金属板を写真印刷法により溶解して製
造する方法がとられている。すなわち、導電性金
属板の両面に耐酸性の感光剤であるホトレジスト
を塗布し、これに電子部品1のパターンを感光し
て不溶解部分を形成し、その後、パターン以外の
不要部分2(図中斜線部分)をすべてエツチング
液で溶解除去し、最後にホトレジストを除去して
連結部材3に連結された電子部品群1,1…を形
成していた。
端子、IC用リード端子などの複雑で、精密で、
しかも長さが数mmという超小型の電子部品1…
は、導電性金属板を写真印刷法により溶解して製
造する方法がとられている。すなわち、導電性金
属板の両面に耐酸性の感光剤であるホトレジスト
を塗布し、これに電子部品1のパターンを感光し
て不溶解部分を形成し、その後、パターン以外の
不要部分2(図中斜線部分)をすべてエツチング
液で溶解除去し、最後にホトレジストを除去して
連結部材3に連結された電子部品群1,1…を形
成していた。
「考案が解決しようとする問題点」
従来のように、不要部分2をすべてエツチング
液で溶解除去する方法では、エツチング液がすぐ
に疲労して使用できなくなり、しかも、エツチン
グ液の交換のため度々機械を停止しなければなら
ずそれだけ作業能率が悪くなるという問題があつ
た。なお、不要部分2を回収する装置も一部見う
けられたが、金属の回収率が極めて悪いこと、装
置が高価なため、製造された電子部品のコストが
高くなることなどの問題があつて普及するまでに
は至つていないのが現状である。
液で溶解除去する方法では、エツチング液がすぐ
に疲労して使用できなくなり、しかも、エツチン
グ液の交換のため度々機械を停止しなければなら
ずそれだけ作業能率が悪くなるという問題があつ
た。なお、不要部分2を回収する装置も一部見う
けられたが、金属の回収率が極めて悪いこと、装
置が高価なため、製造された電子部品のコストが
高くなることなどの問題があつて普及するまでに
は至つていないのが現状である。
「問題点を解決するための手段」
本考案は上述のような問題点を解決するために
なされたもので、導電性金属板に写真印刷法によ
り電子部品のパターンを印刷し、パターン以外の
不要部分を細片に分解してエツチング液により除
去する装置において、前記エツチング液と細片と
を供給する供給口と、底部を細片の通過しない網
底体とし、所定速度で移動する分離器と、この分
離器に臨ませて設けられた洗浄液噴射器と、前記
分離器の網底体上から細片を吸引して回収する吸
引装置とを具備してなるものである。
なされたもので、導電性金属板に写真印刷法によ
り電子部品のパターンを印刷し、パターン以外の
不要部分を細片に分解してエツチング液により除
去する装置において、前記エツチング液と細片と
を供給する供給口と、底部を細片の通過しない網
底体とし、所定速度で移動する分離器と、この分
離器に臨ませて設けられた洗浄液噴射器と、前記
分離器の網底体上から細片を吸引して回収する吸
引装置とを具備してなるものである。
「作用」
導電性金属板にホトレジストを塗布し、その両
面に電子部品のパターンを写真印刷法により印刷
して不溶解部分を形成し、これに両面からエツチ
ング液を噴射する。すると、パターン以外の不要
部分は細片に分解されエツチング液とともに供給
口から分離器の網体へ供給される。分離器が移動
する間に、エツチング液は下側のタンクへ回収さ
れ再び元へ戻される。細片は網体に載つたまま所
定位置へ移動すると、洗浄液噴射器の洗浄液でエ
ツチング液は洗い流され、排液は下側の排出口か
ら排出される。洗浄された細片は吸引装置のブロ
ワーで真空吸引される。細片は、サイクロンで空
気や液体と完全に分離されて回収される。空気は
さらに中和装置で中和されて排気される。
面に電子部品のパターンを写真印刷法により印刷
して不溶解部分を形成し、これに両面からエツチ
ング液を噴射する。すると、パターン以外の不要
部分は細片に分解されエツチング液とともに供給
口から分離器の網体へ供給される。分離器が移動
する間に、エツチング液は下側のタンクへ回収さ
れ再び元へ戻される。細片は網体に載つたまま所
定位置へ移動すると、洗浄液噴射器の洗浄液でエ
ツチング液は洗い流され、排液は下側の排出口か
ら排出される。洗浄された細片は吸引装置のブロ
ワーで真空吸引される。細片は、サイクロンで空
気や液体と完全に分離されて回収される。空気は
さらに中和装置で中和されて排気される。
「実施例」
以下、本考案の一実施例を図面に基づき説明す
る。
る。
第1図ないし第3図において、4はエツチング
装置で、このエツチング装置4は、写真印刷法で
パターンを印刷した導電性金属板5を一定速度で
搬送するためのローラコンベア6が水平に配置さ
れ、このローラコンベア6の上部と下部には、エ
ツチング液7の噴射ノズル8,8…が多数形成さ
れている。そして、全体をカバー9で被覆してい
る。このカバー9の底部には、溶解した不要部分
2の細片2aとエツチング液7を分離器12へ供
給する供給口11が形成されている。
装置で、このエツチング装置4は、写真印刷法で
パターンを印刷した導電性金属板5を一定速度で
搬送するためのローラコンベア6が水平に配置さ
れ、このローラコンベア6の上部と下部には、エ
ツチング液7の噴射ノズル8,8…が多数形成さ
れている。そして、全体をカバー9で被覆してい
る。このカバー9の底部には、溶解した不要部分
2の細片2aとエツチング液7を分離器12へ供
給する供給口11が形成されている。
この供給口11の下端に臨ませてドーナツ盤状
の分離器12が設けられている。この分離器12
は、底の浅い円筒体13とこの円筒体13の底板
に設けられ細片2aとエツチング液7とを分離す
る網底体14とからなり、かつ、中心は回転軸1
5が設けられ、モータ16にてゆつくりと回転す
る。前記網底体14の中心角が略270度の下面に
はエツチング液回収口17を設けた回収板18が
臨ませられ、また、残りの中心角略90度の下面に
は、洗浄液排出口19を設けた排出板20が臨ま
せられている。第2図において、この洗浄液排出
板20に相対した分離器12の上部一方端には、
洗浄液の噴射ノズル21…が設けられ、上部他方
端には、吸引装置22の吸込み口23が設けられ
ている。この吸込み口23は、下向きラツパ状を
なし、網底体14との間隔は、効率よく細片2a
を吸込む最適位置に調整される。前記吸込み口2
3は管体24を介してサイクロン25へ連結され
ている。このサイクロン25は、空気や液体中の
細片2aを分離するもので、サイクロン25の下
面には、籠状の回収容器26が設置され、さら
に、その下には廃液を受ける容器27が設置され
る。前記サイクロン25の中心に取付けられた管
体28は、さらに排気中から残つている細片2a
と液体を除去する容器29を介してブロワ30に
連結され、このブロワ30の排出側は必要に応じ
て中和装置31を介して大気に開口される。32
はブロワ30の駆動モータである。
の分離器12が設けられている。この分離器12
は、底の浅い円筒体13とこの円筒体13の底板
に設けられ細片2aとエツチング液7とを分離す
る網底体14とからなり、かつ、中心は回転軸1
5が設けられ、モータ16にてゆつくりと回転す
る。前記網底体14の中心角が略270度の下面に
はエツチング液回収口17を設けた回収板18が
臨ませられ、また、残りの中心角略90度の下面に
は、洗浄液排出口19を設けた排出板20が臨ま
せられている。第2図において、この洗浄液排出
板20に相対した分離器12の上部一方端には、
洗浄液の噴射ノズル21…が設けられ、上部他方
端には、吸引装置22の吸込み口23が設けられ
ている。この吸込み口23は、下向きラツパ状を
なし、網底体14との間隔は、効率よく細片2a
を吸込む最適位置に調整される。前記吸込み口2
3は管体24を介してサイクロン25へ連結され
ている。このサイクロン25は、空気や液体中の
細片2aを分離するもので、サイクロン25の下
面には、籠状の回収容器26が設置され、さら
に、その下には廃液を受ける容器27が設置され
る。前記サイクロン25の中心に取付けられた管
体28は、さらに排気中から残つている細片2a
と液体を除去する容器29を介してブロワ30に
連結され、このブロワ30の排出側は必要に応じ
て中和装置31を介して大気に開口される。32
はブロワ30の駆動モータである。
前記エツチング液回収口17は管体33、タン
ク34に結合され、回収されたエツチング液は再
び加温されてポンプによりエツチング装置4のノ
ズル8…へ送られる。
ク34に結合され、回収されたエツチング液は再
び加温されてポンプによりエツチング装置4のノ
ズル8…へ送られる。
以上のような構成において、導電性金属板5
に、第4図に示すような電子部品1のパターンが
印刷される。このとき、不要部分2は、大きなま
まで回収するのではなく、小さな枡目の細片2a
となるように不溶解パターンを形成する。
に、第4図に示すような電子部品1のパターンが
印刷される。このとき、不要部分2は、大きなま
まで回収するのではなく、小さな枡目の細片2a
となるように不溶解パターンを形成する。
電子部品1と細片2aとを不溶解パターンとし
て印刷処理された導電性金属板5は、ローラコン
ベア6に載せられてエツチング装置4へ搬送され
てくる。すると、上下の噴射ノズル8,8…から
エツチング液7,7…が放射されてパターン以外
の部分(斜線部分)を溶触する。電子部品1は連
結部材3に連結されて次の工程へ送られる。
て印刷処理された導電性金属板5は、ローラコン
ベア6に載せられてエツチング装置4へ搬送され
てくる。すると、上下の噴射ノズル8,8…から
エツチング液7,7…が放射されてパターン以外
の部分(斜線部分)を溶触する。電子部品1は連
結部材3に連結されて次の工程へ送られる。
不要部分2のうち細片2a…は、エツチング液
7とともに供給口11から分離器12へ落下す
る。エツチング液7は分離器12の網底体14を
通過して回収口17からタンク34へ送られ、再
び加温されてポンプで元の噴射ノズル8,8…へ
送られる。
7とともに供給口11から分離器12へ落下す
る。エツチング液7は分離器12の網底体14を
通過して回収口17からタンク34へ送られ、再
び加温されてポンプで元の噴射ノズル8,8…へ
送られる。
網底体14上の細片2a…は分離器12の回転
により移動され、洗浄噴射ノズル21…からの水
その他の洗浄液でエツチング液7を洗い流す。そ
の廃液は排出口19を経て排出される。洗浄され
た細片2a…はさらに移動して吸込み口23の下
側に至ると、吸引装置22によつて空気が吸引さ
れるとき、細片2aも同時に吸引され、管体24
を経てサイクロン25へ送られる。サイクロン2
5の中では空気が渦状に旋回して空気だけが管体
28から上昇し、細片2a…や液体は下方へ落下
して細片2aは回収容器26へ回収され、液体は
容器27へ溜められる。サイクロン25から送り
出された空気は管体28を経てブロワ30へ吸引
されるが、このとき、排気中に残つていた細片2
aと液体を容器29でさらに分離する。排気は中
和装置31などの必要な処理装置で処理された後
大気へ放出される。
により移動され、洗浄噴射ノズル21…からの水
その他の洗浄液でエツチング液7を洗い流す。そ
の廃液は排出口19を経て排出される。洗浄され
た細片2a…はさらに移動して吸込み口23の下
側に至ると、吸引装置22によつて空気が吸引さ
れるとき、細片2aも同時に吸引され、管体24
を経てサイクロン25へ送られる。サイクロン2
5の中では空気が渦状に旋回して空気だけが管体
28から上昇し、細片2a…や液体は下方へ落下
して細片2aは回収容器26へ回収され、液体は
容器27へ溜められる。サイクロン25から送り
出された空気は管体28を経てブロワ30へ吸引
されるが、このとき、排気中に残つていた細片2
aと液体を容器29でさらに分離する。排気は中
和装置31などの必要な処理装置で処理された後
大気へ放出される。
「考案の効果」
本考案は上述のように構成したので、つぎのよ
うな効果を有する。
うな効果を有する。
(1) 不要部分をすべて溶解する必要がないのでエ
ツチング液の疲労が極めて少なく、長期間の使
用が可能である。
ツチング液の疲労が極めて少なく、長期間の使
用が可能である。
(2) エツチング液の交換、更新が少ないので装置
の停止期間が少なくなり作業性がよい。
の停止期間が少なくなり作業性がよい。
(3) 回収した金属が再利用できる。
(4) 装置が比較的簡単であるから安価に提供でき
る。
る。
第1図ないし第3図は本考案による金属の回収
装置の一実施例を示すもので、第1図は縦断側面
図、第2図は横断平面図、第3図は縦断正面図、
第4図は本考案の装置に使用された電子部品のパ
ターンの説明図、第5図は従来の装置に使用され
た電子部品のパターンの説明図である。 1……電子部品、2……不要部分、2a……細
片、3……連結部材、4……エツチング装置、5
……導電性金属板、7……エツチング液、8……
エツチング液噴射ノズル、11……供給口、12
……分離器、14……網底体、17……回収口、
19……排出口、21……洗浄液噴射ノズル、2
2……吸引装置、23……吸込み口、25……サ
イクロン、26……回収容器、30……ブロワ、
34……タンク。
装置の一実施例を示すもので、第1図は縦断側面
図、第2図は横断平面図、第3図は縦断正面図、
第4図は本考案の装置に使用された電子部品のパ
ターンの説明図、第5図は従来の装置に使用され
た電子部品のパターンの説明図である。 1……電子部品、2……不要部分、2a……細
片、3……連結部材、4……エツチング装置、5
……導電性金属板、7……エツチング液、8……
エツチング液噴射ノズル、11……供給口、12
……分離器、14……網底体、17……回収口、
19……排出口、21……洗浄液噴射ノズル、2
2……吸引装置、23……吸込み口、25……サ
イクロン、26……回収容器、30……ブロワ、
34……タンク。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 導電性金属板に写真印刷法により電子部品の
パターンを印刷し、パターン以外の不要部分を
細片に分解してエツチング液により除去する装
置において、前記エツチング液と細片とを供給
する供給口と、底部を細片の通過しない網底体
とし、所定速度で移動する分離器と、この分離
器に臨ませて設けられた洗浄液噴射器と、前記
分離器の網底体上から細片を吸引して回収する
吸引装置とを具備してなることを特徴とする金
属の回収装置。 (2) 分離器は網底体の下面にエツチング液回収口
を有し、回収されたエツチング液を循環再利用
するようにした実用新案登録請求の範囲第1項
記載の金属の回収装置。 (3) 分離器は浅い円筒体の底部にドーナツ盤状の
網底体を張設し、一定速度で回転せしめてなる
実用新案登録請求の範囲第1項記載の金属の回
収装置。 (4) 吸引装置は分離器の網底体の上面に間隙をも
つて吸込み口を形成し、この吸込み口に連結し
た管体の途中に空気や液体から細片を分離する
サイクロンを設けてなる実用新案登録請求の範
囲第1項記載の金属の回収装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5798085U JPS644843Y2 (ja) | 1985-04-18 | 1985-04-18 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5798085U JPS644843Y2 (ja) | 1985-04-18 | 1985-04-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61176262U JPS61176262U (ja) | 1986-11-04 |
JPS644843Y2 true JPS644843Y2 (ja) | 1989-02-07 |
Family
ID=30583035
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5798085U Expired JPS644843Y2 (ja) | 1985-04-18 | 1985-04-18 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS644843Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014097661A1 (ja) * | 2012-12-22 | 2014-06-26 | 株式会社小松精機工作所 | 金属粉末の製造方法及び金属粉末 |
-
1985
- 1985-04-18 JP JP5798085U patent/JPS644843Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61176262U (ja) | 1986-11-04 |
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