JPS644638Y2 - - Google Patents

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JPS644638Y2
JPS644638Y2 JP13367083U JP13367083U JPS644638Y2 JP S644638 Y2 JPS644638 Y2 JP S644638Y2 JP 13367083 U JP13367083 U JP 13367083U JP 13367083 U JP13367083 U JP 13367083U JP S644638 Y2 JPS644638 Y2 JP S644638Y2
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JP
Japan
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rubber
pedestal
upper edge
boat
fitting part
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JP13367083U
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JPS6044895U (ja
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  • Telephone Set Structure (AREA)
  • Cleaning Or Clearing Of The Surface Of Open Water (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はゴム製環状気胴と硬質合成樹脂製船底
とからなるゴムボートにおける船底の取付構造の
改良に関するものである。
従来、底部を補強するために、布地製の底布の
代りに硬質合成樹脂製底板を使用したものが開示
されている(例えば、本考案出願人の実公昭52−
7039号公報、実公昭52−7040号など)。しかし乍
ら、これらの従来品はゴム製気胴と船底の取付に
労力と時間を要するという問題があつた。そこで
本考案は、ゴム製環状気胴と硬質合成樹脂製船底
とを簡便かつ強固に接合させたゴムボートを提供
することを目的とするものである。
以上の目的を達成するための本考案の基本的構
成は、船底と気胴とを一体に接合する硬質ゴム製
台座を、船底の上縁を挾着する嵌合溝と気胴を抱
着する翼状抱持部とから構成し、船底の上縁を嵌
合した嵌合部を、この嵌合部の外側に当接した帯
板で、環状に締め付けることにより一体に連結し
て、接合部からの漏水と接合部の変形破損を防止
したものである。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図は本案接合構造を有するゴムボートの底
面図で、図中aはゴム製の環状気胴、bはFRP
などの硬質合成樹脂製船底、cは気胴aと底板b
とを一体に接合する硬質ゴム製の台座を夫々示
す。図示する気胴aは環状に形成された従来周知
の構造のものである。また、図示する船底bは舟
型状に形成され、走行の際、水の抵抗が少なく安
定性が良いようになつている。尚、接合部はその
全体が外方に向つて凸状になつていると、帯板d
による締め付け効果が良好となるので好ましい。
この気胴aと船底bとは、第2図乃至第5図に
示す如く、台座cによつて水密に連結されてい
る。即ち、台座cはその上部に翼状抱持部c1およ
びc′1を、また垂直方向に底板bの上縁の肉厚と
略同一の溝幅を有する嵌合溝c2が設けてある。
尚、第5図に示す如く、底板bの上縁に断面略L
字型の脱落防止用鉤状部分を設け、台座cの嵌合
溝c2も該鉤状部分に対応する形状に設ければ、接
合部の水密性、締結安定性が良いものとなる。抱
持部c1,c′1は第4図に示すように直接気胴aに
接着剤で接着してもよいが、第5図に示すように
取付ゴム布1を介して気胴aに取付けてもよい。
取付ゴム布1は両抱持部c1,c′1の接着面より面
積が広い部材であるから、直接接着するものに比
べて接合面積が大になり、気胴aに対する固定性
(接着性)が良くなる。
この取付ゴム布1を接着したのちに、帯板dに
よつて台座cを介して底板bの上縁を締め付ける
ことにより、台座cと底板bとを一体に連結す
る。
本考案の帯板dの材質は、金属製、ゴム製、合
成樹脂製、布製等のバンド等でよく、また、形状
も図には平滑な断面を示したが、スベリ止め用の
凹凸があつてもよい。第4図および第5図に示す
様に帯板dにより台座cを底板bの上縁に密着さ
せるため、水密構造が完全になり、内部に漏水す
ることがない。また底板bの上縁が台座の嵌合溝
c2に密嵌されるため、底板の上縁が台座cの芯材
の作用をなし、水圧によつて気胴aが揺動しても
台座cは揺動変形することがなく、台座cと底板
bとの接合状態が確実に維持され、漏水するおそ
れがない。
また、一般にゴム製気胴は硬質合成樹脂製船底
に比べて耐久性に欠けるため、着脱できる帯板を
使用すれば、古くなつたゴム製気胴を容易に新し
いそれに交換できる。更に、持ち運ぶ際あるいは
保管する際に気胴aと船底bとを別々にできると
いう利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案取付構造を有するゴムボートの底
面図、第2図は第1図イ部の拡大図、第3図は横
断面図、第4図および第5図はその部分拡大図で
ある。 図中、a……気胴、b……船底、c……台座、
d……帯板を夫々示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ゴム製気胴、硬質合成樹脂製船底およびこの両
    者を一体に接合する硬質ゴム製台座からなり、台
    座は船底の上縁を挟着する嵌合溝と気胴を抱着す
    る翼状抱持部とから構成され、船底の上縁を嵌合
    した嵌合部を、この嵌合部の外側に当接した帯板
    で環状に締め付けることにより一体に連結してな
    るゴムボートの船底簡易接合構造。
JP13367083U 1983-08-31 1983-08-31 ゴムボ−トの船底簡易接合構造 Granted JPS6044895U (ja)

Priority Applications (1)

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JP13367083U JPS6044895U (ja) 1983-08-31 1983-08-31 ゴムボ−トの船底簡易接合構造

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JP13367083U JPS6044895U (ja) 1983-08-31 1983-08-31 ゴムボ−トの船底簡易接合構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6044895U JPS6044895U (ja) 1985-03-29
JPS644638Y2 true JPS644638Y2 (ja) 1989-02-06

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ID=30301448

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13367083U Granted JPS6044895U (ja) 1983-08-31 1983-08-31 ゴムボ−トの船底簡易接合構造

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JP (1) JPS6044895U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0321350Y2 (ja) * 1985-09-28 1991-05-09
JP4965120B2 (ja) * 2005-12-27 2012-07-04 アキレス株式会社 エアボート

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6044895U (ja) 1985-03-29

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