JP2555561Y2 - フィルタープレート用枠材 - Google Patents

フィルタープレート用枠材

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JP2555561Y2
JP2555561Y2 JP11156291U JP11156291U JP2555561Y2 JP 2555561 Y2 JP2555561 Y2 JP 2555561Y2 JP 11156291 U JP11156291 U JP 11156291U JP 11156291 U JP11156291 U JP 11156291U JP 2555561 Y2 JP2555561 Y2 JP 2555561Y2
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守 野村
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はフィルタープレート用枠
材、例えば圧ろ器等におけるろ材を支持する枠体、特に
そのシール部の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のフィルタープレートのシール手段
は、枠体の長手方向に沿って周囲に設けた溝内に、別途
成形したゴムリングを嵌め込む方法、又は別途成形した
ゴムリングを枠体のシール部に接着する方法等が採用さ
れている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前者の嵌め込みによる
場合は、図5に断面を示すように、ゴムリング12の固
定をよくするために枠体10に設けたアリ溝13に嵌合
させている。したがって、ゴムリング12を圧入する際
等過度の応力が生ずるため枠部材の溝部底隅部から亀裂
が発生し易い欠点がある。また後者の場合は図6に示す
ように、溝内にゴムリング22を接着剤23により接着
するので接着剤塗布工程等の工数がかかる上、塗布に当
たって均一性確保がむずかしく全体的に確実な接着が得
難いなどの問題点がある。本考案の目的はこのような従
来の問題点を解決し、シール部材が枠部材と一体化して
確実に全長に亘って固着されており、所定のフィルター
プレートの枠組が容易になし得る枠材を提供することに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は上記の目的を達
成するためになされたものであって、硬質樹脂によりシ
ール部材充填溝を有する枠材本体を押出成形すると同時
に、前記シール部材充填溝内に本体成形用樹脂より弾性
が大きくかつ該樹脂に対し接着性の良いシール部材を一
体的に押出して前記溝内で溶着結合させてなるシール部
材を具えたフィルタープレート用枠材である。前記シー
ル部材は中実でもよいが、長手方向に沿って空洞を有す
る中空溝造のものでもよい。また枠体本体を形成する硬
質樹脂としては、例えば硬質塩化ビニル樹脂又はポリプ
ロピレン樹脂等があげられ、シール部材としては軟質塩
化ビニル樹脂、ポリプロピレンエラストマー等枠体樹脂
より軟質でゴム性質を有しかつ枠体樹脂と熱溶着可能な
樹脂材料が用いられる。
【0005】
【実施例】図1は本考案の枠材で形成されたフィルター
プレートの平面図、図2はA−A′線断面図である。1
は硬質塩化ビニル樹脂よりなる枠材、2は軟質塩化ビニ
ル樹脂よりなるシール部材であって、ろ材3の周囲を同
形状の枠材1′と挟着してボルト6によって固定されて
いる。図3は図1に示す本考案の枠材部分を拡大して示
す断面図で、押出成形機によって硬質塩化ビニル樹脂の
枠本体部分1と軟質塩化ビニル樹脂のシール部分2を同
時に一体的に成形したもので、4は一体的に結合された
溶着面である。図4は他の実施例を示すもので、2′は
空洞部5を有し枠本体1と4′で溶着され一体的に結合
している。
【0006】
【考案の効果】本考案は上記のように構成されているの
で、次に記載する効果を有する。すなわち、シール部材
と枠体とは一体的に溶着結合されているので極めて確実
に接着され、しかも一体的に押出成形により成形されて
いるから従来のようにシール部材取付けの煩雑な作業を
要しないばかりでなく、過度の応力が生じない構造であ
るから、取付けによって生じる亀裂の発生や接着剤使用
による欠点も除かれ、確実なシールが達成される。ま
た、枠組と同時にシール部材が設けられたフィルタープ
レートが直ちに得られるので極めて便利であり、現場取
替え作業も簡素化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】フィルタープレートの平面図である。
【図2】図1のA−A′線における拡大断面図である。
【図3】本考案の枠材の一実施例を示す断面図である。
【図4】他の実施例を示す断面図である。
【図5】従来の枠材の断面図である。
【図6】従来の枠材の断面図である。
【符号の説明】
1 枠体 2 シール部材 3 ろ材 4 溶着面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 金澤 甫 東京都千代田区丸の内二丁目5番2号 三菱樹脂株式会社東京支店内 (56)参考文献 特開 昭62−19215(JP,A)

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 硬質樹脂によりシール部材充填溝を有す
    る枠材本体を押出成形すると同時に、前記シール部材充
    填溝内に本体成形用樹脂より弾性が大きくかつ該樹脂に
    対し接着性の良いシール部材を一体的に押出して前記溝
    内で溶着結合させてなるシール部材を具えたフィルター
    プレート用枠材。
  2. 【請求項2】 シール部材が充填溝底部において接して
    いない部分を有する中空体である請求項1記載のフィル
    タープレート用枠材。
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