JPH0326226Y2 - - Google Patents

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JPH0326226Y2
JPH0326226Y2 JP1985077780U JP7778085U JPH0326226Y2 JP H0326226 Y2 JPH0326226 Y2 JP H0326226Y2 JP 1985077780 U JP1985077780 U JP 1985077780U JP 7778085 U JP7778085 U JP 7778085U JP H0326226 Y2 JPH0326226 Y2 JP H0326226Y2
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JP
Japan
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glass
sealing material
rectangular cross
core material
sealing
Prior art date
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JP1985077780U
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JPS61194084U (ja
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  • Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、ユニツト式カーテンウオールのカー
テンウオールユニツト等の枠体を構成する形材に
ガラスを固定する装置に関するものである。
従来の技術 第5図に示すように、形材1の表面1a、シリ
コーンゴムからなるバツクアツプ材2とシリコー
ンシーラントからなるシール材3とでガラス4を
接着固定したもの。
第6図に示すように、バツクアツプ材2をエチ
レンプロピレン共重合体ゴム(以下EPTゴムと
する)により製作すると共に、バツクアツプ材2
とシール材3との間にボンドブレーカー5を介在
させたもの。
なお、ボンドブレーカー5としてはEPTゴム
製品にスコツチテープを貼り付けたもの、EPT
ゴム製品上に2〜3mm厚さの発泡ポリエチレンバ
ツカーを挿入したものなどである。
考案が解決しようとする問題点 前者の構造であると、シール材3は形材1の表
面1aとガラス4の裏面4aとバツクアツプ材2
の一側面2aとに接着して三面接着となるから、
風圧が作用してシール材3が伸びた時に第7図に
示すように、シール材3のバツクアツプ材2の一
側面2aと接着している他側面3a部分が伸びる
ことができず、シール材3の伸びに対して悪影響
を与えて変な力が作用し、ガラス4との接着面が
剥離したり、シール材3に亀裂が生じたりする。
また、バツクアツプ材2としてシリコーンゴム
を使用してあるから、高価なガラス固着構造とな
る。
なお、バツクアツプ材2をEPTゴムとしてシ
ール材3が接着しないようにすれば前述の不具合
が解消できるが、その反面、EPTゴムよりなる
バツクアツプ材2を使用すると日光が当ることに
よつて可塑剤や加硫促進剤がシール材に移行して
短期間に、ガラス裏面4aとの接着力低下、表面
のべとつき、変色などが起るので好ましくない。
また、後者の構造であるとバツクアツプ材2と
ボンドブレーカー5とが剥離するから、第8図に
示すように風圧が作用した時にシール材3が伸び
て前述のようにシール材3の伸びに悪影響を与え
ないが、その反面に、バツクアツプ材2を形材1
に固定した後にボンドブレーカー5を貼付ける必
要があるので、ガラス固定作業が面倒となつてし
まうと共に、バツクアツプ材2がEPTゴムより
成るから前述と同様に日光が当ることによつて短
時間に、ガラス裏面4aとの接着力低下、表面の
べとつき、変色などが起るので好ましくない。
問題点を解決するための手段及び作用 エチレンプロピレン共重合体ゴムにより矩形断
面長尺となつた芯材15をシリコーンゴムにより
矩形断面中空長尺となつた被覆材16内に挿入し
てバツクアツプ材13とし、このバツクアツプ材
13を形材11の表面11aに取付け、このバツ
クアツプ材13の両側面と形材表面11aとガラ
ス10の背面とにシール材14をそれぞれ充填し
て形材11の表面11aにガラス10を固定した
形材とガラスの固定装置。
これによつて、シール材14が被覆材16とと
もに芯材15に対して変位できると共に、芯材1
5に日光が当ることがないようになり、しかも高
価なシリコーンゴムの使用量を少なくできると共
に、芯材15でガラス10に作用する押し力を支
持でき、さらにガラス10を2個所で接着固定で
きると共に、内側のシール材14で長期間に亘つ
てガラス10を接着固定できる。
実施例 第4図はカーテンウオールの一部正面図であ
り、上下、左右に連設された各枠体Aにはガラス
10が固着され、第1図に示すようにに左右に連
設した枠体Aの竪方向の形材11は方立12の室
外側にそれぞれ取付けてあり、その形材11の表
面11aにはバツクアツプ材13と一対のシール
材14,14を介してガラス10の裏面10aが
接着して固定してある。
前記バツクアツプ材13はEPTゴムより成る
芯材15とシリコーンゴムより成る被覆材16と
を備え、第2図に示すように被覆材16は厚肉の
一端壁16aと薄肉の他端壁16b、両側壁16
c,16cより矩形中空の長尺材となり、その一
端壁16aが形材11の表面11aに形成した凹
条溝17に嵌合して取着してあると共に、芯材1
5は矩形断面の長尺材となり、被覆材16の矩形
の中空部内に挿入されて、芯材15を被覆材16
で被覆してある。
また、シール材14はシリコーンシーラントよ
りなつている。
しかして、芯材15と被覆材16の両側壁16
c,16cとは接着せずに剥離できるから、第3
図に示すように風圧が作用した際に被覆材16の
両側壁16c,16cとシール材14とが一体と
なつてスムーズに伸びて、シール材14の伸びに
悪影響を与えない。
考案の効果 シール材14とともに被覆材16が芯材15に
対して剥離するから、ガラス10に風圧が作用し
た時にシール材14はスムーズに伸びるので、シ
ール材14の伸びの悪影響を与えることがなくて
シール材14に変な力が作用しないから、ガラス
10との接着面が剥離したり、シール材14に亀
裂が生じたりすることがない。
また、エチレンプロピレン共重合体より成る芯
材15はシリコーンゴムより成る被覆材16で被
覆されているから、芯材15に日光が当ることが
なく、長期間使用してもエチレンプロピレン共重
合体の可塑剤や加硫促進剤がシール材14に移行
しないから、ガラス裏面との接着力低下、表面の
べたつき、変色などが発生せずに耐久性を向上で
きる。
また、安価なエチレンプロピレン共重合体より
成る芯材15を高価なシリコーンゴムより成る被
覆材16で被覆してバツクアツプ材13としたか
ら、高価なシリコーンゴムの使用量が少なくなつ
てバツクアツプ材13のコストを安くできると共
に、強風でガラス10が形材11側に押された時
には芯材15で支持してシール材14に大きな圧
縮応力が作用しないようにできてシール材14の
早期劣化を防止できる。
また、矩形断面長尺の芯材15を一端壁16a
と他端壁16bと両側壁16c,16cより矩形
断面中空長尺の被覆材16内に挿入してバツクア
ツプ材13としたので、このバツクアツプ材13
の両側にシール材14をそれぞれ充填して形材1
1の表面11aとガラス10の背面をバツクアツ
プ材13を境として2個所で接着固定でき、外側
のシール材14が太陽光や雨水に直接さらされて
早期に劣化しても内側のシール材14でガラス4
を形材11の表面11aに接着固定でき長期間に
亘つてガラス4を強固に固定できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案の実施例を示し、第1
図は第4図の−線断面図、第2図はバツクア
ツプ材の拡大断面図、第3図はシール材が伸びた
状態の断面図、第4図はカーテンウオールの一部
正面図、第5図、第6図はそれぞれ異なる従来例
の断面図、第7図、第8図はシール材が伸びた状
態の断面図である。 10はガラス、11は形材、11aは表面、1
3はバツクアツプ材、14はシール材、15は芯
材、16は被覆材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 形材11の表面11aにおける幅方向中間に、
    エチレンプロピレン共重合体ゴムにより矩形断面
    長尺となつた芯材15をシリコーンゴムにより一
    端壁16aと他端壁16bと両側壁16c,16
    cを有する矩形断面中空長尺となつた被覆材16
    内に挿入したバツクアツプ材13を取付け、前記
    形材11の表面11aにおける幅方向両側と被覆
    材16の両側壁16c,16cとガラス10の背
    面とにシール材14をそれぞれ充填して形材11
    の表面11aにガラス10を固定したことを特徴
    とする形材とガラスの固定装置。
JP1985077780U 1985-05-27 1985-05-27 Expired JPH0326226Y2 (ja)

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JP1985077780U JPH0326226Y2 (ja) 1985-05-27 1985-05-27

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Publications (2)

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JPS61194084U JPS61194084U (ja) 1986-12-03
JPH0326226Y2 true JPH0326226Y2 (ja) 1991-06-06

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ID=30621163

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JPH0449352Y2 (ja) * 1985-11-12 1992-11-19

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JPS5564384U (ja) * 1978-10-27 1980-05-02

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JPS61194084U (ja) 1986-12-03

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