JPS64400Y2 - - Google Patents
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- JPS64400Y2 JPS64400Y2 JP16802983U JP16802983U JPS64400Y2 JP S64400 Y2 JPS64400 Y2 JP S64400Y2 JP 16802983 U JP16802983 U JP 16802983U JP 16802983 U JP16802983 U JP 16802983U JP S64400 Y2 JPS64400 Y2 JP S64400Y2
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- JP
- Japan
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- operating lever
- brake
- control body
- lever
- shoe
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- 210000003811 finger Anatomy 0.000 description 18
- 210000003813 thumb Anatomy 0.000 description 3
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Braking Arrangements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は主として自転車フレームのフロントホ
ーク、バツクホークに装着して使用するキヤリパ
ーブレーキに関する。
ーク、バツクホークに装着して使用するキヤリパ
ーブレーキに関する。
一般に、自転車に使用するキヤリパーブレーキ
は、車輪リムの両側方位置に配置するブレーキシ
ユーをもつた1対のブレーキアームを備え、操作
ワイヤの操作により、前記各ブレーキアームを揺
動させ、これらブレーキアームに支持した前記ブ
レーキシユーを車輪リムの両側面に圧接して制動
を行なうごとく構成されている。
は、車輪リムの両側方位置に配置するブレーキシ
ユーをもつた1対のブレーキアームを備え、操作
ワイヤの操作により、前記各ブレーキアームを揺
動させ、これらブレーキアームに支持した前記ブ
レーキシユーを車輪リムの両側面に圧接して制動
を行なうごとく構成されている。
所で、従来、ブレーキアームの一方に枢軸を介
して操作レバーを揺動可能に枢支すると共に、該
レバーの遊端部に操作ワイヤ又は該ワイヤを案内
するアウター筒の受具を支持して、例えば自転車
の車輪の交換時、前記操作レバーの揺動操作によ
り、前記両ブレーキシユーの間隔をワンタツチで
拡開して車輪の交換を迅速に行なわせるように構
成したものが提案されている。
して操作レバーを揺動可能に枢支すると共に、該
レバーの遊端部に操作ワイヤ又は該ワイヤを案内
するアウター筒の受具を支持して、例えば自転車
の車輪の交換時、前記操作レバーの揺動操作によ
り、前記両ブレーキシユーの間隔をワンタツチで
拡開して車輪の交換を迅速に行なわせるように構
成したものが提案されている。
所が、前記構造のキヤリパーブレーキにあつて
は、例えば駐車場から自転車を出す際などに、前
記アウター筒が隣接の自転車のハンドル等に引掛
るなどして外方に引張られ、これに伴ない前記操
作レバーが勝手に揺動して、シユー間隔が拡開
し、そのまゝ乗車して走行するとブレーキが正常
に作動しなくなり、事故につながるという問題が
あつた。
は、例えば駐車場から自転車を出す際などに、前
記アウター筒が隣接の自転車のハンドル等に引掛
るなどして外方に引張られ、これに伴ない前記操
作レバーが勝手に揺動して、シユー間隔が拡開
し、そのまゝ乗車して走行するとブレーキが正常
に作動しなくなり、事故につながるという問題が
あつた。
そこで本考案出願人は、前記操作ワイヤ又はア
ウター筒の受具を前記操作レバーに回転可能に支
持すると共に、前記受具と前記操作レバーを支持
するブレーキアームとの一方に係合部を、他方
に、前記受具の回転により、前記係合部を係合す
る係合突起を設けて、前記操作レバーが勝手に回
転するのをなくするようにしたものを先に提案し
たのであるが、未だ特殊な情況の場合に前記操作
レバーの勝手な回転を阻止することができない問
題が残つていた。
ウター筒の受具を前記操作レバーに回転可能に支
持すると共に、前記受具と前記操作レバーを支持
するブレーキアームとの一方に係合部を、他方
に、前記受具の回転により、前記係合部を係合す
る係合突起を設けて、前記操作レバーが勝手に回
転するのをなくするようにしたものを先に提案し
たのであるが、未だ特殊な情況の場合に前記操作
レバーの勝手な回転を阻止することができない問
題が残つていた。
即ち、自転車を駐車場などに対し出し入れする
場合、前記アウター筒が隣接の自転車のハンドル
等に引掛かつて上方に引上げられ気味に外側方に
引張られた場合には、前記係合突起が係合部と係
合しなくて、前記操作レバーの勝手な回転を阻止
することができないのであり、又、車輪リム間隔
が普通のものに比べて極端に小さい車輪をもつた
自転車に組付けられ、かつ、ブレーキシユーが摩
耗して、この摩耗シユーと車輪リムとの間のシユ
ー間隔を調整してセツトされた場合には、操作ワ
イヤの受具と、アウター筒の受具との位置関係が
大きく変つて、前記係合突起と係合部との間が離
反し、その結果、前記アウター筒が外側方に引張
られると、前記係合突起が係合部と係合しなく
て、前記操作レバーの勝手な回転を阻止すること
ができないのである。
場合、前記アウター筒が隣接の自転車のハンドル
等に引掛かつて上方に引上げられ気味に外側方に
引張られた場合には、前記係合突起が係合部と係
合しなくて、前記操作レバーの勝手な回転を阻止
することができないのであり、又、車輪リム間隔
が普通のものに比べて極端に小さい車輪をもつた
自転車に組付けられ、かつ、ブレーキシユーが摩
耗して、この摩耗シユーと車輪リムとの間のシユ
ー間隔を調整してセツトされた場合には、操作ワ
イヤの受具と、アウター筒の受具との位置関係が
大きく変つて、前記係合突起と係合部との間が離
反し、その結果、前記アウター筒が外側方に引張
られると、前記係合突起が係合部と係合しなく
て、前記操作レバーの勝手な回転を阻止すること
ができないのである。
本考案は以上の点に鑑み考案したもので、目的
は、操作レバーとは別に制御体を設けて、この制
御体を操作しない限り前記操作レバーが勝手に回
転しないようにするものである。
は、操作レバーとは別に制御体を設けて、この制
御体を操作しない限り前記操作レバーが勝手に回
転しないようにするものである。
しかして本考案は、ブレーキシユーをもつた1
対のブレーキアームの一方に操作レバーを枢支
し、この操作レバーに、操作ワイヤ又は該ワイヤ
を案内するアウター筒の受具を枢支したキヤリパ
ーブレーキにおいて、前記操作レバーを支持する
ブレーキアームを前記操作レバーとの一方に係止
部を設け、また前記操作レバーを支持するブレー
キアームと前記操作レバーとの他方に、前記係止
部と係合して前記操作レバーの回転を阻止する係
合部をもつた制御体を相対移動可能に設け、この
制御体の移動操作により前記操作レバーの回転阻
止を解除し、該操作レバーを回転させ得るように
したのである。
対のブレーキアームの一方に操作レバーを枢支
し、この操作レバーに、操作ワイヤ又は該ワイヤ
を案内するアウター筒の受具を枢支したキヤリパ
ーブレーキにおいて、前記操作レバーを支持する
ブレーキアームを前記操作レバーとの一方に係止
部を設け、また前記操作レバーを支持するブレー
キアームと前記操作レバーとの他方に、前記係止
部と係合して前記操作レバーの回転を阻止する係
合部をもつた制御体を相対移動可能に設け、この
制御体の移動操作により前記操作レバーの回転阻
止を解除し、該操作レバーを回転させ得るように
したのである。
以下本考案キヤリパーブレーキの一実施例を図
面に基づいて説明する。
面に基づいて説明する。
図示したキヤリパーブレーキは、一端にブレー
キシユー3を備えたc形ブレーキアーム1の中間
と、彎曲主杆21の一端にブレーキシユー4を備
え、かつ、彎曲主杆21の中間に枝杆22をもつ
Y形ブレーキアーム2の彎曲主杆21他端とを、
自転車フレームのフロントホーク又はバツクホー
クに取付けるピボツトボルト5に揺動可能に支持
すると共に、これらアーム1,2にリターンばね
6を取付けて、該ばね6により、前記シユー3,
4の間隔を拡開する一方、前記c形ブレーキアー
ム1の遊端に、操作ワイヤWの一端を固定する第
1受具7を支持し、また前記Y形ブレーキアーム
2の枝杆22遊端に、操作レバー8を枢軸10を
介して揺動自由に枢支し、この操作レバー8の遊
端部に前記ワイヤWを案内するアウター筒Oの第
2受具9を支持して、これら第1及び第2受具
7,9を上下に所定間隔離反して対向させ、前記
ワイヤWの牽引により、前記両アーム1,2を揺
動させて制動するごとく構成したものである。
キシユー3を備えたc形ブレーキアーム1の中間
と、彎曲主杆21の一端にブレーキシユー4を備
え、かつ、彎曲主杆21の中間に枝杆22をもつ
Y形ブレーキアーム2の彎曲主杆21他端とを、
自転車フレームのフロントホーク又はバツクホー
クに取付けるピボツトボルト5に揺動可能に支持
すると共に、これらアーム1,2にリターンばね
6を取付けて、該ばね6により、前記シユー3,
4の間隔を拡開する一方、前記c形ブレーキアー
ム1の遊端に、操作ワイヤWの一端を固定する第
1受具7を支持し、また前記Y形ブレーキアーム
2の枝杆22遊端に、操作レバー8を枢軸10を
介して揺動自由に枢支し、この操作レバー8の遊
端部に前記ワイヤWを案内するアウター筒Oの第
2受具9を支持して、これら第1及び第2受具
7,9を上下に所定間隔離反して対向させ、前記
ワイヤWの牽引により、前記両アーム1,2を揺
動させて制動するごとく構成したものである。
前記操作レバー8は、所定間隔あけて相対向す
る一対の側板81a,81bと、これら両側板8
1a,81bを連結する連結板81cとを備えて
おり、前記両側板81a,81b間に前記枝杆2
2の遊端部を介在させて、前記枢軸10により連
結する如くしている。
る一対の側板81a,81bと、これら両側板8
1a,81bを連結する連結板81cとを備えて
おり、前記両側板81a,81b間に前記枝杆2
2の遊端部を介在させて、前記枢軸10により連
結する如くしている。
又、前記アウター筒Oの第2受具9は、該アウ
ター筒Oの一端を保持する保持体91と、該保持
体91を前記操作レバー8の遊端部に取付ける取
付軸92とから成り、該取付軸92の一端にねじ
孔93を形成し、該ねじ孔93に前記保持体91
を螺着する如くしている。
ター筒Oの一端を保持する保持体91と、該保持
体91を前記操作レバー8の遊端部に取付ける取
付軸92とから成り、該取付軸92の一端にねじ
孔93を形成し、該ねじ孔93に前記保持体91
を螺着する如くしている。
この考案は以上の如く構成したキヤリパーブレ
ーキにおいて、前記操作レバー8を支持するY形
ブレーキアーム2の枝杆22に係止部23を設け
ると共に、前記操作レバー8に、前記係止部23
とを係合して、前記レバー8の回転を阻止する係
合部11aをもつた制御体11を揺動可能に支持
したのである。
ーキにおいて、前記操作レバー8を支持するY形
ブレーキアーム2の枝杆22に係止部23を設け
ると共に、前記操作レバー8に、前記係止部23
とを係合して、前記レバー8の回転を阻止する係
合部11aをもつた制御体11を揺動可能に支持
したのである。
しかして図面に示したものは、前記操作レバー
8を、前記一対の側板81a,81bと連結板8
1cとをもつたレバー本体81と、該レバー本体
81内に嵌合するホーク状の嵌合部82aと該嵌
合部82aの基部に設ける第1指掛部82bをも
つた指掛体82と、前記連結板81cに設ける指
掛片83とにより形成して、この操作レバー8に
おける前記第2受具9の支持位置と偏位した位
置、詳しくは前記指掛体82の第1指掛部82b
側端部に枢支軸12を介して前記制御体11を枢
支すると共に、この制御体11と前記操作レバー
8との間に、前記制御体11を前記係止部23と
近接する方向に付勢するばね13を介装し、この
ばね13により前記制御体11の係合部11aを
係止部23と常時係合させて操作レバー8のシユ
ー間隔が拡開する方向への回転を阻止し、前記制
御体11を前記ばね13に抗して揺動操作するこ
とにより、前記係合部11aの係止部23との係
合を離脱し、前記操作レバー8を回転できるよう
にしている。又、指掛片83が枝杆22の上面と
干渉して操作レバー8のシユー間隔が拡開する方
向と反対方向への回転を阻止している。
8を、前記一対の側板81a,81bと連結板8
1cとをもつたレバー本体81と、該レバー本体
81内に嵌合するホーク状の嵌合部82aと該嵌
合部82aの基部に設ける第1指掛部82bをも
つた指掛体82と、前記連結板81cに設ける指
掛片83とにより形成して、この操作レバー8に
おける前記第2受具9の支持位置と偏位した位
置、詳しくは前記指掛体82の第1指掛部82b
側端部に枢支軸12を介して前記制御体11を枢
支すると共に、この制御体11と前記操作レバー
8との間に、前記制御体11を前記係止部23と
近接する方向に付勢するばね13を介装し、この
ばね13により前記制御体11の係合部11aを
係止部23と常時係合させて操作レバー8のシユ
ー間隔が拡開する方向への回転を阻止し、前記制
御体11を前記ばね13に抗して揺動操作するこ
とにより、前記係合部11aの係止部23との係
合を離脱し、前記操作レバー8を回転できるよう
にしている。又、指掛片83が枝杆22の上面と
干渉して操作レバー8のシユー間隔が拡開する方
向と反対方向への回転を阻止している。
以上の構成において、前記制御体11は、一端
に係合部11aをもち、他端に第2指掛部11b
をもつアーム状に形成し、その中間部を前記指掛
体82に枢支して、第2指掛部11bを前記第1
指掛部82bと対向する位置に配置し、制御体1
1の操作と連続した動作で操作レバー8を回転操
作できるようにしている。又、前記制御体11の
中間部には、前記ばね13の一端を受入れるばね
受孔11cを設けている。
に係合部11aをもち、他端に第2指掛部11b
をもつアーム状に形成し、その中間部を前記指掛
体82に枢支して、第2指掛部11bを前記第1
指掛部82bと対向する位置に配置し、制御体1
1の操作と連続した動作で操作レバー8を回転操
作できるようにしている。又、前記制御体11の
中間部には、前記ばね13の一端を受入れるばね
受孔11cを設けている。
又、前記ばね13は、中間を巻回して該巻回部
を前記第2受具9の取付軸92周りに支持してい
る。こねばね13は必ずしも必要でなく、例えば
前記制御体11に、該制御体11が不用意に揺動
しない程度の回転抵抗を与えてもよいし、又、制
御体11と操作レバー8との間に制御体11の位
置を保持するロツク機構を設けて、このロツク機
構によるロツクを解除して制御体11を揺動させ
るようにしてもよい。
を前記第2受具9の取付軸92周りに支持してい
る。こねばね13は必ずしも必要でなく、例えば
前記制御体11に、該制御体11が不用意に揺動
しない程度の回転抵抗を与えてもよいし、又、制
御体11と操作レバー8との間に制御体11の位
置を保持するロツク機構を設けて、このロツク機
構によるロツクを解除して制御体11を揺動させ
るようにしてもよい。
又、前記係止部23は、例えば凹状に形成する
のである。
のである。
尚、図中14は、前記指掛体82を補強する補
強板であつて、その一端を前記取付軸92に枢支
し、他端を前記ピン12に枢支している。又、8
4は操作レバー8における側板81bの先端を内
側に折曲げて形成するストツパである。
強板であつて、その一端を前記取付軸92に枢支
し、他端を前記ピン12に枢支している。又、8
4は操作レバー8における側板81bの先端を内
側に折曲げて形成するストツパである。
本考案は以上の如く構成するもので、通常は第
1,4図に示す如く制御体11を係止部23に係
合させて操作レバー8の回転を阻止し、ブレーキ
シユー3,4と車輪リムとの間のシユー間隔を一
定に保つのであつて、前記制御体11を操作しな
い限り前記操作レバー8を前記シユー間隔が拡開
する方向に回転させることがでないのである。
1,4図に示す如く制御体11を係止部23に係
合させて操作レバー8の回転を阻止し、ブレーキ
シユー3,4と車輪リムとの間のシユー間隔を一
定に保つのであつて、前記制御体11を操作しな
い限り前記操作レバー8を前記シユー間隔が拡開
する方向に回転させることがでないのである。
従つて、例えば自転車を駐車場などに対し出し
入れする場合、アウター筒Oが隣接の自転車のハ
ンドル等に引掛かつて上方に引上げられ気味に外
側方に引張られた場合でも、又、車輪リム間隔が
普通のものに比べて極端に小さい車輪をもつた自
転車に組付けられ、かつ、ブレーキシユーが摩耗
して、この摩耗シユーと車輪リムとの間のシユー
間隔を調整してセツトされた場合でも、制御体1
1の係止部23との係合関係を保持することがで
き、アウター筒Oに作用する外側方への引張力で
操作レバー8が、前記シユー間隔が拡開する方向
に回転するのを阻止できるのである。
入れする場合、アウター筒Oが隣接の自転車のハ
ンドル等に引掛かつて上方に引上げられ気味に外
側方に引張られた場合でも、又、車輪リム間隔が
普通のものに比べて極端に小さい車輪をもつた自
転車に組付けられ、かつ、ブレーキシユーが摩耗
して、この摩耗シユーと車輪リムとの間のシユー
間隔を調整してセツトされた場合でも、制御体1
1の係止部23との係合関係を保持することがで
き、アウター筒Oに作用する外側方への引張力で
操作レバー8が、前記シユー間隔が拡開する方向
に回転するのを阻止できるのである。
又、例えば車輪の交換に際しシユー間隔を拡開
したい場合には、前記制御体11の第2指掛部1
1bに親指の指先部を宛行つて第1,4図矢印X
方向に押操作し、制御体11をピン12を中心に
前記矢印X方向に揺動させて、係合部11aと係
止部23との係合を解除すると共に、この解除状
態を維持して前記第2指掛部11bに宛行つた親
指の指中間部を操作レバー8の第1指掛部82b
に接触させて矢印Y方向に押操作し、操作レバー
8を前記矢印Y方向に回転させるのであつて、こ
の操作レバー8の回転により(第5図仮想線の状
態)、前記第2受具9が第1受具7に近接して操
作ワイヤWとアウター筒Oとの相対有効長さが変
化し、これに伴ない前記ブレーキアーム1,2
が、リターンばね6の復元力によつて前記ピボツ
トボルト5を中心にその両端部が互に拡開される
のである。このときストツパ84が支杆22の下
面と干渉して操作レバー8が停止する。
したい場合には、前記制御体11の第2指掛部1
1bに親指の指先部を宛行つて第1,4図矢印X
方向に押操作し、制御体11をピン12を中心に
前記矢印X方向に揺動させて、係合部11aと係
止部23との係合を解除すると共に、この解除状
態を維持して前記第2指掛部11bに宛行つた親
指の指中間部を操作レバー8の第1指掛部82b
に接触させて矢印Y方向に押操作し、操作レバー
8を前記矢印Y方向に回転させるのであつて、こ
の操作レバー8の回転により(第5図仮想線の状
態)、前記第2受具9が第1受具7に近接して操
作ワイヤWとアウター筒Oとの相対有効長さが変
化し、これに伴ない前記ブレーキアーム1,2
が、リターンばね6の復元力によつて前記ピボツ
トボルト5を中心にその両端部が互に拡開される
のである。このときストツパ84が支杆22の下
面と干渉して操作レバー8が停止する。
又、シユー間隔を元に戻す場合には、第5図仮
想線の状態にある操作レバー8の指掛片83に例
えば親指の指先部を宛行つて第5図矢印Z方向に
押操作し、操作レバー8を前記矢印Z方向に回転
させて元位置に戻すのである。
想線の状態にある操作レバー8の指掛片83に例
えば親指の指先部を宛行つて第5図矢印Z方向に
押操作し、操作レバー8を前記矢印Z方向に回転
させて元位置に戻すのである。
尚、以上説明した実施例では、Y形ブレーキア
ーム2に操作レバー8を支持して、該操作レバー
8にアウター筒Oの第2受具9を支持したが、そ
の他c形ブレーキアーム1に操作レバー8を支持
して、該操作レバー8に操作ワイヤWの第1受具
7を支持してもよい。
ーム2に操作レバー8を支持して、該操作レバー
8にアウター筒Oの第2受具9を支持したが、そ
の他c形ブレーキアーム1に操作レバー8を支持
して、該操作レバー8に操作ワイヤWの第1受具
7を支持してもよい。
又、以上の実施例では、操作レバー8を回転し
てシユー間隔を拡開する場合、制御体11の押操
作方向と操作レバー8の押操作方向とを異ならせ
ているが、その他、同じ操作方向となるようにし
てもよい。この場合、例えば第6図に示す如く操
作レバー8に枢支する前記制御体11を、前記第
2受具9の支持位置に対し前記第1指掛部82b
と反対側端部に枢支して、この制御体11の第2
指掛部11bを前記第1指掛部82bと対向する
位置に配置すると共に、前記枝杆22の枢軸10
支持位置より基端側上面に前記係止部23を設け
て、前記制御体11の係合部11aを前記係止部
23に係合させ、かつ、前記操作レバー8と制御
体11との間に前記制御体11を前記係止部23
との係合方向に付勢する前記ばね13を介装する
のである。
てシユー間隔を拡開する場合、制御体11の押操
作方向と操作レバー8の押操作方向とを異ならせ
ているが、その他、同じ操作方向となるようにし
てもよい。この場合、例えば第6図に示す如く操
作レバー8に枢支する前記制御体11を、前記第
2受具9の支持位置に対し前記第1指掛部82b
と反対側端部に枢支して、この制御体11の第2
指掛部11bを前記第1指掛部82bと対向する
位置に配置すると共に、前記枝杆22の枢軸10
支持位置より基端側上面に前記係止部23を設け
て、前記制御体11の係合部11aを前記係止部
23に係合させ、かつ、前記操作レバー8と制御
体11との間に前記制御体11を前記係止部23
との係合方向に付勢する前記ばね13を介装する
のである。
又、以上の実施例では、制御体11を操作レバ
ー8に揺動可能に支持したが、その他この制御体
は、操作レバー8又は該操作レバー8を支持する
ブレーキアーム(図面ではY形ブレーキアーム
2)にスライド可能に支持してもよい。
ー8に揺動可能に支持したが、その他この制御体
は、操作レバー8又は該操作レバー8を支持する
ブレーキアーム(図面ではY形ブレーキアーム
2)にスライド可能に支持してもよい。
この場合、例えば第7,8図に示す如く大径軸
部15aと小径軸部15bとをもつた制御体15
を形成して、この制御体15の大径軸部15a側
端部を、前記Y形ブレーキアーム2に設ける保持
孔24内にスランド可能に支持し、該制御体15
と前記Y形ブレーキアーム2との間に、前記制御
体15を、前記小径軸部15bが保持孔24から
外方に突出する方向に付勢するばね16を介装す
ると共に、前記操作レバー8に、前記制御体15
の大径軸部15aと係合して操作レバー8の回転
を阻止する係止孔85と、該係止孔85と連続
し、かつ、前記小径軸部15bとの係合で前記操
作レバー8の回転を許すガイド溝86とを設け
て、常時は、前記大径軸部15aの係止孔85と
の係合により操作レバー8の回転を阻止し、また
シユー間隔を拡開する場合は、前記御体15をば
ね16に抗してスライドし、前記小径軸部15b
を前記係止孔85内に進入させ、この状態で操作
レバー8の第1指掛部82bを押操作することに
より、前記小径軸部15bがガイド溝86を通つ
て係止孔85から抜出るようにするのである。
尚、この実施例の場合、前記大径軸部15aを前
記係合部とし、また前記係止孔85を前記係止部
とするのである。
部15aと小径軸部15bとをもつた制御体15
を形成して、この制御体15の大径軸部15a側
端部を、前記Y形ブレーキアーム2に設ける保持
孔24内にスランド可能に支持し、該制御体15
と前記Y形ブレーキアーム2との間に、前記制御
体15を、前記小径軸部15bが保持孔24から
外方に突出する方向に付勢するばね16を介装す
ると共に、前記操作レバー8に、前記制御体15
の大径軸部15aと係合して操作レバー8の回転
を阻止する係止孔85と、該係止孔85と連続
し、かつ、前記小径軸部15bとの係合で前記操
作レバー8の回転を許すガイド溝86とを設け
て、常時は、前記大径軸部15aの係止孔85と
の係合により操作レバー8の回転を阻止し、また
シユー間隔を拡開する場合は、前記御体15をば
ね16に抗してスライドし、前記小径軸部15b
を前記係止孔85内に進入させ、この状態で操作
レバー8の第1指掛部82bを押操作することに
より、前記小径軸部15bがガイド溝86を通つ
て係止孔85から抜出るようにするのである。
尚、この実施例の場合、前記大径軸部15aを前
記係合部とし、また前記係止孔85を前記係止部
とするのである。
以上の如く本考案は、シユー間隔を拡開するた
めの操作レバーとは別に、該操作レバーの回転を
阻止する制御体を設けて、この制御体を操作しな
い限り前記操作レバーが勝手に回転しないように
したので、アウター筒が特殊な情況で外側方に引
張られた場合でも、又、ブレーキが特殊な情況で
セツトされた状態で、アウター筒が外側方に引張
られた場合でも、前記操作レバーが勝手に回転し
てシユー間隔が拡開する事態を確実になくするこ
とができるのである。
めの操作レバーとは別に、該操作レバーの回転を
阻止する制御体を設けて、この制御体を操作しな
い限り前記操作レバーが勝手に回転しないように
したので、アウター筒が特殊な情況で外側方に引
張られた場合でも、又、ブレーキが特殊な情況で
セツトされた状態で、アウター筒が外側方に引張
られた場合でも、前記操作レバーが勝手に回転し
てシユー間隔が拡開する事態を確実になくするこ
とができるのである。
第1図は本考案キヤリパーブレーキの一実施例
を示す正面図、第2図は一部を切欠いた側面図、
第3図は要部の縦断側面図、第4図は要部の縦断
正面図、第5図は操作レバーを回転操作するとき
の説明図、第6図乃至第8図は別の実施例を示す
要部のみの断面図である。 1,2…ブレーキアーム、3,4…ブレーキシ
ユー、8…操作レバー、11…制御体、11a…
係合部、23…係止部、W…操作ワイヤ、O…ア
ウター筒。
を示す正面図、第2図は一部を切欠いた側面図、
第3図は要部の縦断側面図、第4図は要部の縦断
正面図、第5図は操作レバーを回転操作するとき
の説明図、第6図乃至第8図は別の実施例を示す
要部のみの断面図である。 1,2…ブレーキアーム、3,4…ブレーキシ
ユー、8…操作レバー、11…制御体、11a…
係合部、23…係止部、W…操作ワイヤ、O…ア
ウター筒。
Claims (1)
- ブレーキシユーをもつた1対のブレーキアーム
の一方に操作レバーを枢支し、この操作レバー
に、操作ワイヤ又は該ワイヤを案内するアウター
筒の受具を枢支したキヤリパーブレーキにおい
て、前記操作レバーを支持するブレーキアームと
前記操作レバーとの一方に係止部を設け、また前
記操作レバーを支持するブレーキアームと前記操
作レバーとの他方に、前記係止部と係合して前記
操作レバーの回転を阻止する係合部をもつた制御
体を相対移動可能に設けたことを特徴とするキヤ
リパーブレーキ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16802983U JPS6075191U (ja) | 1983-10-29 | 1983-10-29 | キヤリパ−ブレ−キ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16802983U JPS6075191U (ja) | 1983-10-29 | 1983-10-29 | キヤリパ−ブレ−キ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6075191U JPS6075191U (ja) | 1985-05-27 |
JPS64400Y2 true JPS64400Y2 (ja) | 1989-01-06 |
Family
ID=30367453
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16802983U Granted JPS6075191U (ja) | 1983-10-29 | 1983-10-29 | キヤリパ−ブレ−キ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6075191U (ja) |
-
1983
- 1983-10-29 JP JP16802983U patent/JPS6075191U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6075191U (ja) | 1985-05-27 |
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