JPS643613B2 - - Google Patents

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JPS643613B2
JPS643613B2 JP5191482A JP5191482A JPS643613B2 JP S643613 B2 JPS643613 B2 JP S643613B2 JP 5191482 A JP5191482 A JP 5191482A JP 5191482 A JP5191482 A JP 5191482A JP S643613 B2 JPS643613 B2 JP S643613B2
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JP
Japan
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bolt
vertical
sliding rod
rotary
rotation
Prior art date
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Application number
JP5191482A
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English (en)
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JPS58171227A (ja
Inventor
Hironori Yamakawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Seiki Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Asahi Seiki Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Asahi Seiki Manufacturing Co Ltd filed Critical Asahi Seiki Manufacturing Co Ltd
Priority to JP5191482A priority Critical patent/JPS58171227A/ja
Publication of JPS58171227A publication Critical patent/JPS58171227A/ja
Publication of JPS643613B2 publication Critical patent/JPS643613B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23PMETAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; COMBINED OPERATIONS; UNIVERSAL MACHINE TOOLS
    • B23P19/00Machines for simply fitting together or separating metal parts or objects, or metal and non-metal parts, whether or not involving some deformation; Tools or devices therefor so far as not provided for in other classes
    • B23P19/04Machines for simply fitting together or separating metal parts or objects, or metal and non-metal parts, whether or not involving some deformation; Tools or devices therefor so far as not provided for in other classes for assembling or disassembling parts
    • B23P19/06Screw or nut setting or loosening machines
    • B23P19/069Multi-spindle machines

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動組立機、各種の専用加工機械など
の付属装置として複数のボルトを同時に組付け、
かつボルト組付け位置の変更もできるボルト組付
け装置に関する。
従来より、各種機械器具、装置、部品などあら
ゆるところにねじ、ボルトの類は使用されてい
る。しかしながら、それらの機械器具、装置など
の組立てにおいてねじ、ボルト類を締付けること
は頻繁に行なわれるにもかかわらず、自動化され
る例は小ねじの類に限られ、多数のボルトを移送
した状態で直ちに締付けるという自動化された適
当な装置はないのが現状である。さらに、同一円
周上でボルト組付けピツチの小さい場合は、ボル
ト組付けを自動化することは殆んどできなかつ
た。そのため、組合せ部品を互いに結合させる際
に使用するボルトを締付けることは作業者の手作
業に頼るか、あるいは非常に多くのボルトの装入
装置と締付け装置を使用しているのが多くの場合
通例である。本出願人はさきに自動的に組合せ部
品の組付け作業位置にボルトを搬送し、その状態
で直ちにそのボルトの締込みを行なうという自動
化されたボルト組付け装置を提供したが、これに
よつても同一円周上でボルト組付けピツチの大き
い場合は複数のボルトを一度に搬送し、その状態
で直ちにねじ込むことは何ら差し支えなかつた
が、同一円周上でボルト組付けピツチが小さい場
合は、ボルトのねじ込みを行なうねじ込み回転機
構が互いに干渉し、全部のボルトを組付けするこ
とは不可能であつた。
本発明は上記現状に鑑み、同一円周上でボルト
組付けピツチの小さい場合でも二工程に分割し
て、自動的に組合せ部品の組付け作業位置に複数
のボルトを搬送し、その状態で直ちにそのボルト
のねじ込みを行なうという自動化されたボルト組
付け装置を提供するものである。
以下本発明の一実施例を示すことにより内容を
詳細に説明する。第1図は本発明の実施例装置に
おける全体概略図を示すもので、第2図は同要部
断面図を示し、第3図は回転駆動部説明図を示
す。
図において、パーツフイーダなどにより整列溝
を通り一列に整列されて送られてくる複数のボル
トAを、ボルト位置決め機構(図示せず)によ
り、組立て部品Bのボルト組付け位置と同じ位置
関係に対応するボルト保持位置に保持する。本実
施例においては第4図の第1図−視図で示す
ように8個のボルトを円周上に45度間隔に設置し
たが、ボルトの本数は8個に限定するものではな
い。本発明はこの保持されたボルトAを組立て部
品Bまで搬送し、そのボルト組付け位置にねじ込
みを行なう装置に関する。
まず機械のベース10に固定案内軸11及び補
助案内軸12を固定して立設する。この固定案内
軸11及び補助案内軸12の上端に水平板13を
架設し、水平板13に上下機構1を設置する。す
なわち、この水平板13上にシリンダ14が固定
され、このシリンダ14のシリンダ軸15の先端
を固定案内軸11及び補助案内軸12を案内とし
て上下摺動可能な上下摺動体16の上板17に架
設したブラケツト17Aに固着する。また、上下
摺動体16の上板17に回転可能に上円板18を
嵌装する。さらに上下摺動体16の下板19に該
上円板18と同じ軸心に下円板20を同じく回転
可能に嵌装し、上円板18及び下円板20の夫々
に連結棒21の両端を固設して一体とし、ねじ込
み回転体7を構成し、上下摺動体16に回転自在
に嵌装する。また回転機構6として上下摺動体1
6の上板17にはシリンダ22が取着され、シリ
ンダ軸23の先端がねじ込み回転体7の上円板1
8に固設した支持ピン24に枢着される。さらに
上下摺動体16の下板19には受取り回転機構2
及び下板19に嵌装する下円板20にねじ込み回
転機構3を設置する。この受取り回転機構2は、
前記ボルトAの軸心と同じ軸心を有する回転軸2
5(この実施例においてはボルトAと同じ個数の
8個)を懸装するもので、上下摺動体16の下板
19に固定したブラケツト26に回転シリンダ2
7を取付け、その回転シリンダ27の回転軸28
に歯巾の長い歯車29を固着する。また上下摺動
体16の下板19を貫通して垂直方向に摺動かつ
回転可能な回転軸25を設け、該回転軸25の上
端フランジ部に歯車30を削成し、前記歯車29
と噛み合わせる。さらに回転軸25の下方にばね
受け31を組付け、下板19との間に圧縮ばね3
2を装入する。このため圧縮ばね32により回転
軸25は常に下方(第2図)に付勢され、前記歯
車30はそのフランジ下面を下板19に当接し、
回転軸25の下限を定めるストツパの役目も行な
う。さらに回転軸25の下端には六角の形状を有
する六角穴33を凹設する。一方ねじ込み回転機
構3はこの実施例でねじ込み回転体7の下円板2
0に90度間隔で4個設置され、前記シリンダ22
の作用で支持ピン24を介してねじ込み回転体7
が間欠的に45度回転されることで、夫々のねじ込
み回転機構の位置が、固定案内軸11を中心に前
記回転軸25と対称の位置で、しかも前記組立て
部品Bのボルト組付け位置の軸心と同じ軸心を有
する位置に設置される。すなわち、上下摺動体1
6の下板19に回転可能に嵌装される下円板20
を貫通して固着したナツトランナー34の回転軸
35にピン36を貫装し、回転ツール37の長孔
38に該ピン36を遊挿する。またナツトランナ
ー34の下端面と回転ツール37の上端面の間に
圧縮ばね39を装入し、常に回転ツール37を下
方に付勢する。さらに回転ツール37の下端には
前記六角穴33と同形の六角穴40を凹設する。
また、前記上下摺動体16の下板19下方に、固
定案内軸11を中心として上下摺動かつ回転可能
に回転板41を下板19より吊り下げ、その回転
板41にボルト保持機構4を設置する。
すなわち、フランジ部を持つた円筒体42を下
板19を貫通して固定案内軸11に摺動可能に装
入し、円筒体42のフランジ部を下板19に固着
し、円筒体42の下端に吊り下げリング43を固
着する。そして吊り下げリング43と下板19の
間で軸受44,44を介して挾持リング45を円
筒体42の外周に回転自在に挾持し、固定案内軸
11に上下摺動及び回転可能でフランジ部と摺動
部46を有する回転体47の上端と該挾持リング
45を固着して一体とする。また回転体47の下
端面に摺動部46の外径より大きい外径をもつた
係合リング48を固着する。49は固定案内軸1
1と回転体47との間に設ける軸受メタルであ
る。さらに摺動部46の外周に案内キー50で回
転体47と上下摺動のみ可能なフランジ部をもつ
係合体51を装着させ、係合体51は回転板41
を貫通しており、係合体51のフランジ部と回転
板41を固着する。また係合体51の上端面にば
ね受穴52を凹設し回転体47に凹設したばね受
穴53との間に圧縮ばね54を装入する。この圧
縮ばね54により係合体51を介し係合体51と
固着している回転板41は常に下方に押し下げら
れ、係合体51の下端面が回転体47の下端面に
固着した係合リング48に当接する。また回転体
47のフランジ部には歯車部55が削成され、前
記下板19に設置された回転駆動機構5により回
転体47を介して回転板41が回転される。すな
わち、下板19に回転シリンダ56を取付け、下
板19を貫通している回転シリンダ56の回転軸
57に中間軸58をキーを介して回転不能に装着
し、中間軸58の先端部に歯車59をキーを介し
て回転不能に設置する。この歯車59を前記歯車
部55と噛み合わせ、回転シリンダ56の回転に
より、回転体47を介して回転板41を回転させ
る。なお、本実施例では回転駆動機構として回転
シリンダと1組の歯車を使用したが、これにこだ
わるものではなくラツクとピニオン等の回転駆動
機構を使用してもよい。ボルト保持機構4は回転
板41に組立て部品Bのボルト取付け個数だけ設
置するもので、本実施例では固定案内板11を中
心として左右に4個ずつ合計8個を設置し、夫々
の片側4個のボルト保持機構4を第5図の第2図
−断面図に示すように90度間隔で設置する。
すなわち、固定案内軸11を中心として一方のボ
ルト保持機構4は第4図に示すボルト保持位置の
ボルトA1の位置のボルト軸心と同じ軸心位置の
回転板41に、また回転板41が180度回転させ
られたとき、他方のボルト保持機構4は第4図に
示すボルト保持位置のボルトA2の位置のボルト
軸心と同じ軸心位置の回転板41に設置される。
また夫々回転板41に設けたボルト保持機構4
は、固定案内軸11を中心としてボルト保持位置
と反対側にあるとき夫々を組立て部品Bのボルト
組付け位置の軸心と同じ軸心位置に設置する。こ
のボルト保持機構4は、回転板41を貫通し垂直
方向にそのフランジ部で回転板41に固着した中
空の摺動保持体60の内部摺動面に沿つて上下摺
動かつ回転可能な摺動棒61より構成される。そ
してこの摺動棒61の上部にばね受け62を設
け、回転板41との間に圧縮ばね63を装入す
る。なお、この圧縮ばね63の弾性力は圧縮ばね
32及び圧縮ばね39より弱い弾性力のものを使
用する。さらに摺動棒下方には係止鍔64を突設
する。よつて摺動棒61は常に上方(第2図)に
付勢され、係止鍔64が摺動保持体60に当接す
る。また、摺動棒61の下端面にはボルトAの頭
部が嵌合可能な六角の形状を有する六角穴65を
凹設、さらに六角穴65の底部にマグネツト66
を埋没させる。一方、摺動棒61の上端部には、
前記六角穴33及び40に嵌合可能な六角柱67
を突設する。なお、68はボルトをねじ込む時組
合せ部品を固定するため、回転板41に突設した
部品押えである。
本発明は上記構造の有する実施例で説明される
もので、その作動を以下に説明する。まず、ボル
ト位置決め機構によりボルトAは第4図に示され
る各所定位置に保持される。ここにおいて、シリ
ンダ14が作動を始め、シリンダ軸15により上
下摺動体16は下降を開始する。この上下摺動体
16の下降に伴ない下板19に固着された円筒体
42も下降をするため、円筒体42の外側で、上
下摺動体16の下板19と吊り下げリング43で
挾持されている挾持リング45と一体となつてい
る回転体47も下降する。これにより圧縮ばね5
4の作用で押圧される係合体51及び係合体51
に固着されている回転板41も同時に下降を行な
う。そして回転板41に設けた部品押え68が組
立て部品Bに当接したところで回転板41の下降
は停止する。しかし、さらにシリンダ14の作動
により上下摺動体16は押動されて下降するた
め、圧縮ばね54が圧縮され、回転体47の摺動
部46は係合体51の内径を案内キー50の案内
でなお摺動して下降する。上下摺動体16の下降
に伴ない、下板19に設置している回転軸25も
下降する。よつて下方に摺動棒61が位置する回
転軸25の下端面が摺動棒61の上端面に当接
し、摺動棒61を下降を停止した回転板41に設
けた摺動保持体60の内部摺動面に沿つて圧縮ば
ね63を圧縮させながら下降させる。この場合下
方に摺動棒61が位置しない回転軸25はそのま
まの状態で下板19と共に下降する。そして下降
する摺動棒61の下端面が位置決め保持される直
下のボルトA1の頭部上端に当接して摺動棒61
は停止するが、そこからさらに下板19が下降す
ることで、圧縮ばね32が圧縮され、回転軸25
が下板19に対して上方に設定量移動したところ
でシリンダ14の作動が停止し、上下摺動体16
の下降が停止する。ついで回転シリンダ27が作
動を始め、回転シリンダ27の回転軸28を回転
させる。よつて回転軸28に取付けた歯車29及
び歯車29に噛み合う歯車部30を介して回転軸
25が回転する。この回転軸25の回転運動によ
り、回転軸25の下端面に凹設した六角穴33の
内に摺動棒61の上端に突設した六角柱67が
夫々の六角の形状が合致したとき、圧縮ばね32
の弾性力により装入される。さらにこの六角穴3
3に六角柱67が嵌合することで、回転シリンダ
27の回転軸28の回転が歯車29、回転軸25
を介して摺動棒61まで伝達される。そしてこの
摺動棒61の回転により摺動棒61の下端面に凹
設した六角穴65とボルトA1の頭部が夫々の六
角の形状が合致したとき、圧縮ばね32の弾性力
により装入される。この六角穴65にボルトA1
の頭部が装入されることにより、ボルトA1の頭
部上端は摺動棒61に埋没したマグネツト66に
当接することになり、その吸着力でボルトA1
摺動棒61下端に保持されることになる。上記作
動の後、シリンダ14はシリンダ軸15を上記と
は逆方向に引き寄せる。そのためシリンダ軸15
に取付けられた上下摺動体16は固定案内軸11
及び補助案内軸12に案内されて上昇する。この
上下摺動体16の上昇に伴ない下板19に設置さ
れた受取り回転機構2の回転軸25は、圧縮ばね
32の作用で歯車30の下面が下板19に接した
のち、下板19と共に上昇する。さらにこの回転
軸25の上昇に伴ない摺動棒61も圧縮ばね63
の作用により六角穴65にマグネツト66の吸着
力でボルトA1の頭部を吸着したまま上昇し、係
止鍔64が摺動保持体60に当接して上昇停止す
る。そしてさらに下板19が上昇することで回転
軸25も上昇し、回転軸25の六角穴33と摺動
棒61の上端の六角柱67の嵌合が離脱される。
またそののちさらに下板19が上昇することによ
り、下板19に設けた円筒体42、回転体47を
介し係合リング48が上昇する。そのため圧縮ば
ね54の作用で組立て部品Bを押圧してていた部
品押え68を有する回転板41に固着されている
係合体51に係合リング48が当接して、下板1
9及び回転板41が一体となり上昇して所定位置
に停止する。
また上記上下摺動体16の上下動と同時にねじ
込み回転機構3によりボルト保持機構4で保持す
るボルトAを組立て部品Bのボルト受取穴にねじ
込む作動を行なうがそれについては後述する。前
記上下摺動体16の上昇ののち、回転駆動機構5
により回転板41は固定案内軸11を中心に180
度回転させられる。すなわち、回転シリンダ56
の回転によりその回転軸57、中間軸58、歯車
59を介して歯車部55が回転させられ、この歯
車部55の回転により回転体47、案内キー50
を介して係合体51を固着した回転板41が固定
案内軸11を中心に180度回転され、固定案内軸
11に対して反対位置に設けられた夫々のボルト
保持機構4は夫々反対の位置に移動させられる。
このため、第5図に示す回転板41の右側に設け
る夫々のボルト保持機構4が、第4図に示すボル
トA1と同じ軸心を有する位置で位置決めされて
いたものが、上記回転シリンダ56の作用で180
度回転板41が回転させられることにより回転板
41の左側位置に、また第5図に示す回転板41
の左側に設けた夫々のボルト保持機構4は180度
回転して位置したときに第4図に示すボルトA2
と同じ軸心を有する位置で位置決め設置される。
ついでシリンダ14により、シリンダ軸15が再
度上下摺動体16を下降させせることで、回転板
41が圧縮ばね54の作用により上下摺動体16
と共に下降する。このとき同時に前述の作動と同
様の作動で受取り回転機構2により、固定案内軸
11を中心としてボルト保持位置と反対位置にあ
る、前記ボルト保持機構4とは別のボルト保持機
構4が前回の上下摺動体16の下降により保持さ
れなかつた残りのボルトA2を受取る作動を行な
うが詳細は前記と同様なので省略する。この下降
により部品押え68が組立て部品Bに当接し、回
転板41の下降は停止する。しかしさらにシリン
ダ14の作用で上下摺動体16は押動され下降す
る。そのため、回転板41に固着した係合体51
の内径を摺動して回転体47が下降し、圧縮ばね
54が圧縮され、円筒体42及び回転体47を含
む上下摺動体16は、下降を続ける。
これにより、上下摺動体16の下板19に嵌装
した下円板20に設置したねじ込み回転機構3の
回転ツール37は、摺動棒61の上端に突設した
六角柱67に当接し、摺動棒61は下降停止した
回転板41に固着した摺動保持体60の内径を摺
動し圧縮ばね63に抗しながら下降する。そのた
め、下降する摺動棒61の下端六角穴65に頭部
を嵌合されたボルトA1は、組立て部品Bのボル
ト取付穴にのぞみ、ボルトA1の下端がボルト取
付穴のねじ部に当接して摺動棒61の下降は停止
する。しかし、さらに下板19が下降すること
で、次に圧縮ばね39が圧縮され、設定位置まで
上下摺動体16が下降したのちシリンダ14の作
動は停止する。そして続いてねじ込み回転機構3
のナツトランナー34が作動を始め、回転軸35
の回転が回転ツール37まで伝達される。そして
回転ツール37が回転することで回転ツール37
の下端に凹設た六角穴40の穴と、摺動棒61の
上端に突設した六角柱67が夫々の六角の形状が
合致したとき、圧縮ばね39の力で装入される。
そして六角穴40に六角柱67が嵌合すること
で、ナツトランナー34の回転軸35の回転は回
転ツール37を介して摺動棒61まで伝達され
る。そして摺動棒61の下端に凹設した六角穴6
5の内にマグネツト66の吸着力で保持された頭
部を有するボルトA1は、この摺動棒61の回転
により組立部品Bのボルト取付穴のねじ部にねじ
込まれる。このボルト締付け作業を終了した時点
で、(このとき前記受取り回転機構2によりボル
ト保持機構4がボルトA2を受取る作動が終了す
る。)シリンダ14の作動により、シリンダ軸1
5は上下摺動体16を固定案内軸11及び補助案
内軸12に沿つて上昇させる。この上下摺動体1
6の上昇に伴ない、上下摺動体16の下板19に
嵌装する下円板20に設置されたねじ込み回転機
構3の回転軸35は上昇を行ない、その回転軸3
5に貫装したピン36で長孔38を介して保持さ
れる回転ツール37も上昇する。さらにこの回転
ツール37の上昇に伴ない六角穴40に嵌合する
六角柱67を有する摺動棒61も圧縮ばね63の
作用で上昇する。このとき摺動棒61の下端に凹
設した六角穴65からねじ込み作業を終了したボ
ルトA1の頭部は離脱する。そして摺動棒61の
上昇に伴ない、回転板41に固着した摺動保持体
60の下面に摺動棒61に突設した係止鍔64が
当接して、摺動棒61の上昇が停止する。さらに
上下摺動体16が上昇することで、回転ツール3
7に凹設した六角穴40と摺動棒61の上端に突
設した六角柱67の嵌合が離脱する。また、さら
に上下摺動体16が上昇することにより、下板1
9に固着した円筒体42に係合している回転体4
7の下端に固着した係合リング48で係合体51
が引き上げられる状態で、上下摺動体16及び回
転板41が一体となり上昇する。そして所定位置
まで上昇し、シリンダ14は作動を停止する。続
いて前記回転駆動機構5により回転板41が固定
案内軸11を中心に180度回転させられる。この
ため前記作動でねじ込みを行なわれたボルトA1
に比べ軸心が45度ずれたボルトA2がねじ込み回
転機構3の斜下に位置することになる。ねじ込み
回転機構3とボルト保持機構4の軸心を一致させ
るため上記回転駆動機構5の作動と同時にシリン
ダ22も作動を行なう。よつてシリンダ22のシ
リンダ軸23により支持ピン24を介して上下摺
動体16に嵌装されたねじ込み回転体7は45度回
転させられる。これにより、下円板20に設けら
れたねじ込み回転機構3の軸心が下円板20と共
に45度回転させられることになり、ねじ込み回転
機構3の軸心は回転板41に設置するボルト保持
機構4で保持する前記ボルトA1の軸心位置より
ボルトA2の軸心位置に移動する。このボルトA2
直上の同じ軸心を有する位置にねじ込み回転機構
3が位置してのちはシリンダ14により上下摺動
体16を下降させる前述と同様の作動により行な
うが詳細は前記と同様なので省略する。
以上の作動のくり返しにより、ベルトコンベア
などの搬送装置で所定位置に送られてくる組立て
部品Bの多数のボルト取付穴に、ボルトAをねじ
込むことが可能となる。
本発明は以上に説明した装置で示されるよう
に、自動化が困難とされていた同一円周上のボル
ト組付けピツチの小さい場所へボルト組付けをす
る、組立部品のボルト搬送及びねじ込み作業をボ
ルトの搬送位置決め位置より自動的に連続して受
取り、受取つた状態でねじ込み位置まで移送し、
そのままの状態で組合せ部品に複数のボルトを同
時に組付け、かつねじ込み回転体を回転させるこ
とにより二工程でねじ込み作業を自動的に行なう
ものである。さらに本発明装置は自動組立機及び
専用加工機械などに付属装置として取付けが容易
なため、各種の機械、装置に応用装置として使用
される利点をもつ。なお、本実施例においては回
転板に取付けるボルト保持機構を固定案内軸の両
側に夫々4個ずつ設置したが個数を限定するもの
ではなく、また組立て部品のボルト取付位置によ
つて円板の回転角度は設定される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例装置における全体概略
図、第2図は同要部断面図、第3図は回転駆動部
説明図、第4図は第1図−視図、第5図は第
2図−断面図である。 1……上下機構、2……受取り回転機構、3…
…ねじ込み回転機構、4……ボルト保持機構、5
……回転駆動機構、6……回転機構、7……ねじ
込み回転体、11……固定案内軸、16……上下
摺動体、25……回転軸、37……回転ツール、
41……回転板、61……摺動棒。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 組立て部品の組付け位置と同じ位置関係にあ
    る同一円周上で保持された複数のボルトを自動的
    に組立て部品に組付ける装置にあつて、装置に立
    設した固定案内軸、補助案内軸に沿つて上下動可
    能な上下摺動体と、該上下摺動体を固定案内軸、
    補助案内軸に沿つて上下動させる上下機構と、前
    記上下摺動体に吊り下げられて固定案内軸に対し
    て上下かつ回転可能に設けた回転板と、該回転板
    を回転させる回転駆動機構と、前記回転板に垂直
    方向で摺動かつ回転可能で組立て部品にねじ込む
    ボルトの数と同じ数の摺動棒を左右2か所に分け
    て設置し、摺動棒先端でマグネツトによりボルト
    を保持可能とするボルト保持機構と、前記上下摺
    動体に回転可能に嵌装されるねじ込み回転体と、
    該ねじ込み回転体を所定の角度だけ回転させる回
    転機構と、前記上下摺動体に垂直方向で摺動かつ
    回転可能な回転軸をボルト保持位置に保持したボ
    ルトと同じ軸心に設け、該回転軸と前記摺動棒を
    上下摺動体の上下動で係合させ、回転軸の回転に
    より該摺動棒を回転させて摺動棒先端においてボ
    ルトを受取らせる受取り回転機構と、前記ねじ込
    み回転体に垂直方向で摺動かつ回転可能な回転ツ
    ールを設け、回転ツールと回転ツール直下に位置
    する摺動棒を上下摺動体の上下動で係合させ、回
    転ツールの回転により摺動棒を回転させて該摺動
    棒先端に保持されたボルトをねじ込むねじ込み回
    転機構とから構成され、組立て部品に対応する数
    のボルトを円周上に保持させたボルト保持位置か
    ら2回に分けて摺動棒先端にボルトを保持させ、
    保持した姿勢のままで移送し、ねじ込み回転体を
    回転させることにより回転ツールの直下に摺動棒
    が位置するようにし、回転ツールでボルトをねじ
    込むことを特徴とするボルト組付け装置。
JP5191482A 1982-03-29 1982-03-29 ボルト組付け装置 Granted JPS58171227A (ja)

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