JPS643330Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS643330Y2 JPS643330Y2 JP16076281U JP16076281U JPS643330Y2 JP S643330 Y2 JPS643330 Y2 JP S643330Y2 JP 16076281 U JP16076281 U JP 16076281U JP 16076281 U JP16076281 U JP 16076281U JP S643330 Y2 JPS643330 Y2 JP S643330Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sensor
- rice transplanter
- soil
- float
- biasing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002689 soil Substances 0.000 claims description 22
- 241000209094 Oryza Species 0.000 claims description 16
- 235000007164 Oryza sativa Nutrition 0.000 claims description 16
- 235000009566 rice Nutrition 0.000 claims description 16
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 10
- 230000035515 penetration Effects 0.000 claims 2
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 claims 1
- 239000000356 contaminant Substances 0.000 description 7
- 244000025254 Cannabis sativa Species 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 239000010902 straw Substances 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 241000196324 Embryophyta Species 0.000 description 1
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- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Transplanting Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、田植機で、詳しくは、植付苗の姿勢
乱れ、倒れ、移動等の原因となるフロートの泥押
しを誘起するフロートの過剰沈み込みを招来しな
いようにフロートの接地圧を調整する際、その調
整作業を容易、確実、かつ、正確に、又は、自動
的に行なえるようにするため、フロート沈み込み
量の目安となる土壌(泥)硬度を検出するセンサ
ー、具体的には、土中に突入して移動する棒状の
土壌硬度検出センサーを備えさせてある田植機に
関する。
乱れ、倒れ、移動等の原因となるフロートの泥押
しを誘起するフロートの過剰沈み込みを招来しな
いようにフロートの接地圧を調整する際、その調
整作業を容易、確実、かつ、正確に、又は、自動
的に行なえるようにするため、フロート沈み込み
量の目安となる土壌(泥)硬度を検出するセンサ
ー、具体的には、土中に突入して移動する棒状の
土壌硬度検出センサーを備えさせてある田植機に
関する。
圃場にはワラや草等の夾雑物が散在しているこ
とが多いが、従来のセンサー付田植機において
は、前記の夾雑物がセンサーの移動予定経路上に
あると、センサーが、それの土中突入移動による
機体走行抵抗の増大や泥押し等を抑制する上で、
横巾小なる棒状に構成されていることも相俟つ
て、その夾雑物がセンサーに引つ掛り易かつたか
ら、その夾雑物のセンサーへの引つ掛りにより、
センサーの土中移動抵抗が増大して、土壌が硬く
なつた場合と同じ様にセンサーが検出作動すると
いつた如く、圃場に散在する夾雑物によりセンサ
ーの検出作動が不確実、不正確なものとなり、そ
の結果、特に、センサーの検出結果に基づいてフ
ロートの接地圧を自動調整するようにしてあると
きは、センサーを設けたことが却つて植付性能を
低下させる要因ともなる不都合があつた。
とが多いが、従来のセンサー付田植機において
は、前記の夾雑物がセンサーの移動予定経路上に
あると、センサーが、それの土中突入移動による
機体走行抵抗の増大や泥押し等を抑制する上で、
横巾小なる棒状に構成されていることも相俟つ
て、その夾雑物がセンサーに引つ掛り易かつたか
ら、その夾雑物のセンサーへの引つ掛りにより、
センサーの土中移動抵抗が増大して、土壌が硬く
なつた場合と同じ様にセンサーが検出作動すると
いつた如く、圃場に散在する夾雑物によりセンサ
ーの検出作動が不確実、不正確なものとなり、そ
の結果、特に、センサーの検出結果に基づいてフ
ロートの接地圧を自動調整するようにしてあると
きは、センサーを設けたことが却つて植付性能を
低下させる要因ともなる不都合があつた。
本考案は、かかる点に鑑み、簡単な構造追加に
よつて、センサー誤作動原因であるところの夾雑
物のセンサーへの引つ掛りを防止し、もつて、フ
ロート接地圧を適正に調整した状態での確実、良
好な植付作業を行なえるようにしようとする点に
ある。
よつて、センサー誤作動原因であるところの夾雑
物のセンサーへの引つ掛りを防止し、もつて、フ
ロート接地圧を適正に調整した状態での確実、良
好な植付作業を行なえるようにしようとする点に
ある。
本考案による田植機は、冒記のものにおいて、
前記センサーの直前方位置又はその近くに、前記
センサーに対する夾雑物除去具を配設してある事
を特徴とする。
前記センサーの直前方位置又はその近くに、前記
センサーに対する夾雑物除去具を配設してある事
を特徴とする。
即ち、センサーの直前方位置又はその近くに、
センサーに対する夾雑物除去具を配設してセンサ
ーへの夾雑物の引つ掛りを回避するようにしてあ
るから、夾雑物除去具を設けるといつた簡単な構
造追加によつて、夾雑物に起因したセンサーの誤
作動を防止して、センサーによる土壌硬度検出を
確実、正確に行なわせることができ、これによつ
て、センサーの検出結果に基づくフロート接地圧
調整を正確に行なわせて、フロートの泥押しによ
る植付苗の姿勢乱れ、倒れ、移動等のない、確
実、良好な植付を行なえ、特に、センサーの検出
結果に基づいてフロート接地圧を自動調整する場
合に極めて有用である。
センサーに対する夾雑物除去具を配設してセンサ
ーへの夾雑物の引つ掛りを回避するようにしてあ
るから、夾雑物除去具を設けるといつた簡単な構
造追加によつて、夾雑物に起因したセンサーの誤
作動を防止して、センサーによる土壌硬度検出を
確実、正確に行なわせることができ、これによつ
て、センサーの検出結果に基づくフロート接地圧
調整を正確に行なわせて、フロートの泥押しによ
る植付苗の姿勢乱れ、倒れ、移動等のない、確
実、良好な植付を行なえ、特に、センサーの検出
結果に基づいてフロート接地圧を自動調整する場
合に極めて有用である。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
ると、乗用走行本機1の後部に、後端寄り位置を
支点として上下揺動自在な複数のフロート2……
を横方向に適宜間隔を隔てて装備した複数条植式
植付装置3をリンク機構4を介して昇降自在に連
設するとともに、前記植付装置3を駆動昇降する
油圧シリンダ5を設けてある乗用田植機におい
て、前記フロート2……のうちの1つを下方に揺
動付勢するスプリング6を設けて、そのフロート
2を接地圧変動に伴なつて植付装置3のフレーム
7に対し上下に揺動するように構成する。
ると、乗用走行本機1の後部に、後端寄り位置を
支点として上下揺動自在な複数のフロート2……
を横方向に適宜間隔を隔てて装備した複数条植式
植付装置3をリンク機構4を介して昇降自在に連
設するとともに、前記植付装置3を駆動昇降する
油圧シリンダ5を設けてある乗用田植機におい
て、前記フロート2……のうちの1つを下方に揺
動付勢するスプリング6を設けて、そのフロート
2を接地圧変動に伴なつて植付装置3のフレーム
7に対し上下に揺動するように構成する。
かつ、前記付勢フロート2の前端部と植付装置
フレーム7との間に、付勢フロート2の上下揺動
に伴なつて揺動する状態に介装させた腰折れリン
ク8と前記油圧シリンダ5の切替弁9とを作動連
係させて、前記付勢フロート2の対値付装置フレ
ーム7姿勢が設定範囲内に維持されるように植付
装置3を自動昇降可能に構成する。
フレーム7との間に、付勢フロート2の上下揺動
に伴なつて揺動する状態に介装させた腰折れリン
ク8と前記油圧シリンダ5の切替弁9とを作動連
係させて、前記付勢フロート2の対値付装置フレ
ーム7姿勢が設定範囲内に維持されるように植付
装置3を自動昇降可能に構成する。
加えて、前記付勢フロート2に、その下端を前
記付勢フロート2の接地底面2Aよりも下方に位
置させる状態で土中に突入して機体走行に伴ない
移動する棒状の土壌硬度検出センサー10を、前
記付勢フロート2の直前方に位置する状態にステ
ー11を介して支持させるとともに、このセンサ
ー10の検出結果に基づいて、前記付勢スプリン
グ6の付勢力を、検出硬度が小さくなるにつれて
自動的、かつ、可逆的に小さくする付勢力自動調
整機構を設ける。従つて、付勢フロート2の沈み
込み量が土壌硬度に比例するとすると、付勢フロ
ート2の沈み込み量はほぼ一定に維持され、しか
も、硬度が小さくなるほど、つまり、土壌が軟く
なるほど、付勢フロート2が小さな接地圧変動に
対しても応動するようになる。
記付勢フロート2の接地底面2Aよりも下方に位
置させる状態で土中に突入して機体走行に伴ない
移動する棒状の土壌硬度検出センサー10を、前
記付勢フロート2の直前方に位置する状態にステ
ー11を介して支持させるとともに、このセンサ
ー10の検出結果に基づいて、前記付勢スプリン
グ6の付勢力を、検出硬度が小さくなるにつれて
自動的、かつ、可逆的に小さくする付勢力自動調
整機構を設ける。従つて、付勢フロート2の沈み
込み量が土壌硬度に比例するとすると、付勢フロ
ート2の沈み込み量はほぼ一定に維持され、しか
も、硬度が小さくなるほど、つまり、土壌が軟く
なるほど、付勢フロート2が小さな接地圧変動に
対しても応動するようになる。
前記センサー10は、土中移動抵抗により弾性
付勢力に抗して後退謡動する、つまり、土壌硬度
にほぼ比例して弾性後退揺動するものである。
付勢力に抗して後退謡動する、つまり、土壌硬度
にほぼ比例して弾性後退揺動するものである。
前記の付勢力自動調整機構は、前記付勢スプリ
ング6を引つ張りスプリングに構成し、前記セン
サー10にワイヤーWを介して連動する揺動部材
10aと前記腰折れリンク8との間に、前記付勢
スプリング6を、センサー10の後退揺動に伴な
つて付勢スプリング6が強く得られるように介装
して、構成されている。つまり、前記付勢スプリ
ング6は、センサー10を揺動付勢するためのス
プリング及び、センサー10と腰折れリンク8と
を連係させるためのスプリングを兼用するもので
ある。
ング6を引つ張りスプリングに構成し、前記セン
サー10にワイヤーWを介して連動する揺動部材
10aと前記腰折れリンク8との間に、前記付勢
スプリング6を、センサー10の後退揺動に伴な
つて付勢スプリング6が強く得られるように介装
して、構成されている。つまり、前記付勢スプリ
ング6は、センサー10を揺動付勢するためのス
プリング及び、センサー10と腰折れリンク8と
を連係させるためのスプリングを兼用するもので
ある。
而して、前記センサー10の直前方位置に、そ
の土中突入長さ(l1)が前記センサー10の土中
突入長さ(l2)よりも小なる状態に構成され、か
つ、センサー10よりも細径に構成された前記セ
ンサー10に対する夾雑物除去具12を、その下
端ほど機体進行方向後方に位置する傾斜姿勢に配
置し、かつ、前記ステー11に支持させる。
の土中突入長さ(l1)が前記センサー10の土中
突入長さ(l2)よりも小なる状態に構成され、か
つ、センサー10よりも細径に構成された前記セ
ンサー10に対する夾雑物除去具12を、その下
端ほど機体進行方向後方に位置する傾斜姿勢に配
置し、かつ、前記ステー11に支持させる。
上記構成によれば、圃場に散在するワラ、草等
の夾雑物がセンサー10に引つ掛る前に、除去具
12に引つ掛り、除去具12が傾斜姿勢にあるこ
とにより、機体走行に伴なつて引つ掛り夾雑物が
土中に押し込まれ、夾雑物がセンサー10に引つ
掛ることがない。
の夾雑物がセンサー10に引つ掛る前に、除去具
12に引つ掛り、除去具12が傾斜姿勢にあるこ
とにより、機体走行に伴なつて引つ掛り夾雑物が
土中に押し込まれ、夾雑物がセンサー10に引つ
掛ることがない。
尚、本考案は、前記除去具12を、第4図に示
すように、センサー10に対して横方向にやや変
位した位置に設けて実施しても良く、第5図に示
すように、除去具12の土中突入部を、機体走行
に伴なつて横軸芯X周りに転動する回転デスク1
3から構成して実施しても良い。前者によるとき
は、除去具12とセンサー10との移動跡が重な
らないから、泥面の荒れを防止でき、後者による
ときは、デスク13の回転作用をもつて、デスク
13に引つ掛つた夾雑物を土中に押込んでデスク
13から夾雑物を離脱させることができる。
すように、センサー10に対して横方向にやや変
位した位置に設けて実施しても良く、第5図に示
すように、除去具12の土中突入部を、機体走行
に伴なつて横軸芯X周りに転動する回転デスク1
3から構成して実施しても良い。前者によるとき
は、除去具12とセンサー10との移動跡が重な
らないから、泥面の荒れを防止でき、後者による
ときは、デスク13の回転作用をもつて、デスク
13に引つ掛つた夾雑物を土中に押込んでデスク
13から夾雑物を離脱させることができる。
又、本考案は、センサー10を植付装置フレー
ム7又は本機1に取付けて実施しても良い。
ム7又は本機1に取付けて実施しても良い。
図面は本考案に係る田植機の実施の態様を例示
し、第1図は全体の側面図、第2図は要部の平面
図、第3図は要部の拡大側面図、第4図、第5図
は夫々、別の実施例を示し、第4図は要部の平面
図、第5図は要部の拡大側面図である。 10……土壌硬度検出センサー、12……夾雑
物除去具。
し、第1図は全体の側面図、第2図は要部の平面
図、第3図は要部の拡大側面図、第4図、第5図
は夫々、別の実施例を示し、第4図は要部の平面
図、第5図は要部の拡大側面図である。 10……土壌硬度検出センサー、12……夾雑
物除去具。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 土中に突入して移動する棒状の土壌硬度検出
センサー10を備えさせてある田植機におい
て、前記センサー10の直前方位置又はその近
くに、前記センサー10に対する夾雑物除去具
12を配設してある事を特徴とする田植機。 前記夾雑物除去具12がセンサー10に対し
て横方向にやや変位した位置に設けられている
実用新案登録請求の範囲第項に記載の田植
機。 前記夾雑物除去具12がその下端ほど機体進
行方向後方に位置する傾斜姿勢に設けられてい
る実用新案登録請求の範囲第項又は第項に
記載の田植機。 前記夾雑物除去具12は、その土中突入長さ
(l1)が前記センサー10の土中突入長さ(l2)
よりも小なる状態のものに構成されている実用
新案登録請求の範囲第項乃至第項のいずれ
かに記載の田植機。 対象とする田植機が、乗用走行本機1に連設
の植付装置3を、フロート2の接地圧が設定範
囲内に維持されるべく自動昇降する機構を備え
たものである実用新案登録請求の範囲第項乃
至第項のいずれかに記載の田植機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16076281U JPS5865813U (ja) | 1981-10-26 | 1981-10-26 | 田植機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16076281U JPS5865813U (ja) | 1981-10-26 | 1981-10-26 | 田植機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5865813U JPS5865813U (ja) | 1983-05-04 |
JPS643330Y2 true JPS643330Y2 (ja) | 1989-01-27 |
Family
ID=29953150
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16076281U Granted JPS5865813U (ja) | 1981-10-26 | 1981-10-26 | 田植機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5865813U (ja) |
-
1981
- 1981-10-26 JP JP16076281U patent/JPS5865813U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5865813U (ja) | 1983-05-04 |
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