JPS643021Y2 - - Google Patents

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JPS643021Y2
JPS643021Y2 JP1982022369U JP2236982U JPS643021Y2 JP S643021 Y2 JPS643021 Y2 JP S643021Y2 JP 1982022369 U JP1982022369 U JP 1982022369U JP 2236982 U JP2236982 U JP 2236982U JP S643021 Y2 JPS643021 Y2 JP S643021Y2
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JP
Japan
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iron core
elastic tube
movable iron
notch
coil
Prior art date
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JP1982022369U
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English (en)
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JPS58125770U (ja
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Priority to JP2236982U priority Critical patent/JPS58125770U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はゴムなどの軟い弾性チユーブを押しつ
ぶして流体の通路を閉じるようにしたピンチバル
ブに関し、更に詳細にはコイルに通電したときに
のみ該弾性チユーブの押しつぶしが解除されるノ
ルマルクローズ型ピンチバルブの改良に関する。
試薬の自動分析装置、血液分析装置等の医療機
器等には、常時閉弁状態(弾性チユーブを押しつ
ぶしている)にあつてコイルへの通電時にのみ開
弁状態(弾性チユーブを押しつぶしを解除する)
になるノルマルクローズ型のものと、その逆の動
作をするノルマルオープン型があつて、使用目的
に応じて適宜使用されている。
ノルマルクローズ型のピンチバルブの従来の構
造のものとしては、例えば実公昭54−35373号に
示されるものがある。このノルマルクローズ型ピ
ンチバルブは第1図に示されるようにコイルa内
に可動鉄芯bを移動可能に挿入し、コイルaを囲
むフレームcの下部には該可動鉄芯bに合わせて
弾性チユーブd押しつぶし用の突起eを形成し、
該突起と可動鉄芯との間に弾性チユーブdを通
し、可動鉄芯bをばねfにより常時突起側に弾圧
して可動鉄芯bと突起eとで弾性チユーブを押し
つぶし、コイルaに通電したときのみ弾性チユー
ブの押しつぶを解除するようになつている。
ところがこのピンチバルブでは、可動鉄芯を手
動で操作できないため、機器の点検時等弾性チユ
ーブの押しつぶしを解除したいときなどにも、コ
イルに通電しなければならず操作が煩雑となるだ
けでなく、点検時に通電するため危険性もあつ
た。
したがつて本考案の目的は、可動鉄芯を手動操
作可能にして弾性チユーブを押しつぶしを手動で
解除できるようにしたノルマルクローズ型ピンチ
バルブを提供することにある。
本考案は、コイルと、該コイルを囲むフレーム
と、コイル内に嵌合固定された固定鉄芯と、該コ
イル内に移動可能に挿入された可動鉄芯と、該可
動鉄芯を固定鉄芯から引き離す方向に弾圧するば
ねと、流体の通路を構成する弾性チユーブとを備
え、該弾性チユーブを該可動鉄芯で押しつぶして
該通路を閉じるようになつているピンチバルブに
おいて、該可動鉄芯には側部に開口する切欠き及
び該切欠きに通じる穴を形成して該切欠き内に該
弾性チユーブを挿通し、該フレームには該可動鉄
芯の回りで可動鉄芯に沿つて伸びる支持部材を取
り付け、該支持部材には該可動鉄芯の穴及び切欠
きを通して該弾性チユーブの伸長方向とほぼ直角
に伸びかつ該可動鉄芯とで協動して該弾性チユー
ブを押しつぶす押圧部材を固定し、該支持部材に
は該弾性チユーブを通す弾性チユーブ挿通孔と、
該弾性チユーブ挿通孔を該支持部材の側部に開口
させかつ該可動鉄心の切欠きと整合可能な開口部
とを形成して構成されている。
上記構成において、コイルに通電しないとき弾
性チユーブは押圧部材と可動鉄芯とで押しつぶさ
れて通路を閉じている。コイルに通電すると可動
鉄芯が固定鉄芯側に吸引されるため弾性チユーブ
の押しつぶしが解除され通路が開く。
以下図面を参照して本考案の実施例について説
明する。
第2図ないし第4図において本考案によるノル
マルクローズ型ピンチバルブの一実施例が1で示
されている。同図においては、2はボビン、3は
ボビンの外周に巻回されたコイル、4はボビン内
の一端部に嵌合された固定鉄芯、5はボビン2内
に移動可能に挿入された可動鉄芯、6はコイルを
取り巻くフレーム、7は可動鉄芯5を固定鉄芯か
ら離れる方向に弾圧しているばねである。固定鉄
芯4はフレーム6にかしめ等によつて固定されて
いる。
可動鉄芯5は比較的長くなつていてその先端
(図で下端)近傍には側部に開口する切欠き51
と、切欠き51に通じる穴52が形成されてい
る。
フレーム6にはボビン2の一端(図で下端)に
隣接して支持部材8が取り付けられている。この
支持部材8は可動鉄芯5を囲む管状に形成されて
いて、その下端近傍には、直径方向に対向する壁
に可動鉄芯5の切欠き51に整合して弾性チユー
ブ9挿通用のチユーブ挿通孔81が支持部材8の
側部に開口して形成されている。このチユーブ挿
通孔81の開口部82は弾性チユーブ9をチユー
ブ挿通孔81内に挿通させるための着脱口を形成
していて、弾性チユーブがチユーブ挿通孔からす
ぐに外れることのないように幅が弾性チユーブの
直径よりも小さく形成されている。支持部材には
可動鉄芯5の切欠き51及び穴52を通して弾性
チユーブ9の伸長方向に対してほぼ直角に伸びる
押圧部材を形成するピン10が固定されている。
支持部材8の外周にはねじ83が形成され、そ
のねじにはピンチバルブを装置の取付け部に固定
するための取付け部材11が螺合されている。
可動鉄芯5の下端には指で可動鉄芯の下端を押
圧するためのプツシユボタン12が固定されてい
る。このプツシユボタンは必ずしも必要でなく可
動鉄芯の下端を直接押すようにしてもよい。
上記構成のピンチバルブにおいて、弾性チユー
ブ9は挿通孔81及び可動鉄芯5の切欠き51の
上側面54とピン10との間を通されていて、コ
イルに通電されていないときばね7により可動鉄
芯5が下方に弾圧されているため弾性チユーブ9
はピン10と可動鉄芯5とによつて押しつぶされ
てそこを通る流体の通路を閉じている。
コイルに通電して可動鉄芯5を固定鉄芯4側に
吸引すると、ピンは定位置にあるにもかかわらず
可動鉄芯の切欠の側壁54が上方に移動するため
弾性チユーブ9の押しつぶしが解除され、流体の
通路が開かれる。
またピンチバルブの点検時等において、コイル
に通電しないで弾性チユーブの押しつぶしを解除
する場合には、可動鉄芯下端のプツシユボタン1
2を手動で矢印×方向に押せばよい。
以上の説明から明らかなように、本考案のノル
マルクローズ型ピンチバルブでは可動鉄芯を手動
操作して弾性チユーブの押しつぶしを解除できる
ようにしたので、ピンチバルブを取り付けた機器
の点検時等において或は流量調整のために、手動
で流体を断続的に流したり、止めたりできる。ま
た手動で調整できるので調整範囲が広くなる。
更に、本考案では支持部材に形成した弾性チユ
ーブ挿通用のチユーブ挿通孔を開口部を介して支
持部材の側部に開口させると共に可動鉄心に形成
したチユーブ挿通用の切欠きを可動鉄心の側部に
開口させたので、支持部材に対する弾性チユーブ
の取付け、取外しを容易にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のノルマルクローズ型ピンチバル
ブを示す図、第2図は本考案によるノルマルクロ
ーズ型ピンチバルブの側面図であつて弾性チユー
ブを押しつぶしを解除した状態を示す図、第3図
は第2図の線−に沿つて見た図、第4図は第
3図の線−に沿つた側面図であつて弾性チユ
ーブの押しつぶし状態を示す図である。 1:ピンチバルブ、2:コイルボビン、3:コ
イル、4:固定鉄芯、5:可動鉄芯、6:フレー
ム、7:ばね、8:支持部材、9:弾性チユー
ブ、10:押圧部材、51:切欠き、52:穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コイルと、該コイルを囲むフレームと、コイル
    内に嵌合固定された固定鉄芯と、該コイル内に移
    動可能に挿入された可動鉄芯と、該可動鉄芯を固
    定鉄芯から引き離す方向に弾圧するばねと、流体
    の通路を構成する弾性チユーブとを備え、該弾性
    チユーブを該可動鉄芯で押しつぶして該通路を閉
    じるようになつているピンチバルブにおいて、該
    可動鉄芯には側部に開口する切欠き及び該切欠き
    に通じる穴を形成して該切欠き内に該弾性チユー
    ブを挿通し、該フレームには該可動鉄芯の回りで
    可動鉄芯に沿つて伸びる支持部材を取り付け、該
    支持部材には該可動鉄芯の穴及び切欠きを通して
    該弾性チユーブの伸長方向とほぼ直角に伸びかつ
    該可動鉄芯とで協動して該弾性チユーブを押しつ
    ぶす押圧部材を固定し、該支持部材には該弾性チ
    ユーブを通す弾性チユーブ挿通孔と、該弾性チユ
    ーブ挿通孔を該支持部材の側部に開口させかつ該
    可動鉄心の切欠きと整合可能な開口部とを形成し
    たことを特徴とするノルマルクローズ型ピンチバ
    ルブ。
JP2236982U 1982-02-19 1982-02-19 ノルマルクロ−ズ型ピンチバルブ Granted JPS58125770U (ja)

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JP2236982U JPS58125770U (ja) 1982-02-19 1982-02-19 ノルマルクロ−ズ型ピンチバルブ

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JP2236982U JPS58125770U (ja) 1982-02-19 1982-02-19 ノルマルクロ−ズ型ピンチバルブ

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Publication Number Publication Date
JPS58125770U JPS58125770U (ja) 1983-08-26
JPS643021Y2 true JPS643021Y2 (ja) 1989-01-25

Family

ID=30034457

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JP2236982U Granted JPS58125770U (ja) 1982-02-19 1982-02-19 ノルマルクロ−ズ型ピンチバルブ

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008138790A (ja) * 2006-12-04 2008-06-19 Takano Co Ltd ピンチバルブ
JP5338885B2 (ja) * 2011-11-10 2013-11-13 Smc株式会社 ピンチバルブ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5435373U (ja) * 1977-08-15 1979-03-08

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52101024U (ja) * 1976-01-30 1977-08-01
JPS52138527U (ja) * 1976-04-16 1977-10-20

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JPS5435373U (ja) * 1977-08-15 1979-03-08

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JPS58125770U (ja) 1983-08-26

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