JPH0433502Y2 - - Google Patents

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JPH0433502Y2
JPH0433502Y2 JP1983135679U JP13567983U JPH0433502Y2 JP H0433502 Y2 JPH0433502 Y2 JP H0433502Y2 JP 1983135679 U JP1983135679 U JP 1983135679U JP 13567983 U JP13567983 U JP 13567983U JP H0433502 Y2 JPH0433502 Y2 JP H0433502Y2
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valve
seat member
valve chamber
valve seat
main body
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JP1983135679U
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Priority to US06/585,344 priority patent/US4552179A/en
Priority to CH1196/84A priority patent/CH665010A5/de
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【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は小型3方電磁弁に関し、更に詳細には
弁体を外部から手動操作可能にした小型3方電磁
弁に関する。
(ロ) 従来技術 従来実用的な小型3方電磁弁としては、例えば
特開昭51−56027号に係る電磁弁を挙げることが
できる。この従来の電磁弁の小型化の点では画期
的なもので満足し得るものであるが、電磁石が小
型であるため電磁弁内部への異物の侵入により動
作不良を起し易いという問題がある。
(ハ) 考案が解決しようとする課題 本考案が解決しようとする課題は、小型3方電
磁弁において、本体に形成されるべき通路の一つ
を限定する弁座部材を嵌合すると共にその弁座部
材内に押し部材を移動可能に設けることによつて
弁体を外部から手動操作可能にすることである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、弁室及び該弁室と通じる3個の通路
が形成された本体と、該弁室内に移動可能に設け
られていて通路のいずれかを選択的に閉じる弁体
と、該本体に隣接して設けられていて、コイル、
該コイルの端部内に嵌合された固定鉄心及び該固
定鉄心に関して相対的に移動して該弁体を動かす
可動鉄心を有するソレノイドとを備えた小型3方
電磁弁において、該通路の一つを該弁室の該ソレ
ノイド側の端面に開口させ、該本体には該弁室と
通じかつ該本体のソレノイド側の端面に開口する
一対の穴を該一つの通路を間に挟んで形成し、該
本体には該弁室と通じかつ該本体の端面に開口す
る他の穴を該一つの通路と反対側の位置に形成
し、該他の穴には弁座部材を嵌合して該弁座部材
に該一つの通路に対向して該弁室に開口する他の
通路を形成し、該弁座部材には該弁室と通じる一
対の穴を該他の通路を間に挟んで形成し、該弁座
部材には該弁座部材の一対の穴を介して該弁室と
通じるシリンダ穴を形成して該シリンダ穴内には
押し部材を該弁座部材より外側に突出しないよう
にして移動可能に設け、該押し部材に該弁座部材
の一対の穴を通して伸びて該弁体を押圧する二股
状部分を形成し、該押し部材をばねにより該弁体
から離れる方向に弾圧して構成されている。
(ホ) 作用 上記構成において、ソレノイドのコイルに通電
されてないとき弁体は可動鉄心により弁座部材側
に押されてその弁座部材に形成され他の通路を閉
じている。コイルに通電すると可動鉄心が固定鉄
心側に引き寄せられるため、弁体は弁室内の圧力
により本体に形成された一つの通路を閉じる。
手動で弁体を操作するとき押し部材を手で押せ
ばよい。
(ヘ) 実施例 以下図面を参照して本考案の実施例について説
明する。
第1図ないし第6図において、本考案の実施例
の小型電磁弁1が示されている。この小型電磁弁
1は弁室20および弁室と通じる複数の流体通路
すなわちポート21,21a〜21bが形成され
た弁本体2と、弁室20内に移動可能に挿入され
た弁体3と、弁体3の駆動装置として作用するソ
レノイド4とを備えている。
弁本体には弁室20と一対の穴22を介して通
じる大径の嵌合穴すなわち凹部23が本体の上面
に開口させて形成されている。本体の穴24には
弁座部材25が嵌合固定され、その弁座部材25
に形成されたシリンダ穴25c内には押し部材2
6が移動可能に挿入されその押し部材26の二股
状部分26aの先端は弁座部材25の一対の穴2
5aを介して弁室20内に突出可能になつてい
る。弁座部材25の上端は弁室20に面していて
その部分に弁座27aが形成されかつ弁室20の
上側には弁座27bが形成されている。弁本体の
ポート21aは弁座部材に形成された通孔25b
を介して弁室20と連通可能になつている。なお
28は押し部材26を下方に弾圧するばねであ
る。
ソレノイド4は円筒状のコイル41と、コイル
41の上端に嵌合固定された固定鉄心42と、コ
イルの下端内に移動可能に挿入された可動鉄心4
3と、可動鉄心43を下方に弾圧しているばね4
4とを備えている。
ソレノイド4の一端(図において下端)には、
本体2の嵌合穴23内に入る固定鉄心42と同様
な磁性材でつくられた延長リング(以下単にリン
グと呼ぶ)45が固定鉄心の一部として固定され
ている。すなわち固定鉄心42とリング45とは
コイル41の外周を被つている磁性材性のフレー
ム47により磁気的に接続されていて、リング4
5は固定鉄心の一部として作用し得る。
延長リング(固定鉄心)の内周面は可動鉄心4
3及び復帰用のばね44に対向しており、かつ、
可動鉄心外周との間隙はできだけ小さく、かつそ
の延長長さLは十分大きく形成されて、磁気抵抗
を減少させている。
リング45の外周の直径方向対称の位置にはリ
ングの軸心に直角の方向にほぼ平行に伸びる一対
の溝46が形成されている。
可動鉄心43の下端は二股状になつていて、そ
の二股状部分43aの先端は本体2の穴22を通
して弁室20内に突出可能になつており、それに
よつて可動鉄心43でワツシヤ5および弁体3を
下方(弁座27a側)に押圧できるようになつて
いる。
本体2の上部には、リング45が嵌合穴23内
に挿入されたとき、溝46と一直線状に整合し得
る一対の案内孔29が形成されている。
案内孔29および溝46内には、第6図に示さ
れるようなほぼ棒状の固定ピン6が挿通され、そ
れによつて嵌合穴23からのソレノイドの抜出し
を防止している。
固定ピンは第6図に示されるように2箇所6
3,64で曲げられていて、本体の案内孔29お
よびリングの溝46内に挿入されたとき両端の上
面65が案内孔29の上壁に接しかつ中央の下面
66が溝の下壁に接してリングを弾力的に嵌合穴
内に保持するようになつている。
本体2からソレノイド4を外すときは固定ピン
6の突出端をつかんで引き出せばよい。
この実施例の電磁弁において、ポート21aを
入力ポートとし、21bを出力ポートとし、21
cを排出ポートとすると、コイル41に通電して
いないとき弁体3は可動鉄心43により押し下げ
られて弁座27aと係合しているため、出力ポー
トからの流体は流れない。
次にコイルに通電して可動鉄心43を固定鉄心
42側に吸引すると延長リング部の磁気抵抗が小
さいので、可動鉄心は確実に吸引される。可動鉄
心が吸引されると、弁体には可動鉄心による押下
げ力が作用しないので弁体はポート21aからの
流体圧により弁座27bに押しつけられ、ポート
21aからの流体は出力ポートであるポート21
bから流出する。
一方手で操作する場合には押し部材26の下端
を上に押せばよい。
なおリング45の外周に形成する溝は直線状で
なく環状にしてもよい。
(ト) 効果 本考案によれば、本体に一方の弁座を形成する
弁座部材を嵌合してその弁座部材にシリンダ穴を
設け、そのシリンダ穴内に押し部材を移動可能に
設け、その押し部材に本体内の弁体を押圧する二
股状部分を形成したので、手動操作機構を有する
電磁弁を比較的簡単な構造でしかも小型に製造で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による小型電磁弁の一実施例の
断面図、第2図は第1図の電磁弁の本体の斜視
図、第3図は第1図の電磁弁の一部分の断面図で
あつて、第1図の断面と90°をなす断面を示す図、
第4図は第1図の線−に沿つた断面図であつ
て固定ピンおよび可動鉄心を除いて示す図、第5
図は固定ピンの斜視図、第6図は4図の線−
に沿つて見た図である。 1……小型電磁弁、2,2b……本体、20…
…弁室、21……通路、23,23b……嵌合
穴、29,29b……案内孔、3……弁体、4…
…ソレノイド、43……可動鉄心、46,46b
……溝、6,6a,6b,6b′……固定ピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弁室及び該弁室と通じる3個の通路が形成され
    た本体と、該弁室内に移動可能に設けられていて
    通路のいずれかを選択的に閉じる弁体と、該本体
    に隣接して設けられていて、コイル、該コイルの
    端部内に嵌合された固定鉄心及び該固定鉄心に関
    して相対的に移動して該弁体を動かす可動鉄心を
    有するソレノイドとを備えた小型3方電磁弁にお
    いて、該通路の一つを該弁室の該ソレノイド側の
    端面に開口させ、該本体には該弁室と通じかつ該
    本体のソレノイド側の端面に開口する一対の穴を
    該一つの通路を間に挟んで形成し、該本体には該
    弁室と通じかつ該本体の端面に開口する他の穴を
    該一つの通路と反対側の位置に形成し、該他の穴
    には弁座部材を嵌合して該弁座部材に該一つの通
    路に対向して該弁室に開口する他の通路を形成
    し、該弁座部材には該弁室と通じる一対の穴を該
    他の通路を間に挟んで形成し、該弁座部材には該
    弁座部材の一対の穴を介して該弁室と通じるシリ
    ンダ穴を形成して該シリンダ穴内には押し部材を
    該弁座部材より外側に突出しないようにして移動
    可能に設け、該押し部材に該弁座部材の一対の穴
    を通して伸びて該弁体を押圧する二股状部分を形
    成し、該押し部材をばねにより該弁体から離れる
    方向に弾圧したことを特徴とする小型3方電磁
    弁。
JP13567983U 1983-08-25 1983-09-01 電磁弁 Granted JPS6043779U (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13567983U JPS6043779U (ja) 1983-09-01 1983-09-01 電磁弁
DE8484102126T DE3479436D1 (en) 1983-08-25 1984-02-29 Miniature solenoid valve
EP19840102126 EP0139811B1 (en) 1983-08-25 1984-02-29 Miniature solenoid valve
US06/585,344 US4552179A (en) 1983-08-25 1984-02-29 Miniature solenoid valve
CH1196/84A CH665010A5 (de) 1983-08-25 1984-03-09 Solenoid-kleinventil.

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13567983U JPS6043779U (ja) 1983-09-01 1983-09-01 電磁弁

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Publication Number Publication Date
JPS6043779U JPS6043779U (ja) 1985-03-27
JPH0433502Y2 true JPH0433502Y2 (ja) 1992-08-11

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ID=30305315

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JP13567983U Granted JPS6043779U (ja) 1983-08-25 1983-09-01 電磁弁

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5451661B2 (ja) * 2011-02-15 2014-03-26 三明電機株式会社 ソレノイド
JP5494681B2 (ja) * 2012-01-13 2014-05-21 株式会社デンソー 電磁弁
JP5819550B1 (ja) * 2015-02-16 2015-11-24 伸和コントロールズ株式会社 流体制御弁

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JPS5655165Y2 (ja) * 1977-06-24 1981-12-23

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JPS5655165Y2 (ja) * 1977-06-24 1981-12-23

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JPS6043779U (ja) 1985-03-27

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