JPH0213823Y2 - - Google Patents

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JPH0213823Y2
JPH0213823Y2 JP13132983U JP13132983U JPH0213823Y2 JP H0213823 Y2 JPH0213823 Y2 JP H0213823Y2 JP 13132983 U JP13132983 U JP 13132983U JP 13132983 U JP13132983 U JP 13132983U JP H0213823 Y2 JPH0213823 Y2 JP H0213823Y2
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JP
Japan
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valve
solenoid
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fixing pin
groove
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JP13132983U
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JPS6038978U (ja
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Priority to US06/585,344 priority patent/US4552179A/en
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Priority to EP19840102126 priority patent/EP0139811B1/en
Priority to CH1196/84A priority patent/CH665010A5/de
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  • Magnetically Actuated Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は小型電磁弁に関し、更に詳細には内部
に異物が侵入した場合などに分解修理を容易にで
きるようにした、特にガス状流体の制御に使用す
るのに適した小型電磁弁に関する。
(ロ) 実施例 従来実用的な小型電磁弁としては、例えば特開
昭51−56027号公報に示されている電磁弁を挙げ
ることができる。この従来の電磁弁は小型化の点
では画期的なもので満足し得るものであるが、電
磁弁内部への異物の侵入により動作不良を起し易
くしかもそのような場合の分解掃除が難かしいと
いう問題がある。
(ハ) 考案の目的 本考案の目的は、電磁弁の大きさを大きくする
ことなく分解掃除を簡単に行なえるような構造に
することにある。
(ニ) 考案の構成 本考案は、弁室および該弁室に通じる複数の流
路が形成された本体と、該弁室内に移動可能に設
けられていて該流路の連通状態を制御する弁体
と、該本体に隣接して設けられていて可動鉄心に
より該弁体を動かすソレノイドとを備えた電磁弁
において、該本体には該弁室に通じる嵌合穴を形
成して該ソレノイドの一端を該嵌合穴内に挿入可
能にし、該ソレノイドの一端の外周には溝を形成
するとともに該本体にも該溝と通じる複数の案内
孔を形成し、該案内孔および溝内に固定ピンを取
外し可能に挿入して構成されている。
(ホ) 実施例 以下図面を参照して本考案の実施例について説
明する。
第1図ないし第6図において、第1の実施例の
小型電磁弁1が示されている。この小型電磁弁1
は弁室20および弁室と通じる複数の流体通路す
なわちポート21,21a〜21bが形成された
弁本体2と、弁室20内に移動可能に挿入された
弁体3と、弁体3の駆動装置として作用するソレ
ノイド4とを備えている。
弁本体には弁室20と一対の穴22を介して通
じる大径の嵌合穴23が本体の上面に開口させて
形成されている。本体の穴24には弁座部材25
が嵌合固定され、その弁座部材25内には押し部
材26が移動可能に挿入され、その押し部材26
の二股状部分26aの先端は弁座部材25の一対
の穴25aを介して弁室20内に突出可能になつ
ている。弁座部材25の上端は弁室20に面して
いて、その部分に弁座27aが形成され、かつ弁
室20の上側には弁座27bが形成されている。
弁本体のポート21aは弁座部材に形成された通
孔25bを介して弁室20と連通可能になつてい
る。なお28は押し部材26を下方に弾圧するば
ねである。
ソレノイド4は円筒状のコイル41と、コイル
41の上端に嵌合固定された固定鉄心42と、コ
イルの下端内に移動可能に挿入された可動鉄心4
3と、可動鉄心43を下方に弾圧しているばね4
4とを備えている。
ソレノイド4の一端(図において下端)には、
本体2の嵌合穴23に入るリング45が固定され
ている。リング45の外周の直径方向対称の位置
にはリングの軸心に直角の方向にほぼ平行に伸び
る一対の溝46が形成されている。
可動鉄心43の下端は二股状になつていて、そ
の部分43aの先端は本体2の穴22を通して弁
室20内に突出可能になつており、それによつて
可動鉄心43でワツシヤ5および弁体3を下方
(弁座27a側)に押圧できるようになつている。
本体2の上部には、リング45が嵌合穴23内
に挿入されたとき、溝46と一直線状に整合し得
る一対の案内孔29が形成されている。
案内孔29および溝46内には、第6図に示さ
れるようなほぼ棒状の固定ピン6が挿通され、そ
れによつて嵌合穴23からのソレノイドの抜出し
を防止している。
固定ピンは、第6図に示されるように、2箇所
63,64で曲げられていて、本体の案内孔29
およびリングの溝46内に挿入されたとき、両端
の上面65が案内孔29の上壁に接しかつ中央の
下面66が溝の下壁に接してリングを弾力的に嵌
合穴内に保持するようになつている。
本体2からソレノイド4を外すときは固定ピン
6の突出端をつかんで引き出せばよい。
この実施例の電磁弁において、ポート21aを
入力ポートとし、21bを出力ポートとし、21
cを排出ポートとすると、コイル41に通電して
いないとき弁体3は可動鉄心43により押し下げ
られて弁座27aと係合しているため、出力ポー
トからの流体は流れない。
次にコイルに通電して可動鉄心43を固定鉄心
42側に吸引すると、弁体には可動鉄心による押
下げ力が作用しないので弁体はポート21aから
の流体圧により弁座27bに押しつけられ、ポー
ト21aからの流体は出力ポートであるポート2
1bから流出する。
一方手で操作する場合には押し部材26の下端
を上に押せばよい。
第7図において固定ピンの変形例が示されてい
る。この固定ピン6aは第5図に示される固定ピ
ンとほぼ同じ形状の二つの部分61aを部分62
aで一体的に連結してほぼU字形にしたもので、
固定ピンの着脱の迅速化および自動化を図ること
ができる。
なおこの場合部分61aの横断面は矩形でなく
円形であつてもよい。
第8図ないし第10図に本考案による小型電磁
弁の他の実施例の要部が示されている。この実施
例において本体2bに形成される案内孔29bは
前記実施例のものより幅広のほぼ楕円形状に形成
され、ソレノイド側のリング45bの外周の溝4
6bも案内溝の幅に対応して深くしかも環状に形
成されている。更に固定ピンは部分61bとその
部分61bとほぼ直角の部分62bとをほぼ一体
的にL形に成形した逆向きの一対のピン6b,6
b′で構成されている。この部分62bの折曲げ方
向は部分63b,64bにおける折曲げ方向とは
ほぼ直角の方向になつている。そして部分62b
を第8図のように互いに向い合わせたとき部分6
1bの中央が下方向に突出するように、左右二つ
のピンを互いに逆向きに成形してある。
この固定ピン6b,6b′を装着するとき、第1
0図の左側に示されるように部分63b,64b
の折曲り方向を横向きにして(したがつて部分6
2bを真上に向けて)所定の位置まで挿入し、そ
の後固定ピン6b,6b′を90゜回転させて、第8
図および第9図に示されるように部分62bを互
いに向い合わせ、その後部分62bが溝91内に
入るようにして止め具9を本体に固定する。この
ようにすると固定ピン6bの部分61bは案内孔
29bおよび溝46b内で第6図に示される状態
と同じ状態になり、固定ピンのばね作用によりソ
レノイドを本体にしつかりと固定できる。固定ピ
ン6b,6b′の断面は円形がよい。
なお、第1図の実施例ではリングの溝を互いに
平行の一対の溝にしたが第10図に示されるよう
に環状にしてもよい。
(ヘ) 効果 本考案によれば、固定ピンの挿入又は引抜きだ
けで容易にソレノイドと本体とを結合し、分解で
きるので、電磁弁の保守が容易である。また溝を
環状にすればソレノイドと本体との取付け角度を
任意に変更できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による小型電磁弁の一実施例の
断面図、第2図は第1の電磁弁の本体の斜視図、
第3図は第1図の電磁弁の一部分の断面図であつ
て、第1図の断面と90゜をなす断面を示す図、第
4図は第1図の線−に沿つた断面図であつて
固定ピンおよび可動鉄心を除いて示す図、第5図
は固定ピンの斜視図、第6図は4図の線−に
沿つて見た図、第7図は固定ピンの変形例の斜視
図、第8図は固定ピンの更に別の変形例の斜視
図、第9図は他の実施例の斜視図、第10図は第
9図の線−に沿つた断面図であつて左右の固
定ピンが異なる状態を示す図である。 1:小型電磁弁、2,2b:本体、20:弁
室、21:通路、23,23b:嵌合穴、29,
29b:案内孔、3:弁体、4:ソレノイド、4
3:可動鉄心、46,46b:溝、6,6a,6
b,6b′:固定ピン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 弁室および該弁室に通じる複数の流路が形成
    された本体と、該弁室内に移動可能に設けられ
    ていて該流路の連通状態を制御する弁体と、該
    本体に隣接して設けられていて可動鉄心により
    該弁体を動かすソレノイドを備えた電磁弁にお
    いて、該本体には該弁室に通じる嵌合穴を形成
    して該ソレノイドの一端を該嵌合穴内に挿入可
    能にし、該ソレノイドの一端の外周には溝を形
    成するとともに該本体にも該溝と通じる複数の
    案内孔を形成し、該案内孔および溝内に固定ピ
    ンを取外し可能に挿入したことを特徴とした小
    型電磁弁。 2 該固定ピンがほぼU字形に形成されている実
    用新案登録請求の範囲1に記載の小型電磁弁。 3 該固定ピンがほぼL形に形成された二つの部
    分からなつている実用新案登録請求の範囲1に
    記載の小型電磁弁。
JP13132983U 1983-08-25 1983-08-25 小型電磁弁 Granted JPS6038978U (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13132983U JPS6038978U (ja) 1983-08-25 1983-08-25 小型電磁弁
US06/585,344 US4552179A (en) 1983-08-25 1984-02-29 Miniature solenoid valve
DE8484102126T DE3479436D1 (en) 1983-08-25 1984-02-29 Miniature solenoid valve
EP19840102126 EP0139811B1 (en) 1983-08-25 1984-02-29 Miniature solenoid valve
CH1196/84A CH665010A5 (de) 1983-08-25 1984-03-09 Solenoid-kleinventil.

Applications Claiming Priority (1)

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JP13132983U JPS6038978U (ja) 1983-08-25 1983-08-25 小型電磁弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6038978U JPS6038978U (ja) 1985-03-18
JPH0213823Y2 true JPH0213823Y2 (ja) 1990-04-16

Family

ID=30296941

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JP13132983U Granted JPS6038978U (ja) 1983-08-25 1983-08-25 小型電磁弁

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JPS6038978U (ja) 1985-03-18

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