JP7114297B2 - 電磁弁 - Google Patents
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Description
(πA2/4 - πB2/4) - (πC2/4 - πD2/4) - πD2/4
=πA2/4 - πB2/4 - πC2/4
=π/4(A2-B2-C2) (式1)
(πA2/4 - πB2/4)
が、図4の下方向への力を受ける部分の面積
(πC2/4 - πD2/4)及びπD2/4
よりも大きいことが条件となる。即ち、以下の式を満たすことが条件となり、本実施形態においては、以下の式を満たす面積の関係を有するように、各部の寸法が設定されている。ここで、以下の式を満たすためには、Aの値が十分大きい必要がある。本実施形態においては、外側筒部102の下に管部材が存在していないため、Aの値を十分大きくするための有利な構成となっている。
A2-B2-C2 ≧ 0 (式2)
バルブカバー30の周方向における、バルブカバー30、ヨーク41の向きは、ヨーク41の被固定部411(図3参照)とバルブカバー30の切欠き部306とにより決定される。
先ず、主弁60が開く前の閉じている状態について説明する。主弁60が閉じている状態、即ち、主弁60が内側筒部101の主弁座部1011における開口を塞いでいる状態のときには、プランジャー45は、バルブシート部461のシート部4611の上端部の開口を塞いでいる。このとき、一次側流路111から一次側空間103に流入した水は、小孔615を通過して背圧室31へ流入しており、これにより、背圧室31には水が充填されている。このため、背圧室31の圧力及びばね64の付勢力によって主弁60は、下方向へ付勢されているため、主弁60は、内側筒部101の主弁座部1011に押しけられ、開口を塞いでいる状態が維持されている。
コイル43に電気が供給されて、プランジャー45がばね48の付勢力に抗して上側の位置に移動させられると、バルブシート部461のシート部4611の上端部の開口が開かれる。これにより、背圧室31内の水がシート部4611の上端部の開口から貫通孔4612内に流入し、バルブカバー連通孔305からバルブカバー30の外周面上に流出する。そして水は、バルブカバー30と管部材9の内周面との間、及び、バルブベース10と管部材9の内周面との間の隙間113を流通して、バルブベース径方向貫通流路1061に流入し、内側筒部101の内部空間である二次側空間104へ流入する。そして、二次側流路112へ流通する。これにより背圧室31の圧力が低下し、一次側空間103の圧力が背圧室31の圧力及びばね64の付勢力よりも高くなり、主弁60は上方向へ移動して主弁60が開き、一次側空間103と、二次側空間104が連通し、一次側空間103の水が二次側空間104へ流通する。
本実施形態におけるパイロット式電磁弁1は、主弁60及び背圧室31を含むダイアフラム部と、ダイアフラム部に向って液体が流入する一次側流路111と、ダイアフラム部からの液体が流出する二次側流路112と、ダイアフラム部を構成し、一次側空間103と二次側空間104との遮断と連通との切替えをする主弁60と、主弁60における一次側部と二次側部とが連通する側に対する背面側に形成された背圧室31と、主弁60に形成され、一次側空間103から背圧室31に水を流通させることにより、背圧室31内の圧力を上昇させる一次側副流路としての小孔615と、背圧室31から液体を二次側空間104に流通させる二次側副流路(貫通孔4612、バルブカバー連通孔305、隙間113、及び、バルブベース径方向貫通流路1061)と、背圧室31と二次側流路112との遮断と連通との切替えをする副弁としてのプランジャー45と、プランジャー45による切替えをするためにプランジャー45を駆動する副弁駆動部(コア42、コイル43、磁石44)と、主弁60を収容する本体部(バルブベース10、バルブカバー30)と、を備える。
バルブベース10における一次側部を構成する一次側空間103から背圧室31へ向かって作用する一方向圧力を受ける部分の面積
(πA2/4 - πB2/4)
は、バルブベース10における背圧室31から一次側空間103へ向かって作用する他方向圧力を受ける部分の面積
(πC2/4 - πD2/4)及びπD2/4
よりも大きい。
また、U字状ピン36を取り外すことにより、容易に管部材9から電磁弁1を取り外すことが可能である。このため、メンテナンス等の作業を容易とすることができる。
例えば、主弁、副弁、一次側副流路、二次側副流路等の各部の構成は、本実施形態における主弁60、プランジャー45、小孔615、二次側副流路(貫通孔4612、バルブカバー連通孔305、隙間113、及び、バルブベース径方向貫通流路1061)等の各部の構成に限定されない。
また、コイル部40を構成する筒状部材46の下端部は、コイル43を支持する筒状部材46の上部に一体成形され筒状部材46の一部を構成するバルブシート部461を有していたが、この構成に限定されない。コイル部は、弁座を有していればよい。
また、液体は、水であったが、水に限定されない。
9…管部材(被固定部材)
10…バルブベース(本体部)
30…バルブカバー(本体部)
31…背圧室(ダイアフラム部)
35…U字状クリップ(挿入部材)
36…U字状ピン(本体部固定用挿入部材)
40…コイル部
42…コア(副弁駆動部)
43…コイル(副弁駆動部)
44…磁石(副弁駆動部)
45…プランジャー(副弁)
46…筒状部材(コイル支持部材)
60…主弁(ダイアフラム部)
61…ダイアフラム板
63…ダイアフラム
103…一次側空間
104…二次側空間
111…一次側流路
112…二次側流路(二次側部)
113…隙間(二次側副流路)
305…バルブカバー連通孔(二次側副流路)
461…バルブシート部(弁座)
615…小孔(一次側副流路)
635…フランジ部
901…開口部
1001…収容溝(固定溝)
1011…主弁座部
1061…バルブベース径方向貫通流路(二次側副流路)
Claims (2)
- 本体部と、
コイルを有するコイル部と、
ダイアフラム部と、
前記ダイアフラム部に向って液体が流入する一次側部と、
前記ダイアフラム部からの液体が流出する二次側部と、
前記ダイアフラム部を構成し、一次側部と二次側部との遮断と連通との切替えをする主弁と、
前記主弁における前記一次側部と前記二次側部が連通する側に対する背面側に形成された背圧室と、
前記主弁に形成され、前記一次側部から前記背圧室に前記液体を流通させることにより、前記背圧室内の圧力を上昇させる一次側副流路と、
前記背圧室から前記液体を前記二次側部に流通させる二次側副流路と、
前記背圧室と前記二次側副流路との遮断と連通との切替えをする副弁と、
前記副弁による前記切替えをするために前記副弁を駆動する副弁駆動部と、
前記主弁を収容する本体部と、
前記副弁が当接する弁座と、を備え、
前記コイル部は、弾性変形可能な挿入部材により、前記本体部から離間する方向への前記コイル部の移動が規制されて前記本体部に対して接続され、前記弁座を有する電磁弁。 - 前記本体部は、管部材の開口部に挿入されて前記開口部の内部に配置され、
前記コイル部は、前記管部材に挿入される本体部固定用挿入部材により、前記管部材から離間する方向への前記本体部の移動が規制されて、前記本体部を介して前記管部材に対して接続される請求項1に記載の電磁弁。
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JP2018061947A JP7114297B2 (ja) | 2018-03-28 | 2018-03-28 | 電磁弁 |
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JP2018061947A JP7114297B2 (ja) | 2018-03-28 | 2018-03-28 | 電磁弁 |
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JP2019173848A JP2019173848A (ja) | 2019-10-10 |
JP7114297B2 true JP7114297B2 (ja) | 2022-08-08 |
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Family Applications (1)
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JP2018061947A Active JP7114297B2 (ja) | 2018-03-28 | 2018-03-28 | 電磁弁 |
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Citations (1)
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JP2008249143A (ja) | 2008-04-01 | 2008-10-16 | Uro Electronics Co Ltd | 水撃緩和型水栓装置 |
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JPH0543331Y2 (ja) * | 1990-09-29 | 1993-11-01 | ||
DE19530899C2 (de) * | 1995-08-23 | 2003-08-21 | Bosch Gmbh Robert | Magnetventil, insbesondere für eine schlupfgeregelte, hydraulische Bremsanlage für Kraftfahrzeuge |
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2018
- 2018-03-28 JP JP2018061947A patent/JP7114297B2/ja active Active
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