JPS5817178Y2 - 3ポ−ト電磁弁 - Google Patents

3ポ−ト電磁弁

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Publication number
JPS5817178Y2
JPS5817178Y2 JP13696679U JP13696679U JPS5817178Y2 JP S5817178 Y2 JPS5817178 Y2 JP S5817178Y2 JP 13696679 U JP13696679 U JP 13696679U JP 13696679 U JP13696679 U JP 13696679U JP S5817178 Y2 JPS5817178 Y2 JP S5817178Y2
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JP
Japan
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valve
port
chamber
holder
core
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Expired
Application number
JP13696679U
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English (en)
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JPS5655165U (ja
Inventor
恒雄 石垣
Original Assignee
焼結金属工業株式会社
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Filing date
Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、3ポート電磁弁の改良に関するものである。
各種電磁弁を安価に提供しようとする場合、部品の共通
化をはかることにより大量生産できる共通部品をつくる
ことが極めて有効である。
このような観点から3ポート弁と2ポート弁との間の共
通部品について考察すると、次のような点で電磁操作部
を共通化できる可能性がある。
従来から知られている3ポート電磁弁は、本来、その弁
部と電磁操作部とが3ポート電磁弁に特有の構造を有し
ているが、例えば特公昭51−56027号公報に示さ
れているような型式の電磁弁、即ち弁部における弁本体
内に弁室を区画形成し、該弁室内に供給弁座とそれに対
向する排出弁座と出力用連絡口とを開口させて、両弁座
間に電磁操作部で駆動されるホルダに支持させた弁本体
を配設した電磁弁では、その電磁操作部の構成が2ポー
ト電磁弁における電磁操作部と比較的共通性を有してい
る。
しかしながら、従来から知られている上記型式の電磁弁
で2ポート弁との部品の共通化を考慮したものは見当ら
ず、その共通化による製品の低廉化がはかられていない
叙上に鑑み、本考案は電磁操作部を2ポート電磁弁に共
用できるように構成して、部品の大量生産による製品の
低廉化をはかるようにした3ポート電磁弁を提供しよう
とするものである。
かかる目的を遠戚するため、本考案の3ポート電磁弁は
、弁本体の弁室内において供給弁座とそれに対向する排
出弁座との間に弁体を配設し、この弁体を支持するホル
ダのガイド部を電磁操作部の可動鉄心に当接させて駆動
するようにしたものにおいて、上記可動鉄心は、2ポー
ト電磁弁の弁座を開閉するシール部材を取付けるための
取付穴のまわりの筒状部の端面を、上記ホルダのガイド
部に当接してホルダを駆動する当接部として構成される
このような3ポート電磁弁によれば、その電磁操作部は
、可動鉄心の取付穴に2ポート電磁弁の弁座を開閉する
シール部材を取付けることにより、2ポート電磁弁に共
用され、それによって部品を共通化できるので大量生産
による製品の低廉化をはかるという課題が遠戚される。
従って、本考案の3ポート電磁弁によれば、次のような
特有の効果が得られる。
即ち、上記電磁操作部を2ポート電磁弁に使用する場合
には、単に可動鉄心の取付穴にシール部材を取付けるだ
けでよく、共用のために電磁操作部に格別の構造上の変
更を加える必要がない。
以下、本考案の実施例を図面を参照しながら説明する。
第1図に示す電磁弁は、弁部1とそれにガスケット3を
介して着脱可能に連結した電磁操作部2とから構成され
ており、上記弁部1は、流体の供給ポート4、出力ポー
ト5及び排出ポート6を備えた弁本体7を有し、該弁本
体7には、ガスケツ)10a、10bを介して封塞蓋9
を取外し可能に装着することにより内部に弁室8を区画
形成し、該弁室8内に、通孔12を介して上記供給ポー
ト4に通じる封塞蓋9上に形成された供給弁座11と、
電磁操作部側の隔壁14の下面に設けられた上記排出ポ
ート6に通じる排出弁座13とを互いに対向状態に開口
させると共に、出力ポート5に通じる連絡口5aを弁室
8の側面に開口させ、上記両弁座11,13間には、そ
れらを交互に開閉する単一の弁体15をホルダ16に保
持させて上下動自在に配設し、該ホルダ16に突設した
ガイド部16 aを、隔壁14に設けた案内孔17を通
じて弁部1と電磁操作部2との間に区画形成された鉄心
室18内に突出させ、ホルダ16と封塞蓋9との間に、
上記ガイド部16aを鉄心室18内の可動鉄心19の下
面に当接する方向に弁体15を付勢する弁スプリング2
0を弾装している。
上記案内孔17は、ガイド部16 aが排出弁座13に
おける流体の流通に抵抗とならないように該排出弁座1
3とは無関係な位置に設けている。
而して、上記ホルダ16及び弁スプリング20は、封塞
蓋9の取外しによってその装着孔から抜脱可能に構成し
ている。
また、上記電磁操作部2は、カバー21内にコイル22
及びその中心に位置する案内筒23を備え、該案内筒2
3の内部上端に固定鉄心24を固挿すると共に、上記鉄
心室18内に該固定鉄心24との間に介装したリターン
スプリング25により下方に付勢された上記可動鉄心1
9を配設したもので、該可動鉄心においては、下面に穿
設したシール部材用取付穴26のまわりの筒状部の端面
を、上記ホルダ16のガイド部16 aに当接してホル
ダ16を駆動する当接部として構成し、この取付穴26
にシール部材を装着することにより該電磁操作部2を直
動式2ポート電磁弁用としても供用し得るように構成し
ている。
次に、上記構成を有する電磁弁の作用について説明する
第1図に示す非励磁状態では、可動鉄心19はリターン
スプリング25により下方に押し下げられて弁スプリン
グ20に抗してホルダ16を押し下げ、弁体15を供給
弁座11に圧接させている。
このときのリターンスプリング25による弁体15の圧
接力は、供給弁座11を通じて弁体15に作用する流体
の作用力と弁スプリング20の付勢力との和よりも大き
いため、供給ポート4からの圧力流体はこの供給弁座1
1において封止され、逆に出力ポート5と排出ポート6
とが排出弁座13を介して連通している。
いま、コイル22に通電すると、可動鉄心19がリター
ンスプリング25に抗して固定鉄心24に吸着されるた
め、弁体15は流体圧力及び弁スプリング20の付勢力
により上動し、供給弁座11を開放すると共に排出弁座
13を閉鎖する。
従って、供給ポート4からの圧力流体は出力ポート5へ
と流通する。
このとき可動鉄心19は、弁体15に対してそれらのス
トロークs、lがS>lの関係に設定されているため、
s −1分のオーバートラベルを生じる。
上記電磁弁において、各弁座11,13や弁室8内等に
付着したごみなどの異物を除去したり、弁室8内におけ
る破損を修理する場合は、封塞蓋9を取外すことにより
それに形成した供給弁座11及びホルダ16に保持され
た弁体15を弁室8から取出すことができ、それによっ
て、電磁操作部2や各ポートの配管を取外すことなく両
弁座11.13や弁室8、さらには弁体15等の清浄を
簡単に行うことができ、その場合、供給ポート4を鎖線
で示すように封塞蓋9に設けて供給弁座11と直接連通
さておけば、その清浄が一層容易になるばかりでなく、
封塞蓋9及び弁本体7の構造が簡素となって封塞蓋9の
取付けを1つのガスケットで行い得るなどの利点がある
、その際他のポートも弁本体7の下面に設けることがで
きる。
さらに、上記電磁操作部2は、それを弁部1から独立部
品として分離することができ、可動鉄心19の取付穴2
6にシール部材を装着せしめた場合には、この電磁操作
部2を2ポート電磁弁にそのまま使用することができる
第2図は、上記電磁操作部2を組込んだ2ポート電磁弁
を示し、コイル22への通電によって可動鉄心19及び
その取付穴26に装着したシール部材31を駆動するこ
とにより、弁部32における一対のポー1−33.34
間の弁座35が開閉される。
従って、弁の構造においては上記電磁操作部を2ポート
及び3ポート弁に供用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2図はその
電磁操作部を用いて構成した2ポート電磁弁の断面図で
ある。 1・・・・・・弁部、2・・・・・・電磁操作部、4・
・・・・・供給ポート、5・・・・・・出力ポート、5
a・・・・・・連絡口、6・・・・・・排出ポート、7
・・・・・・弁本体、8・・・・・・弁室、9・・・・
・・封塞蓋、11・・・・・・供給弁座、13・・・・
・・排出弁座、14・・・・・・隔壁、15・・・・・
・弁体、16・・・・・・ホルダ、16 a・・・・・
・ガイド部、17・・・・・・案内孔、18・・・・・
・鉄心室、19・・・・・・可動鉄心、20・・・・・
・弁スプリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 鉄心室を介して分離可能に連結した弁部と電磁操作部と
    を備え、上記弁部における弁本体内に弁室を区画形威し
    、該弁室内に、流体の供給ポートに通じる供給弁座と、
    該供給弁座に対向させて上記鉄心室との間に隔壁上に設
    けた排出ポートに通じる排出弁座と、出力ポートに通じ
    る連絡口とをそれぞれ開口させると共に、上記両弁座を
    交互に開閉する弁体をホルダに支持させて両弁座間に配
    設し、上記ホルダに設けたガイド部を上記隔壁に穿設し
    た案内孔を通して鉄心室内に突出させ、該ガイド部を鉄
    心室内の可動鉄心に当接させる方向に弁体を付勢する弁
    スプリングを弁本体内に介装し、上記可動鉄心は、2ポ
    ート電磁弁の弁座を開閉するシール部材を取付けるため
    の取付穴のまわりの筒状部の端面を、上記ホルダのガイ
    ド部に当接してホルダを駆動する当接部として構成し、
    上記電磁操作部を2ポート電磁弁とで共用可能とした3
    ポート電磁弁。
JP13696679U 1979-10-03 1979-10-03 3ポ−ト電磁弁 Expired JPS5817178Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13696679U JPS5817178Y2 (ja) 1979-10-03 1979-10-03 3ポ−ト電磁弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13696679U JPS5817178Y2 (ja) 1979-10-03 1979-10-03 3ポ−ト電磁弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5655165U JPS5655165U (ja) 1981-05-14
JPS5817178Y2 true JPS5817178Y2 (ja) 1983-04-07

Family

ID=29368424

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13696679U Expired JPS5817178Y2 (ja) 1979-10-03 1979-10-03 3ポ−ト電磁弁

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58116888U (ja) * 1982-02-03 1983-08-09 エスエムシ−株式会社 3ポ−ト電磁弁

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Publication number Publication date
JPS5655165U (ja) 1981-05-14

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