JPH0143578Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0143578Y2 JPH0143578Y2 JP5062484U JP5062484U JPH0143578Y2 JP H0143578 Y2 JPH0143578 Y2 JP H0143578Y2 JP 5062484 U JP5062484 U JP 5062484U JP 5062484 U JP5062484 U JP 5062484U JP H0143578 Y2 JPH0143578 Y2 JP H0143578Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- wall surface
- valve chamber
- small space
- partition portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 8
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 12
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 8
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 2
- 238000005336 cracking Methods 0.000 description 1
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Magnetically Actuated Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案の目的とする処は、主に自動車車載用の
ウインドウオツシヤ液切換装置に使用する電磁弁
に関するもので、該電磁弁の弁室内に溜つた水が
外部の気温の低下に伴つて凍結した際に、その体
積膨張によつて弁室壁面に応力が加わり、側壁面
等にヒビ割れ(クラツク)が発生することを防止
することにある。
ウインドウオツシヤ液切換装置に使用する電磁弁
に関するもので、該電磁弁の弁室内に溜つた水が
外部の気温の低下に伴つて凍結した際に、その体
積膨張によつて弁室壁面に応力が加わり、側壁面
等にヒビ割れ(クラツク)が発生することを防止
することにある。
従来に於いては、前記した如く弁室内の水の凍
結時の体積膨張による内壁面にかかる応力の増加
に対して、弁室全体の構造的耐久性が乏しい為、
該弁室内の壁面に容易にクラツク等が発生してし
まい、装置本体が破損してしまう等の欠点があつ
た。
結時の体積膨張による内壁面にかかる応力の増加
に対して、弁室全体の構造的耐久性が乏しい為、
該弁室内の壁面に容易にクラツク等が発生してし
まい、装置本体が破損してしまう等の欠点があつ
た。
本考案はこれらの点に対して鑑みなされたもの
で、特に弁室内の外周壁面近傍に空気溜めとして
の機能を有する小空間部を設けて、水の凍結時の
体積膨張による応力の増加に起因する弁室内壁面
のヒビ割れ、破損等を防止することを可能にした
ものであり、以下に図示の実施例(第1図乃至第
4図)に基づき、その内容について説明する。
で、特に弁室内の外周壁面近傍に空気溜めとして
の機能を有する小空間部を設けて、水の凍結時の
体積膨張による応力の増加に起因する弁室内壁面
のヒビ割れ、破損等を防止することを可能にした
ものであり、以下に図示の実施例(第1図乃至第
4図)に基づき、その内容について説明する。
1はウインドウオツシヤ液切換装置に採用した
電磁弁本体である。
電磁弁本体である。
2は弁筐体であり、夫々液流入口3と第一の液
流出口4と第二の液流出口5とを設けてある。6
は前記弁筐体2の弁室7内に載置した磁性体から
成る円板状の弁素子であり、該弁素子6はコイル
スプリング8の拡圧弾力により常時第二の液流出
口5に通じる下側の弁口部9を閉成している。
流出口4と第二の液流出口5とを設けてある。6
は前記弁筐体2の弁室7内に載置した磁性体から
成る円板状の弁素子であり、該弁素子6はコイル
スプリング8の拡圧弾力により常時第二の液流出
口5に通じる下側の弁口部9を閉成している。
10は第一の液流出口4に通じる上側の弁口部
10であり、ヨーク11に捲回した電磁コイル1
1Aに通電すると前記弁素子6はコイルスプリン
グ8を圧縮して上側の弁口部10を閉成すると同
時に下側の弁口部9を開放することとなる。
10であり、ヨーク11に捲回した電磁コイル1
1Aに通電すると前記弁素子6はコイルスプリン
グ8を圧縮して上側の弁口部10を閉成すると同
時に下側の弁口部9を開放することとなる。
12は仕切り部で、前記弁室7の外周壁面7A
と弁素子6との略中間に位置すべく上側壁面7C
から下方に向けて突設形成してある。
と弁素子6との略中間に位置すべく上側壁面7C
から下方に向けて突設形成してある。
従つて、該仕切り部12と外周壁面7Aとの間
に袋状の空気溜め部Pとして動く小空間部13を
形成することとなる。
に袋状の空気溜め部Pとして動く小空間部13を
形成することとなる。
14は前記仕切り部12の先端12Aと下側壁
面7Bとに間隙を設けて成る通路であり、前記小
空間部13と弁室7とを導通すべく成してある。
面7Bとに間隙を設けて成る通路であり、前記小
空間部13と弁室7とを導通すべく成してある。
尚、該通路14を仕切り部12の下側に穿つた
複数個の貫通孔としてもよい。(第4図参照)而
して、弁室7内の水は一部分前記小空間部12内
に侵入し、袋状に形成した小空間部13の空気溜
め部Pに空気が溜まる。
複数個の貫通孔としてもよい。(第4図参照)而
して、弁室7内の水は一部分前記小空間部12内
に侵入し、袋状に形成した小空間部13の空気溜
め部Pに空気が溜まる。
次に叙上の如き構成より成る本考案の作用につ
いて説明する。
いて説明する。
前記電磁コイル11Aが通電していない場合、
弁素子6はコイルスプリング8の拡圧弾力により
下側の弁口部9を閉成すると同時に上側の弁口部
10の方は開放されているので、ウオツシヤ液は
液流入口3と第一の液流出口4間を流れることと
なる。
弁素子6はコイルスプリング8の拡圧弾力により
下側の弁口部9を閉成すると同時に上側の弁口部
10の方は開放されているので、ウオツシヤ液は
液流入口3と第一の液流出口4間を流れることと
なる。
次に電磁コイル11Aに通電すると、該電磁コ
イル11Aによつて捲回されているヨーク11が
励磁されて、前記弁素子6はその磁力吸引力によ
つてコイルスプリング8の拡圧弾力に抗して矢標
A方向へ引き上げられる。その結界、上側の弁口
部10が閉成されると同時に下側の弁口部9は開
放されて、液流入口3と第二の液流出口5間をウ
オツシヤ液が流れ、流路は切換えられることとな
る。
イル11Aによつて捲回されているヨーク11が
励磁されて、前記弁素子6はその磁力吸引力によ
つてコイルスプリング8の拡圧弾力に抗して矢標
A方向へ引き上げられる。その結界、上側の弁口
部10が閉成されると同時に下側の弁口部9は開
放されて、液流入口3と第二の液流出口5間をウ
オツシヤ液が流れ、流路は切換えられることとな
る。
又、前記弁室7内に残溜水が存在する場合、外
部気温の低下により凍結して、氷に変化すると水
の全体積が膨張することとなる。
部気温の低下により凍結して、氷に変化すると水
の全体積が膨張することとなる。
然る時、前記袋状に形成した空気溜め部Pとし
ての小空間部13に於いて、水の凍結時の増加し
た体積だけ空気溜め部P内の空気を圧縮すること
となるので、弁室7内壁面にかかる応力は最小限
にくい止めることが出来る。
ての小空間部13に於いて、水の凍結時の増加し
た体積だけ空気溜め部P内の空気を圧縮すること
となるので、弁室7内壁面にかかる応力は最小限
にくい止めることが出来る。
而して本考案は叙上の如き構成及び作用を有す
るもので、特に弁室内に空気溜めとしての機能を
有する小空間部を設けて、応力に対するダンパー
としての働きを持たせたので、気温が低下して水
が凍結しても、弁室の内壁面にクラツク等を発生
することがなく従つて電磁弁を破損することがな
い等の多大なる効果がある。
るもので、特に弁室内に空気溜めとしての機能を
有する小空間部を設けて、応力に対するダンパー
としての働きを持たせたので、気温が低下して水
が凍結しても、弁室の内壁面にクラツク等を発生
することがなく従つて電磁弁を破損することがな
い等の多大なる効果がある。
第1図乃至第4図は本考案を示すもので、第1
図は電磁弁本体の全体縦断面図、第2図は空気溜
め部の個所の要部を示す縦断面図、第3図は第2
図の−線部分の横断平面図である。第4図は
仕切り部の他の実施例を示す斜視図である。 6……弁素子、7……弁室、7A……外周壁
面、7B……下側壁面、7C……上側壁面、12
……仕切り部、13……小空間部、14……通
路。
図は電磁弁本体の全体縦断面図、第2図は空気溜
め部の個所の要部を示す縦断面図、第3図は第2
図の−線部分の横断平面図である。第4図は
仕切り部の他の実施例を示す斜視図である。 6……弁素子、7……弁室、7A……外周壁
面、7B……下側壁面、7C……上側壁面、12
……仕切り部、13……小空間部、14……通
路。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 電磁弁本体1の弁室7内に於いて、該弁室7
の外周壁面7Aと弁素子6との間に位置すべ
く、上側壁面7Cから下方に向けて略環状に仕
切り部12を突設形成して、小空間部13を形
成すると共に、該仕切り部12の下側に通路1
4を設けた電磁弁 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項の記載に於い
て、通路14を仕切り部12の下側に穿つた複
数の貫通孔として成る電磁弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5062484U JPS60162779U (ja) | 1984-04-06 | 1984-04-06 | 電磁弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5062484U JPS60162779U (ja) | 1984-04-06 | 1984-04-06 | 電磁弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60162779U JPS60162779U (ja) | 1985-10-29 |
JPH0143578Y2 true JPH0143578Y2 (ja) | 1989-12-18 |
Family
ID=30568930
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5062484U Granted JPS60162779U (ja) | 1984-04-06 | 1984-04-06 | 電磁弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60162779U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SE9801588D0 (sv) * | 1998-05-05 | 1998-05-05 | Swiss Fed Inst Of Tech Zuerich | Electromagnetic valve for gaseous fluids |
-
1984
- 1984-04-06 JP JP5062484U patent/JPS60162779U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60162779U (ja) | 1985-10-29 |
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