JPH0616174Y2 - 電磁弁 - Google Patents

電磁弁

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JPH0616174Y2
JPH0616174Y2 JP5566088U JP5566088U JPH0616174Y2 JP H0616174 Y2 JPH0616174 Y2 JP H0616174Y2 JP 5566088 U JP5566088 U JP 5566088U JP 5566088 U JP5566088 U JP 5566088U JP H0616174 Y2 JPH0616174 Y2 JP H0616174Y2
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JP
Japan
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valve
plunger
spring
solenoid
valve body
Prior art date
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JP5566088U
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JPH01158864U (ja
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昭行 小林
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CKD Corp
Original Assignee
CKD Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案はキック式電磁弁に関する。
(ロ)従来技術 電磁弁の駆動装置としてのソレノイドのプランジャに対
して弁体を相対的に移動可能にし、プランジャの移動中
の力を利用して弁体を動かすいわゆるキック式の電磁弁
がある。このようなキック式電磁弁の従来のものとして
は、例えば実開昭61−87275号に示されるものが
ある。
ところで上記公報に記載されたものも含めて、従来のキ
ック式電磁弁は第3図にも示されるように、プランジャ
aの弁口b側の端部cに凹部dを設けてその凹部d内に
弁部材e及び弁部材eで押圧するばねfを設け、その凹
部dの開口端に弁部材eが凹部d内から抜け出すのを防
止する鍔gを設け、プランジャa全体を別のばねhによ
り弁口側に弾圧して弁部材eで弁口を開閉するようにな
っている。
しかしながら、このような構造だと、弁部材による弁口
の閉鎖を確実にするためばねhのばね力はばねfのばね
力よりも大きくしなければならず、ソレノイドのプラン
ジャ吸引力をばねhのばね力よりも大きくしなければな
らない問題がある。
またプランジャの凹部d内に弁部材eをばねfに抗して
押し込んだ状態で鍔gをプランジャに取り付けなければ
ならないため、組立が煩雑になる問題がある。
(ハ)考案が解決しようとする課題 本考案が解決しようとする課題は、小さなソレノイドの
吸引力で弁体を開閉できしかも組立て易いプランジャを
有する電磁弁を得ることである。
(ニ)課題を解決するための手段 本考案は、上記課題を解決するため、複数のポート及び
該ポートと通じる弁口が形成された本体と、該本体内に
該弁口を開閉可能に設けられた弁体と、コイル、固定鉄
心及びプランジャを有していて該プランジャで該弁体を
動かすソレノイドとを備えた電磁弁において、該プラン
ジャには移動方向に貫通する穴を設け、該穴内には該弁
口側に該弁体をかつ該固定鉄心側にばね受けをそれぞれ
該プランジャに関して相対的に移動可能に設け、該プラ
ンジャには該弁体と係合する係合部を設け、該プランジ
ャと該固定鉄心との間には第1のばねを設けて該第1の
ばねにより該プランジャを該弁口側に弾圧し、該ばね受
けと該弁体との間には第2のばねを設けて該第2のばね
により該弁体を該弁口側に弾圧して構成されている。
(ホ)作用 上記構成において、ソレノイドのコイルに通電されてい
ないとき、プランジャは固定鉄心側に吸引されないた
め、弁体は第2のばねにより弁口側に弾圧され、弁口を
閉じる。コイルに通電するとプランジャは最初第1のば
ねの押圧力に抗して移動し始めるが、プランジャの係合
部材が弁体に係合すると弁体4は第2のばねの押圧力に
抗して固定鉄心側に移動し、弁口を開く。
(ヘ)実施例 以下図面を参照して本考案による電磁弁の一実施例につ
いて説明する。
第1図において本実施例の電磁弁1が示されている。同
図において、2は弁室21、その弁室21と通じる二つ
のポート22及び23、一方のポート23に通じる弁口
24及び弁口24の弁室側開口端周辺の弁座25が形成
された本体、3は弁室21内に弁座25と係合可能に設
けられた硬質ゴム、プラスチック等でつくられた弁体、
4は本体2に固定されたコイル41、コイル41の一端
(図で上端)内に嵌合固定された固定鉄心42及びコイ
ル41の他端内及び弁座21内に移動可能に配置された
プランジャ43を有していて弁体3を動かすソレノイド
である。
本考案において、以下で詳述するようにソレノイド4の
プランジャの構造を改良したことに特徴を有する。
すなわち、プランジャ43は軸方向に貫通する穴44が
形成された管状になっていて、その穴44の中には弁座
25側から弁体3、下ばね受け45、第2のばね46及
び上ばね受け47がそれぞれプランジャ43に関して相
対的に移動できるように設けられている。プランジャ4
3の弁座側開口端には弁体3が穴44から抜け出ないよ
うにする係合部すなわち凸部48が半径方向内側に突出
させて設けられている。したがって、弁体3はプランジ
ャ43の穴44内の第2のばね46により下ばね受け4
5を介して弁座25側に常時弾圧されている。
プランジャ43と固定鉄心42との間には第1のばね4
9が設けられ、プランジャはこのばねにより常時弁座2
5側に弾圧されている。ばね49は下端に大径部60が
形成され、その大径部がプランジャの溝61内に装着さ
れるようになっている。
下ばね受け45には下端に弁体3の上部を押圧する凸部
50と、凹部50の外周及び上面(反弁座がわの面)に
開口する通孔51が形成されている。またプランジャ4
3にも一端がその通孔51と通じるように内外周に開口
しかつ他端がポート22の弁室側の開口位置に合わせて
下端に開口する通孔53が形成されている。上ばね受け
47にも上面に固定鉄心42に係合する凸部55が形成
されかつ上下に通じる通孔56が形成されている。
下ばね受け45の上面及び上ばね受け47の下面にはそ
れぞれ第2のばね46を受ける凹部57及び58が形成
されている。
上記構成において、ソレノイド4のコイル41に通電さ
れていないときプランジャ43は第1のばね49により
弁座25側に押圧され、下端が弁座25の周辺の弁室2
1の底の部分に当接して停止する。また弁体3は第2の
ばね46により下ばね受け45を介して弁座25に押圧
されている。
このとき弁座25はプランジャ43の穴44内にわずか
に突入し、弁体3と係合するようになっている。この状
態では弁口24は閉じられ二つのポート22と23との
間で流体は流れない。
次にコイル41に通電すると、まずプランジャ43が第
1のばね49に抗して固定鉄心42側に引き寄せられ
る。プランジャ43が動くと凸部48が弁体3の下面周
辺に当って弁体を第2のばね46に抗して引き上げる。
したがって、弁体3は弁座25から離れて弁口24が開
く。したがって、ポート22と23との間で流体が流れ
る。
コイル41の通電を停止するとプランジャ43は第1の
ばね49により弁座側に押し戻され、弁体3が弁座25
に当って弁口24を閉じる。
なお、上記実施例では下ばね受けを設けたが、これは必
らずしも必要でなく第2のばね46で直接弁体を押圧し
てもよい。
(ト)効果 本考案の電磁弁では弁体を押圧するのは第2のばねだけ
でプランジャを押圧する第1のばねの押圧力は第2のば
ねの押圧力と完全に分離独立しているため、第1のばね
は弱いばねでよく、その分ソレノイドの吸引力も小さい
もので良くなる。またプランジャの組立は一方から挿入
するだけでよく組立を簡単にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による電磁弁の一実施例の断面図、第2
図はプランジャ及びその中の構造の展開図、第3図は従
来の同種電磁弁の断面図である。 1:電磁弁 2:本体 22,23:ポート、24:弁口 3:弁体 4:ソレノイド 41:コイル。42:固定鉄心 43:プランジャ、47:ばね受 46,49:ばね

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のポート及び該ポートと通じる弁口が
    形成された本体と、該本体内に該弁口を開閉可能に設け
    られた弁体と、コイル、固定鉄心及びプランジャを有し
    ていて該プランジャで該弁体を動かすソレノイドとを備
    えた電磁弁において、該プランジャには移動方向に貫通
    する穴を設け、該穴内には該弁口側に該弁体をかつ該固
    定鉄心側にばね受けをそれぞれ該プランジャに関して相
    対的に移動可能に設け、該プランジャには該弁体と係合
    する係合部を設け、該プランジャと該固定鉄心との間に
    は第1のばねを設けて該第1のばねにより該プランジャ
    を該弁口側に弾圧し、該ばね受けと該弁体との間には第
    2のばねを設けて該第2のばねにより該弁体を該弁口側
    に弾圧することを特徴とする電磁弁。
JP5566088U 1988-04-25 1988-04-25 電磁弁 Expired - Lifetime JPH0616174Y2 (ja)

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JP5566088U JPH0616174Y2 (ja) 1988-04-25 1988-04-25 電磁弁

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JP5566088U JPH0616174Y2 (ja) 1988-04-25 1988-04-25 電磁弁

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Publication Number Publication Date
JPH01158864U JPH01158864U (ja) 1989-11-02
JPH0616174Y2 true JPH0616174Y2 (ja) 1994-04-27

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ID=31281563

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JP5566088U Expired - Lifetime JPH0616174Y2 (ja) 1988-04-25 1988-04-25 電磁弁

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0723666Y2 (ja) * 1990-07-02 1995-05-31 三菱重工業株式会社 電磁開閉弁

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JPH01158864U (ja) 1989-11-02

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