JPS6221192Y2 - - Google Patents

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JPS6221192Y2
JPS6221192Y2 JP1981032070U JP3207081U JPS6221192Y2 JP S6221192 Y2 JPS6221192 Y2 JP S6221192Y2 JP 1981032070 U JP1981032070 U JP 1981032070U JP 3207081 U JP3207081 U JP 3207081U JP S6221192 Y2 JPS6221192 Y2 JP S6221192Y2
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JP
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plunger guide
coil
plunger
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bulge
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JP1981032070U
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JPS57144679U (ja
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【考案の詳細な説明】 本考案は、励磁コイルに挿通されたプランジヤ
ーガイド内のプランジヤー(可動鉄芯)で弁孔の
開閉制御を行うプランジヤー式電磁弁に関し、組
立ておよび取扱いの簡便化を図るものである。
本考案の出願人により提案された実願昭54−
73806号(実開昭55−173778号)には、第1図の
ように、プランジヤーガイド1の基端部2でダイ
ヤフラム弁体3の外周を本体4に押付け、該プラ
ンジヤーガイドの基端外周上に押さえ板5を被
せ、該押さえ板5をネジ6で本体4に固定したも
のが示されている。励磁用のコイル7が取付けら
れた磁性体製のヨーク(継鉄)8には取付け板8
1を一体に備えており、この取付け板81を前記
ネジ6で押さえ板5と共に本体4に固定すること
により、コイル7の支持が行われている。そし
て、コイル7中に、上下から磁性体製のスプリツ
トチユーブ9,10が挿入され、両スプリツトチ
ユーブ9,10中に前記プランジヤーガイド1が
挿入され、その中にダイヤフラム弁体3のパイロ
ツト孔11を開閉するプランジヤー12と復帰バ
ネ13が内蔵されている。なお、プランジヤー1
2が下降してその下端でパイロツト孔11を閉じ
た状態では、ダイヤフラム弁体の小孔14からダ
イヤフラム背室15中に流入した流体の圧力で、
ダイヤフラム弁体3が弁座16に押しつけられて
弁孔17が閉じる。コイル7の磁力でプランジヤ
ー12が吸引されて上昇し、パイロツト孔11が
開くと、ダイヤフラム背室15中の流体がパイロ
ツト孔11から流出して、ダイヤフラム室15の
圧力が低下するため、ダイヤフラム弁体3は、流
入流体の圧力で押上げられて、弁座16から上昇
し、弁孔17を開いて、入口18から流入した流
体が出口19へ流通する。
ところでこの電磁弁は、コイル7の継鉄8がネ
ジ6で本体4に固定されているために、コイル7
の端子20の向きを自由に変えることができな
い。即ち、電磁弁が実装される相手装置の電磁弁
取付け位置の付近の状況によつては、端子20の
位置を変更しない場合がある。そのような場合、
第1図の電磁弁では、ネジ6を外して取付け板8
1を別のネジ6の位置まで回転させ、別のネジで
取付けることにより、端子位置を変更している。
しかしながら、いちいちネジを外したり締め直し
たりしなければならず、しかもネジの本数分の粗
い位置変更しかできず、任意の位置に変更するこ
とは不可能である。またコイル7が焼損したりし
た場合のコイル交換も、いちいちネジ6を外して
行わなければならない。
更に、プランジヤーガイド1を本体4に固定す
るには、押さえ板5等を必要とし、部品点数が増
えると共に、組立ても不便である。また、コスト
ダウンのために最近は、本体4も合成樹脂製にす
る傾向にあるが、合成樹脂製の本体4にネジ6を
螺入すると、ネジ6を外して締め直したりした場
合、本体4のネジ山が損傷し充分な締付け力が得
られなくなる。
本考案は、従来のプランジヤー式電磁弁におけ
るこのような問題を解消し、コイル端子を任意の
方向に容易に変更できると共に継鉄のついたコイ
ルだけを容易に外して交換でき、部品点数が少な
く組立ても容易な低コスト電磁弁を実現すること
を目的とする。この目的を達成するために本考案
は、プランジヤーガイドが励磁コイルを貫通して
プランジヤーガイドの頂端が励磁コイルから突出
するように丈高に形成すると共に、該プランジヤ
ーガイドの基端を本体に固定し、該プランジヤー
ガイドに対して励磁コイルを着脱式に装着してプ
ランジヤーガイドに直接取付け、該プランジヤー
ガイドの励磁コイルから突出した部分を利用し
て、励磁コイルがプランジヤーガイドから脱落し
ないように固定した構成を採つている。
この構成によれば、コイルはその中心のプラン
ジヤーガイドにのみ支持されているので、プラン
ジヤーガイドを中心にしてコイルを回転させるこ
とにより、端子の向きを容易にかつ任意の方向に
変更することができる。また、コイルは直接プラ
ンジヤーガイドにのみ支持されているので、プラ
ンジヤーガイドの頂端の突出部の固定手段を解除
すれば、いちいちネジを外したりすること無く容
易にコイル交換でき、しかも本体のネジを着脱す
る必要が無いので、合成樹脂製のネジ孔が損傷し
て締付け力低下を招く恐れも無い。プランジヤー
ガイドを直接本体に固定するので、押さえ板等は
不必要となり、組立て作業も簡単で、製造コスト
が安くなる。
次に本考案による電磁弁の実施例を第2図〜第
4図に基いて説明する。第2図は電磁弁の平面
図、第3図は右側面図、第4図は第2図および第
3図のA−A′方向断面図であり、第1図の電磁
弁と同じ部分には同一符号が付されている。円筒
状のプランジヤーガイド21は、合成樹脂ででき
ていてその基端に、円盤状部22を介して大径の
円筒状部23が一体成形されており、円盤状部2
2の外周には、大径円筒状部23より大径のフラ
ンジ状部24が一体成形されている。一方本体
4′は合成樹脂で成形されており、プランジヤー
ガイド基端の大径円筒状部23とフランジ状部2
4が丁度嵌入する筒状凹室から成る弁室が形成さ
れている。該弁室の中にダイヤフラム弁体3′が
内蔵されると共に、プランジヤーガイド基端の大
径円筒状部23とフランジ状部24が嵌入され、
大径円筒状部23の下端でダイヤフラム弁体3′
の外周を押さえつけている。そして、フランジ状
部24ないし大径円筒状部23と本体4′との接
触面において超音波溶接が行われ、プランジヤー
ガイドと本体4′が一体化されている。円盤状部
22の上面には、コイル7の継鉄8′の下面を載
置する支持部25が一体成形されている。
このように本体4′と一体化されたプランジヤ
ーガイド21に対して直接コイル7および継鉄
8′が取付けられている。即ち、プランジヤーガ
イド21の上方から、継鉄8′を備えたコイル7
が嵌め込まれ、図のようにプランジヤーガイド2
1をコイル7およびスプリツトチユーブ9,10
で取囲むように装着される。そして、継鉄8′の
下面が円盤状部22の支持部25上に当接した状
態において、プランジヤーガイド21がコイル7
中を貫通して、その頂端26がコイルの継鉄8′
上面より突出するように、プランジヤーガイド2
1は、コイル7および継鉄8′より丈高に形成さ
れている。即ち通電の電磁弁は、第1図のよう
に、プランジヤーガイド1が、その復帰バネ13
のバネ受けとなる天井面までの高さとなつている
のに対し、本考案では、バネ受け用天井面27よ
り更に高くなつており、かつ継鉄8′上面よりも
高くなつている。このプランジヤーガイドの天井
面27から上方の部分も円筒状に成つており、か
つ、継鉄8′から突出した部分は、プランジヤー
ガイド21の外径より球面状に幾分膨出してい
る。この膨出部26には、第2図にも示されてい
るように、数個のスリツト28…が軸方向に形成
され、膨出部26が矢印で示すように径方向へ撓
み得るように成つている。従つて、コイル7をプ
ランジヤーガイド21に装着するには、コイルの
下側のスプリツトチユーブ10の下端開口にプラ
ンジヤーガイド頂端を膨出部26を嵌めてコイル
を本体4′側へ押圧すると、膨出部26が内側へ
撓んでスプリツトチユーブ10および9中に容易
に進入する。そして継鉄8′の下面が支持部25
に接するまで押込むと、プランジヤーガイド頂端
の膨出部26が継鉄8′の上面から突出すると同
時に自身のバネ性で元の大径に膨出した状態に戻
り、図示状態となる。この状態では膨出部26が
コイル7の抜け止めとなり、通常の状態では、コ
イル7がプランジヤーガイド21から容易に脱落
することは無い。膨出部26を意識的に内側へ押
込んで径を小さくしながらコイルを引上げると、
コイルをプランジヤーガイド21から抜取ること
ができ、従つてこの要領でコイル7を外し、新し
いコイルと交換することができる。
図のような組立て状態において、コイル7を回
すだけでその端子20を任意の位置に向けること
ができる。コイル7は大きな回転力を与えない限
り回転しないが、プランジヤーガイド21の支持
部25の支持面に放射方向の歯条を設けたり粗面
化したりすると共に、継鉄8′の下面の前記支持
面に対応する位置の1〜数個の凹凸を刻み込んで
おくことにより、コイル7がすべつて回転し、一
旦位置決めした端子20の位置が狂うのを確実に
防止できる。コイル7が巻回されたボビンは、ス
プリツトチユーブ9と10間の磁気ギヤツプ部分
が空間になつていると、プランジヤーガイド21
にコイル7を着脱する際に、膨出部26が空間部
で開いて、途中でロツクされる恐れがあるので、
磁気ギヤツプ部29のボビン内径をスプリツトチ
ユーブ9,10の内径と揃え、膨出部26がスム
ーズに通過できるようにしてある。また、プラン
ジヤーガイド21の大径円筒状部23やフランジ
状部24は、接着剤で本体4′と一体化すること
もでき、更にフランジ状部24の径を更に拡げて
大径にし、その大径フランジ状部を本体4′にネ
ジ止めすることもできる。この場合、プランジヤ
ーガイド21のみを本体4′にネジ止めし、コイ
ルはこのプランジヤーガイドにのみ取付け支持さ
れているため、従来のようにコイルの交換や端子
の方向変更の都度ネジを着脱する必要がないの
で、合成樹脂製の本体にプランジヤーガイドをネ
ジ止めしても、ネジ山が損傷して締付け力が低下
するようなことはない。また、プランジヤーガイ
ド頂端には、膨出部26を形成しないで、あるい
は膨出部26を形成すると共に、EリングやCリ
ング等を嵌めることにより、コイルの抜け止めが
一層確実になる。
以上のように本考案によれば、プランジヤー式
電磁弁の組立て、端子の位置変更、コイル交換が
容易で、部品点数が少なく、コストダウンが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電磁弁の縦断面図、第2図以下
は本考案による電磁弁の実施例を示すもので、第
2図は平面図、第3図は右側面図、第4図は第2
図、第3図のA−A′断面図である。 図において、3′はダイヤフラム弁体、4′は本
体、7はコイル、8′は継鉄、12はプランジヤ
ー、20は端子、21はプランジヤーガイド、2
2は円盤状部、23は大径円筒状部、24はフラ
ンジ状部、25は支持部、26は膨出部、28…
はスリツトである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 入口と出口間に弁孔を有する本体と、励磁コイ
    ル中に挿入されたプランジヤーガイド内のプラン
    ジヤーで弁体を制御する電磁弁において、 プランジヤーガイドと本体が共に合成樹脂で形
    成され、該プランジヤーガイドの基端は超音波熔
    接によつて本体と一体化され、該プランジヤーガ
    イドの頂端を励磁コイルから突出して形成し、 該プランジヤーガイドの突出部は励磁コイル内
    のプランジヤーガイド径より大径となる膨出部を
    形成させ、該膨出部に軸方向にスリツトを形成し
    膨出部が弾力で開閉可能に構成してなるプランジ
    ヤー式電磁弁。
JP1981032070U 1981-03-07 1981-03-07 Expired JPS6221192Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1981032070U JPS6221192Y2 (ja) 1981-03-07 1981-03-07

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JP1981032070U JPS6221192Y2 (ja) 1981-03-07 1981-03-07

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Publication Number Publication Date
JPS57144679U JPS57144679U (ja) 1982-09-10
JPS6221192Y2 true JPS6221192Y2 (ja) 1987-05-29

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ID=29829470

Family Applications (1)

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JP1981032070U Expired JPS6221192Y2 (ja) 1981-03-07 1981-03-07

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5438586U (ja) * 1977-08-18 1979-03-14

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5438586U (ja) * 1977-08-18 1979-03-14

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JPS57144679U (ja) 1982-09-10

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