JPH0531339Y2 - - Google Patents

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JPH0531339Y2
JPH0531339Y2 JP8510187U JP8510187U JPH0531339Y2 JP H0531339 Y2 JPH0531339 Y2 JP H0531339Y2 JP 8510187 U JP8510187 U JP 8510187U JP 8510187 U JP8510187 U JP 8510187U JP H0531339 Y2 JPH0531339 Y2 JP H0531339Y2
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JP
Japan
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inner cable
hook spring
valve
play
hook
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JP8510187U
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JPS63190679U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は弁の連結装置に係り、弁杆をフツクス
プリングを介して一定長の遊びを生じさせてイン
ナーケーブルに連結する構造に関する。
(従来の技術) 弁のストロークを小さくインナーケーブルのス
トロークを大きくする弁の連結装置において、第
3図に示すように、端部に遊びに相当する長さの
長孔eを設けた連結子dをもつインナーケーブル
cを、弁杆aに対してフツクスプリングbを介し
て連結するのが従来の技術では普通であるが、こ
の構造ではフツクスプリングbのインナーケーブ
ルとの連結端を長孔eを掛け込むフツク形b−1
にしなければならないので、フツク形b−1の形
成基部と長孔eの一側の孔縁(図においては下
端)間の距離(L)及びアウターケーブルfの固
定部間の距離(La)を大きくする必要がある。
しかるにこのような空間が取れない狭い空間で連
結を施すにはこの構造を使用できない欠点があ
る。
(考案が解決しようとする問題点) 前記に鑑み、本考案は既述の距離(L)をほと
んど零にし狭い空間においてでも従来通りの遊び
を生じさせて弁杆とインナーケーブルとを連結で
きるようにすることを解決しようとするものであ
る。
(問題点を解決するための手段) 本考案は前項に述べた問題点を具体的に解決す
ることを目的とするものであつて、弁体を弾機に
より弁座に弾接し、弁杆をフツクスプリングを介
してインナーケーブルに一定長の遊びを生じさせ
て連結する構造において、フツクスプリングの連
結端に小径にした連結孔を設け、インナーケーブ
ルをその連結孔からフツクスプリングの内部に遊
挿し、前記連結孔孔縁に係合するインナーケーブ
ルの頭部鍔を遊びに必要な間隔を生じさせて該内
部に位置させたことを特徴とする弁の連結装置に
係るものである。
本考案の好適な実施例を次項に説明する。
(実施例) 第1図において1は弁座、5は弁杆6を基板2
の挿入管3に摺動自由に通して、基板2に一端を
掛けた弾機7の弾力により弁座1に弾接する弁体
である。弁杆6は挿入管3を貫通し、突出端にフ
ツクスプリング8のフツク9を掛け込んで取付け
る。基板2から下方に突出したL形部4にアウタ
ーケーブル13の一端を固定する。
前記のフツクスプリング8のアウターケーブル
13に対応させた連結端に、横U形の小径の連結
孔10を一体に設け、アウターケーブル13の固
定端から突出したインナーケーブル11をその連
結孔10に摺動自由に通し、連結孔10の内面
(第1,2図においては上面)に係合する大きい
径にした頭部鍔12を遊びに必要な間隔を生じさ
せフツクスプリング8の内面に第1図の通りに位
置させる。
(作用) 本考案はインナーケーブル11をアウターケー
ブル13から第1図の通りに押出すると、頭部鍔
12がフツクスプリング8の内部上方に進んで連
結孔10との間隔を拡げ、弁体5は弁杆6及びフ
ツクスプリング8のフツク9を伴つて弾機7の弾
力により弁座1に弾接する。
インナーケーブル11を第2図のとおりに引く
と、頭部鍔12が連結孔10の内面に係合しても
フツクスプリング8が延びて弾機7の弾力に打ち
勝つまでは弁体5に作用しない遊びを生じ、前記
フツクスプリング8が弾機7の弾力に打ち勝つと
同時に図のとおりに弁体5を開弁させる。
(効果) 本考案はフツクスプリングの連結端に小径にし
た連結孔を設け、インナーケーブルをその連結孔
からフツクスプリングの内部に遊挿し、前記連結
孔孔縁に係合するインナーケーブルの頭部鍔を遊
びに必要な間隔を生じさせて該内部に位置させた
構成になり、インナーケーブル11の見せ掛け上
の遊びをほとんど零にして、しかもインナーケー
ブル11を引くときには必要な遊びを生じてから
フツクスプリング8を伸長するものであるので、
遊びに必要な間隔(距離)及びアウターケーブル
13の端部の固定位置を第3図の従来装置に比し
て短縮でき、狭い空間部の弁の連結装置に適応さ
せる効果をもつ。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の縦断側面図、第2図
はインナーケーブル11を引いた状態の縦断側面
図である。第3図は従来の弁の連結装置の縦断側
面図を示す。 1……弁座、2……基板、5……弁体、6……
弁杆、7……弾機、8……フツクスプリング、9
……フツク、10……連結孔、11……インナー
ケーブル、12……頭部鍔、13……アウターケ
ーブル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弁体を弾機により弁座に弾接し、弁杆をフツク
    スプリングを介してインナーケーブルに一定長の
    遊びを生じさせて連結する構造において、フツク
    スプリングの連結端に小径にした連結孔を設け、
    インナーケーブルをその連結孔からフツクスプリ
    ングの内部に遊挿し、前記連結孔孔縁に係合する
    インナーケーブルの頭部鍔を遊びに必要な間隔を
    生じさせて該内部に位置させたことを特徴とする
    弁の連結装置。
JP8510187U 1987-05-29 1987-05-29 Expired - Lifetime JPH0531339Y2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8510187U JPH0531339Y2 (ja) 1987-05-29 1987-05-29
US07/199,650 US4860715A (en) 1987-05-29 1988-05-27 Device for purifying fuel vapors generated in vehicle fuel tank

Applications Claiming Priority (1)

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JP8510187U JPH0531339Y2 (ja) 1987-05-29 1987-05-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63190679U JPS63190679U (ja) 1988-12-08
JPH0531339Y2 true JPH0531339Y2 (ja) 1993-08-11

Family

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JP8510187U Expired - Lifetime JPH0531339Y2 (ja) 1987-05-29 1987-05-29

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