JPH0218878Y2 - - Google Patents

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JPH0218878Y2
JPH0218878Y2 JP1985080241U JP8024185U JPH0218878Y2 JP H0218878 Y2 JPH0218878 Y2 JP H0218878Y2 JP 1985080241 U JP1985080241 U JP 1985080241U JP 8024185 U JP8024185 U JP 8024185U JP H0218878 Y2 JPH0218878 Y2 JP H0218878Y2
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JP
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piston
grease
button head
nipple
spring
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、グリース潤滑を必要とする箇所に取
付けてあるボタンヘツドグリースニツプルに、グ
リースを注入するために使用するグリースガンに
関するものである。
〔従来の技術〕
従来のグリースガンを第4図について説明する
と、本体aの側面には孔bが穿設されており、本
体aの下面には、U字形の係合突条cが水平に突
設されている。dはヘツドであつて、平面形状は
孔bの直径よりも大きな直径が円形になつてい
て、側方にはホース取付部eが一体に設けられて
いる。
ヘツドdは本体aの孔bから抜け出ないように
なつているが、本体aに対して変位できるように
なつており、ホース取付部eからヘツドdの下面
にわたつて、L字形のグリース供給路fが穿設さ
れている。ホース取付部eにはホースgが取付け
られていて、ホースgの途中に設けられてある図
示しないレバーを操作すると、ホースgからグリ
ース供給路fにグリースが送られ、ヘツドdの下
面からグリースが吐出するようになつている。
本体aには上下方向にねじ杆hが取付けてあつ
て、ハンドルiでねじ杆hを回して下方に変位さ
せると、ねじ杆hはヘツドdを下方へ押圧するよ
うになつている。
このような従来のグリースガンによつて、グリ
ース潤滑を必要とする箇所に取付けてあるボタン
ヘツドグリースニツプルにグリースを注入する場
合には、第5図に示すように、ボタンヘツドグリ
ースニツプルjの頂部外周の鍔部kの下に形成さ
れている溝lに係合突条cを係合し、ヘツドdの
上下方向中心線をボタンヘツドグリースニツプル
jの中心線に合わせ、ハンドルiによつてねじ杆
hを回して下降させると、ねじ杆hはヘツドdを
下方へ押圧し、ボタンヘツドグリースニツプルj
の頂部にヘツドdが押付けられる。
この状態でホースgの途中にある図示しないレ
バーを操作すると、ホースg、グリース供給路f
を通つてヘツドdの下面からグリースが吐出し、
ボタンヘツドグリースニツプルjにグリースが供
給される。グリースの供給が終了すると、ハンド
ルiを反対方向に回してねじ杆hを上昇させ、本
体aの係合突条cをボタンヘツドグリースニツプ
ルjの溝lから外せばよい。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来のグリースガンは、ボタンヘツドグリース
ニツプルjに装着したり、外したりする際、ねじ
杆hを回す必要があるため、手間と時間がかかる
欠点があつた。
本考案は、ボタンヘツドグリースニツプルに装
着したり、外したりする際、時間がかからず、簡
単にできるようにしたグリースガンを提供するも
のである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、本体内に上下方向に設けられ下端が
開放したシリンダー部と、このシリンダー部下端
の内面に設けられボタンヘツドグリースニツプル
頂部の外周に係合する係合溝と、シリンダー部に
嵌挿され上下方向の貫通孔を有し下面がボタンヘ
ツドグリースニツプル頂部に接するピストンと、
このピストンをシリンダー部の下方へ押圧するス
プリングと、前記ピストンに係合し該ピストンの
下方への移動を制限する吊金具と、前記ピストン
を前記吊金具を介しスプリングの力に抗して引上
げる引上レバーと、シリンダー部に接続されたグ
リース供給路と、を備えたグリースガンとしたも
のである。
〔作用〕
引上レバーを操作し、ピストンをスプリングの
力に抗して引上げた状態でシリンダー部下端の係
合溝をボタンヘツドグリースニツプル頂部外周に
係合し、引上レバーを元に戻すとグリースガンは
ボタンヘツドグリースニツプルに装着され、引上
レバーを再び操作してピストンを引上げれば、グ
リースガンをボタンヘツドグリースニツプルから
外すことができる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図において、本体1の内部には上下方向の
シリンダー部2が設けてあつて、シリンダー部2
の下端は本体1の外部に開放されており、シリン
ダー部2の下端内面には、U字形の係合溝3が設
けられている。この係合溝3は、後述するように
ボタンヘツドグリースニツプル頂部の外周に係合
する大きさになつている。
シリンダー部2にはピストン4が嵌挿されてい
て、その外周にはOリング5が嵌められ、ピスト
ン4がシリンダー部2内を上下方向に密に摺動す
るようにされている。ピストン4の中心には上下
方向に貫通孔6が穿設されていて、貫通孔6の下
端には円形の凹部7が形成され、その周囲にOリ
ング8が装着されている。このピストン4の上部
とシリンダー部2の上端との間にはスプリング9
が設けてあつて、ピストン4を下方へ押圧するよ
うにされている。
本体1にはピン10が横方向に取付けてあつ
て、このピン10には引上レバー11が枢着され
ており、引上レバー11の先端には吊金具12が
取付けられている。吊金具12は、第2図に示す
ようにほぼ下向きコ字状の形状になつていて、そ
の両端はさらに内側へ向けて曲げられ、本体に設
けてある縦長のガイド孔13を通つて、ピストン
4の側面に係合しており、ピストン4の下方への
移動を制限するようにしている。引上レバー11
の第1図における右端近くを押下げると、引上レ
バー11はピン10を中心に第1図において時計
方向に回動し、吊金具12を上方に引上げること
になる。これによつて、ピストン4はスプリング
9の力に抗して上方に引上げられる。引上レバー
11の第1図における右端近くの押下げを解除す
れば、ピストン4は再びスプリング9の力によつ
て下方へ押下げられる。この場合、吊金具12は
第2図に示すようにガイド孔13の下端に当接し
て止められるため、ピストン4がシリンダー部2
から抜け出すことはない。
第1図に示すように、本体1の側方にはホース
取付部14が一体に設けてあつて、その中心に穿
設されているグリース供給路15が、ピストン4
の上方においてシリンダー部2に接続されてい
る。ホース取付部14にはホース16が取付けら
れていて、ホース16の途中にある図示しないレ
バーを操作すると、ホース16からグリース供給
路15にグリースが送られ、シリンダー部2、ピ
ストン4の貫通孔6を通つて凹部7からグリース
が吐出するようになつている。
上述したグリースガンによつて、グリース潤滑
を必要とする箇所に取付けてあるボタンヘツドグ
リースニツプルにグリースを注入する場合には、
引上レバー11の第1図における右端近くを押下
げてピストン4を引上げ、第3図に示すように、
ボタンヘツドグリースニツプル17の頂部外周に
ある鍔部18に係合溝3を係合し、本体1の上下
方向中心線をボタンヘツドグリースニツプル17
の中心線に合わせ、引上レバー11の第1図にお
ける右端近くの押下げを解除すると、ピストン4
はスプリング9の力によつて下方へ押し下げら
れ、第3図に示すようにピストン4の下面はボタ
ンヘツドグリースニツプル17の頂部に接するよ
うになる。
この状態でホース16(第1図参照)からグリ
ースを供給すると、グリース供給路15、シリン
ダー部2、ピストン4の貫通孔6を通つて凹部7
からグリースが吐出し、ボタンヘツドグリースニ
ツプル17にグリースが供給される。この場合グ
リースの供給圧力によつてピストン4には、Oリ
ング5の外径に相当する面積に押下力が作用し、
Oリング8の外径に相当する面積に押上力が作用
するが、Oリング5の外径の方が大きいので、グ
リース供給圧力はピストン4を押下げる力として
働き、ピストン4下面とボタンヘツドグリースニ
ツプル17頂部との間のシール性を高めることに
なる。
ボタンヘツドグリースニツプル17に対するグ
リースの供給が終了すると、引上レバー11の第
1図における右端近くを押下げてピストン4を引
上げれば、本体1の係合溝3をボタンヘツドグリ
ースニツプル17の鍔部18から外すことができ
る。
〔考案の効果〕
本考案は、引上レバーを操作するだけで、グリ
ースガンをボタンヘツドグリースニツプルに対し
て簡単に短時間で着脱することができ、またグリ
ース供給圧力はピストンをボタンヘツドグリース
ニツプルに押付け、ピストンとボタンヘツドグリ
ースニツプルとの間のシール性を高めて油漏れを
ないようにする効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の縦断面図、第2図
は第1図の左側面図、第3図は使用状態を示す要
部の断面図、第4図は従来装置の縦断面図、第5
図はその使用状態を示す断面図である。 図中、1は本体、2はシリンダー部、3は係合
溝、4はピストン、6は貫通孔、9はスプリン
グ、11は引上レバー、15はグリース供給路を
示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体内に上下方向に設けられ下端が開放したシ
    リンダー部と、該シリンダー部下端の内面に設け
    られボタンヘツドグリースニツプル頂部の外周に
    係合する係合溝と、前記シリンダー部に嵌挿され
    上下方向の貫通孔を有し下面が前記ボタンヘツド
    グリースニツプル頂部に接するピストンと、該ピ
    ストンを前記シリンダー部の下方へ押圧するスプ
    リングと、前記ピストンに係合し該ピストンの下
    方への移動量を制限する吊金具と、前記ピストン
    を前記吊金具を介しスプリングの力に抗して引上
    げる引上レバーと、前記シリンダー部に接続され
    たグリース供給路と、を備えたことを特徴とする
    グリースガン。
JP1985080241U 1985-05-29 1985-05-29 Expired JPH0218878Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985080241U JPH0218878Y2 (ja) 1985-05-29 1985-05-29

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985080241U JPH0218878Y2 (ja) 1985-05-29 1985-05-29

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Publication Number Publication Date
JPS61194897U JPS61194897U (ja) 1986-12-04
JPH0218878Y2 true JPH0218878Y2 (ja) 1990-05-25

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ID=30625907

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JP1985080241U Expired JPH0218878Y2 (ja) 1985-05-29 1985-05-29

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