JPS64278Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS64278Y2
JPS64278Y2 JP1985052109U JP5210985U JPS64278Y2 JP S64278 Y2 JPS64278 Y2 JP S64278Y2 JP 1985052109 U JP1985052109 U JP 1985052109U JP 5210985 U JP5210985 U JP 5210985U JP S64278 Y2 JPS64278 Y2 JP S64278Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotary dresser
detection plate
dresser
rotary
propagated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985052109U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61169564U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985052109U priority Critical patent/JPS64278Y2/ja
Publication of JPS61169564U publication Critical patent/JPS61169564U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS64278Y2 publication Critical patent/JPS64278Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案はロータリドレツサのツルーイング開始
点を正確に検出するロータリドレツサ用超音波振
動検出装置に関する。
(従来技術とその問題点) 従来、ロータリドレツサにより砥石をツルーイ
ングする場合、作業者が目視によりドレツサが砥
石に接触する位置を検知し、ツルーイング開始位
置を設定している。このためツルーイングの作業
毎にツルーイング開始位置がばらつき、これに伴
いドレス切込量がばらつき、ドレス切込量を正確
に設定することができないという問題がある。
ところで、近年、回転する工具の折損検出に超
音波振動の一種であるアコステイツクエミツシヨ
ン(音響放射以下AEという)を利用したAE検出
装置が実用化されつつあるが、その利用分野が未
だ限られているのが現状である。
(考案の目的) 本考案は上述の点に鑑みてなされたもので、ロ
ータリドレツサが砥石に接触するツルーイング開
始位置において発生する超音波振動を容易に且つ
高感度に検出し、当該ツルーイング開始位置のば
らつきを少なくすることを目的とする。
(考案の概要) 上記目的を達成するために本考案においては、
ハウジングに支持されロータリドレツサの端面と
僅から間隙で離隔対向する検出板と、該検出板に
配設され当該検出板に伝播される超音波振動を検
出するセンサと、一端が前記検出板に固着されそ
の開口端が前記ロータリドレツサの端面と離隔対
向し、他端が液体供給源に接続されて前記ロータ
リドレツサと前記検出板との間に充満させるパイ
プとを備え、前記ロータリドレツサから発生され
る超音波振動を前記液体を介して前記検出板に伝
播させるようにしたロータリドレツサ用超音波振
動検出装置を提供するものである。
(考案の実施例) 以下本考案の一実施例を添附図面に基づいて詳
述する。
図においてロータリドレツサ1の回転軸2はハ
ウジング3に回転可能に軸支され、当該ハウジン
グ3に配設された図示しないモータにより回転駆
動される。超音波振動検出装置(以下AE検出装
置という)5は検出板6、液体供給パイプ7およ
びAEセンサ8から成り、検出板6は例えば鉄部
材で盤状に形成され、一端面6aがロータリドレ
ツサ1の端面1aと僅かな間隙例えば0.5mm以下
の間隔で離隔対向して配置され、その一端がハウ
ジング3の支持部4に固着されている。検出板6
にはロータリドレツサ1の端面1aと対向する所
定箇所に端面6a,6bに垂直に開口する孔6c
が穿設されており、この孔6c内にはパイプ7の
一端が嵌挿され、その開口端は端面6aと同一面
をなして固定されている。このパイプ7の他端は
図示しない液体供給源に接続される。
AEセンサ8は検出板6の端面6bの所定箇所
例えば孔6cの近傍位置に配設されている。この
AEセンサ8は例えば圧電素子で構成され、検出
板6に伝播される超音波振動(以下AEという)
を検出して対応するAE信号を出力する。このAE
信号は増幅装置(図示せず)に接続される。
砥石10の回転軸11はハウジング3に回転可
能に軸支されモータ(共に図示せず)により回転
駆動される。この砥石10はロータリドレツサ1
の下方位置に配置され、ロータリドレツサ1の研
削面1bはハウジング4を上動(矢印A)又は下
動(矢印B)させることにより砥石10の研削面
10aから離隔又は研削面10aに当接される。
まて、ツルーイングを開始する場合、先ず、ロ
ータリドレツサ1及び砥石10を夫々所定の回転
速度で回転させる。次いでパイプ7に液体を供給
し、検出板6の端面6aとロータリドレツサ1の
対向端面1aとの間の間隙9に前記液体を充満さ
せる。即ち、ロータリドレツサ1と検出板6との
間を液体を介して音響的に接続する。ロータリド
レツサ1が回転すると、当該回転に伴う振動によ
る振動波が発生される。この振動波は前記液体を
介して検出板6に伝播されるが、このときの振動
数はAEセンサ8が備えている共振周波数帯より
もはるかに低い振動数であるためAEセンサ8は
この検出板6に伝播される前記振動数は検出せず
に所謂ノイズ処理される。
次いで、ハウジング3を下動させてロータリド
レツタ1の研削面1bを砥石10の被研削面10
aに徐々に接近させて当接させる。ロータリドレ
ツサ1の研削面1bが砥石10の被研削面10a
に当接すると、被研削面10aの砥粒の破壊、脱
落を生じ、この状態に各々固有のAEが発生する。
このときのAEのの振動数は数100KHz程度であ
り、前記AEセンサ8が備える共振周波数帯に合
致する。このAEは前記液体を介して検出板6に
伝播され、AEセンサ8により受波され、該AEセ
ンサは対応する周波数の電気信号を出力する。
このロータリドレツサ1の砥石10への接触前
と接触時とでは周波数スペクトラムが大幅に異な
る。この周波数スペクトラムの違いによりロータ
リドレツサ1の砥石10への接触位置即ち、ツル
ーイング開始位置を正確に検出することができ
る。ロータリドレツサ1から発生されるAEは液
体を介して検出板6に伝播されるためにロータリ
ドレツサ1と検出板6との境界面における減衰が
極めて小さくなり、この結果S/Nが大きくなり
AEが高感度で検出される。即ち、境界面に液体
を使用することによりAEの減衰が小さくなり、
検出感度が向上する。斯くして、ロータリドレツ
サ1のツルーイング開始位置を正確に検出するこ
とができ、これに伴いドレス切込量を正確に制御
することが可能となる。
(考案の効果) 以上説明したように本考案によれば、ハウジン
グに支持されロータリドレツサの端面と僅かな間
隙で離隔対向する検出板と、該検出板に配設され
当該検出板に伝播される超音波振動を検出するセ
ンサと、一端が前記検出板に固着されその開口端
が前記ロータリドレツサの端面と離隔対向し、他
端が液体供給源に接続されて前記ロータリドレツ
サと前記検出板との間隙に充満させるパイプとを
備え、前記ロータリドレツサから発生される超音
波振動を前記液体を介して前記検出板に伝播させ
るようにしたので、前記ロータリドレツサの砥石
への非接触時と接触時との前記超音波振動の周波
数スペクトラムの違いを利用して前記ロータドレ
ツサの前記砥石への接触位置即ち、ツルーイング
開始位置を正確に検出することが可能となり、こ
れに伴いドレス切込量を略一定にすることが可能
となるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
図は本考案に係るロータリドレツサの一実施例
を示す概略構成図である。 1……ロータリドレツサ、3……ハウジング、
5……AE検出装置、6……検出板、7……パイ
プ、8……AEセンサ、9……間隙、10……砥
石。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ハウジングに支持されロータリドレツサの端面
    と僅かな間隙で離隔対向する検出板と、該検出板
    に配設され当該検出板に伝播される超音波振動を
    検出するセンサと、一端が前記検出板に固着され
    その開口端が前記ロータリドレツサの端面と離隔
    対向し、他端が液体供給源に接続されて前記ロー
    タリドレツサと前記検出板との間の間隙に充満さ
    せるパイプとを備え、前記ロータリドレツサから
    発生される超音波振動を前記液体を介して前記検
    出板に伝播させるようにしたことを特徴とするロ
    ータリドレツサ用超音波振動検出装置。
JP1985052109U 1985-04-10 1985-04-10 Expired JPS64278Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985052109U JPS64278Y2 (ja) 1985-04-10 1985-04-10

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985052109U JPS64278Y2 (ja) 1985-04-10 1985-04-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61169564U JPS61169564U (ja) 1986-10-21
JPS64278Y2 true JPS64278Y2 (ja) 1989-01-06

Family

ID=30571762

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985052109U Expired JPS64278Y2 (ja) 1985-04-10 1985-04-10

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS64278Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61169564U (ja) 1986-10-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN104070445A (zh) 研磨装置及磨损检测方法
JP6814579B2 (ja) 研削ホイール及び研削装置
US5618993A (en) Ultrasonic detection apparatus and method for detecting acoustic emission
JPS64278Y2 (ja)
JP2002521839A5 (ja)
JP2003236749A (ja) 研磨装置及び研磨方法
JPH0929630A (ja) 表面研削方法
JPH06315850A (ja) 研磨終点検出装置
JPH0679623A (ja) 回転体の接触検出装置
JPH06320416A (ja) 研磨方法及び研磨装置
JP2001038603A (ja) ドレッサ,ドレッサ付き研磨装置及びドレッシング方法
JP2625768B2 (ja) 超音波振動研磨または研削盤
JPS61260976A (ja) ドレッシング装置の刃物の接触検出装置
JPH0740240A (ja) セラミック板研削方法及び装置
JP3228161B2 (ja) 圧電体ウエハの研磨装置
JPH02232164A (ja) 研削装置
JPH08228492A (ja) 超音波モータ
JPS63265106A (ja) 研削砥石の平坦度判定方法
JP3233052B2 (ja) 圧電体ウエハの研磨装置
JP3651230B2 (ja) 研削砥石の検査方法および検査装置
JPH068139A (ja) 接触検知装置を備えた回転装置
JPS5923224Y2 (ja) 回転ヘツド装置
JPS62236673A (ja) 研削用集塵機における排風機の回転数制御法
JPH05309562A (ja) 砥石のドレッシング装置
JP2536376Y2 (ja) ドレッサ装置