JPS5923224Y2 - 回転ヘツド装置 - Google Patents
回転ヘツド装置Info
- Publication number
- JPS5923224Y2 JPS5923224Y2 JP9856577U JP9856577U JPS5923224Y2 JP S5923224 Y2 JPS5923224 Y2 JP S5923224Y2 JP 9856577 U JP9856577 U JP 9856577U JP 9856577 U JP9856577 U JP 9856577U JP S5923224 Y2 JPS5923224 Y2 JP S5923224Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head
- tape
- rotary
- rotary head
- ultrasonic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は例えばＶＴＲに適用するのに最適な回転ヘッド
装置に関するものである。
装置に関するものである。
周知の如（ＶＴＲの回転ヘッド装置は、回転ヘッドドラ
ムの周面にテープを所定の角度に巻き付け、テープをそ
のドラムの周面に沿って走行させながら、回転ヘッドに
てテープを斜めに走査して、所望の記録又は再生を行な
っている。
ムの周面にテープを所定の角度に巻き付け、テープをそ
のドラムの周面に沿って走行させながら、回転ヘッドに
てテープを斜めに走査して、所望の記録又は再生を行な
っている。
しかして回転ヘッドは高速で回転される関係で、従来は
テープとの摩擦により回転ヘッドが早期に摩耗され、寿
命が短いものであった。
テープとの摩擦により回転ヘッドが早期に摩耗され、寿
命が短いものであった。
また従来は例えばスチルモードで長期間放置するような
ことがあると、テープに附着したゴミ等の附着物が回転
ヘッドのギャップに不測に詰ってしまうと言った、いわ
ゆる目詰り （クロッグ現象）を起し易かった。
ことがあると、テープに附着したゴミ等の附着物が回転
ヘッドのギャップに不測に詰ってしまうと言った、いわ
ゆる目詰り （クロッグ現象）を起し易かった。
本考案は上述の如き欠陥を是正することが出来る回転ヘ
ッド装置を提供しようとするものである。
ッド装置を提供しようとするものである。
以下本考案をＶＴＲの回転ヘッド装置に適用した一実施
例を図面に付き述べる。
例を図面に付き述べる。
１は回転ヘッドドラム、２はこのドラム１に取付けられ
た一対の回転ヘッド、３はドラム２の周面に所定の角度
に亘って巻き付けられたテープである。
た一対の回転ヘッド、３はドラム２の周面に所定の角度
に亘って巻き付けられたテープである。
しかして両回転ヘッド２はそのヘッドベース４によって
回転ヘッドドラム１に取付けられ、ヘッドチップ５は超
音波振動子６を介して上記へラドベース４に取付けられ
ている。
回転ヘッドドラム１に取付けられ、ヘッドチップ５は超
音波振動子６を介して上記へラドベース４に取付けられ
ている。
なおこの際超音波振動子６はそれ自体の振動によりヘッ
ドチップ５をテープ３に対して垂直な方向（第２図矢印
ａ方向）に振動させる。
ドチップ５をテープ３に対して垂直な方向（第２図矢印
ａ方向）に振動させる。
そして超音波振動子６の一対のリード線８は回転ヘッド
ドラム１の回転軸９の周囲に取付けられたロータリート
ランス１０を介して超音波信号発生装置１１に電気的に
接続されている。
ドラム１の回転軸９の周囲に取付けられたロータリート
ランス１０を介して超音波信号発生装置１１に電気的に
接続されている。
なおヘッドチップ５も上記ロータリートランス１０を介
して所定の回路に電気的に接続されている。
して所定の回路に電気的に接続されている。
この回転ヘッド装置によれば、回転ヘッド２の回転動作
中、超音波信号発生装置１１からロータノートランス１
０を介して超音波振動子６に超音波信号が供給されると
、その超音波振動子６が超音波振動を起し、この超音波
振動子６によってヘッドチップ５がテープ３に対して垂
直な方向に超音波振動されることになる。
中、超音波信号発生装置１１からロータノートランス１
０を介して超音波振動子６に超音波信号が供給されると
、その超音波振動子６が超音波振動を起し、この超音波
振動子６によってヘッドチップ５がテープ３に対して垂
直な方向に超音波振動されることになる。
なおこの際超音波信号は例えば１５〜２０ＫＨｚであり
、またヘッドチップ５の振動中は例えば０．５ミクロン
程度である。
、またヘッドチップ５の振動中は例えば０．５ミクロン
程度である。
しかしてヘッドチップ５が上記の如く超音波振動すると
、ヘッドチップ５とテープ３との間の摩擦係数が非常に
小さくなり、ヘッドチップ５の摩擦による摩耗は飛躍的
に少なくなる。
、ヘッドチップ５とテープ３との間の摩擦係数が非常に
小さくなり、ヘッドチップ５の摩擦による摩耗は飛躍的
に少なくなる。
これによりヘッドチップ５の寿命は著しく増大（従来の
１０倍以上）する。
１０倍以上）する。
またヘッドチップ５の超音波振動によりテープ３も振動
され、そのテープ３に附着したゴミ等の附着物がテープ
３から脱落される。
され、そのテープ３に附着したゴミ等の附着物がテープ
３から脱落される。
この結果上記耐着物がヘッドチップ５のギャップに不測
に詰つて、いわゆる目詰りを起こすようなことが全く無
くなる。
に詰つて、いわゆる目詰りを起こすようなことが全く無
くなる。
なおヘッドチップ５を上記の如く超音波振動させるに当
って、ヘッドチップ５を長時間連続的に振動させようと
すると、ヘッドチップ５及び回転ヘッド２全体が熱を帯
びてそれが蓄熱され、これらが熱によって破壊されてし
まう危険がある。
って、ヘッドチップ５を長時間連続的に振動させようと
すると、ヘッドチップ５及び回転ヘッド２全体が熱を帯
びてそれが蓄熱され、これらが熱によって破壊されてし
まう危険がある。
そこで゛この回転ヘッド装置で゛は、回転ヘッド２がテ
ープ３と接触している回転領域（第１図で角度θ１の領
域）においてへラドチップ５を上記の如く超音波振動さ
せ、また回転ヘッド２がテープ３と接触していない回転
領域（第１図で角度島の領域）においてはヘッドチップ
５の上記の如き超音波振動を止めるように構成している
。
ープ３と接触している回転領域（第１図で角度θ１の領
域）においてへラドチップ５を上記の如く超音波振動さ
せ、また回転ヘッド２がテープ３と接触していない回転
領域（第１図で角度島の領域）においてはヘッドチップ
５の上記の如き超音波振動を止めるように構成している
。
なおこのことは例えば前記ロータリートランス１０部分
において上記角度θ、の領域で超音波信号を伝達し、上
記角度あの領域で超音波信号の伝達の切断を行なう等の
方法により簡単に実現出来る。
において上記角度θ、の領域で超音波信号を伝達し、上
記角度あの領域で超音波信号の伝達の切断を行なう等の
方法により簡単に実現出来る。
そして上記の如く構成すれば、ヘッドチップ５及び回転
ヘッド２全体の蓄熱による破壊を防止出来るものであり
ながら、前述したようなヘッドチップ５の摩耗及び目詰
りを防止することが出来る。
ヘッド２全体の蓄熱による破壊を防止出来るものであり
ながら、前述したようなヘッドチップ５の摩耗及び目詰
りを防止することが出来る。
以上本考案の実施例に付き述べたが本考案によれば、図
面に示したような２ヘッド方式のものに限定されること
なく、例えば１ヘッド方式のものにも適用出来る。
面に示したような２ヘッド方式のものに限定されること
なく、例えば１ヘッド方式のものにも適用出来る。
また実施例ではへラドチップ５を超音波振動させるよう
に構成したが、回転ヘッド２全体を超音波振動させるよ
うなものであっても良い。
に構成したが、回転ヘッド２全体を超音波振動させるよ
うなものであっても良い。
更にまた回転ヘッド２の超音波振動装置は実施例に示さ
れたものに限定されることなく、その他の有効な各種の
装置に変更可能である。
れたものに限定されることなく、その他の有効な各種の
装置に変更可能である。
本考案は上述の如く回転ヘッドをテープに対してはパ垂
直な方向に超音波振動させるように構成したものである
から、回転ヘッドのテープとの摩擦を小さくして、その
摩擦による回転ヘッドの摩耗を従来に比べて飛躍的に少
なくし、その寿命を著しく増大させることが出来る。
直な方向に超音波振動させるように構成したものである
から、回転ヘッドのテープとの摩擦を小さくして、その
摩擦による回転ヘッドの摩耗を従来に比べて飛躍的に少
なくし、その寿命を著しく増大させることが出来る。
またテープに耐着したゴミ等の附着物も上記超音波振動
によってテープから脱落させることが出来るので、この
附着物が回転ヘッドのギャップに不測に詰って目詰りを
起すようなことを確実に防止出来る。
によってテープから脱落させることが出来るので、この
附着物が回転ヘッドのギャップに不測に詰って目詰りを
起すようなことを確実に防止出来る。
第１図は平面図、第２図は要部の拡大断面図である。
また図面に用いられた符号において、２は回転ヘッド、
３はテープ、５はヘッドチップ、６は超音波振動子、１
１は超音波信号発生装置である。
３はテープ、５はヘッドチップ、６は超音波振動子、１
１は超音波信号発生装置である。
Claims (1)
- 回転ヘッドをテープに対してはパ垂直な方向に超音波振
動させるようにした回転ヘッド超音波振動装置を具備す
る回転ヘッド装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9856577U JPS5923224Y2 (ja) | 1977-07-23 | 1977-07-23 | 回転ヘツド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9856577U JPS5923224Y2 (ja) | 1977-07-23 | 1977-07-23 | 回転ヘツド装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5425809U JPS5425809U (ja) | 1979-02-20 |
| JPS5923224Y2 true JPS5923224Y2 (ja) | 1984-07-11 |
Family
ID=29034447
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9856577U Expired JPS5923224Y2 (ja) | 1977-07-23 | 1977-07-23 | 回転ヘツド装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5923224Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS609963U (ja) * | 1983-06-27 | 1985-01-23 | 日本鉱業株式会社 | 貯滓ビン |
-
1977
- 1977-07-23 JP JP9856577U patent/JPS5923224Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5425809U (ja) | 1979-02-20 |
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