JPS642722B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS642722B2 JPS642722B2 JP4075881A JP4075881A JPS642722B2 JP S642722 B2 JPS642722 B2 JP S642722B2 JP 4075881 A JP4075881 A JP 4075881A JP 4075881 A JP4075881 A JP 4075881A JP S642722 B2 JPS642722 B2 JP S642722B2
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- main
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- Expired
Links
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 claims description 10
- 239000011435 rock Substances 0.000 claims description 9
- 230000005484 gravity Effects 0.000 claims description 8
- 229910001294 Reinforcing steel Inorganic materials 0.000 claims 1
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 11
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 11
- 238000009415 formwork Methods 0.000 description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 description 5
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 241001609370 Puschkinia scilloides Species 0.000 description 1
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- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Devices Affording Protection Of Roads Or Walls For Sound Insulation (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は山間部の道路を雪崩落石、地辷等から
保護するためのプレハブPC雪崩落石等防護覆い
における主桁構造に関する。
保護するためのプレハブPC雪崩落石等防護覆い
における主桁構造に関する。
[従来の技術]
一般に雪崩落石等防護覆いは、山の斜面が比較
的安定している場合には第9図にように山側に親
柱Aを谷側に子柱Bを配置し、その上に主桁Cを
載せる一般型が用いられ、山の斜面が安定な場合
には第10図のように山側に擁壁Dが設けられ、
主桁Cが谷側の親柱Aと擁壁D上に載せられる逆
L型が用いられ、山側および谷側の斜面が不安定
な場合やスノーシエルタのような吹きだまり防止
施設を設ける場合には第11図のような2剛節シ
エツドが用いられる。
的安定している場合には第9図にように山側に親
柱Aを谷側に子柱Bを配置し、その上に主桁Cを
載せる一般型が用いられ、山の斜面が安定な場合
には第10図のように山側に擁壁Dが設けられ、
主桁Cが谷側の親柱Aと擁壁D上に載せられる逆
L型が用いられ、山側および谷側の斜面が不安定
な場合やスノーシエルタのような吹きだまり防止
施設を設ける場合には第11図のような2剛節シ
エツドが用いられる。
従来のこの種の防護覆いでは、第7図および第
8図のように屋根を構成する主桁1の構造が垂直
のウエブ2の上端に水平な頭部3を設けてなるT
型断面構造である。
8図のように屋根を構成する主桁1の構造が垂直
のウエブ2の上端に水平な頭部3を設けてなるT
型断面構造である。
しかし、主桁1がT型断面構造では道路4に勾
配がある場合、第7図のようにT型の主桁1をそ
れぞれ段差をつけて並設したり、あるいは第8図
のように主桁1の下端面5に勾配をつけて主桁1
全体を傾斜させたりしている。
配がある場合、第7図のようにT型の主桁1をそ
れぞれ段差をつけて並設したり、あるいは第8図
のように主桁1の下端面5に勾配をつけて主桁1
全体を傾斜させたりしている。
[発明が解決しようとする課題]
上記従来技術においては、前者では横締用鋼棒
6を頭部3の小梁7中に通すことが困難である
上、勾配がやや大きくなると横締用鋼棒6の挿入
が不可能となる。また後者では主桁1の重心がウ
エブ2の横断面の中心からずれるため安定性に難
点がある。
6を頭部3の小梁7中に通すことが困難である
上、勾配がやや大きくなると横締用鋼棒6の挿入
が不可能となる。また後者では主桁1の重心がウ
エブ2の横断面の中心からずれるため安定性に難
点がある。
本発明はかかる実状に鑑みなされたもので、道
路に勾配がある場合において、主桁頭部への横締
用鋼材の挿入を容易に行うことができるととも
に、主桁の重心がウエブの横断面の中心線上にあ
るようにして安定性を高めたプレハブPC雪崩落
石等防護覆いにおける主桁構造を提供することを
目的とする。
路に勾配がある場合において、主桁頭部への横締
用鋼材の挿入を容易に行うことができるととも
に、主桁の重心がウエブの横断面の中心線上にあ
るようにして安定性を高めたプレハブPC雪崩落
石等防護覆いにおける主桁構造を提供することを
目的とする。
[課題を解決するための手段]
本発明は複数の主桁を有し、この主桁の頭部を
横締用鋼材により緊結して屋根を形成し、主桁の
少なくとも一方に柱を剛結してなる傾斜した道路
に設けるプレハブPC雪崩落石等防護覆いにおけ
る主桁構造において、前記主桁は防護覆いの屋根
のスパン部を構成する横断面垂直のウエブの下端
に前記ウエブより幅の広い台部を設け、前記ウエ
ブの上端に前記台部より幅が広く且つ道路勾配に
ほぼ沿つて傾斜する頭部を設けて主桁の重心がウ
エブの横断面のほぼ中心線上に位置するようにし
て構成される。
横締用鋼材により緊結して屋根を形成し、主桁の
少なくとも一方に柱を剛結してなる傾斜した道路
に設けるプレハブPC雪崩落石等防護覆いにおけ
る主桁構造において、前記主桁は防護覆いの屋根
のスパン部を構成する横断面垂直のウエブの下端
に前記ウエブより幅の広い台部を設け、前記ウエ
ブの上端に前記台部より幅が広く且つ道路勾配に
ほぼ沿つて傾斜する頭部を設けて主桁の重心がウ
エブの横断面のほぼ中心線上に位置するようにし
て構成される。
[実施例]
以下、本発明の実施例を添付図面を参照して説
明する。
明する。
第1図に示すように主桁11は、防護覆いの屋
根のスパン部を構成する横断面垂直のウエブ12
を有し、このウエブ12の下端に前記ウエブ12
より幅の広い台部13が設けられ、前記ウエブ1
2の上端に前記台部13より幅が広く且つ道路1
5の勾配にほぼ沿つて傾斜する頭部16を設けて
主桁11の重心がウエブ12の横断面のほぼ中心
線上に位置するようにして構成している。またウ
エブ12と頭部16およびウエブ12と台部13
の連続部には必ずしも必要ではないがテーパー部
17が設けられている。
根のスパン部を構成する横断面垂直のウエブ12
を有し、このウエブ12の下端に前記ウエブ12
より幅の広い台部13が設けられ、前記ウエブ1
2の上端に前記台部13より幅が広く且つ道路1
5の勾配にほぼ沿つて傾斜する頭部16を設けて
主桁11の重心がウエブ12の横断面のほぼ中心
線上に位置するようにして構成している。またウ
エブ12と頭部16およびウエブ12と台部13
の連続部には必ずしも必要ではないがテーパー部
17が設けられている。
親柱18又は子柱19との柱剛結部14は、第
3図に示すように道路勾配にほぼ沿う横長の頭部
16と大幅なウエブ12AによるT型断面になつ
ており、第1図、第2図および第3図のようにス
パン部の小幅なウエブ12から柱剛結部14の大
幅なウエブ12Aへと長さ方向に変化する断面構
造をもつ主桁11である。
3図に示すように道路勾配にほぼ沿う横長の頭部
16と大幅なウエブ12AによるT型断面になつ
ており、第1図、第2図および第3図のようにス
パン部の小幅なウエブ12から柱剛結部14の大
幅なウエブ12Aへと長さ方向に変化する断面構
造をもつ主桁11である。
主桁11の頭部16は第4図のように複数の主
桁11を緊結して屋根を構成するための横締用
PC鋼棒20を挿入するためのダクト21を有す
る小梁22が設けてあり、台部13の長さ方向に
は複数のPC鋼棒23が挿入されている。柱剛結
部14には親柱18又は子柱19に埋込まれたア
ンカーボルト24を通すためのダクト25が縦に
設けられているとともに、アンカーボルト24を
緊張し定着するための凹部26が設けられてい
る。
桁11を緊結して屋根を構成するための横締用
PC鋼棒20を挿入するためのダクト21を有す
る小梁22が設けてあり、台部13の長さ方向に
は複数のPC鋼棒23が挿入されている。柱剛結
部14には親柱18又は子柱19に埋込まれたア
ンカーボルト24を通すためのダクト25が縦に
設けられているとともに、アンカーボルト24を
緊張し定着するための凹部26が設けられてい
る。
而して、本実施例における主桁構造は、横断面
垂直なウエブ12の上端に道路勾配にほぼ沿つた
頭部16を有して構成されるため主桁11の重心
がウエブ12の横断面の中心線上に位置すること
により、安定性の高いプレハブPC雪崩落石等防
護覆いになるとともに、横締用PC鋼棒20を道
路勾配にほぼ沿つた頭部16の小梁22にその勾
配に沿つて挿入することができ、これにより横締
用PC鋼棒20の挿入が容易で組立て作業性が良
好になる。
垂直なウエブ12の上端に道路勾配にほぼ沿つた
頭部16を有して構成されるため主桁11の重心
がウエブ12の横断面の中心線上に位置すること
により、安定性の高いプレハブPC雪崩落石等防
護覆いになるとともに、横締用PC鋼棒20を道
路勾配にほぼ沿つた頭部16の小梁22にその勾
配に沿つて挿入することができ、これにより横締
用PC鋼棒20の挿入が容易で組立て作業性が良
好になる。
又第6図のような型枠27を用いることによ
り、油圧、空圧又は手動による開閉部材28の動
作により枢着部29を中心に型枠27を左右に開
くことによつて容易に脱型できることになり開閉
部材28の作動により配筋、型枠組立、コンクリ
ートの打設、蒸気養生、プレストレスト導入およ
び脱型が能率的に行える。また角度調節部材30
の作動により上フランジ成型枠部31のみを枢着
部32を中心に回動せしめて頭部16を道路勾配
方向にほぼ沿つた状態すなわち水平から勾配まで
単独に成型できるものである。
り、油圧、空圧又は手動による開閉部材28の動
作により枢着部29を中心に型枠27を左右に開
くことによつて容易に脱型できることになり開閉
部材28の作動により配筋、型枠組立、コンクリ
ートの打設、蒸気養生、プレストレスト導入およ
び脱型が能率的に行える。また角度調節部材30
の作動により上フランジ成型枠部31のみを枢着
部32を中心に回動せしめて頭部16を道路勾配
方向にほぼ沿つた状態すなわち水平から勾配まで
単独に成型できるものである。
[発明の効果]
本発明の複数の主桁を有し、この主桁の頭部を
横締用鋼材により緊結して屋根を形成し、主桁の
少なくとも一方に柱を剛結してなる傾斜した道路
に設けるプレハブPC雪崩落石等防護覆いにおけ
る主桁構造において、前記主桁は防護覆いの屋根
のスパン部を構成する横断面垂直のウエブの下端
に前記ウエブより幅の広い台部を設け、前記ウエ
ブの上端に前記台部より幅が広く且つ道路勾配に
ほぼ沿つて傾斜する頭部を設けて主桁の重心がウ
エブの横断面のほぼ中心線上に位置するようにし
てなり、道路に勾配がある場合において、主桁頭
部への横締用鋼材の挿入を容易に行うことができ
るとともに、主桁の重心がウエブの横断面の中心
線上にあるようにして安定性を高めたプレハブ
PC雪崩落石等防護覆いにおける主桁構造を提供
できる。
横締用鋼材により緊結して屋根を形成し、主桁の
少なくとも一方に柱を剛結してなる傾斜した道路
に設けるプレハブPC雪崩落石等防護覆いにおけ
る主桁構造において、前記主桁は防護覆いの屋根
のスパン部を構成する横断面垂直のウエブの下端
に前記ウエブより幅の広い台部を設け、前記ウエ
ブの上端に前記台部より幅が広く且つ道路勾配に
ほぼ沿つて傾斜する頭部を設けて主桁の重心がウ
エブの横断面のほぼ中心線上に位置するようにし
てなり、道路に勾配がある場合において、主桁頭
部への横締用鋼材の挿入を容易に行うことができ
るとともに、主桁の重心がウエブの横断面の中心
線上にあるようにして安定性を高めたプレハブ
PC雪崩落石等防護覆いにおける主桁構造を提供
できる。
第1図乃至第6図は本発明の実施例を示し、第
1図は主桁の全体斜視図、第2図は小幅なウエブ
と道路勾配に沿つて傾斜する頭部とを示す断面
図、第3図は柱剛結状態を示す断面図、第4図は
防護覆いの断面図、第5図は防護覆いの側面図、
第6図は主桁を型枠で成型している状態を示す断
面図、第7図および第8図は従来例を示す断面
図、第9図乃至第11図は一般的な防護覆いを示
す側面図である。 11…主桁、12,12A…ウエブ、13…台
部、14…柱剛結部、15…道路、16…頭部、
20…横締用鋼材。
1図は主桁の全体斜視図、第2図は小幅なウエブ
と道路勾配に沿つて傾斜する頭部とを示す断面
図、第3図は柱剛結状態を示す断面図、第4図は
防護覆いの断面図、第5図は防護覆いの側面図、
第6図は主桁を型枠で成型している状態を示す断
面図、第7図および第8図は従来例を示す断面
図、第9図乃至第11図は一般的な防護覆いを示
す側面図である。 11…主桁、12,12A…ウエブ、13…台
部、14…柱剛結部、15…道路、16…頭部、
20…横締用鋼材。
Claims (1)
- 1 複数の主桁を有し、この主桁の頭部を横締用
鋼材により緊結して屋根を形成し、主桁の少なく
とも一方に柱を剛結してなる傾斜した道路に設け
るプレハブPC雪崩落石等防護覆いにおける主桁
構造において、前記主桁は防護覆いの屋根のスパ
ン部を構成する横断面垂直のウエブの下端に前記
ウエブより幅の広い台部を設け、前記ウエブの上
端に前記台部より幅が広く且つ道路勾配にほぼ沿
つて傾斜する頭部を設けて主桁の重心がウエブの
横断面のほぼ中心線上に位置するようにしてなる
ことを特徴とするプレハブPC雪崩落石等防護覆
いにおける主桁構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4075881A JPS57155408A (en) | 1981-03-20 | 1981-03-20 | Protective cover comprising prefabricated pc for snowslide or fall stone |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4075881A JPS57155408A (en) | 1981-03-20 | 1981-03-20 | Protective cover comprising prefabricated pc for snowslide or fall stone |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57155408A JPS57155408A (en) | 1982-09-25 |
JPS642722B2 true JPS642722B2 (ja) | 1989-01-18 |
Family
ID=12589517
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4075881A Granted JPS57155408A (en) | 1981-03-20 | 1981-03-20 | Protective cover comprising prefabricated pc for snowslide or fall stone |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57155408A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5969214U (ja) * | 1982-10-29 | 1984-05-10 | 石川島建材工業株式会社 | 道路の保護用シエツド |
JPS60107112U (ja) * | 1983-12-26 | 1985-07-20 | ド−ピ−建設工業株式会社 | 洞門工構造 |
JPS60253606A (ja) * | 1984-05-28 | 1985-12-14 | 日本サミコン株式会社 | プレハブpcシエルタ− |
JPH0318213U (ja) * | 1989-06-30 | 1991-02-22 | ||
JP6688250B2 (ja) * | 2017-05-10 | 2020-04-28 | 株式会社ライテク | 防護構造体 |
-
1981
- 1981-03-20 JP JP4075881A patent/JPS57155408A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57155408A (en) | 1982-09-25 |
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