JP4441736B2 - 雪崩または落石の防護壁、防音壁、並びに防護壁用または防音壁用の支柱、プレキャストコンクリートブロック - Google Patents

雪崩または落石の防護壁、防音壁、並びに防護壁用または防音壁用の支柱、プレキャストコンクリートブロック Download PDF

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Description

本発明は、雪崩または落石の防護壁、防音壁、並びに防護壁用または防音壁用の支柱、プレキャストコンクリートブロックに関し、詳細には、防護壁や防音壁の造成作業における支柱の立設固定作業に必要とされる手間と時間と費用とを大幅に削減することができる雪崩または落石の防護壁、防音壁、並びに防護壁用または防音壁用の支柱、プレキャストコンクリートブロックに関する。
高所からの落石や雪崩は大きな人身事故や施設の破壊を引き起こす危険性がある。このため、その対策として、斜面下の道路や建物の山側に防護壁を設けることで、落石や雪崩による被害を最小限に抑える努力がなされていた。
防護壁1は、図19〜図22に示すように、基礎地盤2上に構築される支柱取付孔3aを有する擁壁3と、当該擁壁3に所定間隔で立設固定される支柱4と、各支柱5間に掛け渡されるケーブルや網体、或いは板材などの防護部材5とから構成されており、前記基礎地盤2上に擁壁3を構築し、この擁壁3に所定間隔で支柱4を立設固定し、各支柱4間に防護部材5を取付けることで該防護壁1が造成されていた。
特に防護壁の造成作業における支柱5の立設固定作業は、例えば図20〜図22に示すように、擁壁3内に支柱4を立設固定する場所毎に支柱4を仮止めするための鉄筋からなる仮止め枠6を組み付け、その上で支柱4を支柱取付孔3aから擁壁3内に挿入し、支柱4の挿入部分に仮止め枠6とともに組み付けたアンカー部材7を取り付けて仮止めし、その後擁壁3内に支柱取付孔3aを通してコンクリートや現場で発生した土砂などの中詰材を詰め込んで前記支柱4を固定するといった手順で行われており、非常に多くの手間と時間と費用とを必要としていた。
従来、防護壁の造成作業における支柱の立設固定作業に必要とされる手間と時間と費用とを削減するため、例えば図23に示す工法が提案されている(特許文献1参照)。この工法は、支柱4を地面側に固定した複数のアンカーボルト8を介して立設固定するものであり、支柱4下端に前記アンカーボルト8に対応するボルト孔9aを有する取付プレート9を取り付けておき、地面(擁壁)側にアンカーボルト8の下端を固定した後、このアンカーボルト8の上端を支柱4下端の取付プレート9のボルト孔9aに通し、ボルト締めして固定するというものである。
しかし上記工法の場合、支柱4は、該支柱4下端に設けた取付プレート9が地面(擁壁)側から突出する複数のアンカーボルト8のみで固定されているため、落石や雪崩の大きな衝撃が加わったとき、その衝撃に十分に対抗できない恐れがあった。
特開2000−234339号公報
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであり、落石や雪崩の大きな衝撃が加わった場合でも、その衝撃に耐えられるように各支柱を立設固定することができ、しかも防護壁や防音壁の造成作業における支柱の立設固定作業に必要とされる手間と時間と費用とを大幅に削減することができる雪崩または落石の防護壁、防音壁、並びに防護壁用または防音壁用の支柱、プレキャストコンクリートブロックを提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するため、請求項1〜7記載の発明は、擁壁上面に所定間隔で設けた支柱取付孔内に立設固定した各支柱間に防護部材を取り付けた雪崩または落石の防護壁において、
前記支柱の設定高さ位置の側面に突出部を設けると共に、前記擁壁上面の支柱取付孔の周縁に前記突出部を収納する凹部を設けたことを特徴とする雪崩または落石の防護壁をその要旨とした。
請求項8〜12記載の発明は、基礎ブロック上面に所定間隔で設けた支柱取付孔内に立設固定した各支柱間に防音部材を取り付けた防音壁において、
前記支柱の設定高さ位置の側面に突出部を設けると共に、前記基礎ブロック上面の支柱取付孔の周縁に前記突出部を収納する凹部を設けたことを特徴とする防音壁をその要旨とした。
(削除)
(削除)
本発明は、防護壁または防音壁の造成作業における支柱の立設固定作業において、設定高さ位置の側面に突出部を設けた支柱を用い、この支柱の突出部を擁壁または基礎ブロックの上面に所定間隔で設けた支柱取付孔周縁の凹部に収納させるだけで、支柱を擁壁または基礎ブロックの上面に設定高さ位置で立設させて仮止めすることができ、支柱の立設固定作業における手間と時間と費用とを大幅に削減することができる。
以下、本発明の雪崩または落石の防護壁、防音壁、並びに防護壁用または防音壁用の支柱、プレキャストコンクリートブロックを図面に示した一実施の形態に従って詳しく説明する。まず、本発明の雪崩または落石の防護壁(以下、単に防護壁という)について説明する。尚、本発明の支柱、並びにプレキャストコンクリートブロックについては、本発明の防護壁の説明の中で説明する。
図1に示すように、本発明の防護壁11は、基礎地盤12上に構築される擁壁13と、当該擁壁13上面に所定間隔で立設固定される支柱14と、各支柱14間に取り付けられる防護部材15とからなる。
図1〜図6に示す擁壁13は、山側と道側の境界部分に打設した底版コンクリートを基礎地盤12とし、この基礎地盤12上に断面台形状の多数のプレキャストコンクリートブロック101を擁壁13の長さ方向に配置すると共に、擁壁13の高さ方向に同じく断面台形状であって大きさの異なる多数のプレキャストコンクリートブロック102〜106を積み上げて構築した構築物である。この擁壁13は山側が垂直面、道路側が斜面をなす略台形状に造られており、該擁壁13内部には前記多数のプレキャストコンクリートブロックによって空洞13bが形成されている。
また、図2〜図5に示すように、擁壁13の上端部分のプレキャストコンクリートブロック106は、同じく略H状であって断面台形状をなし、このブロック106が擁壁13の長さ方向に多数配置されて、擁壁13上面に所定間隔に支柱取付孔13aが設けられている。そして、図1及び図5に示すように、この擁壁13上面に設けた支柱取付孔13aから支柱14を擁壁13内に挿入して立設させ、仮止めした後に、擁壁13内に形成された空洞13b内に支柱取付孔14を通してコンクリートや現場で発生した土砂などの中詰材18を詰め込むことで支柱14が固定されるようになっている。
尚、図1〜図6に示す擁壁13は、多数のプレキャストコンクリートブロック101〜106を擁壁13の長さ方向及び高さ方向に積み上げて構築したものであるが、これに限らず現場で型枠を組立てて、型枠内にコンクリートを打設することで造成したものであってもよい。
この擁壁13上面の所定間隔に設けた各支柱取付孔13aの周縁には、図2〜6に示すように、支柱14の設定高さ位置の側面に設けた突出部14aを収納する凹部13cが設けられている。図5に示すように、凹部13cは、支柱14の突出部14aの側端部分の形状に対応して形成されており、上面のほかに支柱取付孔13a側面が開放されている。このため、擁壁13上面に設けた各支柱取付孔13aから支柱14を擁壁13内に挿入し、支柱14から突出する突出部14aの側端部分を擁壁13の凹部13c内に収納させることで、支柱14は、設定高さ位置に擁壁13上面で支持され、支柱14の突出部14aから上の部分が擁壁13上面から立設し、仮止めされることになる。尚、凹部13cは、上面及び支柱取付孔13a側面のほか、擁壁13の外側面も開放された形態を採ることもできる。
本発明の防護壁に用いる支柱としては、従来より知られたH鋼や丸管など、特に限定されない。図1〜6に示す支柱14は、H鋼からなり、当該支柱14の対向する各フランジの設定高さ位置に突出部14aが設けられている。
突出部14aとしては、例えば図1〜6に示すように、略三角形状の板を支柱14(各フランジ)の高さ方向に沿って立てて接合したもの、図7に示すように、断面L型の板を一辺が支柱14(各フランジ)に水平状となるように接合したもの、図8に示すように、一対の断面L型の板をT字状となるように合わせて、その上面が支柱14(各フランジ)に水平状となるように接合したもの、図9及び及び10に示すように、T字状をなし、その上面を支柱14(各フランジ)に接合したものなど、支柱14の対向する両側面(各フランジ)から側方に突出するものであれば、その形状や大きさは特に限定されない。また突出部14aの素材についても、鉄、硬質プラスチックなど何でもよい。
この突出部14aの側端部分の形状に対応して、これを受け入れる擁壁13の凹部13cの内側形状が決まることになる。つまり突出部14aの側端部分の形状が、図1〜図9に示すように立てた板状であるならば、擁壁13の凹部13cの内側形状は、これに対応して支柱取付孔13aの周縁から厚み方向に細長く深い凹部となる。一方、突出部14aの側端部分の形状が、図10に示すように横にした薄板状であるならば、擁壁13の凹部13cの内側形状は、これに対応して支柱取付孔13aの周縁から厚み方向に薄板状に広がる浅い凹部となる。
また突出部14aは、これを凹部13cに収納させたとき、この突出部14aから上の支柱14の部分が擁壁13から立設し、この部分に防護部材15が取り付けられるようになっており、突出部14aの取付位置は、支柱14に取り付ける防護部材15の高さを考慮して適宜設定するとよい。
また、突出部14aの支柱14(各フランジ)への取付方法としては任意であるが、例えば図1〜図7に示すように、突出部14aが鉄板を用いたものである場合には、H鋼のフランジに溶接等により接合することができる。また図8及び図9に示す場合は、突出部14aと支柱14のフランジの取付部分とにそれぞれボルト孔16を設けておき、これら突出部14aと支柱14のフランジのボルト孔16の位置を合わせてボルト17でボルト締めすることで取り付けることも可能である。
上述の如く、擁壁13上面に設けた各支柱取付孔13aから支柱14を擁壁13内に挿入し、支柱14の突出部14aを擁壁13の凹部13c内に収納させることで、支柱14は、設定高さ位置に擁壁13上面で支持され、支柱14の突出部14aから上の部分が擁壁13から立設して仮止めされることになる。このため、従来の防護壁のように、擁壁内に支柱を立設固定する場所毎に支柱を仮止めするための鉄筋からなる仮止め枠を組み付けるともに、擁壁内に挿入した支柱の挿入部分にアンカー部材を取り付けて仮止めするといった煩雑な作業はまったく必要が無い。
擁壁13上面に立設して仮止めされた支柱14は、擁壁13の空洞13b内に挿入された部分の周りを支柱取付孔14を通してコンクリートや現場で発生した土砂などの中詰材18で固めることで固定される。そして、擁壁13上面に立設固定された支柱14の突出部14aから上の部分に防護部材15が取り付けられる。防護部材15は、支柱14間に掛け渡されるケーブルや網体、或いは板材などであり、図1に示す防護壁11では、支柱14間にケーブル19を掛け渡し、さらにケーブル19に網体20を取り付けたものを防護部材15として用いた。
尚、図11に示すように、支柱14の突出部14a(の側端部分)を擁壁13の凹部13c内に収納させて、支柱14を擁壁13上面に立設させたとき、突出部14a(の側端部分)の各側面と凹部13cの内側面との間に若干の隙間が生じることがある。突出部14a(の側端部分)の各側面と凹部13cの内側面との間に隙間が存在すると、支柱14が左右方向へ傾くため、支柱14を固定するまでの間これを抑える必要がある。そこで、このような場合、図12に示すように、突出部14aの各側面と凹部13cの内側面との間の隙間に楔部材21を挿入して、支柱14の左右方向への傾きを抑えるようにすることができる。
また、支柱14を擁壁13上面に立設させたとき、支柱14が左右方向に傾くのを抑える他の方法としては、図13に示すように、擁壁13上面に立設する支柱14の防護部材15であるワイヤーを取り付ける取付孔22を利用して、この取付孔22に支柱14間を連結する連結杆23をボルト24で固定する方法がある。また他の方法としては、同じく支柱14のワイヤー取付用の取付孔22を利用するとともに支柱14の両側方の擁壁13上面にボルト孔25、25を穿設しておいて、支柱14の取付孔22と擁壁13上面のボルト孔25、25とにそれぞれ連結杆26をボルト27で固定する方法がある。
また、支柱14を擁壁13上面に立設させたとき、支柱14が左右方向に傾くのを抑える更に別の方法としては、図8に示すように、突出部14aと支柱14のフランジの取付部分とにそれぞれボルト孔16を設けておき、これら突出部14aと支柱14のフランジのボルト孔16の位置を合わせてボルト17でボルト締めすることで突出部14aを支柱14(各フランジ)へ取り付ける場合、図17に示すように、突出部14aを支柱14(各フランジ)へ取り付けるボルト17の先端に鏃状部17aを設け、この鏃状部17aを擁壁13の支柱取付孔14周縁に圧接し食い込ませることで、支柱14の左右方向への傾きを防止するようにしたものを挙げることができる。
図18に示す形態は、同じく突出部14aを支柱14(各フランジ)へ取り付けるボルト17を利用したものであり、ボルト17の先端にパッド部17bを設け、このパッド部17bを擁壁13の支柱取付孔14周縁に圧接させることで、支柱14の左右方向への傾きを防止するようにしたものである。尚、図18に示す擁壁13の上端部分は、断面台形状のプレキャストコンクリートブロック106から構成されているため、擁壁13の支柱取付孔14周縁の一方は垂直面からなり、他方は傾斜面からなるため、支柱取付孔14周縁の傾斜面をなす側には、くの字状のブラケット17cを介してパッド部17bを圧接させるようにする。
次に、本発明の防護壁の別形態について説明する。この形態は、図1及び図14〜図16に示すように、擁壁13上面に支柱14を立設させて仮止めした後、中詰材18で前記支柱14を固定する場合に、支柱14(の擁壁13内に挿入した部分)周りに支柱用アンカー部材28を配する場合を想定したものである。つまりこの形態では、支柱用アンカー部材28上部を係止する係止溝13dを擁壁13上面の支柱取付孔13a周縁の凹部13cに隣接して設けたのである。
図14及び図16に示すように、支柱用アンカー部材28は、複数の鉄筋を縦横方向に組み付けてなる籠からなる。この支柱用アンカー部材28の上部を構成する鉄筋28aの端部は、両側方に長く飛び出て設けられており、その先端が擁壁13の係止溝13dに係止されることで、支柱14の擁壁13内に挿入した部分周りに支柱用アンカー部材28が配置されるようになっている。
上記係止溝13dを使用した施工は、まず、支柱14の先端から支柱用アンカー部材28を通し入れておく。その上で支柱14の突出部14a(の側端部分)を擁壁13の凹部13c内に入れて、支柱14を擁壁13上面に立設させ、同時に支柱用アンカー部材28上部の側方に延びる先端部分を擁壁13の係止溝13dに係止させるのである。これにより、支柱14の擁壁13内に挿入した部分周りに支柱用アンカー部材28が配置されるようになる。
次に、本発明の防音壁について説明する。本発明の防音壁は、基礎ブロック上面に所定間隔で設けた各支柱取付孔内に立設固定した各支柱間に防音部材を取り付けたものであり、前記支柱の設定高さ位置の側面に突出部を設けると共に、前記基礎ブロック上面の支柱取付孔周縁に前記突出部を収納する凹部を設けたことを特徴とするものである。
本発明の防音壁において、設定高さ位置の側面に突出部を設けた支柱、ブロック上面の支柱取付孔、支柱取付孔の周縁に設けた突出部を収納する凹部、並びに凹部と突出部との間に生ずる隙間に挿入される楔部材、並びに支柱の左右方向への傾きを抑える手段は、上述の防護壁と同じであるため、ここでの説明は割愛する。
本発明の防音壁は、騒音が発生源から周辺に伝わるのを遮断するものであることから、落石や雪崩による事故の発生を防止する上述の防護壁とは、対象が異なる。しかし、その違いは、支柱間に取り付けられる防護部材が防音パネルに置き換わるだけであり、その基本構成は上述の防護壁と同じである。
本発明の防音壁は、道路や工場、或いは住宅などの騒音発生源の境界部分に配されるため、防音壁における基礎ブロックの範疇には、上述の防護壁と同じく擁壁も含まれる。本発明の防音壁を道路に設置する場合は、道路の縁石ブロックが防音壁における基礎ブロックとなる。また、本発明の防音壁を工場や住宅の境界に設置する場合は、壁の基礎が防音壁における基礎ブロックとなる。
尚、上に示した防護壁、防音壁、これら防護壁及び防音壁に用いる突出部を設けた支柱、擁壁または基礎ブロックの凹部は、上に示した例に限定されるものではなく特許請求の範囲に記載された範囲において自由に変更することができる。
本発明の防護壁の全体を示す斜視図。 本発明の防護壁における擁壁を示す斜視図。 本発明の防護壁における擁壁の上面を示す平面図。 本発明の防護壁における擁壁の上面に支柱を立設した状態を示す平面図。 図4中のAB線で切断した拡大断面図。 本発明の防護壁における支柱を示す斜視図。 本発明の防護壁における支柱の別形態を示す斜視図。 本発明の防護壁における支柱のさらに別の形態を示す斜視図。 本発明の防護壁における支柱のさらに別の形態を示す斜視図。 本発明の防護壁における支柱のさらに別の形態を示す斜視図。 支柱の突出部を擁壁上面の凹部に入れた状態を示す拡大断面図。 支柱の突出部と擁壁上面の凹部との隙間に楔部材を入れた状態を示す拡大断面図。 擁壁上面に立設した支柱が左右方向に傾くのを防止する手段を示す正面図。 擁壁上面の支柱取付孔周縁の凹部に隣接して設けた係止溝に支柱用アンカー部材の上部を係止させた状態を示す斜視図。 擁壁上面の支柱取付孔周縁の凹部に隣接して設けた係止溝を示す拡大斜視図。 擁壁上面の支柱取付孔周縁の凹部に隣接して設けた係止溝に支柱用アンカー部材の上部を係止させた状態を示す拡大断面図。 擁壁上面に立設した支柱が左右方向に傾くのを防止する手段を示す平面図。 擁壁上面に立設した支柱が左右方向に傾くのを防止する手段を示す平面図。 従来の防護壁の全体を示す斜視図。 従来の防護壁の擁壁内部を示す斜視図。 従来の防護壁の擁壁内に支柱を立設した状態を示す斜視図。 従来の防護壁の擁壁内に立設した支柱周りに支柱用アンカー部材を配置した状態を示す斜視図。 従来の支柱の立設固定例を示す拡大断面図。
11 ・・・防護壁
12 ・・・基礎地盤
13 ・・・擁壁
13a ・・・支柱取付孔
13b ・・・空洞
13c ・・・凹部
13d ・・・係止溝
14 ・・・支柱
14a ・・・突出部
15 ・・・防護部材
21 ・・・楔部材
28 ・・・支柱用アンカー部材
101〜106・・・プレキャストコンクリートブロック

Claims (12)

  1. 擁壁上面に所定間隔で設けた支柱取付孔内に立設固定した各支柱間に防護部材を取り付けた雪崩または落石の防護壁において、
    前記各支柱の設定高さ位置において前記支柱の対向する両側面から側方に突出する突出部を前記各支柱にそれぞれ設けると共に、前記突出部の側端部分の形状に対応して形成された凹部を前記擁壁上面の各支柱取付孔の周縁に設け
    前記各支柱の前記突出部の側端部分を前記凹部内にそれぞれ収納させて、前記各支柱が設定高さ位置において擁壁上面で支持されていることを特徴とする雪崩または落石の防護壁。
  2. 支柱がH鋼からなり、当該支柱の対向する各フランジに突出部を設けたことを特徴とする請求項1記載の雪崩または落石の防護壁。
  3. 擁壁がプレキャストコンクリートブロックによって構成されていることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の雪崩または落石の防護壁。
  4. 擁壁の上端が、凹部を設けた支柱取付孔を有するプレキャストコンクリートブロックによって構成されていることを特徴とする請求項3に記載の雪崩または落石の防護壁。
  5. 擁壁上面の凹部に支柱の突出部を収納させたとき、前記凹部と突出部との間に生ずる隙間に楔部材が挿入されることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の雪崩または落石の防護壁。
  6. 支柱側面にボルト締めによって取付けた突出部を擁壁上面の凹部に収納させたとき、前記支柱が左右方向に傾くのを、前記突出部を支柱側面に取付けるボルトの先端に設けた鏃状部又はパッド部を前記擁壁の支柱取付孔周縁に圧接させることで防止したことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の雪崩または落石の防護壁。
  7. 擁壁上面の支柱取付孔の周縁に支柱用アンカー部材上部を係止する係止溝を設けたことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の雪崩または落石の防護壁。
  8. 基礎ブロック上面に所定間隔で設けた支柱取付孔内に立設固定した各支柱間に防音部材を取り付けた防音壁において、
    前記支柱の設定高さ位置において前記支柱の対向する両側面から側方に突出する突出部を前記各支柱にそれぞれ設けると共に、前記突出部の側端部分の形状に対応して形成された凹部を前記擁壁上面の各支柱取付孔の周縁に設け
    前記各支柱の前記突出部の側端部分を前記凹部内にそれぞれ収納させて、前記各支柱が設定高さ位置において擁壁上面で支持されていることを特徴とする防音壁。
  9. 支柱がH鋼からなり、当該支柱の対向する各フランジに突出部を設けたことを特徴とする請求項8記載の防音壁。
  10. 基礎ブロックがプレキャストコンクリートブロックによって構成されていることを特徴とする請求項8または9のいずれかに記載の防音壁。
  11. 基礎ブロックが、凹部を設けた支柱取付孔を有するプレキャストコンクリートブロックによって構成されていることを特徴とする請求項10に記載の防音壁。
  12. 基礎ブロック上面の凹部に支柱の突出部を収納させたとき、前記凹部と突出部との間に生ずる隙間に楔部材が挿入されることを特徴とする請求項8〜11のいずれかに記載の防音壁。
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