JP3188436B2 - コンクリート製のプレキャストガードフェンスブロックを使用したガードフエンスの施工方法及び該施工方法により施工されたプレキャストガードフエンスブロックを使用したガードフェンスの構造 - Google Patents

コンクリート製のプレキャストガードフェンスブロックを使用したガードフエンスの施工方法及び該施工方法により施工されたプレキャストガードフエンスブロックを使用したガードフェンスの構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高速道路の中央分離帯
や道路の側面に立設されるコンクリート製のプレキャス
トガードフェンスブロックを使用したガードフエンスの
施工方法及び該施工方法により施工されたプレキャスト
ガードフェンスブロックを使用したガードフェンスの構
造に関し、更に詳しくは、ガードフェンスをコンクリー
ト製のプレキャストガードフエンスブロック構造とし、
該プレキャストガードフェンスブロックを使用して簡単
に施工でき、施工期間を短縮すると同時に、既設のガー
ドフェンスの取外し期間を短縮することによって車両等
の通行に支障を来すことのないようにしたガードフエン
スの施工方法、及び該施工方法により施工されたプレキ
ャストガードフェンスブロックを使用したガードフェン
スの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般の道路や高速道路では、中央分離帯
や道路の両側にガードフェンスを設けて走行する車両が
万一道路側へ飛び出すのを防止している。従来公知のガ
ードフェンスはポールを地中に埋設し、該ポールに金属
製のレール状のガードフェンスを保持させる構造となっ
ていた。しかしながら、ガードフェンスの耐久性、強
度、コストの面から、近年現場打ちのコンクリート製ガ
ードフェンスあるいはプレキャストコンクリートブロッ
ク製のガードフェンスが設置されつつある。
【0003】このようにコンクリート製あるいはプレキ
ャストコンクリートブロック製のガードフェンスを設置
する場合、従来の金属製ガードフェンスに代えてコンク
リート製のガードフェンスを設置するものとなることが
多いので、その交換設置に当たっては通常の交通に支障
を来さないようにできるだけ短期間に交換設置しなけれ
ばならない。即ち、交換設置に当たって従来の金属製ガ
ードフェンスを取り外してしまうと、ガードフェンスの
無設置状態となり、このような時に交通事故が発生する
と大事故になるおそれがある。そこで、従来の金属製ガ
ードフェンスからコンクリート製のガードフェンスに切
り替える時のガードフェンス無設置期間を極力短縮する
ことが肝要となる。
【0004】従来公知の金属製のガードフェンスからコ
ンクリート製のガードフェンスへの交換工事の設置工法
の一例を示すと、図11及び図12に示すようなものと
なっている。即ち、図12は既設の金属製ガードフェン
スを示すものであり、金属製のガードフェンス1は基礎
コンクリート2に立設されたポール3に保持されてい
る。基礎コンクリート2は両側から縁石4によって補強
されている。基礎コンクリート2の内部には鉄筋5が埋
設されている。
【0005】図12に示すような既設の金属製ガードフ
ェンスをコンクリート製のガードフェンスに交換工事を
行う場合には、次のようにして行われる。図11に加
え、前記図12も参照して、既設の金属製ガードフェン
スに代えて新規にコンクリート製のガードフェンスを設
置する場合、図12の金属製のガードフェンス1、ポー
ル3及び縁石4を外し、基礎コンクリート2の上側を破
壊して鉄筋5を露出させる。そして、図11に示すよう
に、その上にプレキャストコンクリート製のガードフェ
ンスブロック6を被せる。ガードフェンスブロック6に
は鉄筋7が突出して設けられており、この鉄筋7と前記
鉄筋5とを交叉させて新規に鉄筋8を取り付けて鉄筋7
と鉄筋5とを連結する。ガードフェンスブロック6はス
カート部9を有しており、該スカート部9の中に基礎コ
ンクリート2が配置されるものとなる。ガードフェンス
ブロック6の側面には貫通孔13が開口されており、該
貫通孔13にはコンクリート注入孔10がスカート部9
の内部へ貫通設置されている。そして、ガードフェンス
ブロック6のコンクリート注入穴10から生コンクリー
ト11を注入し、基礎コンクリート2とガードフェンス
ブロック6とを結合する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記図11
に示す従来公知のコンクリート製のガードフェンスに
は、以下のような問題点があった。
【0007】上記従来公知の施工方法は、図12に示す
ように既存の基礎コンクリート2が連続して長く配設さ
れている構造となっている場合しか適用できず、例えば
図13及び図14に示すような、間隔を置いて基礎コン
クリート2A及びポール3Aが個別的に埋設され、これ
にガードフェンス固定枠12を固定し、このガードフェ
ンス固定枠12にガードフェンス1Aを対向して設置し
ているような既存の中央分離帯ガードフェンスには適用
することができない。即ち、このような場合には基礎コ
ンクリート2Aが連続して設置されていないため、その
基礎コンクリート2Aを使用することができないためで
ある。
【0008】又、既設の金属製のガードフェンスをコン
クリート製のガードフェンスに交換設置する工程面から
見た場合、先ず図12のガードフェンス1を部分的に取
外し、更にポール3を取り外した後、基礎コンクリート
2を破壊し、既設鉄筋5を露出させ、該露出された鉄筋
5を変形させ、該変形させた鉄筋5に図11に示すよう
にガードフェンスブロック6に取付けられた鉄筋7を交
叉させ、前記変形させた鉄筋5とガードフェンスブロッ
ク6の鉄筋7とを新規鉄筋で連結する作業を行ない、
その後にコンクリート製のガードフェンスブロック
設置しなければならないので、ガードフェンス無設置状
態の期間が長く、道路の車両交通に支障を来す場合が生
ずる。
【0009】又、前述のような交換設置工程を採るの
で、作業工程が複雑かつ高コストとなってしまう。更に
又、基礎コンクリート2とガードフェンスブロック
の結合が比較的低い部分で行われているため、車両がガ
ードフェンスブロックの上部分に衝突した場合、ガー
ドフェンスブロック7が倒壊して反対側の路面に飛び出
したり、あるいは道路の外側に落下してしまうおそれが
あった。
【0010】そこで、本発明の目的は前記従来公知のガ
ードフェンスブロックによる欠点を改善し、施工の作業
性がよく、更にガードフェンス無設置状態の期間が短
く、更には強度を向上させたプレキャストガードフェン
スブロックを使用したガードフエンスの施工方法、及び
該施工方法によって施工されたプレキャストガードフェ
ンスブロックを使用したガードフェンスの構造を提供す
るにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴とするとこ
ろは、以下の構成にある。ガードフエンスが既に設置さ
れている個所に新規にコンクリート製のプレキャストガ
ードフエンスブロックを使用したガードフエンスを設置
する施工方法であって、前記既に設置されているガード
フエンスを取り外したガードフエンス無設置期間を極力
短縮する施工方法において、内部に空間を有し、上面に
前記空間と連通する開口を有するコンクリート製のプレ
キャストガードフェンスブロックを使用し、前記既設置
のガードフエンスを取り付けた状態のままで、地中に基
礎柱を埋設する工程と、既設置のガードフエンスを取り
外す工程と、前記基礎柱を空間内に位置させながら前記
プレキャストガードフェンスブロックを設置する工程
と、前記空間に前記開口を介して充填物を注入し、前記
基礎柱とプレキャストガードフェンスブロックとを結合
する工程と、からなること。
【0012】又、本発明の他の特徴とするところは、以
下の構成にある。ガードフエンスが既に設置されている
個所に新規に設置されるガードフエンスであって、前記
既に設置されているガードフエンスが取り外されている
ガードフエンス無設置期間を極力短縮するコンクリート
製のプレキャストガードフエンスブロックを使用したガ
ードフエンスの構造において、地中に埋設された基礎柱
と、内部に該基礎柱が挿入される空間を有し、上面に該
空間と連通する充填物注入用の開口を有するコンクリー
ト製のプレキャストガードフェンスブロックと、前記空
間に注入され、前記基礎柱と前記プレキャストガードフ
ェンスブロックとを固定する充填物と、からなり、前記
基礎柱は、既設のガードフエンスを取り外すことなく設
置されたものであり、道路の端部あるいは中央分離帯に
設置されることを特徴とするプレキャストガードフェン
スブロックを使用したガードフエンスの構造。
【0013】更に又、本発明の特徴とするところは、以
下の構成にある。充填物が、前記プレキャストガードフ
ェンスブロックを前記基礎柱に対して移動可能に固定す
る緩衝体からなること、及びプレキャストガードフェン
スブロックの端部に隣接して設置されるプレキャストガ
ードフェンスブロックの係合用の凹凸を設けたこと、更
にはプレキャストガードフェンスブロックの上部に道路
標識、水銀灯、遮音壁等の立設体を設けてなること。
【0014】
【実施例】以下、図によって本発明の一実施例について
説明する。図1は本発明の一実施例を示すプレキャスト
ガードフェンスブロックの平面図であり、図2は図1の
プレキャストガードフェンスブロックの側面図、図3は
図1のプレキャストガードフェンスブロックのA−A断
面図、図4は図1のプレキャストガードフェンスブロッ
クのB−B断面図、図5は図1のプレキャストガードフ
ェンスブロックのC−C断面図である。
【0015】図を参照して、本発明のガードフェンスブ
ロック21は、コンクリート製のプレキャストとなって
おり、上面22、側面23、端面24とからなってい
る。該ガードフェンスブロック21は内部に空間25を
有している。空間25には後述の基礎柱が配設されて充
填物によって固定されるものであり、該基礎柱及び充填
物が収容される程度の容積、高さとなっているものであ
る。上面22には前記空間に連通する開口26が形成さ
れている。開口26は後述の充填物が注入されるもので
ある。側面24の下部には緩い傾斜の裾部24Aが形成
されている。ガードフェンスブロック21の一方の端面
24には係合突起27が形成され、他方の端部には係合
凹部28が形成されている。これらの係合突起27及び
係合凹部28は隣接するガードフェンスブロック21の
係合凹部28あるいは係合突起27と係合するものであ
る。
【0016】上記のように構成されたガードフェンスブ
ロック21について、その設置状態の構造について説明
する。図6を参照して、地中に埋設して立てられた基礎
柱29をガードフェンスブロック21の空間25に配置
し、コンクリート、モルタル等の充填物30を開口26
から注入して基礎柱29とガードフェンスブロック21
とを固定する。ここで、ガードフェンスブロック21は
長手方向に多数連結して設置されるものであり、図7に
示すように隣接するガードフェンスブロック21の端面
24に形成された係合突起27と係合凹部28とが互い
に嵌合して連結される。尚、この実施例ではガードフェ
ンスブロック21の一方側に円形水路31が埋設されて
いるが、この円形水路31は必ずしも必要な構成ではな
い。
【0017】次に、上記構造のガードフェンスブロック
21の施工方法について、図8を参照して以下に説明す
る。先ず(A)に示すように、掘削機(図示しない)に
よって基礎柱29を挿入する挿入穴32を所定の間隔を
置いて掘削し、その挿入穴32に基礎柱29を挿入設置
する。この場合、必要に応じて充填物を注入して基礎柱
29を挿入穴32に固定する。この作業状態において
は、既設の金属製のガードフェンス1及びポール3はそ
のまま設置状態とし、通常の交通に支障を来さないよう
にして置く。次に、(B)で示すように、(A)に示す
既設の金属製ガードフェンス1及びポール3を取り外
す。この状態では挿入穴32に基礎柱29が立設された
ものとなっている。そして、(C)に示すように本発明
のガードフェンスブロック21をクレーン(図示しな
い)によって吊り下げて移動させ、基礎柱29がガード
フェンスブロック21内部の空間(図4の符号25)に
挿入されるようにして配設される。この設置作業に当た
っては、隣接するガードフェンスブロック21の端部の
係合突起27と係合凹部28が互いに係合するようにし
て設置される。次に、ガードフェンスブロック21の開
口からコンクリート、モルタル等の充填物を注入する。
【0018】尚、上記実施例では、1個のプレキャスト
ガードフェンスブロックに2個の空間が設けられている
が、空間は1個でも良いし、又3個以上であっても良
い。又、プレキャストガードフェンスブロックの外形は
上記実施例構造に限定されるものではない。又、基礎柱
の構造は、図のH型鋼に限定されるものではなく、その
他の構造の柱であっても良い。更に、端部の凹凸は必ず
しも必要な構成ではなく、省略が可能であるし、更には
他の構造の係合構造を採用することも可能である。
【0019】以上に説明した他、本発明は以下のような
構造のプレキャストガードフェンスの構造とすることが
できる。図6を参照して、この実施例では充填物30と
してコンクリートを使用し、プレキャストガードフェン
スブロック21と基礎柱29とを固定しているが、コン
クリートの代わりに緩衝体を使用し、該緩衝体によって
空間25を埋めるだけの構造とし、プレキャストガード
フェンスブロック21に車両が衝突したときにプレキャ
ストガードフェンスブロック21と基礎柱29に対して
相対的に移動できるようにした構造とすることもでき
る。このような構造とすることにより、車両衝突時に緩
衝作用を生ぜしめ、もって車両衝突時の衝撃を吸収緩和
するものである。この場合、緩衝体としては、砂、プラ
スチックの粒体、ゴムの粒体、プラスチックあるいは流
動状のゴム自体を充填すること等、種々の構造とするこ
とができる。
【0020】又、図9に示すように、ガードフェンスブ
ロック21の上に道路標識41あるいは水銀灯42、更
には遮音板43等を立設する構造とすることもできる。
ここで、遮音板43はガードフェンスブロック21の外
側の地面上に立設する構造とすることもできる。
【0021】更に、図10に示す構造は本発明の更に他
の実施例を示すものであり、この実施例においてはプレ
キャストガードフェンスブロック21の一方側の地面4
4と他方側の地面45とに段差が設けられており、プレ
キャストガードフェンスブロック21が土留め兼用とし
て設けられてなるところにある。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると以
下のような効果を奏する。既存の中央分離帯ガードフェ
ンスや既存の道路端設置のガードフェンスに簡単に適用
することが可能である。又、ガードフェンス無設置状態
の期間が短く、道路の車両交通に支障を来すことが少な
い。又、作業工程が簡単かつ低コストであり、かつ迅速
な設置が可能となる。更に、基礎柱とプレキャストガー
ドフェンスブロックとの結合が比較的高い部分で行われ
ているため、車両がガードフェンスブロックの上部分に
衝突してもガードフェンスブロックが倒壊して反対側の
路面に車両が飛び出したり、あるいは道路の外側に車両
が落下してしまうことがない。又、プレキャストガード
フェンスブロックに充填する充填物として、緩衝体を使
用することにより、車両衝突時の緩衝作用を生ぜしめ、
もって重大事故を低減することができるものとなる。ガ
ードフェンスブロックの上に交通標識、水銀灯、遮音板
等の立設物を設置することにより、これらの設置場所を
取らないようにすることができる。ガードフェンスを土
留め兼用とすることにより、地面に段差のある箇所にガ
ードフェンスを設置することができるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施例を示すプレキャスト
ガードフェンスブロックの平面図である。
【図2】図2は、図1のプレキャストガードフェンスブ
ロックの側面図である。
【図3】図3は、図1のプレキャストガードフェンスブ
ロックのA−A断面図である。
【図4】図4は、図1のプレキャストガードフェンスブ
ロックのB−B断面図である。
【図5】図5は、図1のプレキャストガードフェンスブ
ロックのC−C断面図である。
【図6】図6は、本発明のプレキャストガードフェンス
ブロックの設置状態を示す断面図である。
【図7】図7は、本発明のプレキャストガードフェンス
ブロックの設置状態を示す平面図である。
【図8】図8の(A)、(B)、(C)、(D)は、本
発明のプレキャストガードフェンスブロックの設置工程
を説明するための略図である。
【図9】図9は、本発明のプレキャストガードフェンス
の他の実施例を示す斜視図である。
【図10】図10は、本発明のプレキャストガードフェ
ンスの更に他の実施例を示す断面図である。
【図11】図11は、従来公知のコンクリート製のガー
ドフェンスを示す断面図であり、(A)は断面図、
(B)は斜視図である。
【図12】図12は、従来公知の金属製のガードフェン
スを示す断面図である。
【図13】図13は、従来公知の中央分離帯の一例を示
す概略平面図である。
【図14】図14は、図13のD−D部分断面図であ
る。
【符号の説明】
21 ガードフェンス 22 上面 23 側面 24 端面 25 空間 26 開口 27 係合突起 28 係合凹部 29 基礎柱 30 充填物 31 円形水路 32 挿入穴 41 道路標識 42 水銀灯 43 遮音板 44 地面 45 地面
フロントページの続き (54)【発明の名称】 コンクリート製のプレキャストガードフェンスブロックを使用したガードフエンスの施工方法及 び該施工方法により施工されたプレキャストガードフエンスブロックを使用したガードフェンス の構造

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガードフエンスが既に設置されている個所
    に新規にコンクリート製のプレキャストガードフエンス
    ブロックを使用したガードフエンスを設置する施工方法
    であって、前記既に設置されているガードフエンスを取
    り外したガードフエンス無設置期間を極力短縮する施工
    方法において、 内部に空間を有し、上面に前記空間と連通する開口を有
    するコンクリート製のプレキャストガードフェンスブロ
    ックを使用し、 前記既設置のガードフエンスを取り付けた状態のまま
    で、地中に基礎柱を埋設する工程と、 既設置のガードフエンスを取り外す工程と、 前記基礎柱を空間内に位置させながら前記プレキャスト
    ガードフェンスブロックを設置する工程と、 前記空間に前記開口を介して充填物を注入し、前記基礎
    柱とプレキャストガードフェンスブロックとを結合する
    工程と、からなることを特徴とするコンクリート製のプ
    レキャストガードフェンスブロックを使用したガードフ
    ェンスの施工方法。
  2. 【請求項2】ガードフエンスが既に設置されている個所
    に新規に設置されるガードフエンスであって、前記既に
    設置されているガードフエンスが取り外されているガー
    ドフエンス無設置期間を極力短縮するコンクリート製の
    プレキャストガードフエンスブロックを使用したガード
    フエンスの構造において、地中に埋設された基礎柱と、
    内部に該基礎柱が挿入される空間を有し、上面に該空間
    と連通する充填物注入用の開口を有するコンクリート製
    のプレキャストガードフェンスブロックと、前記空間に
    注入され、前記基礎柱と前記プレキャストガードフェン
    スブロックとを固定する充填物と、からなり、 前記基礎柱は、既設のガードフエンスを取り外すことな
    く設置されたものであり、道路の端部あるいは中央分離
    帯に設置されることを特徴とするプレキャストガードフ
    ェンスブロックを使用したガードフエンスの構造。
  3. 【請求項3】充填物が、前記プレキャストガードフェン
    スブロックを前記基礎柱に対して移動可能に固定する緩
    衝体からなることを特徴とする請求項2記載のプレキャ
    ストガードフェンスブロックを使用したガードフエンス
    の構造。
  4. 【請求項4】プレキャストガードフェンスブロックの端
    部に隣接して設置されるプレキャストガードフェンスブ
    ロックの係合用の凹凸を設けたことを特徴とする請求項
    2または請求項3記載のプレキャストガードフェンスブ
    ロックを使用したガードフエンスの構造。
  5. 【請求項5】プレキャストガードフェンスブロックの上
    部に道路標識、水銀灯、遮音壁等の立設体を設けてなる
    ことを特徴とする請求項2ないし請求項4のいずれか1
    項記載のプレキャストガードフェンスブロックを使用し
    たガードフエンスの構造。
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