JPS642530Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS642530Y2 JPS642530Y2 JP1981193944U JP19394481U JPS642530Y2 JP S642530 Y2 JPS642530 Y2 JP S642530Y2 JP 1981193944 U JP1981193944 U JP 1981193944U JP 19394481 U JP19394481 U JP 19394481U JP S642530 Y2 JPS642530 Y2 JP S642530Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cam
- electric motor
- gear
- type
- initial position
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000006698 induction Effects 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Position Or Direction (AREA)
- Stopping Of Electric Motors (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、瞬時停止及び正逆転等の電気的制御
の困難な小型単相誘導モータにおいて、モータ電
流遮断後の慣性力によるモータの駆動軸の回転を
機械的手段により制動する装置に関する。
の困難な小型単相誘導モータにおいて、モータ電
流遮断後の慣性力によるモータの駆動軸の回転を
機械的手段により制動する装置に関する。
一般に、字輪軸が同一方向に2回転する間に活
字輪が1回転して活字選択、印字及び初期位置復
帰サイクルが行われるプリンタを有する小型の証
券印字機においても、ハンマーによる印字操作に
必要な力は大きいので、直流モータではなく、交
流モータが使用されなければらない。
字輪が1回転して活字選択、印字及び初期位置復
帰サイクルが行われるプリンタを有する小型の証
券印字機においても、ハンマーによる印字操作に
必要な力は大きいので、直流モータではなく、交
流モータが使用されなければらない。
更に、上記証券印字機に対する小型化、及び低
製造コストの要請から交流モータの内でも隅取り
型モータを証券印字機の駆動源として使用するの
が好ましい。
製造コストの要請から交流モータの内でも隅取り
型モータを証券印字機の駆動源として使用するの
が好ましい。
しかし、この隅取り型モータは瞬時停止の電気
的制御が困難であり、上述の通り、必ず活字輪が
初期位置に復帰する型のプリンタの駆動源として
使用された場合には、印字サイクルの終了後モー
タ電流を遮断しても、制動装置又はクラツチが存
在しなければ、活字輪をその初期位置を超えて回
転させてしまい、次の動作サイクルを乱すととも
に活字輪を初期位置に停止させる機構を破損して
しまう。
的制御が困難であり、上述の通り、必ず活字輪が
初期位置に復帰する型のプリンタの駆動源として
使用された場合には、印字サイクルの終了後モー
タ電流を遮断しても、制動装置又はクラツチが存
在しなければ、活字輪をその初期位置を超えて回
転させてしまい、次の動作サイクルを乱すととも
に活字輪を初期位置に停止させる機構を破損して
しまう。
本考案は、上述の様な技術上の問題点を考慮し
てなされたものであり、低製造コストで、かつ、
大きな制動効果を発揮する電動モータの制動装置
を提供することである。
てなされたものであり、低製造コストで、かつ、
大きな制動効果を発揮する電動モータの制動装置
を提供することである。
以下、本考案の好適な実施例を第1図ないし第
5図に基づいて詳細に説明する。第1図は本考案
に係る証券印字機に内蔵されたプリンタ1の側断
面を示している。字輪軸2は、図中、時計方向に
回転駆動される。この字輪軸2によりトルク伝達
爪3を介して活字輪4も時計方向に回転駆動さ
れ、この活字輪4が1回転する間に、選択爪5に
よる活字選択サイクル、ハンマ6(第3図参照)
による印字サイクル、及び初期位置復帰サイクル
が行われる。第1図は活字輪4がその初期位置に
ロツクされた状態を示しており、この初期位置ロ
ツクは活字輪4の一部に突出形成された初期位置
ロツク用係止壁面7と選択爪5との係合により行
われる。選択爪5を一定位置にロツクするために
枢動自在の中継リンク8が設けられ、活字選択時
に中継リンク8をアンロツクするためにソレノイ
ド9が設けられている。初期位置ロツク用係止壁
面7と選択爪5との掛合解除及び選択爪5と選択
用溝10との掛合解除のために三角形状の回転カ
ム11が設けられている。この回転カム11は活
字輪4が1回転する間に、図中、反時計方向に1
回転する。字輪軸2及び回転カム11は、第2図
に示す通り、同一の電動モータ12(隅取りコイ
ル型単相誘導モータ)により回転駆動される。
5図に基づいて詳細に説明する。第1図は本考案
に係る証券印字機に内蔵されたプリンタ1の側断
面を示している。字輪軸2は、図中、時計方向に
回転駆動される。この字輪軸2によりトルク伝達
爪3を介して活字輪4も時計方向に回転駆動さ
れ、この活字輪4が1回転する間に、選択爪5に
よる活字選択サイクル、ハンマ6(第3図参照)
による印字サイクル、及び初期位置復帰サイクル
が行われる。第1図は活字輪4がその初期位置に
ロツクされた状態を示しており、この初期位置ロ
ツクは活字輪4の一部に突出形成された初期位置
ロツク用係止壁面7と選択爪5との係合により行
われる。選択爪5を一定位置にロツクするために
枢動自在の中継リンク8が設けられ、活字選択時
に中継リンク8をアンロツクするためにソレノイ
ド9が設けられている。初期位置ロツク用係止壁
面7と選択爪5との掛合解除及び選択爪5と選択
用溝10との掛合解除のために三角形状の回転カ
ム11が設けられている。この回転カム11は活
字輪4が1回転する間に、図中、反時計方向に1
回転する。字輪軸2及び回転カム11は、第2図
に示す通り、同一の電動モータ12(隅取りコイ
ル型単相誘導モータ)により回転駆動される。
第2図に基づき、本考案の電動モータの制動装
置の構成を説明する。電動モータ12の駆動軸
13は2個の減速歯車14及び15を介してハン
マ駆動歯車16に噛合している。このハンマ駆動
歯車16が1回転する間にプリンタ1のサイクル
が終る。このハンマ駆動歯車16は制御用歯車1
7に噛合している。制御用歯車17は、字輪軸2
と一体の字輪歯車18に噛合している。
置の構成を説明する。電動モータ12の駆動軸
13は2個の減速歯車14及び15を介してハン
マ駆動歯車16に噛合している。このハンマ駆動
歯車16が1回転する間にプリンタ1のサイクル
が終る。このハンマ駆動歯車16は制御用歯車1
7に噛合している。制御用歯車17は、字輪軸2
と一体の字輪歯車18に噛合している。
ハンマ駆動歯車16と同軸、かつ、一体的にハ
ンマ駆動カム19が設けられ、このハンマ駆動カ
ム19は円弧カム形状であつて、一端のみがハン
マ駆動歯車16の軸に対して大きく偏心してい
る。
ンマ駆動カム19が設けられ、このハンマ駆動カ
ム19は円弧カム形状であつて、一端のみがハン
マ駆動歯車16の軸に対して大きく偏心してい
る。
ハンマ駆動カム19は、第3図に示す通り、リ
ンク要素21とカム係合しており、このリンク要
素21はトグルジヨイント22を操作するバー2
3と可動枢軸24により結合されている。上記の
トグルジヨイント22によりハンマ6が固定枢軸
26を中心にして、図中、時計方向に回転駆動さ
れ、活字輪4上の選択された活字との共働により
図示しない紙に金額を印字する。
ンク要素21とカム係合しており、このリンク要
素21はトグルジヨイント22を操作するバー2
3と可動枢軸24により結合されている。上記の
トグルジヨイント22によりハンマ6が固定枢軸
26を中心にして、図中、時計方向に回転駆動さ
れ、活字輪4上の選択された活字との共働により
図示しない紙に金額を印字する。
上記ハンマ駆動カム19は捩りコイルバネ型の
制動用バネ27の一端27aとも圧接掛合する
(第2図参照)。
制動用バネ27の一端27aとも圧接掛合する
(第2図参照)。
第4図には、制御用歯車17の斜視図が示され
ている。この制御用歯車17の全周歯切部17a
がハンマ駆動歯車16に噛合し、制御用歯車17
の部分歯切部17bが字輪歯車18に歯合する。
部分歯切部17bの切欠部17cに設けられたス
トツパ部17dが字輪歯車18と一体の平滑部2
8の凹面29に係合することにより字輪歯車18
切欠部17cに対応した時停止させられる。部分
歯切部17bの歯数は全周歯切欠部17aの歯数
に対して2/3である。
ている。この制御用歯車17の全周歯切部17a
がハンマ駆動歯車16に噛合し、制御用歯車17
の部分歯切部17bが字輪歯車18に歯合する。
部分歯切部17bの切欠部17cに設けられたス
トツパ部17dが字輪歯車18と一体の平滑部2
8の凹面29に係合することにより字輪歯車18
切欠部17cに対応した時停止させられる。部分
歯切部17bの歯数は全周歯切欠部17aの歯数
に対して2/3である。
制動用バネ27のバネ荷重はモータ電流が遮断
された直後に最大となるようにその取付位置が定
められている。
された直後に最大となるようにその取付位置が定
められている。
モータ電流は第5図のタイミングチヤートに示
すように印字サイクルが終つた後初期位置復帰サ
イクルの初期において遮断される。従つて、この
電動モータ電流遮断後に急激に制動用バネ27に
より電動モータ12は慣性力による回転を制動さ
れ、字輪軸2とともに回転する活字輪4の初期位
置ロツク用係止壁面7はほとんど弱い力で選択爪
5と掛合する。
すように印字サイクルが終つた後初期位置復帰サ
イクルの初期において遮断される。従つて、この
電動モータ電流遮断後に急激に制動用バネ27に
より電動モータ12は慣性力による回転を制動さ
れ、字輪軸2とともに回転する活字輪4の初期位
置ロツク用係止壁面7はほとんど弱い力で選択爪
5と掛合する。
このように本考案によれば、バネ荷重を一端が
急激に突出したカムにより急激に大きくすること
により電動モータの慣性力による回転を制動する
ようにしたので低コストであるとともにまた制動
効果も大きい。
急激に突出したカムにより急激に大きくすること
により電動モータの慣性力による回転を制動する
ようにしたので低コストであるとともにまた制動
効果も大きい。
第1図はプリンタの側断面図、第2図は本考案
の電動モータの制動装置の側面図、第3図は上記
電動モータの制動装置とハンマとの関係を示す側
面図、第4図は制御用歯車の斜視図、第5図は上
記プリンタにおける主要部分のタイミングチヤー
トである。 ……電動モータの制動装置、12……電動モ
ータ、19……ハンマ駆動カム、27……制動用
バネ。
の電動モータの制動装置の側面図、第3図は上記
電動モータの制動装置とハンマとの関係を示す側
面図、第4図は制御用歯車の斜視図、第5図は上
記プリンタにおける主要部分のタイミングチヤー
トである。 ……電動モータの制動装置、12……電動モ
ータ、19……ハンマ駆動カム、27……制動用
バネ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 電動モータにより回転するように減速駆動され
る軸と、 この軸に一体的に設けられ、一端のみが上記軸
から急激に偏心してなるカムと、 上記カムの近傍に配設され上記カムの一端が上
記電動モータの通電を遮断する直前に摺接すると
ともに、上記モータへの通電を遮断した直後に上
記カムにより変形が最大となるように配設されて
なる制御用バネとからなることを特徴とする電動
モータの制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19394481U JPS58103571U (ja) | 1981-12-30 | 1981-12-30 | 電動モ−タの制動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19394481U JPS58103571U (ja) | 1981-12-30 | 1981-12-30 | 電動モ−タの制動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58103571U JPS58103571U (ja) | 1983-07-14 |
JPS642530Y2 true JPS642530Y2 (ja) | 1989-01-20 |
Family
ID=30107280
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19394481U Granted JPS58103571U (ja) | 1981-12-30 | 1981-12-30 | 電動モ−タの制動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58103571U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6223766B2 (ja) * | 2013-09-30 | 2017-11-01 | 日本電産サンキョー株式会社 | 冷蔵庫 |
-
1981
- 1981-12-30 JP JP19394481U patent/JPS58103571U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58103571U (ja) | 1983-07-14 |
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