JPS5811576Y2 - 小型プリンタの文字選択電磁装置 - Google Patents
小型プリンタの文字選択電磁装置Info
- Publication number
- JPS5811576Y2 JPS5811576Y2 JP1636178U JP1636178U JPS5811576Y2 JP S5811576 Y2 JPS5811576 Y2 JP S5811576Y2 JP 1636178 U JP1636178 U JP 1636178U JP 1636178 U JP1636178 U JP 1636178U JP S5811576 Y2 JPS5811576 Y2 JP S5811576Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- iron core
- rotary disk
- electromagnetic device
- character selection
- rotation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は小型プリンタに係り、特に低電力で作動する文
字選択電磁装置に関する。
字選択電磁装置に関する。
本考案の目的は、不必要な負荷を減少させ、動作が確実
で、耐久性に優れた文字選択電磁装置を供することにあ
る。
で、耐久性に優れた文字選択電磁装置を供することにあ
る。
第1図を用いて本考案を説明する。
1は電磁コイル、2は電磁コイル1内を支点4のまわり
を矢印A方向に回動可能な鉄芯で、鉄芯2の摺動部3は
矢印B方向に回転している磁性材から成る回転盤6の側
面を摺動している。
を矢印A方向に回動可能な鉄芯で、鉄芯2の摺動部3は
矢印B方向に回転している磁性材から成る回転盤6の側
面を摺動している。
回転盤6は図示されていないモータの動力で回転してい
る。
る。
5は鉄芯2のバイパス磁路部、7は一端が鉄芯2の支点
部4と係合し他端が櫛歯状を或し回転盤6の側面を摺動
するヨークで、ヨークの突起部8はバイパス磁路部5と
対向している。
部4と係合し他端が櫛歯状を或し回転盤6の側面を摺動
するヨークで、ヨークの突起部8はバイパス磁路部5と
対向している。
9は選択爪で軸10のまわりを回動可能に挿着され、バ
ネ11によって反時計方向に付勢されている。
ネ11によって反時計方向に付勢されている。
12は外周に活字13を、側面に矢印F方向にバネ性の
ある引掛は爪14を有する活字輪、15は外周に鋸歯状
歯を有する活字輪軸で矢印り方向に回転する。
ある引掛は爪14を有する活字輪、15は外周に鋸歯状
歯を有する活字輪軸で矢印り方向に回転する。
16はインクロール、17は印字ハンマ、18は印刷紙
である。
である。
次に動作を説明する。
電磁コイル1に通電すると鉄芯2に発生した磁束は、摺
動部3がら回転盤6を経る磁束φ1と、バイパス部5を
経る磁束φ2とに分流される。
動部3がら回転盤6を経る磁束φ1と、バイパス部5を
経る磁束φ2とに分流される。
摺動部3及びヨーク7は回転盤6に対して空隙がゼロで
対向しているため、この部分のパーミアンスは高く、一
方バイパス部5はヨーク7の突起部8とは空隙を介して
対向しているため、この部分のパーミアンスは小さい。
対向しているため、この部分のパーミアンスは高く、一
方バイパス部5はヨーク7の突起部8とは空隙を介して
対向しているため、この部分のパーミアンスは小さい。
従って通電直後で鉄芯2の回動開始時の磁束φ1は明ら
かに磁束φ2より大きいといえる。
かに磁束φ2より大きいといえる。
磁束φ1によって、摺動部3は回転盤6に吸着され、回
転盤6の回転に伴い、鉄芯2は矢印A方向に回動される
。
転盤6の回転に伴い、鉄芯2は矢印A方向に回動される
。
又磁束φ2も小さいとはいえ、バイパス部5と突起部8
との間に吸引力を発生させ、鉄芯2の矢印A方向の回動
に寄与する。
との間に吸引力を発生させ、鉄芯2の矢印A方向の回動
に寄与する。
鉄芯2の回動は、バイパス部5が突起部8に衝突した時
に終了する。
に終了する。
鉄芯2の回動がストップすると、鉄芯2の回転盤6から
受ける回動力は通電が継続される限りそのままブレーキ
となり、回転盤6の負荷が増大することになる。
受ける回動力は通電が継続される限りそのままブレーキ
となり、回転盤6の負荷が増大することになる。
しかし実際にはバイパス部5の衝突により、磁路の空隙
がゼロとなり磁束φ2が増加し、磁束φ1は減少する。
がゼロとなり磁束φ2が増加し、磁束φ1は減少する。
この為摺動部3の回転盤6との吸着力が減少し、鉄芯2
の回動力が負荷となることを避は得る。
の回動力が負荷となることを避は得る。
鉄芯2の矢印A方向への回動は、摺動部3と選択爪9と
の係合により、選択爪9をバネ11の作用に抗して矢印
C方向に作動させる。
の係合により、選択爪9をバネ11の作用に抗して矢印
C方向に作動させる。
選択爪9の作動によって選択爪9と引掛は爪14との保
合が解除される。
合が解除される。
引掛は爪14はそれ自身のバネ作用によって、矢印り方
向に回転する活字輪軸15に飛び込み、活字輪12を共
に回転させる。
向に回転する活字輪軸15に飛び込み、活字輪12を共
に回転させる。
外周に配置された活字13はインクロール16と接しイ
ンクを転写され、印字ハンマ17の対向部に印刷紙18
を介して位置する。
ンクを転写され、印字ハンマ17の対向部に印刷紙18
を介して位置する。
つまり、活字輪軸15の選択時における回転角は、あら
かじめ設定されているために、活字輪軸15の回転に応
じる信号を検出器(図示されていない)から発生させ、
この信号に同期して電磁コイル1にパルス状の電圧を印
加すれば、活字輪軸15の回転角は鋸歯状歯の1歯の精
度で任意に選択し得ることになる。
かじめ設定されているために、活字輪軸15の回転に応
じる信号を検出器(図示されていない)から発生させ、
この信号に同期して電磁コイル1にパルス状の電圧を印
加すれば、活字輪軸15の回転角は鋸歯状歯の1歯の精
度で任意に選択し得ることになる。
このようにして、各桁の選択が終了し印字すべき活字が
印字位置に整列した時、印字ハンマ17を矢印E方向に
駆動すれば印字が終了する。
印字位置に整列した時、印字ハンマ17を矢印E方向に
駆動すれば印字が終了する。
一時停止させた活字輪軸15を更に1回転すれば、選択
爪9はバネ11によって復元されているために、活字輪
12も選択開始以前の状態にリセットされる。
爪9はバネ11によって復元されているために、活字輪
12も選択開始以前の状態にリセットされる。
以上が本考案になる文字選択電磁装置を用いた、小型プ
リンタの一連の動作である。
リンタの一連の動作である。
本考案の特徴とするところは、電磁装置が摺動面を介す
るとはいえ、空隙がゼロの磁気回路によって構成される
ことである。
るとはいえ、空隙がゼロの磁気回路によって構成される
ことである。
又この磁気回路で得ようとするものは、摺動部3の回転
盤6への吸着力のみであって、鉄芯2の矢印A方向への
回転力は、回転盤6を介したモータより与えられること
である。
盤6への吸着力のみであって、鉄芯2の矢印A方向への
回転力は、回転盤6を介したモータより与えられること
である。
この等のことは、電磁コイル1での消費電力を極めて小
さくすることができる。
さくすることができる。
又鉄芯2にバイパス部5を設けることによって、鉄芯2
の回動後も異常負荷を軽減できる。
の回動後も異常負荷を軽減できる。
このことは単にモータへの負荷を減らすのみでなく、摺
動部3と回転盤6との接触部の摩耗を軽減することがで
き、耐久性に優れた信頼性の高い電磁装置を供し得るも
のである。
動部3と回転盤6との接触部の摩耗を軽減することがで
き、耐久性に優れた信頼性の高い電磁装置を供し得るも
のである。
第1図は本考案になる電磁装置を用いた小型プリンタの
概略断面図で、図において、1は電磁コイル、2は鉄芯
、3は摺動部、5はバイパス部、6は回転盤、7はヨー
ク、9は選択爪、12は活字輪、15は活字輪軸、16
はインクロール、17は印字ハンマ、18は印刷紙であ
る。
概略断面図で、図において、1は電磁コイル、2は鉄芯
、3は摺動部、5はバイパス部、6は回転盤、7はヨー
ク、9は選択爪、12は活字輪、15は活字輪軸、16
はインクロール、17は印字ハンマ、18は印刷紙であ
る。
Claims (1)
- 磁性材からなる回転盤と、一端が該回転盤と摺動する摺
動部であり他端が電磁コイル内を回動するための支点で
ある鉄芯と、該鉄芯の支点部と前記回転盤とを磁気的に
結合するヨークとから戒る磁気回路を有し、前記鉄芯は
前記電磁コイルへの通電によって前記回転盤に吸着回動
し、回動後は前記鉄芯が前記ヨークと磁気的に短絡され
ることを特徴とする小型プリンタの文字選択電磁装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1636178U JPS5811576Y2 (ja) | 1978-02-10 | 1978-02-10 | 小型プリンタの文字選択電磁装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1636178U JPS5811576Y2 (ja) | 1978-02-10 | 1978-02-10 | 小型プリンタの文字選択電磁装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54121013U JPS54121013U (ja) | 1979-08-24 |
JPS5811576Y2 true JPS5811576Y2 (ja) | 1983-03-04 |
Family
ID=28839740
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1636178U Expired JPS5811576Y2 (ja) | 1978-02-10 | 1978-02-10 | 小型プリンタの文字選択電磁装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5811576Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-02-10 JP JP1636178U patent/JPS5811576Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54121013U (ja) | 1979-08-24 |
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