JPH0123312B2 - - Google Patents

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JPH0123312B2
JPH0123312B2 JP12567280A JP12567280A JPH0123312B2 JP H0123312 B2 JPH0123312 B2 JP H0123312B2 JP 12567280 A JP12567280 A JP 12567280A JP 12567280 A JP12567280 A JP 12567280A JP H0123312 B2 JPH0123312 B2 JP H0123312B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
brake
type
coil
planetary
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP12567280A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5749565A (en
Inventor
Kenichiro Arai
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP12567280A priority Critical patent/JPS5749565A/ja
Publication of JPS5749565A publication Critical patent/JPS5749565A/ja
Publication of JPH0123312B2 publication Critical patent/JPH0123312B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は小型プリンタに係り、特に文字選択、
紙送り等の機構のトリガー装置に関する。
従来小型プリンタの文字選択、紙送り等の機構
のトリガー装置には、たとえば特公昭54−31408
に示されるような回転軸上に回転力伝達板を配置
し、その側面の対向した位置に磁性材の従動部材
を配置しコイルにより回転力伝達板と従動部材を
吸引させ従動部材を回転させ選択レバーを駆動す
る方式のものがある。しかしこの方式ではコイル
を固定した場合コイルと作動部材に隙間を設けコ
イルと従動部材の干渉をなくすか、又はコイルを
より小型化する場合には、従動部材と一諸に回転
させるしか方法がなく、前者の場合にはコイルの
占積率が小さくなり、後者の場合にはコイルの端
子が常に動くため耐久性が悪くなつてしまう。更
には従動部材が磁性材からなるカツプ状であるた
め、慣性モーメントが大きく吸引時に伝達板と従
動部材にすべりが発生し耐久性の悪いものとなつ
ていた。
本発明は吸引時の慣性モーメントを極めて小さ
くし耐久性を向上させたトリガー装置を得ること
を目的としている。更に他の目的は、コイルの占
積率を小さくすることなく、より小型なトリガー
装置を得ることにある。
次いで本発明の特徴は、活字を選択して印字す
る小型プリンタのトリガー装置において、 連続回転する駆動歯車と、 該駆動歯車と噛合する遊星歯車と、 該遊星歯車と噛合する制動歯車と、 該制動歯車と一体的に回転するブレーキ板と、 該ブレーキ板の側面に対向して設けた継鉄部材
と、 該継鉄部材に設けたコイルと、 前記継鉄部材の回転を防止する回転止め部材
と、 前記遊星歯車を軸着しばね部材により一方向に
付勢され回動可能に軸支された遊星腕とからな
り、 前記コイルに選択的に通電し前記ブレーキ板と
前記継鉄部材を吸着し前記制動歯車の回転を停止
させると共に、前記遊星歯車の回転駆動によつて
前記遊星腕を一方向に回転させるよう構成したこ
とである。
第1図は本発明の一実施例を示す斜視図であ
り、本発明によるトリガー装置を活字選択機構に
応用した一例である。第2図は本発明のトリガー
装置の断面図である。
以下第1図、第2図により本発明の詳細な説明
を行なう。
図において、1は外周に据歯状の溝部2を有し
た活字輪軸であり、外周に活字3を有する活字輪
4を軸承している。5は活字輪4の側面に取り付
けられ、活字輪軸の溝部2と係合すべく矢印a方
向へのばね力を有し、活字輪4の側面に設けた凹
部6と摺動可能に係合している活字輪ばねであ
る。7は選択爪であり、活字輪ばね5と活字輪軸
1の溝部2との係合、離脱を制御し、更には遊星
歯車10を軸部702で軸着する遊星腕でもあ
る。8は選択爪7を軸承し駆動歯車9を固着し矢
印b方向へ回転を行なう選択爪軸である。11は
制動歯車であり、選択爪7の待機状態に於いて駆
動歯車9、遊星歯車10、制動歯車11の中心は
ほぼ一直線上になつている。12,13,14は
電磁ブレーキ装置であり、12は磁性材からなる
ブレーキ円板、13は磁性材からなる継鉄、14
はコイルでブレーキ円板12の穴12が制動歯車
11の側面の突出部111に嵌着されている。コ
イル14は継鉄13の内部に挿着されている。制
動歯車11、ブレーキ円板12、継鉄13は軸1
5に軸承されており、継鉄13は突出部131が
回転止め軸20に係合し回転不可能となつてい
る。16は活字3の印字位置17に印字紙18を
はさんで対向し印字を行なう印字ハンマーであ
る。19は選択爪7を矢印d方向に付勢するばね
である。かかる構成により成る活字選択機構の作
動を次に説明する。
活字選択行程において、活字輪軸1は矢印c方
向に回転を行なう。又選択爪軸8を矢印b方向に
回転を行ない、選択爪軸8に固着した駆動歯車9
を一体に回転させ、選星歯車10、制動歯車1
1、ブレーキ円板12も回転する。活字輪軸1が
矢印c方向へ回転を行なうと、活字輪ばね5は自
身のばね力により溝部2と係合し、かつ活字輪側
面の凹部6と係合しているため活字輪4を活字輪
軸1と同方向に回転させようとする。しかしなが
ら待機状態にある選択爪7は、ばね19のばね力
により矢印d方向へ回転させられ活字輪4の度当
り部401に当つて静止しているため、活字輪軸
1と一体に回転しようとする活字輪ばね5の頭部
501は選択爪7の頭部701の斜面にて止めら
れ、活字輪ばね5は反矢印a方向に持ち上げられ
て活字輪ばね5と活字輪軸1の溝部2との係合が
外れ、活字輪ばね5及び活字輪4と活字輪軸1と
は空転する。このように選択爪7の待機状態すな
わち活字3の選択されない時点においては、活字
輪ばね5が活字輪軸1の溝部2と係合・離脱をく
り返し、活字輪軸1は矢印c方向へ回転するが活
字輪4は回転を行なわない状態を保つている。印
字を行ないたい活字3に対応する溝部2が活字輪
ばね5の対向位置にくると、コイル14に通電を
行ない後述する電磁手段の作動により選択爪7を
ばね19の力に逆らいながら反矢印d方向に回転
させ、活字輪ばね5の頭部501と当接しない地
点まで移動させる。活字輪ばね5は選択爪7によ
り活字輪軸1の溝部2との係合を外されないた
め、活字輪軸1と活字輪4を一体に回転させ活字
3を印字位置17まで回転させる。各桁とも同様
な作動を行ない印字位置17に印字すべき活字3
がすべて整列されると、印字ハンマー16が印字
紙18をはさんで活字3と接触し印字を行なう。
以上で活字選択及び印字の行程が終了する。
次に先に述べた電磁手段、即ち本発明によるト
リガー装置の作動の説明を行なう。待機状態、即
ちコイル14に通電されていない状態では選択爪
軸8が矢印b方向に回転していると駆動歯車9、
遊星歯車10、制動歯車11、フレーキ円板12
もそれぞれ矢印e,f,g,h方向に回転してい
る。コイル14に通電すると、ブレーキ円板1
2,継鉄13で構成された磁気回路が閉じ、ブレ
ーキ円板12が継鉄13に吸着される。継鉄13
は回転不可能に取着されているため、ブレーキ円
板12の回転は停止する。ブレーキ円板12が停
止すると突出部111、穴121で嵌着されてい
る制動歯車11も停止する。制動歯車11が停止
しても駆動歯車9は矢印e方向に更に回転してい
るため選択爪7は遊星歯車10により反矢印d方
向にばね19のばね力に逆らいながら回転し、活
字輪ばね5との係合がはずれる。活字輪ばね5が
印字輪軸1と一体となり回転を開始した後コイル
14への通電を切ると、ブレーキ円板12と継鉄
13の吸着力は消去されブレーキ円板12の回転
は自由となる。ブレーキ円板12の回転が自由に
なるとばね19により選択爪7は矢印d方向に遊
星歯車10、制動歯車11、ブレーキ円板12を
それぞれ回転させながら回転し待機位置に復帰す
る。以上がトリガー装置の作動である。
次に活字輪4の復帰工程であるが、印字が終了
すると活字輪軸1は更に矢印c方向に回転を行な
い活字輪ばね5及び活字輪4も一体となり回転を
行なう。活字輪ばね5の頭部501がすでに待機
位置に静止している選択爪の頭部701と当接す
ると、活字輪ばね5は再び反矢印a方向に押し上
げられ活字輪軸の溝部2との係合が外れ、活字輪
4は停止し活字輪軸1は空転する。以上で一印字
サイクルが終了する。
続いて第3図、第4図に本発明のトリガー装置
の他の実施例を示す。第3図は選択爪21(遊星
腕)の回転中心を制動歯車22と同軸上に配設し
た例であり選択爪軸23上に電磁ブレーキ27も
配設してある。24は遊星歯車、25は矢印i方
向に連続回転する駆動軸26に固着された駆動歯
車である。作動原理は前述した方法と同一であ
り、電磁ブレーキ27により制動歯車22の回転
を停止し遊星歯車24により選択爪21を矢印j
方向に回転させる。第4図は制動歯車32に内歯
車を用いた例である。制動歯車32に内歯車を用
いることにより、選択爪31(遊星腕)、駆動歯
車33、電磁ブレーキ34を駆動軸35の同軸上
に配設することができ、より小型化が可能とな
る。作動原理は前述した方法と同一であり、電磁
ブレーキ34により制動歯車32を停止し遊星歯
車36により選択爪31を回転させる。
以上の実施例では活字選択機構に本発明のトリ
ガー装置を用いて説明したが、本発明によるトリ
ガー装置は、小型プリンタの紙送り機構、印字機
構等、電磁石によりトリガーさせる方式の機構に
ついて幅広く応用が可能である。
以上説明したように本構造によると電磁ブレー
キのブレーキ円板と継鉄の隙間は微少であるた
め、磁気損失が少なく非常に小さな消費電力で大
きな吸引力を得ることができ、選択爪の回転力は
モーター等の駆動力により得られるため電磁ブレ
ーキ部は極めて安価、小型にすることができる。
更には電磁ブレーキの継鉄及びコイルは固定でき
るためそれぞれの慣性モーメントを気にすること
なく、又コイルと継鉄の隙間もなくすことがで
き、必要な起磁力を得るにもコイルの占積率を大
きくすることができ、形状が小さくできる。
更にはブレーキをかけ停止させる回転体が磁性
材であるブレーキ円板と制動歯車であるためブレ
ーキ円板は厚さが薄くでき、制動歯車はプラスチ
ツク等で製造可能なため、極めて小さな慣性モー
メントにすることが可能となり、ブレーキ時のブ
レーキ円板と継鉄のすべりが極めて少なくなり耐
久性が大巾に向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明によるトリガー装置の
一実施例の斜視図、断面図である。第3図、第4
図は他の実施例を示す斜視図である。 1……活字輪軸、4……活字輪、5……活字輪
爪、7,21,31……選択爪(遊星腕)、8…
…選択爪軸、9,25,33……駆動歯車、1
0,24,36……遊星歯車、11,22,32
……制動歯車、12……ブレーキ円板、13……
継鉄、14……コイル、19……選択爪ばね、2
7,34……電磁ブレーキ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 活字を選択して印字する小型プリンタのトリ
    ガー装置において、 連続回転する駆動歯車と、 該駆動歯車と噛合する遊星歯車と、 該遊星歯車と噛合する制動歯車と、 該制動歯車と一体的に回転するブレーキ板と、 該ブレーキ板の側面に対向して設けた継鉄部材
    と、 該継鉄部材に設けたコイルと、 前記継鉄部材の回転を防止する回転止め部材
    と、 前記遊星歯車を軸着しばね部材により一方向に
    付勢され回動可能に軸支された遊星腕とからな
    り、 前記コイルに選択的に通電し前記ブレーキ板と
    前記継鉄部材を吸着し前記制動歯車の回転を停止
    させると共に、前記遊星歯車の回転駆動によつて
    前記遊星腕を一方向に回転させるよう構成したこ
    とを特徴とする小型プリンタのトリガー装置。
JP12567280A 1980-09-10 1980-09-10 Triggering device for small-size printer Granted JPS5749565A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12567280A JPS5749565A (en) 1980-09-10 1980-09-10 Triggering device for small-size printer

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12567280A JPS5749565A (en) 1980-09-10 1980-09-10 Triggering device for small-size printer

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Publication Number Publication Date
JPS5749565A JPS5749565A (en) 1982-03-23
JPH0123312B2 true JPH0123312B2 (ja) 1989-05-01

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ID=14915797

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JP12567280A Granted JPS5749565A (en) 1980-09-10 1980-09-10 Triggering device for small-size printer

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