JPS641761Y2 - - Google Patents
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- JPS641761Y2 JPS641761Y2 JP11260981U JP11260981U JPS641761Y2 JP S641761 Y2 JPS641761 Y2 JP S641761Y2 JP 11260981 U JP11260981 U JP 11260981U JP 11260981 U JP11260981 U JP 11260981U JP S641761 Y2 JPS641761 Y2 JP S641761Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drum
- drive cord
- drive
- antenna
- cord
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 4
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 3
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 18
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 18
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 238000005336 cracking Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
- 239000011800 void material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Aerials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、例えば、自動車等の車輌に組込まれ
る多段伸縮のアンテナ素子をモータ駆動によつ
て、伸縮作動する車輌用のアンテナ装置に係り、
特に、このアンテナ装置のアンテナ素子に連結さ
れたドライブコードとモータ駆動部の回転ドラム
の接続装置に関する。
る多段伸縮のアンテナ素子をモータ駆動によつ
て、伸縮作動する車輌用のアンテナ装置に係り、
特に、このアンテナ装置のアンテナ素子に連結さ
れたドライブコードとモータ駆動部の回転ドラム
の接続装置に関する。
既に提案されているこの種の車輌用のアンテナ
装置は、第1図乃至第8図に示されるように、組
立前、長尺にして、しかも、伸縮自在のアンテナ
部1と、モータ駆動部2とに2分割して設けられ
ている。又、上記アンテナ部1は、可撓性のアウ
ターチユーブ3と一体をなすアンテナ収納管4に
アンテナ素子5を伸縮自在に設け、このアンテナ
素子5の下端部にドライブコード6を連結し、こ
のドライブコード6の下端部に円筒状をなす係合
子7を固着したものである。
装置は、第1図乃至第8図に示されるように、組
立前、長尺にして、しかも、伸縮自在のアンテナ
部1と、モータ駆動部2とに2分割して設けられ
ている。又、上記アンテナ部1は、可撓性のアウ
ターチユーブ3と一体をなすアンテナ収納管4に
アンテナ素子5を伸縮自在に設け、このアンテナ
素子5の下端部にドライブコード6を連結し、こ
のドライブコード6の下端部に円筒状をなす係合
子7を固着したものである。
一方、上記モータ駆動部2は上記ドライブコー
ド6の挿入口8を備えたドラムケース9の一端部
に可逆回転する駆動モータ10を設置し、この駆
動モータ10の出力軸によつて回転するウオーム
とウオームホイールとで構成するウオーム歯車装
置及びクラツチ(いずれも図示せず)を介して作
動する外側ドラム11と内側ドラム12とで一体
的に構成される回転ドラム13(ドライブコード
巻付けドラム)を支軸14で回転自在に軸装した
ものである。
ド6の挿入口8を備えたドラムケース9の一端部
に可逆回転する駆動モータ10を設置し、この駆
動モータ10の出力軸によつて回転するウオーム
とウオームホイールとで構成するウオーム歯車装
置及びクラツチ(いずれも図示せず)を介して作
動する外側ドラム11と内側ドラム12とで一体
的に構成される回転ドラム13(ドライブコード
巻付けドラム)を支軸14で回転自在に軸装した
ものである。
特に、上記回転ドラム13の内側ドラム12に
形成された凹窩部15は、第8図に示されるよう
に、上記駆動モータ10の正回転時、上記ドライ
ブコード6を巻取る際に上記係合子7の端面7a
と係合する段部15aと、上記駆動モータ10の
逆回転時、上記ドライブコード6を巻戻す際に係
合子7の端面7bと係合する段部15bとで形成
されている。さらに、上記段部15aは上記係合
子7を摺動し易いように僅かに傾斜した略直線的
な形状をしており、上記ドライブコード6が内側
ドラム12に巻取られるとき、上記係合子7を奥
(第8図で下方)へ入り易くしている。又、他方
の上記段部15bは僅かに傾斜した直線的な形状
と彎曲部(R部)15b1とで形成されており、上
記ドライブコード6が内側ドラム12から巻戻す
とき、上記係合子7を凹窩部15から上記彎曲部
15b1によつて抜け出さないようになつている。
従つて、上述したアンテナ装置のアンテナ部1と
上記モータ駆動部2とを自動車に取付ける場合に
は、第1図に示されるように、フロントウインド
16とサイドウインド17との間のビラー部18
内に、上記アンテナ部1のアンテナ収納筒4とア
ウターチユーブ3を挿入して取付け、これをブラ
ケツト19で固定し、上記アンテナ素子5のみが
上記ビラー部18の頂部から突出するようになつ
ている。
形成された凹窩部15は、第8図に示されるよう
に、上記駆動モータ10の正回転時、上記ドライ
ブコード6を巻取る際に上記係合子7の端面7a
と係合する段部15aと、上記駆動モータ10の
逆回転時、上記ドライブコード6を巻戻す際に係
合子7の端面7bと係合する段部15bとで形成
されている。さらに、上記段部15aは上記係合
子7を摺動し易いように僅かに傾斜した略直線的
な形状をしており、上記ドライブコード6が内側
ドラム12に巻取られるとき、上記係合子7を奥
(第8図で下方)へ入り易くしている。又、他方
の上記段部15bは僅かに傾斜した直線的な形状
と彎曲部(R部)15b1とで形成されており、上
記ドライブコード6が内側ドラム12から巻戻す
とき、上記係合子7を凹窩部15から上記彎曲部
15b1によつて抜け出さないようになつている。
従つて、上述したアンテナ装置のアンテナ部1と
上記モータ駆動部2とを自動車に取付ける場合に
は、第1図に示されるように、フロントウインド
16とサイドウインド17との間のビラー部18
内に、上記アンテナ部1のアンテナ収納筒4とア
ウターチユーブ3を挿入して取付け、これをブラ
ケツト19で固定し、上記アンテナ素子5のみが
上記ビラー部18の頂部から突出するようになつ
ている。
他方、上記モータ駆動部2はダツシユボード2
0の空隙内に固定される。(第1図参照)。
0の空隙内に固定される。(第1図参照)。
次に、上記アンテナ部1と上記モータ駆動部2
とを連結するには、第1図に示されるように、ア
ンテナ素子5を全部引き伸して、ドライブコード
6を巻戻し状態にし、上記アウターチユーブ3か
ら係合子7を露出させる。次に、この係合子7を
上記モータ駆動部2の挿入口8内に挿入する。す
ると、この係合子7は、コード挿入孔を通して上
記回転ドラム13の上記内・外側ドラム11と1
2との間隙内に挿入されるので、予め、駆動モー
タ10によつて回転している回転ドラム13の内
側ドラム12の凹窩部15に係合子7を差し込む
と同時に、この係合子7の端面7aが段部15a
に沿つて奥の方へ案内されながら、ドライブコー
ド6を内側ドラム12に巻取られるようになつて
いる。このようにして、上記ドライブコード6が
上記回転ドラム13の内側ドラム12に巻取り完
了した後は、第2図に示されるように上記アウタ
ーチユーブ3の接続金具3aを上記ドラムケース
9の挿入口8の取付部9aに、例えば、スナツプ
止金21で接続し、取付け作業を完了するように
なつている。
とを連結するには、第1図に示されるように、ア
ンテナ素子5を全部引き伸して、ドライブコード
6を巻戻し状態にし、上記アウターチユーブ3か
ら係合子7を露出させる。次に、この係合子7を
上記モータ駆動部2の挿入口8内に挿入する。す
ると、この係合子7は、コード挿入孔を通して上
記回転ドラム13の上記内・外側ドラム11と1
2との間隙内に挿入されるので、予め、駆動モー
タ10によつて回転している回転ドラム13の内
側ドラム12の凹窩部15に係合子7を差し込む
と同時に、この係合子7の端面7aが段部15a
に沿つて奥の方へ案内されながら、ドライブコー
ド6を内側ドラム12に巻取られるようになつて
いる。このようにして、上記ドライブコード6が
上記回転ドラム13の内側ドラム12に巻取り完
了した後は、第2図に示されるように上記アウタ
ーチユーブ3の接続金具3aを上記ドラムケース
9の挿入口8の取付部9aに、例えば、スナツプ
止金21で接続し、取付け作業を完了するように
なつている。
しかしながら、上述したアンテナ装置における
取付け作業は、人間工学的に問題がある。即ち、
上記モータ駆動部2を設置するダツシユボード2
0の空間は、狭い空間で仕切られており、この空
間内に作業者が手を入れて、上記ドライブコード
6の係合子7を手さぐりで探して、これを挿入口
8へ挿入すると共に、上記係合子7を回転してい
る上記回転ドラム13の凹窩部15に係合させる
ことは、これに要する時間と引掛けのタイミング
が熟練を要する作業とされている。
取付け作業は、人間工学的に問題がある。即ち、
上記モータ駆動部2を設置するダツシユボード2
0の空間は、狭い空間で仕切られており、この空
間内に作業者が手を入れて、上記ドライブコード
6の係合子7を手さぐりで探して、これを挿入口
8へ挿入すると共に、上記係合子7を回転してい
る上記回転ドラム13の凹窩部15に係合させる
ことは、これに要する時間と引掛けのタイミング
が熟練を要する作業とされている。
即ち、ドライブコード6の係合子7の挿入速度
が上記回転ドラム13の回転速度より速いと、タ
イミングが合致しないから、素通して引掛けミス
を生じ、凹窩部15の段部15bの一部を折損し
たり、亀裂を生じるおそれがある。
が上記回転ドラム13の回転速度より速いと、タ
イミングが合致しないから、素通して引掛けミス
を生じ、凹窩部15の段部15bの一部を折損し
たり、亀裂を生じるおそれがある。
又一方、ドライブコード6の係合子7の挿入速
度が上記回転ドラム13の回転速度より遅いと、
これもタイミングが合致しないから、引掛けミス
により、リバウンドを生じるばかりでなく、作業
者が精神的にイライラを生じ、押込んでやろうと
いう意識が働いて、変な押込力が作用したり、或
いは何度も突き込むような押込み操作を行つてし
まい、これにより、上記係合子7が凹窩部15に
偏倚して挿入されるばかりでなく、内側ドラム1
2と外側ドラム11との間隙に喰込んだり、又は
入り込んで巻取り不能になる等の不都合がある。
度が上記回転ドラム13の回転速度より遅いと、
これもタイミングが合致しないから、引掛けミス
により、リバウンドを生じるばかりでなく、作業
者が精神的にイライラを生じ、押込んでやろうと
いう意識が働いて、変な押込力が作用したり、或
いは何度も突き込むような押込み操作を行つてし
まい、これにより、上記係合子7が凹窩部15に
偏倚して挿入されるばかりでなく、内側ドラム1
2と外側ドラム11との間隙に喰込んだり、又は
入り込んで巻取り不能になる等の不都合がある。
本考案は、上述した点に鑑み、ドライブコード
の挿入口を備えたドラムケース内に外側ドラムと
内側ドラムとで構成される回転ドラムを回転自在
に軸装し、上記内側ドラムの外周面に上記ドライ
ブコードの係合子を係合させる傾斜した多数の歯
形を形成し、これにより、上記回転ドラムを損傷
することなく、この回転ドラムにドライブコード
の係合子をタイミングよく、円滑に連結させるよ
うにしたことを目的とするアンテナ装置を提供す
るものである。
の挿入口を備えたドラムケース内に外側ドラムと
内側ドラムとで構成される回転ドラムを回転自在
に軸装し、上記内側ドラムの外周面に上記ドライ
ブコードの係合子を係合させる傾斜した多数の歯
形を形成し、これにより、上記回転ドラムを損傷
することなく、この回転ドラムにドライブコード
の係合子をタイミングよく、円滑に連結させるよ
うにしたことを目的とするアンテナ装置を提供す
るものである。
以下、本考案を車輌用のアンテナ装置に適用し
た図示の一実施例について説明する。なお、本考
案は、上述した具体例と同じ構成部材には同じ符
号を附して説明する。
た図示の一実施例について説明する。なお、本考
案は、上述した具体例と同じ構成部材には同じ符
号を附して説明する。
第4図乃至第8図において、符号1はアンテナ
部であつて、このアンテナ部1は、可撓性のアウ
ターチユーブ3と一体をなすアンテナ収納管4に
アンテナ素子5を伸縮自在に設け、このアンテナ
素子5の下端部にドライブコード6を連結し、こ
のドライブコード6の下端部に円柱状をなし、し
かも、合成樹脂材による係合子7を固着したもの
である。なお、この係合子7には、第4図及び第
6図に示されるように、ドライブコード6の先端
部6aが僅かに突出しており、この先端部6aは
後述する内側ドラム12の歯面22に当接するよ
うになつている。
部であつて、このアンテナ部1は、可撓性のアウ
ターチユーブ3と一体をなすアンテナ収納管4に
アンテナ素子5を伸縮自在に設け、このアンテナ
素子5の下端部にドライブコード6を連結し、こ
のドライブコード6の下端部に円柱状をなし、し
かも、合成樹脂材による係合子7を固着したもの
である。なお、この係合子7には、第4図及び第
6図に示されるように、ドライブコード6の先端
部6aが僅かに突出しており、この先端部6aは
後述する内側ドラム12の歯面22に当接するよ
うになつている。
一方、上記アンテナ部1に連結され、しかも、
自動車のダツシユボード20の空間に設置される
モータ駆動部2は、上記ドライブコード6の挿入
口8を備えたドラムケース9の一端部に可逆回転
する駆動モータ10を設置し、上記ドラムケース
9内に外側ドラム11と合成樹脂材による内側ド
ラム12とで構成される回転ドラム13を支軸1
4で回転自在に軸装すると共に、上記駆動モータ
10の出力軸の回転をウオーム歯車装置及びクラ
ツチ(いずれも図示されず)を介して、上記回転
ドラム13に可逆転し得るようにしたものであ
る。
自動車のダツシユボード20の空間に設置される
モータ駆動部2は、上記ドライブコード6の挿入
口8を備えたドラムケース9の一端部に可逆回転
する駆動モータ10を設置し、上記ドラムケース
9内に外側ドラム11と合成樹脂材による内側ド
ラム12とで構成される回転ドラム13を支軸1
4で回転自在に軸装すると共に、上記駆動モータ
10の出力軸の回転をウオーム歯車装置及びクラ
ツチ(いずれも図示されず)を介して、上記回転
ドラム13に可逆転し得るようにしたものであ
る。
特に、上記回転ドラム13の外側ドラム11は
第4図に示されるように、碗形に形成されてお
り、この外側ドラム11の内端面11aには、第
5図に示されるように、合成樹脂材で碗形に成形
された内側ドラム12がこの内側ドラム12の複
数の突出部12aによつて実質的に一体にかしめ
付けされている。又、上記内側ドラム12の外周
面には同一のねじれ角で上記内側ドラム12のド
ラム軸方向に対して傾斜した多数の歯形22が上
記ドライブコード6の係合子7を係合させるよう
にして設けられており、この歯形22と上記外側
ドラム11の内側との間には間隙23が上記ドラ
イブコード6を巻装し得るようにして形成されて
いる。なお、上記内側ドラム12の内がわには補
強リブ12bが放射状に形成されている。又、上
記ドラムケース9内には、第8図に示されるよう
に、コード挿入孔24が上記ドライブコード6の
挿入口8に連通して設けられており、このコード
挿入孔24の内端部は、第8図に示されるよう
に、切欠挿入口25を形成している。特に、本考
案の要部を構成する上記内側ドラム12形成され
た傾斜した複数の歯形22の端面22aは、第4
図に示されるように、上記駆動モータ10の正回
転時、上記ドライブコード6を巻取る際に係合子
7の端面7aに係合するようになつており、他
方、上記歯形22の端面22bは、上記駆動モー
タ10の逆回転時、上記ドライブコード6を巻戻
す際に係合子7の端面7bに係合するようになつ
ている。さらに、上記歯形22の一端部には面取
りした傾斜面22cが形成されており、この傾斜
面22cは上記係合子7を円滑に各歯形22の条
溝26に案内し得るようになつている。
第4図に示されるように、碗形に形成されてお
り、この外側ドラム11の内端面11aには、第
5図に示されるように、合成樹脂材で碗形に成形
された内側ドラム12がこの内側ドラム12の複
数の突出部12aによつて実質的に一体にかしめ
付けされている。又、上記内側ドラム12の外周
面には同一のねじれ角で上記内側ドラム12のド
ラム軸方向に対して傾斜した多数の歯形22が上
記ドライブコード6の係合子7を係合させるよう
にして設けられており、この歯形22と上記外側
ドラム11の内側との間には間隙23が上記ドラ
イブコード6を巻装し得るようにして形成されて
いる。なお、上記内側ドラム12の内がわには補
強リブ12bが放射状に形成されている。又、上
記ドラムケース9内には、第8図に示されるよう
に、コード挿入孔24が上記ドライブコード6の
挿入口8に連通して設けられており、このコード
挿入孔24の内端部は、第8図に示されるよう
に、切欠挿入口25を形成している。特に、本考
案の要部を構成する上記内側ドラム12形成され
た傾斜した複数の歯形22の端面22aは、第4
図に示されるように、上記駆動モータ10の正回
転時、上記ドライブコード6を巻取る際に係合子
7の端面7aに係合するようになつており、他
方、上記歯形22の端面22bは、上記駆動モー
タ10の逆回転時、上記ドライブコード6を巻戻
す際に係合子7の端面7bに係合するようになつ
ている。さらに、上記歯形22の一端部には面取
りした傾斜面22cが形成されており、この傾斜
面22cは上記係合子7を円滑に各歯形22の条
溝26に案内し得るようになつている。
従つて、本考案によるアンテナ部1とモータ駆
動2を自動車に取付ける場合には、第2図に示さ
れるように、アンテナ素子5を全部引き伸して、
ドライブコード6を巻戻し状態にし、上記アウタ
ーチユーブ3から係合子7を露出させる。次に、
この係合子7を、上記モータ駆動部2の挿入口8
からコード挿入孔24を通して切欠挿入口25へ
挿入する。すると、予め、駆動モータ10によつ
て回転している回転ドラム13の内側ドラム12
の各歯形22の条溝26に係合子7を差し込むと
共に、この係合子7の端面7aが傾斜した歯形2
2の端面22aに沿つて奥の方へ案内されなが
ら、ドライブコード6を内側ドラム12の外周に
巻取るようになつている。このようにして、上記
ドライブコード6が上記回転ドラム13の内側ド
ラム12に巻取り完了した後は、第2図に示され
るように、上記アウターチユーブ3の接続金具3
aを上記ドラムケース9の取付部9aにスナツプ
止金21で接続し、取付け作業を完了するように
なつている。
動2を自動車に取付ける場合には、第2図に示さ
れるように、アンテナ素子5を全部引き伸して、
ドライブコード6を巻戻し状態にし、上記アウタ
ーチユーブ3から係合子7を露出させる。次に、
この係合子7を、上記モータ駆動部2の挿入口8
からコード挿入孔24を通して切欠挿入口25へ
挿入する。すると、予め、駆動モータ10によつ
て回転している回転ドラム13の内側ドラム12
の各歯形22の条溝26に係合子7を差し込むと
共に、この係合子7の端面7aが傾斜した歯形2
2の端面22aに沿つて奥の方へ案内されなが
ら、ドライブコード6を内側ドラム12の外周に
巻取るようになつている。このようにして、上記
ドライブコード6が上記回転ドラム13の内側ド
ラム12に巻取り完了した後は、第2図に示され
るように、上記アウターチユーブ3の接続金具3
aを上記ドラムケース9の取付部9aにスナツプ
止金21で接続し、取付け作業を完了するように
なつている。
なお、上記ドライブコード6の巻戻し動作は、
上記駆動モータ10を逆回転することにより行わ
れ、これによつて、アンテナ素子を自動車の屋根
に伸張し得るようになつている。
上記駆動モータ10を逆回転することにより行わ
れ、これによつて、アンテナ素子を自動車の屋根
に伸張し得るようになつている。
以上述べたように本考案によれば、ドライブコ
ード6の挿入口8を備えたドラムケース9内に外
側ドラム11と内側ドラム12とで構成される回
転ドラム13を回転自在に軸装し、上記内側ドラ
ム11の外周面に上記ドライブコード6の係合子
7を係合する傾斜した多数の歯形22を形成して
あるので、上記回転ドラム13に係合子7をタイ
ミングよく円滑に挿入して連結することができる
ばかりでなく、傾斜した歯形を成形したものであ
るから、構成も簡単であり、連結時、熟練を要し
たり、損傷するおおそれもなくなる等の実用的な
効果を有する。
ード6の挿入口8を備えたドラムケース9内に外
側ドラム11と内側ドラム12とで構成される回
転ドラム13を回転自在に軸装し、上記内側ドラ
ム11の外周面に上記ドライブコード6の係合子
7を係合する傾斜した多数の歯形22を形成して
あるので、上記回転ドラム13に係合子7をタイ
ミングよく円滑に挿入して連結することができる
ばかりでなく、傾斜した歯形を成形したものであ
るから、構成も簡単であり、連結時、熟練を要し
たり、損傷するおおそれもなくなる等の実用的な
効果を有する。
第1図は既に提案されているアンテナ装置を自
動車に組込んだ状態を示す図、第2図は第1図の
アンテナ装置の分解斜視図、第3図は上記アンテ
ナ装置の回転ドラムと係合子との関係を示す図、
第4図は本考案のアンテナ装置の要部を示す断面
図、第5図は本考案に組込まれる内側ドラムの断
面図、第6図は第4図中の鎖線A−Aに沿う断面
図、第7図は同上平面図、第8図は本考案の要部
を示す分解斜視図である。 1……アンテナ部、2……モータ駆動部、5…
…アンテナ素子、6……ドライブコード、7……
係合子、8……挿入口、9……ドラムケース、1
1……外側ドラム、12……内側ドラム、13…
…回転ドラム、14……支軸。
動車に組込んだ状態を示す図、第2図は第1図の
アンテナ装置の分解斜視図、第3図は上記アンテ
ナ装置の回転ドラムと係合子との関係を示す図、
第4図は本考案のアンテナ装置の要部を示す断面
図、第5図は本考案に組込まれる内側ドラムの断
面図、第6図は第4図中の鎖線A−Aに沿う断面
図、第7図は同上平面図、第8図は本考案の要部
を示す分解斜視図である。 1……アンテナ部、2……モータ駆動部、5…
…アンテナ素子、6……ドライブコード、7……
係合子、8……挿入口、9……ドラムケース、1
1……外側ドラム、12……内側ドラム、13…
…回転ドラム、14……支軸。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 内側ドラムの外周面と外側ドラムの内周面と
の間にドラム軸方向の一端において解放された
リング状の空〓部を形成した回転ドラムと、上
記空〓部内に基端部が巻回収納されるドライブ
コードと、上記回転ドラムを収納するドラムケ
ースと、上記ドライブコードの一端部に連結さ
れた多段伸縮のアンテナ素子を備え、上記回転
ドラムの正逆回転により上記ドライブコードを
介して上記アンテナ素子を伸縮作動させるアン
テナ装置において、上記ドライブコードの基端
部に係合子を付設し、上記内側ドラムの外周面
に上記係合子を係合するように上記内側ドラム
の上記ドラム軸方向に対して傾斜した多数の歯
形を形成したことを特徴とするアンテナ装置。 2 内側ドラムを合成樹脂材で形成し、これを外
側ドラムと一体にして回転ドラムを構成したこ
とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
記載のアンテナ装置。 3 内側ドラムの歯形を同一のねじれ角にして形
成したことを特徴とする実用新案登録請求の範
囲第1項又は第2項記載のアンテナ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11260981U JPS5819503U (ja) | 1981-07-29 | 1981-07-29 | アンテナ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11260981U JPS5819503U (ja) | 1981-07-29 | 1981-07-29 | アンテナ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5819503U JPS5819503U (ja) | 1983-02-07 |
JPS641761Y2 true JPS641761Y2 (ja) | 1989-01-17 |
Family
ID=29906930
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11260981U Granted JPS5819503U (ja) | 1981-07-29 | 1981-07-29 | アンテナ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5819503U (ja) |
-
1981
- 1981-07-29 JP JP11260981U patent/JPS5819503U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5819503U (ja) | 1983-02-07 |
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