JPS641648Y2 - - Google Patents

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JPS641648Y2
JPS641648Y2 JP263584U JP263584U JPS641648Y2 JP S641648 Y2 JPS641648 Y2 JP S641648Y2 JP 263584 U JP263584 U JP 263584U JP 263584 U JP263584 U JP 263584U JP S641648 Y2 JPS641648 Y2 JP S641648Y2
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switch
voltage
load
output side
resistor
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JP263584U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は例えばIC試験装置に用いられ、負
荷に電圧を印加した時に流れる電流を測定する電
圧印加電流測定装置に関する。
〈従来技術〉 従来のこの種の装置は第1図に示すように、初
期状態(第2図時点t0)ではスイツチ11をa側
に接続して、演算増幅器12の反転入力側を入力
抵抗器13、スイツチ11を通じて接地し、次に
第2図B,Cに示すように時点t1にスイツチ1
4,15をそれぞれONにして、演算増幅器12
の出力側が抵抗器16−スイツチ14−抵抗器1
7−スイツチ15−バツフア回路18−抵抗器1
9を通じて演算増幅器12の反転入力側に接続し
て負帰還増幅回路21を構成し、その後の時点t2
にスイツチ11をb側に切替えて電圧源22の電
圧を抵抗器13を通じて演算増幅器12に印加
し、その時得られた演算増幅器12の出力電圧を
負荷23へ印加し、その時抵抗器16に生じる降
下電圧を差動増幅器24で検出し、その差動増幅
器24の出力を例えばAD変換器25でデジタル
信号に変換し、そのデジタル信号を表示器26に
表示する。
いま抵抗器13,19,16の各抵抗値をそれ
ぞれR1,R2,R3、電圧源22の電圧をV1、演算
増幅器12の出力電圧をVa、抵抗器16及びス
イツチ14の接続点の電圧をV0、スイツチ14
及び負荷23の接続点27の電圧をVs、差動増
幅器24の利得をn、出力電圧をVm、抵抗器1
6を流れる電流をIlとすると、負荷23に印加さ
れる電圧Vsは Vs=−V1・R2/R1 となり、差動増幅器24の出力電圧Vmは Vm=n(Va−V0) であり、その電圧Vaは Va=V0+Il・R3 である。これら式より負荷23に流れる電流、つ
まり抵抗器16を流れる電流Ilは Il=Vm/n・R3 で測定される。なおスイツチ15をONにする前
はバツフア回路18の入力電圧が不安であり、ス
イツチ15をONにした瞬間に大電流が流れるこ
とがあり、その電流を制限するために抵抗器17
が用いられている。
このようにして負荷に電圧Vsを印加し、その
時の負荷電流Ilを測定した後、第2図に示すよう
に時点t3にスイツチ11をa側に切替え、更にそ
の後の時点t4にスイツチ14,15をそれぞれ
OFFにする。
初期状態でスイツチ11を接地側にしておくの
は次の理由による。即ちスイツチ14,15を
OFFの状態でスイツチ11を電圧源22側に接
続すると、負帰還増幅器21の負帰還ループが遮
断されているため、演算増幅器12の出力側に電
圧源22の電圧V1よりも高い電圧が現われるこ
とがあり、この状態でスイツチ14,15をON
にすると、その高電圧により負荷23が損傷する
おそれがある。このようなことがないように、負
帰還ループが形成されてない状態では演算増幅器
12の入力側を接地電位とする。
負荷23によつてはその端子に電圧が現われて
いることがある。例えば第1図に示すように、ト
ランジスタ28,29が直列に接続され、その一
端は電源端子に接続され、他端は接地されている
ものがあり、トランジスタ28,29の接続点を
負荷端子とする場合に、トランジスタ28が導
通、トランジスタ29が不導通状態にあると、そ
の負荷端子には電源電圧Vccに近い電圧V2が現
われている。このような場合負荷23とスイツチ
14との接続点27は第2図Dに示すように初期
状態(時点t0)で電圧V2が現われている。よつて
スイツチ14,15をONにすると、演算増幅器
12の入力側が接地されているため、時点t1に接
続点27の電圧VsはV2より0に下り、このため
に負荷23に大きな電流が流れ、負荷23が損傷
することがあつた。またスイツチ14がOFFの
状態で演算増幅器12の出力側はゼロ電位であ
り、接続点27はV2であるため、スイツチ14
をONにした時にスイツチ14にアークが発生
し、スイツチを劣化するおそれもあつた。
〈考案の概要〉 この考案は負荷に電圧を印加するに先立ち、そ
の負荷に電圧を印加するためのスイツチの両端を
負荷の測定端子と同一の電位に自動的に設定する
ように構成して、負荷の測定端子に電圧が生じて
いるような場合でも負荷を損傷するおそれがな
く、またスイツチを劣化するおそれがない電圧印
加電流測定装置を提供することにある。
〈実施例〉 第3図はこの考案による電圧印加電流測定装置
の実施例を示し、第1図と対応する部分に同一符
号を付けてある。この考案においては抵抗器16
及びスイツチ14の接続点とバツフア回路18の
出力側とは引算回路31に接続され、その両入力
の差が出力される。また差動増幅器24の出力側
は比較器32,33の各一方の入力側に接続され
る。引算回路31の出力側と、基準電源34,3
5とはそれぞれスイツチ36,37により切替え
て比較器32,33の他方の入力側に接続され
る。比較器32,33の各出力側はそれぞれ分離
用ダイオード38,39を通じて演算増幅器12
の反転入力側に接続される。差動増幅器24の出
力側とバツフア回路18の出力側とがスイツチ4
1でAD変換器25に切替え接続される。スイツ
チ36,37,41は連動とされ、スイツチ3
6,37,41が各a側に切替えられると、引算
回路31を比較器32,33に接続し、バツフア
回路18をAD変換器25に接続し、各b側に切
替えられると、基準電源34,35を比較器3
2,33に接続し、差動増幅器24をAD変換器
25に接続する。スイツチ14,15,36,3
7,41は制御装置42により第4図に示すよう
に制御される。
初期状態のステツプS1ではスイツチ14,15
はOFF、スイツチ36,37,41はa側とさ
れ、スイツチ14の抵抗器16側の電圧V0は不
定であり、接続点27の電圧は負荷23の端子電
圧V2であり、差動増幅器24の出力電圧Vmはゼ
ロである。
ステツプS2でスイツチ15をONにする。この
時、スイツチ14はOFFで抵抗器16に電流が
流れていないため、差動増幅器24の出力はゼロ
であり、このゼロが比較器32,33の一方の入
力として与えられている。一方、負荷23の測定
端子の電圧V2がスイツチ15を通じ、更にバツ
フア回路18を通じて引算回路31に入力され、
引算回路31の他方の入力はゼロであるから、引
算回路31から負荷23の測定端子の電圧V2
比較器32,33へ入力され、比較器32,33
の出力が演算増幅器12へ帰還され、引算回路3
1の両入力が等しくなるように動作し、抵抗器1
6及びスイツチ14の接続点の電圧V0がV2とな
る。
次にステツプS3でスイツチ14をONにする。
この時、スイツチ14の両端は共に電圧V2とな
り、スイツチ14に電流が流れず、負荷23に過
大電流が流れて負荷23が損傷するおそれがな
く、スイツチ14に放電が生じてスイツチ14が
劣化するおそれもない。この時必要に応じて負荷
測定端子の電圧V2を表示器26で知ることがで
きる。
ステツプS4でスイツチ36,37,41をb側
に接続する。この時接続点27の電圧Vsは第1
図について説明した従来技術と同様の値になり、
差動増幅器24の出力から負荷電流Ilに比例した
電圧Vmが得られる。この時、抵抗器16に過電
流が流れると比較器32又は33から出力が生
じ、これが演算増幅器12に負帰還され、過電流
が制限される。例えば負荷23へ流れる電流Ilが
過大になると、差動増幅器24の出力は大きな負
の値になり、これは基準電源35の負の基準電圧
よりも更に負であつて、比較器33の出力が正と
なり、これは演算増幅器12で反転されて演算増
幅器12の出力電圧を低下するように作用する。
ステツプS5でスイツチ36,37,41をa側
に接続して、スイツチ14の両端を電圧をV2
し、その後ステツプS6でスイツチ14をOFFと
する。この時スイツチ14は両端電圧が等しいた
め、アークは発生しない。ステツプS7でスイツチ
15もOFFとして初期状態に戻り、次のテスト
に移る。
負荷23としては第3図に示すトランジスタ回
路の他に第5図Aに示すようにフリツプフロツプ
43のQ出力側を測定端子とする場合、第5図B
に示すように入力バツフア44の入力側及び出力
バツフア45の出力側が測定端子に接続され、こ
れらバツフア44,45を制御端子46の制御信
号により切替えて動作状態とする入出力回路、第
5図Cに示すように測定端子が誤つて接地されて
いたり、電源端子に接続された場合、第5図Dに
示すように負荷23の複数の端子を複数のリレー
接点47を切替えて電圧源、即ち第3図の接続点
27に接続して測定する場合などに適用される。
これらにおいて半導体素子を損傷したり、リレー
接点47を劣化したりするおそれがない。
〈効果〉 以上述べたようにこの考案によれば、負荷の測
定端子に電圧がある場合でも、負荷や測定器を損
傷することなく電流を測定することができる。し
かもその測定時の過電流を制限するための比較器
32,33を利用して、引算回路31、スイツチ
36,37を付加するのみで簡単に構成すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電圧印加電流測定装置を示すブ
ロツク図、第2図はその動作を説明するための
図、第3図はこの考案による電圧印加電流測定装
置の一例を示すブロツク図、第4図は第3図の動
作を説明するための図、第5図は各種負荷を示す
図である。 12:演算増幅器、18:バツフア回路、2
1:負帰還増幅器、22:電圧源、23:負荷、
24:差動増幅器、25:AD変換器、26:表
示器、31:引算回路、32,33:比較器、3
4,35:基準電源、42:スイツチ制御回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電圧源と、その電圧源が入力側に接続され、帰
    還路にバツフア回路をもつ負帰還増幅器と、その
    負帰還増幅器の増幅出力側と負荷との間に挿入さ
    れた第1スイツチと、その第1スイツチ及び負荷
    の接続点と上記バツフア回路との間に直列に挿入
    された第2スイツチと、上記第1スイツチ及び増
    幅器の出力側間に直列に挿入された第1抵抗器
    と、その第1抵抗器の両端に接続され、これを流
    れる電流に対応した電圧を検出する差動増幅器
    と、上記第1抵抗器及び第1スイツチの接続点と
    上記バツフア回路の出力側との間に接続され、そ
    の両入力の差を出力する引算回路と、上記差動増
    幅器の出力側がそれぞれ一方の入力側に接続され
    各出力側が上記負帰還増幅器の入力側に接続され
    た第1及び第2比較器と、第1及び第2基準電圧
    をそれぞれ発生する第1及び第2基準電源と、こ
    れら第1及び第2基準電源と上記引算回路の出力
    側とをそれぞれ切替えて上記第1及び第2比較器
    の各他方の入力側に接続する第1及び第2切替ス
    イツチとを具備する電圧印加電流測定装置。
JP263584U 1984-01-11 1984-01-11 Expired JPS641648Y2 (ja)

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JPS61158862U JPS61158862U (ja) 1986-10-02
JPS641648Y2 true JPS641648Y2 (ja) 1989-01-13

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