JPS641605Y2 - - Google Patents

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JPS641605Y2
JPS641605Y2 JP16777082U JP16777082U JPS641605Y2 JP S641605 Y2 JPS641605 Y2 JP S641605Y2 JP 16777082 U JP16777082 U JP 16777082U JP 16777082 U JP16777082 U JP 16777082U JP S641605 Y2 JPS641605 Y2 JP S641605Y2
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JP
Japan
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gap
door
thin
cam
tapered
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JP16777082U
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JPS5971110U (ja
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Publication of JPS641605Y2 publication Critical patent/JPS641605Y2/ja
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  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、隙間検出装置に関し、より詳しく
は、自動組付け装置の位置決め用センサーとして
好適な隙間検出装置に関する。
隙間の測定には、テーパー状の薄板を隙間内に
挿入し、その挿入深さから隙間量を測定する手法
が広く採用されており、これには、例えば実開昭
47−18551号公報に見られるようなテーパー状円
板の回転角より隙間寸法を検出する測定装置も提
案されている。しかしながら、この種の測定は、
予じめ組付けられた部品間の間隙あるいは予じめ
削成されたスリツト巾等を測定するものであつ
て、被測定物あるいは測定装置のいずれか一方を
他方に位置合わせすることによつて行うものであ
るため、例えば自動組付け装置に取付けられて組
付けられる部品相互間の隙間を検出する場合のよ
うに、測定装置と隙間との間に位置ズレが生じた
ような場合には対応し得ないといつた不都合を有
している。
本考案はかかる問題に鑑み、相互の間に多少の
位置ズレがあつても隙間量を正確に測定すること
のできる特に自動組付け装置の位置決めセンサー
等に適した隙間検出装置を提供することを目的と
するものであり、以下に本考案の詳細を図示した
実施例に基づいて説明する。
第1,2図は、本考案装置を備えた自動車のド
アー組付け装置の一例を示すものであつて、図中
符号1はボデイ搬送ラインの両側に位置して適宜
の駆動機構により前後、左右、上下に移動し得る
よう取付けられたドアーの自動組付けユニツト
で、その前面には、常時ボデイ9の側面に対向す
るドアー保持枠2がアーム7に支持され、この保
持枠2にはドアー8を保持する2つの吸着盤6
が、また、このドアー保持枠2からドアーの下端
縁と自由端側縁に向けて延設された各ブラケツト
3,4には、ドアー8とボデイ9の上下方向及び
左右方向の各間隙量を検出する隙間検出装置5
z,5xが固設されている。
第3図は、上記した隙間検出装置5の内部構造
を示すものであつて、上記ブラケツト3,4上に
固着されるケーシング51の長手方向には、輪列
を介して低トルクのギヤードモータ57に駆動さ
れるスプライン軸52が軸支され、さらにこの軸
52には、前後をコイルスプリング55に挾持さ
れたセンサーカム53がボールスプラインベアリ
ング54aのアウターケース54を介して軸方向
に摺動可能に取付けられている。このセンサーカ
ム53は第4図からも明らかなように、円周の一
部53dを切欠いてその部分を薄肉小径部53a
として形成するとともに、ケーシング51の開口
部51aから突出するその他の部分を周方向に肉
厚が徐々に増加するテーパー状のリム部53bと
して形成し、さらに、上記した薄肉小径部53a
と、大径のリム部53bの肉厚が増加し始める部
分53fとの間を案内縁53cによつて連続的に
繋いで、一部を切欠いたテーパー状円板として形
成されている。
なお、図中符号58は、ギヤードモータ57と
スプライン軸52間の一歯車56に直結したエン
コーダ、59は、スプライン軸52上のピン52
aと当接してその回動を規制するストツパをそれ
ぞれ示している。
上述した実施例において、ボデイ9に装着すべ
きドアー8の供給を受けた自動組付けユニツト1
は、図示しない位置検出センサー等の出力信号に
基づいて制御される駆動機構に駆動されて三次元
的に移動し、ドアー組付けステーシヨンに搬送さ
れてきたボデイ9のドアー取付け位置に保持した
ドアー8を嵌め合わせる。
ところで、この操作により保持枠2の下端と側
端にブラケツト3,4を介して取付けられた2つ
の隙間検出装置5z,5xも、それぞれドアー8
の下端縁と自由端側縁部分でドアー8とボデイ9
の隙間部分に近接するが、この時点におけるセン
サーカム53は、その薄肉小径部53aがケーシ
ング51の開口部51aに向いた状態、つまりカ
ム53がケーシング51から突出しない状態で停
止しているので、カム53と隙間の位置がズレて
いてもカム53の周縁とボデイ9との接触は避け
られる。
以上のようにして大よそのドアー嵌め込み操作
が終了すると、シーケンス制御部等からの信号を
受けて作動を開始したギヤードモータ57は、ス
プライン軸52上のセンサーカム53を駆動して
これを時計方向(第4図)に回動させる。この回
動によりケーシング51の開口部51aからは、
リム部53bの突出しに先だつて薄肉小径部53
aに繋がる案内縁53cが露出するため、隙間と
このセンサーカム53との間に若干の位置ズレが
あるような場合には、ドアー8もしくはボデイ9
の縁に接した案内縁53cが、カム53の回動と
ともにこれを軸方向に移動させてリム部53bを
隙間内に導びく。このようにして隙間内に導びか
れたカム53は、さらに隙間内で一方の面に摺接
しつつリム部53bの厚みの増加に相当した分軸
方向移動を続け、最後は、リム厚が隙間寸法と等
しくなつた点で摩擦により停止する。以上の動作
はドアー9の下端縁及び自由端側縁における各検
出装置5z,5xで同時に進行し、ドアー9の傾
きあるいは上下、左右の片寄りによつて変わるこ
れらの部分の隙間量は、各エンコーダ58により
各カムの角度変位量として検出されるから、組付
けユニツト1はさらにこれらの検出信号に基づい
てドアー8の取付け位置の微調整を行つた後、こ
れをボデイ8に蟠着する。
以上は、自動車のドアー組付け装置に適用した
場合についての本考案の説明であるが、本考案は
上述した装置に限定されるものでなく、例えば隙
間位置へ自動的に検出装置を移動させてその部分
の隙間量を測定させるような自動測定装置等にも
適用し得ることは云うまでもない。
以上述べたように本考案によれば、周方向に肉
厚が増加するよう形成したテーパー状円板の一部
を切欠いてその部分を薄肉小径部とし、この薄肉
小径部と肉厚が増加し始める外周部分との間を案
内縁により連続的に接続するとともに、このテー
パー状円板を軸方向に摺動自在に、かつ外周部分
が開口部から突出するようケーシングに取付けた
ので、測定すべき隙間と測定子をなす円板とを正
確に合致させなくとも、案内縁と円板の回動を利
用してこれを隙間内に容易に導びくことが可能と
なつて、この種の測定の簡易化と自動化を図るこ
とができ、また、先開き状や先細り状等の変形し
た隙間の測定に当つても、測定子をなす円板の軸
方向移動によつて平行に補正して正確な測定を行
うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1,2図は、本考案装置を施した自動車用ド
アー組付け装置の一例を示す正面図と側面図、第
3図は、本考案の一実施例を示す装置の断面図、
第4図は、同上装置に使用されるセンサーカムの
斜視図である。 1……ドアーの自動組付けユニツト、2……保
持枠、5z,5x……隙間検出装置、51……ケ
ーシング、52……スプライン軸、53……セン
サーカム、57……ギヤードモーター、58……
エンコーダ、8……ドアー、9……ボデイ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 周方向に厚みが増すテーパ状円板の角度変位量
    に基づいて測定すべき隙間の寸法を測定する装置
    において、上記テーパ状円板の一部を切り欠いて
    該部を薄肉小径部として形成し、該薄肉小径部と
    肉厚が増加し始める外周部分との間を案内縁によ
    り連続的に接続するとともに、該テーパー状円板
    を軸方向に摺動可能にかつ上記外周部分が開口部
    から突出するようケーシングに取付けてなる隙間
    検出装置。
JP16777082U 1982-11-04 1982-11-04 隙間検出装置 Granted JPS5971110U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16777082U JPS5971110U (ja) 1982-11-04 1982-11-04 隙間検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16777082U JPS5971110U (ja) 1982-11-04 1982-11-04 隙間検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5971110U JPS5971110U (ja) 1984-05-15
JPS641605Y2 true JPS641605Y2 (ja) 1989-01-13

Family

ID=30366958

Family Applications (1)

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JP16777082U Granted JPS5971110U (ja) 1982-11-04 1982-11-04 隙間検出装置

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JPS5971110U (ja) 1984-05-15

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