JPS641383Y2 - - Google Patents

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JPS641383Y2
JPS641383Y2 JP1980124466U JP12446680U JPS641383Y2 JP S641383 Y2 JPS641383 Y2 JP S641383Y2 JP 1980124466 U JP1980124466 U JP 1980124466U JP 12446680 U JP12446680 U JP 12446680U JP S641383 Y2 JPS641383 Y2 JP S641383Y2
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JP
Japan
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handrail
bracket
notch
edges
lower body
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JP1980124466U
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JPS5747643U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、例えばベランダ、階段あるいは屋
上等に設置される手摺に関するもので、特に全体
の構造が簡単で、かつその適用範囲の広い手摺に
関するものである。
ベランダ等の設置面上に立設された支柱間に笠
木を兼ねる上枠を有する手摺ユニツトをブラケツ
トを介して挿着して形成された手摺は既に公知で
ある(特開昭54−69220号公報参照)。
しかし、このような手摺は、上記手摺ユニツト
の上枠あるいは下枠をブラケツトに係合するに際
して該手摺ユニツトを上下動させる必要があるた
め、手摺ユニツトの上方に笠木が配置されると、
この笠木が邪魔になつて手摺ユニツトの上下動が
不可能なような場合には設置作業が困難となり、
その適用範囲が非常に限られたものとなるという
欠点を有する上に、ブラケツトと手摺ユニツトと
の連結部位において、外観上の不連続部分が形成
されるために、見栄えが悪く、この連結部位を覆
い隠すために特別の覆い部材を必要とするという
欠点も有し、更に、手摺の設置作業に際して作業
者がベランダ等の端部に身を乗り出すようにして
作業をする必要があり、危険であるという問題が
あつた。
本考案は、このような欠点を解消すべくなされ
たものであつて、手摺ユニツトを上下動させるこ
となく平行移動だけで支柱に設置されたブラケツ
トに係合させることができるようにして、該手摺
ユニツトを簡単で、かつどのような種類の手摺に
も装着することができるように、更に、その連結
部位の違和感をなくして全体がすつきりした体裁
のよいものとし、かつ設置作業の安全性を高める
ことができる手摺を提供することを目的とする。
以下、本考案の望ましい実施例を添付図面に基
づいて詳細に説明する。
第1図ないし第3図は、この考案の手摺の第一
実施例を示すもので、図中、1は笠木8の下方に
設置される手摺ユニツトであつて、ほぼ平行な上
部胴縁2と下部胴縁3の対向する部位間に複数の
手摺子4,4…を適宜間隔をおいて配設してな
り、この手摺ユニツト1の上部及び下部胴縁2,
3の両端がそれぞれブラケツト5を介してベラン
ダ等の設置面6に立設される一対の支柱7,7に
取り付けられて、この手摺ユニツト1は支柱7,
7間に架設されている。
上記上部胴縁2及び下部胴縁3はほぼ偏平の楕
円パイプで形成されており、そして、両端部にお
ける同一面側にはそれぞれ切欠部9が設けられて
いるとともに、この切欠部9と反対側の側面には
長手通しの凹溝10が形成されている。
この凹溝10内には上記手摺子4,4…及びブ
ラケツト5と上下部胴縁2,3とを連結するため
のねじ11が挿入されるようになつており、この
ねじ11は凹溝10の開口側に充填されるパツキ
ング12によつて目穏しされるようになつてい
る。
一方、上記ブラケツト5は、第4図に示すよう
に、その内部にボルト取り付け部5aを有する筒
状に形成され、かつ、支柱7への固定状態におい
て、手摺の裏面側、すなわちベランダ等の内側に
位置する部位には、上記上下部胴縁2,3の切欠
部9内に挿入されて上下部胴縁2,3の上下内面
及び凹溝10の裏面と当接する係合脚部5bを有
するとともに、この係合脚部5bの反対側には上
記上下部胴縁2,3の断面形状の一部すなわち切
欠部9において上下部胴縁2,3から切り欠かれ
た部分と同形状に形成して補完される頭部5cを
有するほぼ断面がきのこ形に形成されている。
又、この係合脚部5bは、側面視略コ字状とさ
れ、基端部には上下部胴縁2,3における切欠部
9の開口端縁9aが当接するストツパ5dが形成
されているとともに、先端部にはねじ11が螺入
するねじ受け面5eが形成されている。
なお、この場合ブラケツト5は押出し成形によ
つて形成されるが、ダイカスト成形によつて有底
筒状に形成することもでき、底部を支柱7に取り
付けることによつて雨仕舞を良好にすることがで
きる。
このように構成されるブラケツト5は、ボルト
取り付け部5aを介して支柱7にねじ結合される
ボルト等の固定具13によつて予め支柱7の対向
する面の上下適宜位置に装着され、そして、上記
手摺ユニツト1の上下部胴縁2,3の両端部に設
けられた切欠部9を該手摺ユニツト1を平行移動
させて、ブラケツト5の係合脚部5bに向かつて
組み付けることにより、係合脚部5bが切欠部9
内に挿入されて手摺ユニツト1の仮固定が行わ
れ、この状態において、上下部胴縁2,3の凹溝
10内にねじ11を挿入してブラケツト5のねじ
受け面5eに螺入し、上下部胴縁2,3とブラケ
ツト5とを固定することにより、手摺ユニツト1
を支柱7,7間に架設することができるのであ
る。
なお、支柱7を挟んで両側にブラケツト5,5
が位置する場合には、一本のボルト等の固定具1
3を貫通してその先端にナツト等を締め付ければ
よく、また、手摺ユニツト1が端部に位置する場
合には、ブラケツト5側から支柱7を貫通するボ
ルト等の固定具13の先端に化粧ナツト等を締着
すればよい。
第5図は、この考案の第二実施例を示す断面図
で、上下部胴縁2,3を円パイプで形成するとと
もに、ブラケツト5の係合脚部5b及び頭部5c
をそれぞれ上下部胴縁2,3の切欠部9内の形状
及び切り欠かれた部分と同形状に形成した場合で
ある。この場合、上下部胴縁2,3の切欠部9の
開口部を若干狭くしておき、これら上下部胴縁
2,3をブラケツト5に係合させるとき、弾発性
を利用して手摺ユニツト1の仮固定を確実にする
ことができる。
なお、第二実施例において、上記第一実施例と
同じ部分には同一符号を付してその説明は省略す
る。
第6図及び第7図は、この考案の第三実施例を
示すもので、手摺ユニツト1を目隠しパネル4′
によつて構成される場合である。この場合、上部
胴縁2と下部胴縁3の対向する面部にそれぞれ長
手通しのパネル取り付け溝14,14を形成し
て、このパネル取り付け溝14,14内に目隠し
パネル4′の上下端部を取り付けるように形成し
てあり、したがつて、目隠しパネル4′の側端部
はブラケツト5に関係なく支柱7の側面に当接し
て目隠し機能を一層良好にすることができる。
なお、第三実施例において、上記第一実施例と
同じ部分には同一符号を付してその説明は省略す
る。
以上の説明から明らかなように、本考案に係る
手摺によれば、手摺ユニツトの上部胴縁及び下部
胴縁には切欠部を形成するとともに、ブラケツト
には、手摺の裏面側すなわちベランダ等の内側に
向けて係合脚部を形成し、上記切欠部をブラケツ
トの係合脚部に手摺ユニツトを上下移動させるこ
となく、平行移動させるだけで係合させ、かつ、
そのブラケツトのストツパによつて手摺ユニツト
が係合位置に仮固定され、内側に係合された凹溝
からねじ受け面に向けてねじ係合させることがで
きるので、例えば手摺ユニツトが笠木の直下に設
置され、該手摺ユニツトの上下移動のスペースが
ない手摺においても、容易に手摺ユニツトを装着
することができ、その適用範囲を広くすることが
できる。
さらに、ブラケツトには、手摺ユニツトの上下
部胴縁に切欠部を形成することによつて、外表面
形状が不完全となつた部分を補完し、この切欠部
において、該切欠部以外の外表面形状と同一の外
表面形状に完成させる頭部を形成したので、ブラ
ケツトに手摺ユニツトを結合した状態で、ブラケ
ツトと上下部胴縁との一体性を害することがない
上、凹溝にパツキングを充填したので全体として
すつきりした手摺を得ることができる。
加えて、例えば、高層階にあるベランダ等にお
ける手摺の設置作業時には、上下方向に係合させ
るようにした手摺の設置作業は、作業者がベラン
ダ等の端部に身を乗り出すようにして該手摺ユニ
ツトの係合作業をしなければならないのに対し
て、手摺の裏面側、すなわちベランダ等の内側か
らこの手摺ユニツトを装着することができ、作業
の安全性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の手摺の第一実施例を示す正
面図、第2図は第1図の−線に沿う断面図、
第3図は要部断面斜視図、第4図は第一実施例に
おけるブラケツトの斜視図、第5図はこの考案の
第二実施例を示す断面図、第6図はこの考案の第
三実施例を示す正面図、第7図はその要部断面斜
視図である。 1……手摺ユニツト、2……上部胴縁、3……
下部胴縁、5……ブラケツト、5a……ボルト取
り付け部、5b……係合脚部、5c……頭部、5
d……ストツパ、5e……ねじ受け面、7……支
柱、8……笠木、9……切欠部、9a……開口端
縁、10……凹溝、11……ねじ、12……パツ
キング。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一対の対向する支柱間に笠木を配設し、この笠
    木の下方に手摺ユニツトを装着してなる手摺にお
    いて、 手摺ユニツトの互いにほぼ平行な上部胴縁と下
    部胴縁の両端部の側壁部にはそれぞれ同一方向を
    向いて開口する切欠部を形成するとともに、該切
    欠部と反対側の側面には、長手通しの凹溝を形成
    し、 上記支柱の側壁部には、先端部にねじ受け面を
    形成するとともに、基端部にストツパを形成して
    上記切欠部に係合する係合脚部と、上記手摺ユニ
    ツトの上部胴縁と下部胴縁の切欠部を補完し、該
    切欠部において上部胴縁及び下部胴縁の外表面形
    状を該切欠部以外の外表面形状と同一に形成させ
    る頭部とを有するブラケツトを、その係合脚部を
    手摺の裏面側に向けて固着し、 上記上部胴縁と下部胴縁の切欠部を、その開口
    端縁をストツパに当接させてブラケツトの係合脚
    部に係合するとともに、凹溝からブラケツトのね
    じ受け面に螺入するねじにより上部胴縁及び下部
    胴縁をブラケツトに固定し、上記凹溝にパツキン
    グを弾発的に充填してなることを特徴とする手
    摺。
JP1980124466U 1980-09-03 1980-09-03 Expired JPS641383Y2 (ja)

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JP1980124466U JPS641383Y2 (ja) 1980-09-03 1980-09-03

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JPS5747643U JPS5747643U (ja) 1982-03-17
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JPS51112924U (ja) * 1975-03-10 1976-09-13

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