JPS641301B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS641301B2
JPS641301B2 JP18925487A JP18925487A JPS641301B2 JP S641301 B2 JPS641301 B2 JP S641301B2 JP 18925487 A JP18925487 A JP 18925487A JP 18925487 A JP18925487 A JP 18925487A JP S641301 B2 JPS641301 B2 JP S641301B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holes
base material
mold
interior
punch
Prior art date
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Expired
Application number
JP18925487A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6339323A (ja
Inventor
Fumio Makimoto
Tetsuo Fukuoka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP18925487A priority Critical patent/JPS6339323A/ja
Publication of JPS6339323A publication Critical patent/JPS6339323A/ja
Publication of JPS641301B2 publication Critical patent/JPS641301B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、段ボールを基材とする内装材の成
形と孔あけ加工とを同時に行う方法に関する。
従来の技術とその問題点 近年、内装材として段ボールを基材とするもの
が使用されるに至つている。これは成形した段ボ
ールの表面に装飾用の表皮材を貼り合わせたもの
で、剛性、保温性に富み、かつ軽量である点に特
徴があり、特に自動車の成形天井として多用され
る傾向がある。
ところで、このような内装材、特に自動車の成
形天井を製造するに際しては次のような方法が採
られている。すなわち、先ずホツトプレス法によ
り基材である段ボールを所望形状に熱成形し、次
いで熱成形された基材を型内に残したままの状態
でさらにその上に表皮材をセツトして再びプレス
することにより、表皮材の成形と同時に基材に対
して表皮材を貼り合わせる。次にこうして得られ
た内装材を別のプレス型にセツトし、該内装材の
周縁部のトリミングと同時に又はトリミング工程
の後に必要なる孔あけ加工を行う。ここでの孔あ
けはアシストグリツプあるいはサンバイザー等の
内装部品の取付孔の加工を意味し、かつ全車種共
通の孔についてのみ穿孔する。そして最後に、前
記内装材を車種別に応じて用意された別のプレス
型にそれぞれセツトし、車種別に相違する孔を専
用のピアスポンチで格別に穿孔する。こうして以
上の各工程を経ることにより自動車の仕様に応じ
た数種類の成形天井を得るものである。
しかしながらこのような従来の方法によれば、
前述したように基材と表皮材とを貼り合わせた後
にピアス型に再セツトして孔あけ加工を行うた
め、工数が多くかかる上、基材、表皮材の双方と
もに同時に全ての孔が形成されてしまうことにな
る。その結果、内装材の運搬の際あるいは取り付
けの際に、他の物が孔の周縁部に当たつて表皮材
がその部分から剥離され易い。
また前記従来の方法によれば、ピアス工程にお
いて車種、仕様の種類に応じて車種毎に相違する
孔をピアスポンチによりそれぞれに打ち分けてい
るため、工数の増大を招くばかりでなく、製品の
管理ならびに保管が厄介となるという問題があ
る。すなわち、車種、仕様に合わせて部品取付用
の孔を穿設した数種類の内装材を用意することは
内装材の製造および完成された内装材の管理が面
倒になるばかりでなく、種類別に保管しておくた
めのスペースにも大きな面積を必要とすることに
なる。
この発明は以上のような従来の問題点に鑑みて
なされたもので、熱成形型における上型または下
型のいずれか一方に該成形型の成形動作に併せて
動作する突切りパンチを内蔵させ、これにより特
に従来ピアス工程で打ち分けていた孔加工を基材
の成形と実質的に同一工程内で行い、その後直ち
に表皮材の貼着を可能として前記従来の問題点を
一挙に解決することを主たる目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明の成形方法においては、段ボール製の基
材を下型と上型とからなる熱成形型内に配置して
熱成形する工程と、前記下型および上型のいずれ
か一方の型に設けられた突切りパンチと、この突
切りパンチと対向するように他方の型に設けられ
たパツドとの協働により、前記熱成形された基材
に対して部品取付孔等の孔あけ加工を施す工程
と、前記熱成形型内にて孔あけ加工された基材の
上に表皮材を載せる工程と、前記表皮材を熱成形
型にて基材に対して熱貼着する工程とを含むこと
を特徴としている。
作 用 上記の方法によれば、基材そのものの熱成形
と、部品取付孔等の孔あけ加工、ならびにそれに
続く表皮材の貼着が全て熱成形型内において行わ
れる。
実施例 最初に、本願発明の理解を容易にするために本
願発明方法によつて成形された内装材そのものの
構成について説明する。
第1図、第2図および第3図は内装材1として
自動車の成形天井を例示しており、この内装材1
は段ボール製の基材2と、この基材2の表面に貼
着された表皮材3とから構成されている。これら
の基材2と表皮材3とからなる内装材1は所定形
状にプレス成形され、かつ基材2と表皮材3とが
貼り合わせた状態でトリミングされていることは
言うまでもないが、その外周縁部にはアシストグ
リツプ、コートハンガーあるいはサンバイザー等
の内装部品を取り付けるための孔、すなわち全車
種について共通の種々の孔4,5が基材2および
表皮材3の双方を貫通するようにして形成してあ
る。これらの孔4,5が基材2および表皮材3の
双方に貫通するようにして形成されているのに対
し、前記基材2には車種毎に相違する全ての孔
6,7が一律に穿設されている。これらの孔6,
7はその内装材1が取着される自動車の仕様の区
別に拘わらず、前記の全車種共通の孔4,5を除
き、必要とされる全ての孔が一律に穿設されてい
る。つまり、前記の全車種共通の孔4,5を除
き、仕様によつては不必要な孔でも、他の仕様に
要求されている孔ならば形成し、仕様に応じて孔
の有無が生じないようにしてある。そして前記の
孔6,7は表皮材3により覆われており、以上の
構成をもつて全車種共通の成形天井を構成してい
る。
したがつて、このような内装材によれば、自動
車への組み付けの際にアシストグリツプ、コート
ハンガーあるいはサンバイザー等の内装部品を取
り付ける場合には、前記孔4,5,6,7の中か
ら必要とされる孔のみを選んで使用すればよい。
つまり全車種共通の孔4,5については予め基材
2および表皮材3の双方を貫通するようにして形
成されているから、そのままの状態でビスあるい
はタツピングスクリユーを挿入して締め付ければ
よく、またそれ以外の孔6,7についは尖鋭状の
治具あるいはタツピングスクリユーの先端等を用
いて、必要な孔の部分の表皮材3に小孔を形成す
るだけで、タツピングスクリユー等の締結部品は
この小孔を押し広げながら孔内に侵入し、相手側
例えば車体側に予め形成してあるねじ下孔または
めねじ部に螺合されるので、きわめて簡単に各内
装部品の取り付けが可能になるのである。前記基
材2に形成された孔6.7は表皮材3側からは見
えないのであるが、例えば指先で撫でることによ
り容易に孔位置を見出すことができる。また、仕
様の別によつて使用しない孔は表皮材2により覆
われるので外観上の不具合を生ずることはない。
このように、内装材を仕様の区別なく一律に形
成することにより、内装材を各仕様別にストツク
し、かつこれを管理する必要がなく、管理作業の
容易化ならびにスペース上の点で有利である。
第4図はこの発明の一実施例を示すもので、こ
れはいわゆるホツトプレス法に供される熱成形型
を使用して行われる。10は前記熱成形型の下型
であるダイ、11は同じく上型であるパンチで、
これらダイ10およびパンチ11は図示外の加熱
装置をそれぞれに備えており、前記基材2を加
圧・加熱して所望形状に成形するものである。
また前記ダイ10には、内装材1の孔6,7に
対応する位置に複数の筒状の突切りパンチ12を
横一連に配設してある。これらの突切りパンチ1
2は、その先端をダイ表面10aの近くまで臨ま
せるとともに、その後端部側に取付けたバツクプ
レート13とダイに設けた凹所底面との間にリタ
ーンスプリング14を各別に配してあり、これに
より突切りパンチ12全体が下方に向けて付勢さ
れて復帰力が付与されている。そして、前記各々
の突切りパンチ12に対応するパンチ11の加圧
面(型面)には例えば銅などの軟質材から成るパ
ツド15が設けられており、後述するように孔
6,7の加工に際して突切りパンチ12の先端が
パツド15側にわずかに(0.2〜0.5mm程度)食い
込んだ時点で停止するように突切りパンチ12の
全長が設定されている。
また、前記突切りパンチ12の下方にはこれに
対して直交するようにしてカムシヤフト16が配
設されている。このカムシヤフト16は前記バツ
クプレート13に各別に接する複数の偏心カム1
7を備えており、このカムシヤフト16を図外の
駆動手段、例えば液圧シリンダ又は液圧モータに
て回転させることにより前記突切りパンチ12が
一斉に進退動作するようになつている。尚、図中
18はピアス抜き片を排出するための孔である。
このように構成された装置を用いて前記内装材
1を成形するに際しては、先ず第4図に示すよう
に加熱したダイ10上に段ボールである基材2を
載置した後、同じく加熱したパンチ11を下降さ
せるという常法により基材2を所望形状に熱成形
する。そして、加熱成形後パンチ11が上昇する
前に、突切りパンチ12を一斉に上動させて突切
りパンチ12とパツド15とのいわゆる押切り作
用により全車種共通の孔4,5以外の孔6,7
(第1図)を全て穿設する。つまり、従来最終工
程においてピアス型で打ち分けていた全ての孔を
形成する。この時、突切りパンチ12は加工が終
了した時点で初期位置に復帰して次の加工に備え
て待機する。パンチ11が上昇した後、ダイ10
上に残された基材2上に表皮材3をセツトし、再
度パンチ11を下降させて表皮材3をすでに成形
されている基材に貼り合わせる。以上の結果、孔
6,7(第1図)のみが形成された内装材1が得
られる。
次にこうして得られた内装材1を別のトリム・
ピアス型にセツトし、内装材1の外周縁部を所望
形状にトリミングするとともに、全車種共通の孔
4,5をその表裏を貫通するように形成する。以
上の工程を経ることにより、第1図に示す内装
材、すなわち車種別仕様全部に対応できる全車種
共通の内装材1が製造できるのである。
尚、前記実施例においては自動車用内装材すな
わち成形天井を成形する場合について説明した
が、本発明はこれのみに限らず比較的軟質のもの
であればその他の用途として使用する内装材全般
について同様に実施できることは言うまでもな
い。また前記突切りパンチ12は上型としてのパ
ンチ11に設けてもよいが、打ち抜きスクラツプ
排除の容易性やカム等の取付容易性の上では下型
に設ける方が良い。
発明の効果 以上の説明から明らかなようにこの発明によれ
ば、基材そのものの熱成形と、部品取付孔等の孔
あけ加工、ならびにそれに続く表皮材の貼着が全
て熱成形型内で行われ、従来は二工程に分けて行
つていたところの内装材の成形と孔あけ加工とを
実質的に同一工程で行うことができ、製造工数の
大幅な削減が可能となる。
特に表皮材と基材とからなる自動車用内装材の
製造に際しては、先ず基材のみに必要なる孔を穿
け、その上に表皮材を貼着するといつた手順が同
一工程内で行えることになるので、各々の車種、
仕様に応じた数種類の内装材を製造する必要がな
く、全ての車種、仕様の内装材として共通して汎
用的に使用することができるため、その製造なら
びに管理を容易にし、かつ保管スペースの問題も
同時に解消することができるのに加え、従来行つ
ていたところの車種、仕様別の孔の打ち分け工数
の低減化が可能となる等の多くの効果がある。
加えて、突切りパンチは孔あけ加工に際しパツ
ドと協働して実質的に孔を押し切るかたちとなる
ので、加工された孔の周縁が剥離したり、あるい
は形状だれ等をおこすことがなく、しかも上記内
装材はその組付性が損なわれることもなければ外
観品質を低下させることもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法によつて成形された内装材
の一例として自動車の成形天井を示す斜視図、第
2図および第3図は前記内装材に穿設された孔の
断面図、第4図は本発明方法の一実施例を示す熱
成形型の断面図である。 1……内装材、2……基材、3……表皮材、
4,5,6,7……孔、10……ダイ(下型)、
11……パンチ(上型)、12……突切りパンチ、
15……パツド。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 段ボール製の基材を下型と上型とからなる熱
    成形型内に配置して熱成形する工程と、前記下型
    および上型のいずれか一方の型に設けられた突切
    りパンチと、この突切りパンチと対向するように
    他方の型に設けられたパツドとの協働により、前
    記熱成形された基材に対して部品取付孔等の孔あ
    け加工を施す工程と、前記熱成形型内にて孔あけ
    加工された基材の上に表皮材を載せる工程と、前
    記表皮材を熱成形型にて基材に対して熱貼着する
    工程とを含むことを特徴とする内装材の成形方
    法。
JP18925487A 1987-07-29 1987-07-29 内装材の成形方法 Granted JPS6339323A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18925487A JPS6339323A (ja) 1987-07-29 1987-07-29 内装材の成形方法

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JP18925487A JPS6339323A (ja) 1987-07-29 1987-07-29 内装材の成形方法

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JPS6339323A JPS6339323A (ja) 1988-02-19
JPS641301B2 true JPS641301B2 (ja) 1989-01-11

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017111148A1 (ja) 2015-12-26 2017-06-29 東レ・メディカル株式会社 細胞分取培養増殖容器及び細胞分取培養増殖方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54142288A (en) * 1978-04-27 1979-11-06 Nissan Motor Co Ltd Molding of corrugated board
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WO2017111148A1 (ja) 2015-12-26 2017-06-29 東レ・メディカル株式会社 細胞分取培養増殖容器及び細胞分取培養増殖方法

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JPS6339323A (ja) 1988-02-19

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