JPS641243B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS641243B2 JPS641243B2 JP58224422A JP22442283A JPS641243B2 JP S641243 B2 JPS641243 B2 JP S641243B2 JP 58224422 A JP58224422 A JP 58224422A JP 22442283 A JP22442283 A JP 22442283A JP S641243 B2 JPS641243 B2 JP S641243B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chuck
- support member
- chuck body
- crankshaft
- main shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 15
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 19
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 19
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 19
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B31/00—Chucks; Expansion mandrels; Adaptations thereof for remote control
- B23B31/02—Chucks
- B23B31/36—Chucks with means for adjusting the chuck with respect to the working-spindle
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B2231/00—Details of chucks, toolholder shanks or tool shanks
- B23B2231/22—Compensating chucks, i.e. with means for the compensation of irregularities of form or position
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Gripping On Spindles (AREA)
- Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
- Turning (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
＜技術分野＞
本発明はクランク軸を加工する場合のクランク
軸用チヤツクに関するものである。
軸用チヤツクに関するものである。
＜従来技術＞
従来ピンストロークの異なるクランク軸を加工
する場合、回転主軸に対しチヤツク本体の偏心量
を数段階に自動的に変化させる各種技術は、例え
ば実開昭58−75663号等で開発されているが、チ
ヤツク本体に設けられたジヤーナルホルダに支持
されるクランク軸ジヤーナル径が同じである必要
があつた。従つてジヤーナル径が異なれば、ジヤ
ーナルホルダを手動によつて段取替を行わなけれ
ばならず、ピンストロークの変更の自動切替えの
存在価値は前記ジヤーナルホルダの手動段取替え
を伴うことにより半減している。
する場合、回転主軸に対しチヤツク本体の偏心量
を数段階に自動的に変化させる各種技術は、例え
ば実開昭58−75663号等で開発されているが、チ
ヤツク本体に設けられたジヤーナルホルダに支持
されるクランク軸ジヤーナル径が同じである必要
があつた。従つてジヤーナル径が異なれば、ジヤ
ーナルホルダを手動によつて段取替を行わなけれ
ばならず、ピンストロークの変更の自動切替えの
存在価値は前記ジヤーナルホルダの手動段取替え
を伴うことにより半減している。
また、位相をずらして設けられた複数のピンの
加工を行う場合は、同じく実開昭58−75663号で
開示されているように、クランプアームによるク
ランク軸のクランプを解除し、クランク軸を基準
ピンに係合させてクランク軸を回転割出しする必
要がある。この場合、クランク軸の把持位置が１
回目の把持位置に対して径方向にずれ、ピンと主
軸の中心が一致しなくなり、ピンの加工精度が低
下する問題がある。
加工を行う場合は、同じく実開昭58−75663号で
開示されているように、クランプアームによるク
ランク軸のクランプを解除し、クランク軸を基準
ピンに係合させてクランク軸を回転割出しする必
要がある。この場合、クランク軸の把持位置が１
回目の把持位置に対して径方向にずれ、ピンと主
軸の中心が一致しなくなり、ピンの加工精度が低
下する問題がある。
＜発明の目的＞
本発明の目的は、ピンストロークの変化の自動
切替えは勿論のこと、ジヤーナル径の変化に対し
ても手動の段取替えを要しないで任意に対応でき
るようにし、ジヤーナル部の保持を解除しなくて
も複数の各ピンを主軸の中心に一致する位置にク
ランク軸を回転割出しすることのできるクランク
軸用チヤツクを提供するものである。
切替えは勿論のこと、ジヤーナル径の変化に対し
ても手動の段取替えを要しないで任意に対応でき
るようにし、ジヤーナル部の保持を解除しなくて
も複数の各ピンを主軸の中心に一致する位置にク
ランク軸を回転割出しすることのできるクランク
軸用チヤツクを提供するものである。
＜発明の構成＞
本発明は、チヤツク支持部材を主軸にクランク
軸のピンストロークに応じて偏心量を調整すべく
半径方向に移動調整可能に設け、前記チヤツク支
持部材にチヤツク本体を軸方向に移動可能にかつ
相対回転可能に支承し、チヤツク支持部材とチヤ
ツク本体間にチヤツク支持部材に対するチヤツク
本体の軸動によつて回転方向に係脱する係合手段
を設け、前記チヤツク本体をチヤツク支持部材に
対して軸動させる進退作動装置を設け、チヤツク
支持部材に対して係合手段による係合が解除され
た状態でチヤツク本体を回転割出しする割出回転
装置を設け、前記チヤツク本体にクランク軸のジ
ヤーナル部を保持する３個の把持爪を主軸中心に
対してピンストローク分偏心し、かつ放射線方向
に進退移動可能に配設したクランク軸用チヤツク
である。
軸のピンストロークに応じて偏心量を調整すべく
半径方向に移動調整可能に設け、前記チヤツク支
持部材にチヤツク本体を軸方向に移動可能にかつ
相対回転可能に支承し、チヤツク支持部材とチヤ
ツク本体間にチヤツク支持部材に対するチヤツク
本体の軸動によつて回転方向に係脱する係合手段
を設け、前記チヤツク本体をチヤツク支持部材に
対して軸動させる進退作動装置を設け、チヤツク
支持部材に対して係合手段による係合が解除され
た状態でチヤツク本体を回転割出しする割出回転
装置を設け、前記チヤツク本体にクランク軸のジ
ヤーナル部を保持する３個の把持爪を主軸中心に
対してピンストローク分偏心し、かつ放射線方向
に進退移動可能に配設したクランク軸用チヤツク
である。
＜実施例＞
以下本発明の実施例を図面によつて説明する。
第１図及び第２図において、１は主軸であり、主
軸駆動モータ２によつて回転駆動される。３は前
記主軸１にクランク軸のピンストロークに応じて
偏心量を調整すべく半径方向に移動調整可能に設
けたチヤツク本体である。このチヤツク本体３の
半径方向の移動調整機構は次の通りである。第４
図に示すように、主軸１の端面に径方向の案内凹
面５が設けられ、チヤツク本体３をギヤカツプリ
ング３５によつて結合したチヤツク支持部材４
を、これに設けられた案内部材６を前記案内凹面
５に摺動自在に案内し、主軸１の端面に固着した
押え板７によつて案内部材６を押える。そして、
主軸１にはチヤツク支持部材４を半径方向に作動
するクサビ部材９と、このクサビ部材９を進退す
るシリンダ８とが設けられ、チヤツク支持部材４
の外周位置には、チヤツク支持部材４の半径方向
の移動位置を段階的に規制するストツパ１０が設
けられている。このストツパ１０にはカツプリン
グ１１が設けられ、シリンダ１３によつて進退移
動してこのカツプリング１１に係脱し、係合状態
でモータ１４によつて回動割出しする駆動カツプ
リング１２からなるピンストローク自動切替装置
が設けられている。
第１図及び第２図において、１は主軸であり、主
軸駆動モータ２によつて回転駆動される。３は前
記主軸１にクランク軸のピンストロークに応じて
偏心量を調整すべく半径方向に移動調整可能に設
けたチヤツク本体である。このチヤツク本体３の
半径方向の移動調整機構は次の通りである。第４
図に示すように、主軸１の端面に径方向の案内凹
面５が設けられ、チヤツク本体３をギヤカツプリ
ング３５によつて結合したチヤツク支持部材４
を、これに設けられた案内部材６を前記案内凹面
５に摺動自在に案内し、主軸１の端面に固着した
押え板７によつて案内部材６を押える。そして、
主軸１にはチヤツク支持部材４を半径方向に作動
するクサビ部材９と、このクサビ部材９を進退す
るシリンダ８とが設けられ、チヤツク支持部材４
の外周位置には、チヤツク支持部材４の半径方向
の移動位置を段階的に規制するストツパ１０が設
けられている。このストツパ１０にはカツプリン
グ１１が設けられ、シリンダ１３によつて進退移
動してこのカツプリング１１に係脱し、係合状態
でモータ１４によつて回動割出しする駆動カツプ
リング１２からなるピンストローク自動切替装置
が設けられている。
前記チヤツク本体３にはクランク軸のジヤーナ
ル部Ｊを保持する３個の把持爪１６が主軸中心Ｏ
１に対してピンストローク分偏心したチヤツク本
体３の中心点Ｏ２を中心とする放射線方向に移動
可能に配設されている。この３個の把持爪１６の
放射線方向の移動機構は次の通りである。
ル部Ｊを保持する３個の把持爪１６が主軸中心Ｏ
１に対してピンストローク分偏心したチヤツク本
体３の中心点Ｏ２を中心とする放射線方向に移動
可能に配設されている。この３個の把持爪１６の
放射線方向の移動機構は次の通りである。
把持爪１６はチヤツク本体３に、その中心点Ｏ
２を中心とする放射線方向に摺動可能に案内保持
されている。この各把持爪１６の背面に、把持爪
１６の摺動方向と直交する方向に摺動するはす歯
ラツク１７を設け、把持爪１６の背面に形成した
はす歯と噛合している。前記はす歯ラツク１７の
背面には係合ピン１８が突設されており、この係
合ピン１８はチヤツク本体３内に前記中心点Ｏ２
と同心円で回転自在に設けられているリング状部
材１９に形成された放射方向の係合溝２０に係合
している。前記リング状部材１９にはウオームホ
イール２１が設けられ、このウオームホイール２
１にウオーム２２が噛合している。このウオーム
２２にはカツプリング２４が設けられ、シリンダ
２７によつて進退移動してこのカツプリング２４
に係脱し、係合状態でモータ２８により回動する
駆動カツプリング２５からなるメインクランプ用
ナツトランナが設けられている。
２を中心とする放射線方向に摺動可能に案内保持
されている。この各把持爪１６の背面に、把持爪
１６の摺動方向と直交する方向に摺動するはす歯
ラツク１７を設け、把持爪１６の背面に形成した
はす歯と噛合している。前記はす歯ラツク１７の
背面には係合ピン１８が突設されており、この係
合ピン１８はチヤツク本体３内に前記中心点Ｏ２
と同心円で回転自在に設けられているリング状部
材１９に形成された放射方向の係合溝２０に係合
している。前記リング状部材１９にはウオームホ
イール２１が設けられ、このウオームホイール２
１にウオーム２２が噛合している。このウオーム
２２にはカツプリング２４が設けられ、シリンダ
２７によつて進退移動してこのカツプリング２４
に係脱し、係合状態でモータ２８により回動する
駆動カツプリング２５からなるメインクランプ用
ナツトランナが設けられている。
さらにチヤツク本体３には、センタ１５により
支承され、ワークホルダ２３によつて支承し、か
つ前記把持爪１６によりジヤーナル部Ｊを保持し
たクランク軸のバランスウエイトに当接するタレ
ツト式の回転方向基準部材２９と、この回転方向
基準部材２９にバランスウエイトを押し付ける回
転方向基準押圧部材３４とが備えられている。前
記回転方向基準部材２９は、複数の段階的基準面
が設けられ、これを割出し回転するための手段と
してカツプリング３１を有し、このカツプリング
３１にシリンダ３２によつて進退移動して係脱
し、係合状態にてモータ３３で割出し回動する駆
動カツプリング３１よりなる作動装置が設けられ
ている。
支承され、ワークホルダ２３によつて支承し、か
つ前記把持爪１６によりジヤーナル部Ｊを保持し
たクランク軸のバランスウエイトに当接するタレ
ツト式の回転方向基準部材２９と、この回転方向
基準部材２９にバランスウエイトを押し付ける回
転方向基準押圧部材３４とが備えられている。前
記回転方向基準部材２９は、複数の段階的基準面
が設けられ、これを割出し回転するための手段と
してカツプリング３１を有し、このカツプリング
３１にシリンダ３２によつて進退移動して係脱
し、係合状態にてモータ３３で割出し回動する駆
動カツプリング３１よりなる作動装置が設けられ
ている。
前記チヤツク本体３に設けられた把持爪１６を
各種クランク軸のピンＰの位相に対応させるよう
主軸１に対し割出しする割出機構が設けられてい
る。その機構は次の通りである。チヤツク本体３
はチヤツク支持部材４にチヤツク本体３と一体の
チヤツク本体支持軸３ａを介して軸線方向に進退
可能に支持され、チヤツク本体３の後退位置では
ギヤカツプリング（係合手段）３５の係合によつ
て回転方向を結合し、前進位置ではギヤカツプリ
ング３５の係合が解脱されチヤツク本体３を回転
可能とするようになつている。このチヤツク本体
３の軸線方向の進退作動装置は、チヤツク支持部
材４にリフトシリンダ３６を設け、このリフトシ
リンダ３６内のピストンと前記チヤツク本体支持
軸３ａとを一体構造とした構成である。さらに、
把持爪１６を割出すためのチヤツク本体３の割出
回転装置は、主軸１の後端にクラツチ係脱シリン
ダ３８によつて作動するクラツチ３７と、このク
ラツチ３７を回動する割出し駆動源３９とを設
け、前記クラツチ３７とチヤツク本体支持軸３ａ
との間に、チヤツク支持部材４の半径方向の移動
を吸収してチヤツク本体３に回転を伝達する回転
継手４０を設けた構造である。４１はセンタ１５
を進退移動させるセンタ押圧シリンダであり、そ
のピストンロツドとセンタ１５とは前記回転継手
４０の部位でユニバーサルジヨイント４２によつ
て連結されている。
各種クランク軸のピンＰの位相に対応させるよう
主軸１に対し割出しする割出機構が設けられてい
る。その機構は次の通りである。チヤツク本体３
はチヤツク支持部材４にチヤツク本体３と一体の
チヤツク本体支持軸３ａを介して軸線方向に進退
可能に支持され、チヤツク本体３の後退位置では
ギヤカツプリング（係合手段）３５の係合によつ
て回転方向を結合し、前進位置ではギヤカツプリ
ング３５の係合が解脱されチヤツク本体３を回転
可能とするようになつている。このチヤツク本体
３の軸線方向の進退作動装置は、チヤツク支持部
材４にリフトシリンダ３６を設け、このリフトシ
リンダ３６内のピストンと前記チヤツク本体支持
軸３ａとを一体構造とした構成である。さらに、
把持爪１６を割出すためのチヤツク本体３の割出
回転装置は、主軸１の後端にクラツチ係脱シリン
ダ３８によつて作動するクラツチ３７と、このク
ラツチ３７を回動する割出し駆動源３９とを設
け、前記クラツチ３７とチヤツク本体支持軸３ａ
との間に、チヤツク支持部材４の半径方向の移動
を吸収してチヤツク本体３に回転を伝達する回転
継手４０を設けた構造である。４１はセンタ１５
を進退移動させるセンタ押圧シリンダであり、そ
のピストンロツドとセンタ１５とは前記回転継手
４０の部位でユニバーサルジヨイント４２によつ
て連結されている。
次に上記本発明の作用について説明する。先ず
クランク軸のピンストロークの変更に伴い主軸１
に対しチヤツク本体３の偏心量の変更は、ピンス
トローク自動切替装置の駆動カツプリング１２が
前進してストツパ１０のカツプリング１１に係合
し、ストツパ１０を回転割出しを行い、クサビ部
材９を進退作動してチヤツク支持部材４をストツ
パ１０で規制される半径方向に移動することによ
り自動切替えを得るものである。
クランク軸のピンストロークの変更に伴い主軸１
に対しチヤツク本体３の偏心量の変更は、ピンス
トローク自動切替装置の駆動カツプリング１２が
前進してストツパ１０のカツプリング１１に係合
し、ストツパ１０を回転割出しを行い、クサビ部
材９を進退作動してチヤツク支持部材４をストツ
パ１０で規制される半径方向に移動することによ
り自動切替えを得るものである。
センタ１５に支持されたクランク軸のジヤーナ
ル部Ｊを保持する把持爪１６の作動は、メインク
ランプ用ナツトランナの駆動カツプリング２５が
前進してウオーム２２のカツプリング２４に係合
し、ウオーム２２を正逆回転することによりウオ
ームホイール２１を介してリング状部材１９が回
動される。このリング状部材１９の回動によつて
係合溝２０に係合している係合ピン１８を介して
はす歯ラツク１７を摺動させその動きによつて各
把持爪１６を同時に放射線方向に進退させるもの
である。従つて、ジヤーナル部Ｊの径の変化に対
しては把持爪１６の放射線方向の進退移動によつ
て任意に対応させることができるのである。
ル部Ｊを保持する把持爪１６の作動は、メインク
ランプ用ナツトランナの駆動カツプリング２５が
前進してウオーム２２のカツプリング２４に係合
し、ウオーム２２を正逆回転することによりウオ
ームホイール２１を介してリング状部材１９が回
動される。このリング状部材１９の回動によつて
係合溝２０に係合している係合ピン１８を介して
はす歯ラツク１７を摺動させその動きによつて各
把持爪１６を同時に放射線方向に進退させるもの
である。従つて、ジヤーナル部Ｊの径の変化に対
しては把持爪１６の放射線方向の進退移動によつ
て任意に対応させることができるのである。
さらに、前記把持爪１６をクランク軸のピン位
相に対応させるべく主軸１に対し割出しを行うに
は、リフトシリンダ３６によつてチヤツク本体３
を前進移動し、ギヤカツプリング３５の係合を解
脱する。また、クラツチ係脱シリンダ３８を作動
してクラツチ３７を係合し、割出し駆動源３９の
作動によつてチヤツク本体３を所要角度に回動す
ることによつて得られる。
相に対応させるべく主軸１に対し割出しを行うに
は、リフトシリンダ３６によつてチヤツク本体３
を前進移動し、ギヤカツプリング３５の係合を解
脱する。また、クラツチ係脱シリンダ３８を作動
してクラツチ３７を係合し、割出し駆動源３９の
作動によつてチヤツク本体３を所要角度に回動す
ることによつて得られる。
チヤツク本体３に保持されたクランク軸の回転
方向の位置決めは、各種のクランク軸に対応する
よう回転方向基準部材２９を割出しする。それに
は、作動装置の駆動カツプリング３１を前進して
回転方向基準部材２９のカツプリング３０に係合
し、回転方向基準部材２９を回動することによつ
て割出される。この回転方向基準部材２９にはク
ランク軸のバランスウエイトの一側面が当接し、
他側面より回転方向基準押圧部材３４によつて押
圧して位置決めされるのである。
方向の位置決めは、各種のクランク軸に対応する
よう回転方向基準部材２９を割出しする。それに
は、作動装置の駆動カツプリング３１を前進して
回転方向基準部材２９のカツプリング３０に係合
し、回転方向基準部材２９を回動することによつ
て割出される。この回転方向基準部材２９にはク
ランク軸のバランスウエイトの一側面が当接し、
他側面より回転方向基準押圧部材３４によつて押
圧して位置決めされるのである。
＜効果＞
以上のように本発明によると、クランク軸のピ
ンストロークの変更に伴い主軸に対するチヤツク
本体の偏心量を自動的に変更可能であることは勿
論、ジヤーナル径の変化に対してもチヤツク本体
に放射線方向に進退移動可能に設けられた３個の
把持爪によつて自動的に任意に対応させることが
でき、また、ジヤーナル部の径の加工誤差にもか
かわらず、ピンを主軸の中心に一致させることが
できる。
ンストロークの変更に伴い主軸に対するチヤツク
本体の偏心量を自動的に変更可能であることは勿
論、ジヤーナル径の変化に対してもチヤツク本体
に放射線方向に進退移動可能に設けられた３個の
把持爪によつて自動的に任意に対応させることが
でき、また、ジヤーナル部の径の加工誤差にもか
かわらず、ピンを主軸の中心に一致させることが
できる。
さらにチヤツク支持部材にチヤツク本体を軸方
向に移動可能にかつ相対回転可能に支承し、チヤ
ツク支持部材とチヤツク本体間にチヤツク支持部
材に対するチヤツク本体の軸動によつて回転方向
に係脱する係合手段を設け、前記チヤツク本体を
チヤツク支持部材に対して軸動させる進退作動装
置を設け、チヤツク支持部材に対して係合手段に
よる係合が解除された状態でチヤツク本体を回転
割出しする割出回転装置を設けた構成であるの
で、クランク軸のジヤーナル部を保持した状態
で、チヤツク本体とともにクランク軸を回転割出
しすることができ、ジヤーナル部の径の加工誤差
に係わらずどのピンも主軸の中心に一致させるこ
とができる。また、ジヤーナル部を保持した状態
でクランク軸を回転割出しできるため、クランク
軸の保持位置が半径方向にずれる恐れがなくな
り、ピンの加工精度が向上する効果がある。
向に移動可能にかつ相対回転可能に支承し、チヤ
ツク支持部材とチヤツク本体間にチヤツク支持部
材に対するチヤツク本体の軸動によつて回転方向
に係脱する係合手段を設け、前記チヤツク本体を
チヤツク支持部材に対して軸動させる進退作動装
置を設け、チヤツク支持部材に対して係合手段に
よる係合が解除された状態でチヤツク本体を回転
割出しする割出回転装置を設けた構成であるの
で、クランク軸のジヤーナル部を保持した状態
で、チヤツク本体とともにクランク軸を回転割出
しすることができ、ジヤーナル部の径の加工誤差
に係わらずどのピンも主軸の中心に一致させるこ
とができる。また、ジヤーナル部を保持した状態
でクランク軸を回転割出しできるため、クランク
軸の保持位置が半径方向にずれる恐れがなくな
り、ピンの加工精度が向上する効果がある。
第１図は本発明の断面図、第２図は主要部拡大
断面図、第３図は第２図の矢視一部断面図、第
４図は第３図−線の破断図、第５図は把持爪
の作動機構要素を示す断面図である。 １……主軸、３……チヤツク本体、４……チヤ
ツク支持部材、９……クサビ部材、１０……スト
ツパ、１６……把持爪、１７……はす歯ラツク、
１８……係合ピン、１９……リング状部材、２０
……係合溝、２２……ウオーム、２４……カツプ
リング、３５……ギヤカツプリング、３６……リ
フトシリンダ、３７……クラツチ、３９……割出
し駆動源、４０……回転継手。
断面図、第３図は第２図の矢視一部断面図、第
４図は第３図−線の破断図、第５図は把持爪
の作動機構要素を示す断面図である。 １……主軸、３……チヤツク本体、４……チヤ
ツク支持部材、９……クサビ部材、１０……スト
ツパ、１６……把持爪、１７……はす歯ラツク、
１８……係合ピン、１９……リング状部材、２０
……係合溝、２２……ウオーム、２４……カツプ
リング、３５……ギヤカツプリング、３６……リ
フトシリンダ、３７……クラツチ、３９……割出
し駆動源、４０……回転継手。
Claims (1)
- １ チヤツク支持部材を主軸にクランク軸のピン
ストロークに応じて偏心量を調整すべく半径方向
に移動調整可能に設け、前記チヤツク支持部材に
チヤツク本体を軸方向に移動可能にかつ相対回転
可能に支承し、チヤツク支持部材とチヤツク本体
間にチヤツク支持部材に対するチヤツク本体の軸
動によつて回転方向に係脱する係合手段を設け、
前記チヤツク本体をチヤツク支持部材に対して軸
動させる進退作動装置を設け、チヤツク支持部材
に対して係合手段による係合が解除された状態で
チヤツク本体を回転割出しする割出回転装置を設
け、前記チヤツク本体にクランク軸のジヤーナル
部を保持する３個の把持爪を主軸中心に対してピ
ンストローク分偏心し、かつ放射線方向に進退移
動可能に配設したことを特徴とするクランク軸用
チヤツク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58224422A JPS60118404A (ja) | 1983-11-30 | 1983-11-30 | クランク軸用チヤツク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58224422A JPS60118404A (ja) | 1983-11-30 | 1983-11-30 | クランク軸用チヤツク |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60118404A JPS60118404A (ja) | 1985-06-25 |
| JPS641243B2 true JPS641243B2 (ja) | 1989-01-11 |
Family
ID=16813530
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58224422A Granted JPS60118404A (ja) | 1983-11-30 | 1983-11-30 | クランク軸用チヤツク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60118404A (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2589971B2 (ja) * | 1984-12-24 | 1997-03-12 | 株式会社小松製作所 | クランクシヤフトの旋削機械 |
| JPH0243629Y2 (ja) * | 1985-07-31 | 1990-11-20 | ||
| JPS634207U (ja) * | 1986-06-23 | 1988-01-12 | ||
| JPH071208Y2 (ja) * | 1988-04-20 | 1995-01-18 | 富士機械製造株式会社 | ワーク保持装置 |
| WO1992008562A1 (en) * | 1990-11-15 | 1992-05-29 | Kabushiki Kaisha Komatsu Seisakusho | Chuck device |
| JP6292890B2 (ja) * | 2014-01-15 | 2018-03-14 | コマツＮｔｃ株式会社 | チャック装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5871010A (ja) * | 1981-10-26 | 1983-04-27 | Komatsu Ltd | チヤツク装置 |
-
1983
- 1983-11-30 JP JP58224422A patent/JPS60118404A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60118404A (ja) | 1985-06-25 |
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