JPS641119Y2 - - Google Patents

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JPS641119Y2
JPS641119Y2 JP17076084U JP17076084U JPS641119Y2 JP S641119 Y2 JPS641119 Y2 JP S641119Y2 JP 17076084 U JP17076084 U JP 17076084U JP 17076084 U JP17076084 U JP 17076084U JP S641119 Y2 JPS641119 Y2 JP S641119Y2
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JP
Japan
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holder
tile
decorative
frame
tiles
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JP17076084U
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JPS6185500U (ja
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Priority to GB08518056A priority patent/GB2164002B/en
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  • Finishing Walls (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【考案の目的】
本考案は装飾パネルに関するものであり、タイ
ル、ガラス板、木板、樹脂板等の装飾板を脱着自
在に取り付けることができ、またさらに装飾板表
面に種々の装飾物を保持固定できるようにした装
飾パネルを提供するものである。
【従来の技術】
従来は、例えば、タイル壁面を形成する場合、
タイル裏面に張り付けモルタルを付着させ、該モ
ルタルの接着力を利用してタイルを躯体面に貼着
するいわゆる湿式工法が一般的である。然しなが
ら、この湿式工法によるタイルの貼着作業は、多
くの時間と手間を要し、しかも貼着直後のタイル
が自重によりズレたりする欠点があつた。また貼
着完了後に所定の養生期間を必要とし、工期が長
期化するという欠点があつた。それに、タイルを
自由に壁面から脱着することが出来ず、模様替え
をしたい場合には、一旦タイルを壁面から剥がし
取り、然る後に新しいタイルを準備して前述の要
領で貼着する必要があつた。つまり、模様替え等
の場合に、大規模な工事となる欠点があつた。 この湿式工法の欠点を解決するものとして、釘
等でタイルを壁面に固定するいわゆる乾式工法が
知られている。然しながら、この乾式工法の場合
には、釘等の頭部が外部に露出するため釘等を隠
蔽することが必要となり、目地詰め作業を行つて
いた。従つて、模様替え等をする場合は、先ず目
地を取り除き、次に釘等を除去しなければならな
かつた。要するに、この乾式工法の場合も、模様
を替えるとき等は大規模な工事となる欠点があつ
た。
【考案が解決しようとする問題点】
これら欠点を改良したものとして、本願考案者
らが提案した実願昭59−15979があるが、店舗用
としてのデイスプレーの壁は、定期的に短時間で
模様替えを行う必要があり、室内壁に依存するこ
となく、壁へ簡易な取付けのみで壁面装飾を可能
としたパネルであり、単独で壁面を構成し得る装
飾パネルが望まれており、また室内壁のみでは、
スペースの問題から大きな展示が不可能であり、
室内空間を最大限に利用するには、ケース状のも
ののみによるしかなかつた。また、陶器製タイル
によるデイスプレー用の装飾板の着脱自在な自立
構造のパネルは無かつた。
【考案の構成】
本考案は、上記の点に鑑み案出された装飾パネ
ルであり、デイスプレー機能を有することを可能
とした装飾パネルを提供せんとするものである。 以下に本考案の構成を、装飾板としてタイルを
使用した場合に基づいて、図面を参照して説明す
ると次の通りである。 第1図乃至第5図は、本考案の第一の実施例を
示すものである。図において、1はタイル、2は
断面形状が横倒コ字形状の棒体、3は該棒体2の
少くとも対応する前面若しくは後面の一方の任意
の箇所に複数個列状に穿設された嵌着孔4に嵌着
される突起5が、螺孔6の孔端周囲に形成された
ナツトであり、該ナツト3を棒体2に嵌着係止さ
せて、上記棒体2と該ナツト3とにより固定具7
が形成されるものである。これら固定具7を平行
な枠状若しくは格子状に組立てることにより枠体
13を形成するものである。上記嵌着孔4の間隔
は、タイル1の一辺長に相当する長さであり、10
cm、20cm等の間隔で開穿するものである。この時
の上下の棒体2の間隔もタイル1の一辺長であ
る。タイル1は、四角部にホルダー8を挿通する
挿通部9と、該挿通部9の周縁に形成された段部
10とを有している。これらの挿通部9及び段部
10は、第3図に示す如く4個のタイル1を集合
させた場合に、ホルダー8の挿通孔と円形状の係
止段部が構成されるべく分割形成されている。ま
た、周辺に位置する場合は、左右または上下にて
半円形状を形成するものである。 ホルダー8は、該段部10に係止する鍔11を
有し、この鍔11と段部10とによるタイル1の
固定具7への係止固定を可能ならしめている。 固定具7は、その表面にナツト3の螺孔6の周
縁突起5が表出し、ホルダー8の取付螺孔6を形
成している。また固定具7は、断面が横倒コ字形
状で、対応する前面及び後面の両面のに嵌着孔4
を形成するとともにナツト3の両面を前述のよう
に突起5および螺孔6を開設して、棒体2の両面
側よりホルダー8を螺合させ、枠体13の両面に
デイスプレー面を形成してもよい。また上記ホル
ダー8は、その頭部の鍔11の中央部に装飾物を
嵌合装着するための嵌合孔8′を有している。
【実施例】
次にこの第一の実施例におけるタイルの取り付
け要領を説明する。第3図に示す如く、タイル1
の取り付けは、先ず最初に、最下段に配されるべ
きタイル1を二枚準備し、その下端側をタイル1
の挿通部9によつて形成された半円形状の挿通孔
へホルダー8を挿通し、先端を固定具7の螺孔6
に螺着する。あるいは、第7図に示すような枠体
13を使用した場合は、角のタイル1より枠19
の挟持間隔に挿入して最下段のタイルを取付け、
次に第二段目のタイル1,1を準備してこれの下
端側を上記最下段のタイル1,1の下端側に当接
させる。そうしておいて、これら4枚のタイル1
の挿通部9によつて形成された挿通孔へホルダー
8を挿通し、先端を固定具7の螺孔6に螺着す
る。後は、この要領で順次上段側のタイル1を取
り付けていけばよい。 ここで、固定具7に嵌着されたナツト3は、棒
体2の内壁に螺合の際ナツトの例えば六角ナツト
の場合の周壁六面のうちの一面が当接し、回転防
止するに適したナツト3の外径を有するもの、す
なわち棒体2の内側幅よりナツト3の外周囲の面
と面との外径幅が僅か小なるものであることが必
要である。而して4個のタイル1の角部が集合す
る部分の段部10が、第3図に示す如く、ホルダ
ー8の周縁鍔(ホルダー頭部)11と固定具7の
上面との間に挟持される。つまり、タイル1は、
棒体2の両端で、棒体2を固定する柱体12から
なる枠体13の内側14の全面にホルダー8を介
して取り付けられることになる。該柱体12はタ
イル1の厚み分だけ棒体2より前面へ突出する厚
みのものを使用することにより、左右端のホルダ
ー8による取付けを面当接として省略することも
可能であり、またこうすることにより、タイル表
面と外周枠体13の表面との面合せが出来、美麗
に仕上がる。図において、15はタイル1の段部
10とホルダー8の鍔11との間に配されたゴム
等の弾性部材で、ホルダー8の締め付け時にタイ
ル1を保護するためのものである。また、ホルダ
ー8の嵌合孔8′へ装飾物16または支持物17
となるキヤツプ体18を一個のホルダー8または
複数のホルダー8に渡つて嵌め込み、ホルダー8
頭部が外部から見えないように成してある。さら
に必要に応じ枠体13のうちの最も外周囲の枠1
9側に位置するタイル1は、その上・下・左・右
のいずれかの一辺の端側を挿入挟持する最外枠1
9(第7図)を四周に設けた枠体13を使用する
ことによりタイル1の一側面を挟持することも可
能である。 このようにして構築されたパネル面上のタイル
壁面であれば、タイル1の脱着を自由に行うこと
ができ、模様替え等の場合に便利である。すなわ
ち、タイル1は、キヤツプ体18を取り外し、ホ
ルダー8を固定具7から取り外すだけで枠体13
からの取り外しができ、取替え作業が容易であ
る。また、装飾物であるキヤツプ体18の装飾形
状を変更することにより、任意の装飾タイル壁面
上でのデイスプレーを得ることができるととも
に、キヤツプ体18をピン20等を受ける木また
はコルク等の材質にて形成し、タイル壁面でのピ
ン止めによる衣類のデイスプレーが可能となる。
それに、キヤツプ体18に換えてコツプ受けやタ
オル掛け等を取り付けることが可能である。また
装飾物であるキヤツプ体18で、ホルダー頭部を
覆い隠すことができ、外観上の見栄えがよい。更
に、第5図および第6図に示すようにパネル板を
連結することにより、折曲自立が可能となり、両
面デイスプレーが可能である。パネル板下端面に
キヤスター(図示せず)を取付け、搬送を容易に
することも可能であり、また上端面にフツクを取
付けることにより、壁面に取付ける壁面装飾パネ
ル板としても利用できる。 本考案の他の実施例として、第6図に示すよう
に、装飾パネルの上端角部に、L型金具により複
数枚のパネルを連結した場合は、屏風状に折曲す
ることにより自立が可能である。単独の場合は脚
による自立、キヤツプ体18に磁石片を用いれ
ば、磁性金属片で紙片等を係止することが可能で
ある。更に装飾パネルを被貼着壁面に取付固定す
ることも可能であり、デイスプレー用としてのみ
でなく、装飾壁としても利用できる。更に又、本
考案は、タイル以外のガラス板、木板、樹脂板等
の装飾板にも適用可能である。
【効果】
以上説明したように本考案によれば、短期間で
室内壁の模様替えが簡易に可能であり、壁面上の
模様替えも迅速に行えるばかりでなく、装飾パネ
ル板は、連結使用することにより、折曲によるパ
ネルの自立が可能となり平面スペースが極めて有
効に利用でき、任意の場所でデイスプレーできる
とともに、両面デイスプレーが可能となり、狭い
店舗内のスペースの有効利用となる。また、単に
展示物を取付けるため取付け壁としての効果のみ
でなく、装飾壁としてのタイル等の取付壁として
の効果が極めて大きく、このタイルパネルに脱着
自在に取付けることが可能であり、展示物の色、
形に合せてタイル面の模様替えの場合等に便利で
ある。さらに、ホルダーへ装飾物を取付けること
により、装飾板壁面に任意のデイスプレーが可能
である。しかも、ホルダー頭部を覆い隠すための
目地材等が不用である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すものであり、第1
図は装飾パネルの自立状態の正面図、第2図は装
飾パネルを構成する枠体の部分正面図、第3図は
タイルの取付構造を示す分解斜視図、第4図は棒
体とナツトとの嵌合状態を示す部分斜視断面図、
第5図は本考案の使用状態を示す斜視図、第6図
は本考案の他の使用状態を示す斜視図である。第
7図は、枠体の他の実施例を示す部分平断面図で
ある。 1……装飾板(タイル)、2……棒体、3……
ナツト、4……嵌着孔、5……突起、6……螺
孔、7……固定具、8……ホルダー、9……挿通
部、10……段部、11……ホルダーの周縁鍔、
13……枠体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 断面形状が少なくとも横倒コ字形状を含む棒体
    と、該棒体の一面に列状の嵌着孔が穿設され、該
    孔に嵌着挿入される突起が螺孔の入口端面に形成
    されたナツトとにより固定具を形成し、該固定具
    を適宜平行枠状に組合せることによつてなる枠体
    と、ホルダーの挿通部と、該挿通部の周縁に形成
    された段部とを備えた装飾板を上記固定具上に載
    置し、必要に応じて弾性材を介して上記装飾板の
    挿通部から固定具の取付孔へ上記ホルダーを螺合
    係止させ、ホルダーの周縁鍔で上記装飾板の段部
    を圧着し、装飾板を枠体上へ固定してなる装飾パ
    ネル。
JP17076084U 1984-07-17 1984-11-09 Expired JPS641119Y2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17076084U JPS641119Y2 (ja) 1984-11-09 1984-11-09
GB08518056A GB2164002B (en) 1984-07-17 1985-07-17 Decorative panel comprising replaceable decorative sheets
DE8585305094T DE3584045D1 (de) 1984-07-17 1985-07-17 Dekorative tafel mit auswechselbaren dekorativen blaettern.
EP19850305094 EP0169061B1 (en) 1984-07-17 1985-07-17 Decorative panel comprising replaceable decorative sheets

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17076084U JPS641119Y2 (ja) 1984-11-09 1984-11-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6185500U JPS6185500U (ja) 1986-06-05
JPS641119Y2 true JPS641119Y2 (ja) 1989-01-11

Family

ID=30728470

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17076084U Expired JPS641119Y2 (ja) 1984-07-17 1984-11-09

Country Status (1)

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JP (1) JPS641119Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0644982Y2 (ja) * 1987-04-08 1994-11-16 鹿島建設株式会社 建物用化粧石板の定着構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6185500U (ja) 1986-06-05

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