JP3070863U - 間仕切りユニット - Google Patents

間仕切りユニット

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JP3070863U JP2000000609U JP2000000609U JP3070863U JP 3070863 U JP3070863 U JP 3070863U JP 2000000609 U JP2000000609 U JP 2000000609U JP 2000000609 U JP2000000609 U JP 2000000609U JP 3070863 U JP3070863 U JP 3070863U
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昌彦 山田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 展示会場等の室内空間を任意に仕切る間仕切
りユニットに於いて、ネジや釘、ピン等を自由に使用す
ることができると共に、パネル表面を自由自在に加工す
ることができ、然も低コストで経済的な間仕切りユニッ
トを提供する。 【解決手段】 複数枚の間仕切り用パネル1と、間仕切
り用パネル1を床面に起立姿勢で支持するベース2と、
隣接する間仕切り用パネル1の側端部同士を着脱自在に
連結する連結具3とから構成した間仕切りユニットであ
って、前記各間仕切り用パネル1を、四角形状のフレー
ム4と、フレーム4の両面にガイド機構6を介してスラ
イド自在且つ着脱自在に取り付けた木製部材から成るパ
ネル表面材5とから構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、主に展示会場やイベント会場、各種店舗、事務所等に於いて用いら れるものであり、展示会場等の室内空間を任意に仕切ることができる間仕切りユ ニットの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、服飾メーカーや家電メーカー等の各種メーカーの展示会を催す会場、 或いは写真や絵画等の展示会を催す会場等に於いては、室内に複数枚の間仕切り 用パネルを並べて室内空間を任意の大きさ及び形状に仕切るようにした間仕切り ユニットが広く利用されている。
【0003】 従来、この種の間仕切りユニットに於いては、複数枚の間仕切り用パネルを支 柱や横材等を用いて側方に連結したり、或いは複数枚の間仕切り用パネルを間仕 切り用パネルの側端部に設けたジョイント等を用いて側方に連結したりするよう にしている。
【0004】 又、間仕切りユニットに使用されている間仕切り用パネルには、アルミニウム 製パネルや鋼製パネルの他にプラスチック製パネルがあり、又、前記各パネルの 表面に木目印刷等の焼付け塗装をしたパネル、メラミン樹脂やポリエステル樹脂 等の化粧版を貼ったパネル、更に、フレームの両面に合板や石膏ボードを貼り合 わせたパネル等がある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、展示会場で使用する間仕切りユニットに於いては、展示会の終了後 に間仕切りユニットを解体し、傷や汚れが付いている間仕切り用パネル或いは比 較的安価で低級な間仕切り用パネル(例えば合板等を使用した間仕切り用パネル )等は廃材として廃棄処理し、又、高価で高級な間仕切り用パネル(例えばパネ ル表面に花崗岩プレートや大理石、化粧板等を貼り付けた間仕切り用パネル)等 は保管して再度使用するようにしている。 このように、展示会場で使用する間仕切りユニットに於いては、パネル表面に 傷等が付いている間仕切り用パネルや安価で低級な間仕切り用パネル等を全て廃 材として廃棄処理している為に極めて不経済である。
【0006】 又、展示会場に於いては、展示物の種類によっては展示物(例えば服飾類、写 真、絵画等)を間仕切り用パネルに直接取り付けて展示したり、或いは展示物に 照明を当てるスポットライト等の照明器具を間仕切り用パネルに取り付けたりす ることがある。これらの場合には、取付金具やネジ、釘、ピン等を用いて展示物 や照明器具等を間仕切り用パネルに取り付けるようにしている。 然し乍ら、間仕切り用パネルに金属製パネル(アルミニウム製パネル及び鋼製 パネル等)や高価で高級な間仕切り用パネル(例えばパネル表面に花崗岩プレー トや大理石、化粧板等を貼り付けた間仕切り用パネル等)を使用している場合に は、パネル表面が硬すぎたり、傷付いたりする為、釘やピン等を使用したりする ことができず、又、パネル表面を自由自在に加工したりすることができず、展示 物や照明器具等を間仕切り用パネルに取り付けることができないと云う問題が発 生する。
【0007】 本考案は、このような問題点に鑑みて為されたものであり、その目的はネジや 釘、ピン等を自由に使用することができると共に、パネル表面を自由自在に加工 することができるようにした低コストで経済的な間仕切りユニットを提供するこ とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する為に、本考案の請求項1の間仕切りユニットは、複数枚の 間仕切り用パネルと、間仕切り用パネルを床面に起立姿勢で支持するベースと、 隣接する間仕切り用パネルの側端部同士を着脱自在に連結する連結具とから構成 した間仕切りユニットであって、前記各間仕切り用パネルを、四角形状のフレー ムと、フレームの両面にガイド機構を介してスライド自在且つ着脱自在に取り付 けた木製部材から成るパネル表面材とから構成したことに特徴がある。
【0009】 本考案の請求項2の間仕切りユニットは、フレームが、一対の金属パイプ製の 縦材と、縦材の上端部同士及び下端部同士を連結する金属製の横材とから成り、 各縦材の上端部開口に連結具の一部分が着脱自在に嵌合されると共に、各縦材の 下端部開口にベースの一部分若しくは連結具の一部分が着脱自在に嵌合されるよ うにしたことに特徴がある。
【0010】 本考案の請求項3の間仕切りユニットは、パネル表面材が、普通合板の表面に クロスを貼着したパネル表面材、普通合板の表面に壁紙を貼着したパネル表面材 、普通合板の表面にプラスチック製シートを貼着したパネル表面材、プリント合 板若しくは塗装合板であることに特徴がある。
【0011】 本考案の請求項4の間仕切りユニットは、ガイド機構が、フレームの縦材の内 側面に縦材に沿って設けたガイドレールと、パネル表面材の裏面側に設けられ、 ガイドレールの溝に挿入されてガイドレールの一部分に摺動自在に係止される係 止片とから成ることに特徴がある。
【0012】 本考案の請求項5の間仕切りユニットは、ベースが、床面に載置されるベース 板と、ベース板の上面に立設され、間仕切り用パネルのフレームの縦材の下端部 開口に着脱自在に嵌合される少なくとも一本の支柱とから成ることに特徴がある 。
【0013】 本考案の請求項6の間仕切りユニットは、連結具が、隣接する間仕切り用パネ ルの上端面若しくは下端面に当接する連結板と、少なくとも連結板の片面に設け られ、隣接する間仕切り用パネルのフレームの上端部開口若しくは下端部開口に 夫々着脱自在に嵌合される少なくとも二本の連結爪とから成ることに特徴がある 。
【0014】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。 図1及び図2は本考案の実施の形態に係る間仕切りユニットを示し、当該間仕 切りユニットは、複数枚の間仕切り用パネル1と、間仕切り用パネル1を床面に 起立姿勢で支持するベース2と、隣接する間仕切り用パネル1の側端部同士を着 脱自在に連結する連結具3とから構成されて居り、展示会場等の室内に複数枚の 間仕切り用パネル1を直列状、T字状、L字状若しくは交差状に並べることによ って、室内空間を任意の大きさ及び形状に仕切れるようになっている。
【0015】 前記間仕切り用パネル1は、図2乃至図6に示す如く、四角形状のフレーム4 と、フレーム4の両面に取り付けられる木製のパネル表面材5と、パネル表面材 5をフレーム4の両面にスライド自在且つ着脱自在に取り付けるガイド機構6と から構成されて居り、パネル表面材5をフレーム4の長手方向へスライドさせる ことによって、フレーム4へのパネル表面材5の取り付け及びフレーム4からの パネル表面材5の取り外しを行えるようになっている。
【0016】 具体的には、フレーム4は、図7乃至図10に示す如く、同じ長さ及び形状の 鋼製の角パイプから成る一対の縦材4aと、縦材4aの上端部同士を連結する鋼 板製の横材4bと、縦材4aの下端部同士を連結する鋼製の角パイプから成る横 材4cとから構成されて居り、各横材4b,4cの両端部を各縦材4aの上端部 及び下端部の内方側面に夫々溶接により固着することによって、長方形状に組み 立てられている。このフレーム4の各縦材4aの上端部開口4a′及び下端部開 口4a′には、後述する連結具3の一部分(連結爪3b)及びベース2の一部分 (支柱2b)が着脱自在に嵌合されるようになっている。
【0017】 又、パネル表面材5は、フレーム4と同じ大きさ及び形状の木製部材により形 成されて居り、ネジや釘、ピン等を自由に使用することができると共に、パネル 表面を自由自在に加工(例えば所定の位置に窓用開口部を形成)することができ るようになっている。 この実施の形態に於いては、パネル表面材5には、普通合板の表面に任意の模 様及び色彩のクロスを貼着したパネル表面材、普通合板の表面に任意の模様及び 色彩の壁紙を貼着したパネル表面材、普通合板の表面に任意の模様及び色彩のビ ニールシート等のプラスチック製シートを貼着したパネル表面材、普通合板の表 面に天然材の木目や種々の模様を印刷したプリント合板、普通合板の表面に塗装 を施した塗装合板等が使用されている。 尚、パネル表面材5の裏面には、図11及び図12に示す如く、パネル表面材 5の幅方向に沿う補強用の桟7が上下方向に一定の間隔を空けて複数本固定され ている。この補強用の桟7は、横材4b,4cよりも短い鋼製の角パイプにより 形成されて居り、ネジ8によりパネル表面材5の裏面に固定されている。
【0018】 更に、ガイド機構6は、図2、図4乃至図6に示す如く、フレーム4の各縦材 4aの内方側面に縦材4aに沿って夫々固定されたガイドレール6aと、パネル 表面材5の裏面に上下方向及び左右方向に一定の間隔を空けて取り付けられ、ガ イドレール6aの溝6a′に挿入されてガイドレール6aの一部分に摺動自在に 係止される複数の鋼板製の係止片6bとから成る。 ガイドレール6aは、フレーム4の縦材4aよりも若干短い断面形状が略C型 のアルミ合金製のチャンネル材により形成されて居り、フレーム4の各縦材4a の内方側面に溝6a′部分が内方を向く姿勢で複数本のネジ8により固定されて いる。 係止片6bは、パネル表面材5の裏面に固定した各桟7の両端部に外方へ突出 する状態で溶接により夫々固着されて居り、桟7の両端部から突出する部分がガ イドレール6aの上端部開口からガイドレール6aの溝6a′内に挿入されてガ イドレール6aの一部分に摺動自在に係止されるようになっている。
【0019】 尚、各係止片6bのパネル表面材5への取り付け位置は、各係止片6bをガイ ドレール6aの上端部開口からガイドレール6aの溝6a′内に挿入することが できると共に、最下位の係止片6bがフレーム4の下部側の横材4cに当接して パネル表面材5の位置決めを行えるように設定されている。 又、各係止片6bとパネル表面材5との間隔は、各係止片6bをガイドレール 6aの上端部開口からガイドレール6aの溝6a′内に挿入したときに、各係止 片6bがガイドレール6aの一部分に摺動自在に係止されると共に、パネル表面 材5の裏面がフレーム4の縦材4aの前面若しくは後面に摺動自在に当接するよ うに設定されている。
【0020】 而して、このガイド機構6によれば、パネル表面材5の下端部裏面側をフレー ム4の片面上端部に当接させた状態でパネル表面材5をフレーム4側へスライド させ、パネル表面材5の裏面に設けた各係止片6bをガイドレール6aの上端部 開口からガイドレール6aの溝6a′内へ順次挿入し、各係止片6bをガイドレ ール6aに係止させることによって、パネル表面材5をフレーム4の片面に取り 付けることができ、又、パネル表面材5をフレーム4から離れる方向へスライド させ、パネル表面材5の裏面に設けた各係止片6bをガイドレール6aの溝6a ′内から引き抜くことによって、パネル表面材5をフレーム4から取り外すこと ができる。
【0021】 尚、前記間仕切り用パネル1には、間仕切り用パネル1のレベル調整を行うア ジャストボルト等から成るレベル調整具9が設けられている。このレベル調整具 9は、図2に示す如く、フレーム4の下部側の横材4c両端部にフレーム4の長 手方向へ移動調整自在に螺着されて居り、レベル調整具9を移動調整することに よって間仕切り用パネル1のレベル調整を行えるようになっている。 又、一番端っこに配置される間仕切り用パネル1は、フレーム4の縦材4aの 外方側面が見える為、フレーム4の縦材4aの外方側面にもパネル表面材5と同 じ模様及び色彩のクロス、壁紙、プラスチック製シート等が貼着され、パネル表 面と同じ模様及び色彩となっている。
【0022】 前記ベース2は、間仕切り用パネル1を床面に起立姿勢で支持するものであり 、図13に示す如く、床面に載置される鋼製のベース板2aと、ベース板2aの 上面に溶接により固着され、間仕切り用パネル1の縦材4aの下端部開口4a′ に着脱自在に嵌合される鋼製の角パイプから成る一本若しくは二本の支柱2bと から構成されている。 この実施の形態に於いては、ベース2には、一番端っこに配置される間仕切り 用パネル1の外側端部を支持するエンドベース2と、間仕切り用パネル1を連結 する際に隣接する間仕切り用パネル1の側端部を支持するセンターベース2とが 使用されている。
【0023】 前記エンドベース2には、略長方形状のベース板2aの中間部片側寄りに一本 の支柱2bを固着したエンドベース2(図13(A)参照)と、長方形状のベー ス板2aの中央部に一本の支柱2bを固着したエンドベース2(図13(B)参 照)と、長方形状のベース板2aの一端部に一本の支柱2bを固着した片側エン ドベース2(図13(C)参照)とがあり、又、センターベース2には、長方形 状のベース板2aの中央部に二本の支柱2bを固着したセンターベース2(図1 3(D)参照)と、長方形状のベース板2aの一端部に二本の支柱2bを固着し た片側センターベース2(図13(E)参照)とがあり、通路側にベース板2a を出したくないときや既設壁面と間に空間を残したくないときには片側エンドベ ース2及び片側センターベース2が使用される。 尚、各ベース2のベース板2aの大きさ及び支柱2bの長さ等は、間仕切り用 パネル1を床面に起立姿勢で支持できるように夫々設定されている。 又、各センターベース2の二本の支柱2bの間隔は、二本の支柱2bを隣接す る間仕切り用パネル1の縦材4aの下端部開口4a′に夫々着脱自在に嵌合でき るように設定されている。
【0024】 前記連結具3は、隣接する間仕切り用パネル1の側端部同士を着脱自在に連結 するものであり、図14に示す如く、隣接する間仕切り用パネル1の上端面若し くは下端面に当接する鋼製の連結板3aと、連結板3aの片面に溶接により固着 され、隣接する間仕切り用パネル1の各縦材4aの上端部開口4a′若しくは下 端部開口4a′に夫々着脱自在に嵌合される鋼製の角パイプから成る複数本の連 結爪3bとから構成されている。 この実施の形態に於いては、連結具3には、隣接する間仕切り用パネル1の上 端部同士を連結する上部連結具3と、隣接する間仕切り用パネル1の下端部同士 を連結する下部連結具3とが使用されている。
【0025】 前記上部連結具3には、帯状の連結板3aの片面中央部に二本の連結爪3bを 固着した直列型上部連結具3(図14(A)参照)と、平面形状がT字形の連結 板3aの片面に三本の連結爪3bを固着したT型上部連結具3(図14(B)参 照)と、平面形状がL字形の連結板3aの片面に二本の連結爪3bを固着したL 型上部連結具3(図14(C)参照)とがあり、又、下部連結具3には、帯状の 連結板3aの片面中央部に二本の連結爪3bを固着した直列型下部連結具3(図 14(D)参照)と、平面形状がT字形の連結板3aの片面に三本の連結爪3b を固着したT型下部連結具3(図14(E)参照)と、平面形状がL字形の連結 板3aの片面に二本の連結爪3bを固着したL型下部連結具3(図14(F)参 照)とがある。 そして、直列型上部連結具3及び直列型下部連結具3は、間仕切り用パネル1 を直列状に連結するときに使用され、又、T型上部連結具3及びT型下部連結具 3は、間仕切り用パネル1をT字状に連結するときに使用される。更に、L型上 部連結具3及びL型下部連結具3は、間仕切り用パネル1をL字状に連結すると きに使用される。 尚、各連結具3の連結爪3bの間隔は、各連結爪3bを隣接する間仕切り用パ ネル1の縦材4aの上端部開口4a′若しくは下端部開口4a′に夫々着脱自在 に嵌合できるように設定されている。 又、各連結具3の連結板3aの幅は、フレーム4の縦材4aの幅と同一に設定 されて居り、間仕切り用パネル1を連結したときに連結板3aが間仕切り用パネ ル1からはみ出さないように設定されている。
【0026】 次に、上述した間仕切り用パネル1、ベース2及び連結具3から成る間仕切り ユニットの組み立てについて説明する。
【0027】 例えば、図15に示すように複数枚の間仕切り用パネル1を直列状に連結して 直列状の壁面を構成する場合には、先ず複数個のベース2を床面に所定の間隔を 空けて直列状に並べ、一枚目の間仕切り用パネル1の各縦材4aの下端部開口4 a′に一個目及び二個目のベース2の支柱2bを夫々嵌め込み、一枚目の間仕切 り用パネル1をベース2により床面に起立姿勢で支持する。このとき、両端のベ ース2にはエンドベース2若しくは片側エンドベース2を使用し、真中のベース 2にはセンターベース2若しくは片側センターベース2を使用する。又、床面が 傾斜しているときには、レベル調整具9により間仕切り用パネル1のレベル調整 を行う。 次に、二枚目の間仕切り用パネル1の各縦材4aの下端部開口4a′に二個目 及び三個目のベース2の支柱2bを夫々嵌め込み、二枚目の間仕切り用パネル1 をベース2により床面に起立姿勢で支持する。これによって、二枚目の間仕切り 用パネル1は、一枚目の間仕切り用パネル1に隣接する状態で且つ直列状に並べ られる。 その後、隣接する一枚目及び二枚目の間仕切り用パネル1の各縦材4aの上端 部開口4a′に直列型上部連結具3の連結爪3bを夫々嵌め込み、隣接する間仕 切り用パネル1の上端部同士を連結する。これによって、二枚の間仕切り用パネ ル1は、連続的且つ直列状に連結されることになる。 以下、同様にして三枚目以降の間仕切り用パネル1をベース2及び直列型上部 連結具3を用いて直列状に連結することにより、直列状の壁面を構成することが できる。 尚、この実施の形態に於いては、隣接する間仕切り用パネル1の下端部同士を センターベース2若しくは片側センターベース2を使用して連結するようにした が、これに替えて直列型下部連結具3を用いて隣接する間仕切り用パネル1の下 端部同士を連結するようにしても良い。
【0028】 そして、間仕切り用パネル1をT字状若しくはL字状に連結してT字状若しく はL字状の壁面を構成する場合には、間仕切り用パネル1をT字状に連結する部 分にT型上部連結具3及びT型下部連結具3を使用し、又、間仕切り用パネル1 をL字状に連結する部分にL型上部連結具3及びL型下部連結具3を使用し、上 述した手順と同様にして間仕切り用パネル1をT字状若しくはL字状に連結して 行けば良い。 このようにして、各種ベース2及び連結具3を介して間仕切り用パネル1を直 列状、T字状若しくはL字状に順次連結して行くことにより、展示会場等の室内 空間を任意の大きさ及び形状に仕切ることができる。
【0029】 この間仕切りユニットは、パネル表面材5を木製部材により形成している為、 間仕切り用パネル1の表面にネジをねじ込んだり、釘やピンを打ち込むことがで きるうえ、パネル表面を自由自在に加工したりすることができる。その結果、例 えば服飾類、写真、絵画等の展示物や照明器具等を取付金具、ネジ、釘、ピン等 を用いて間仕切り用パネル1に取り付けることができ、至極便利である。 又、間仕切り用パネル1は、パネル表面材5がフレーム4の両面に着脱自在に 取り付けられている為、パネル表面が傷付いたり、汚れたりした場合には、汚損 しているパネル表面材5のみをフレーム4から取り外し、これを新しいパネル表 面材5と交換すれば良い。その結果、間仕切り用パネル1全体を廃材として廃棄 処理する必要もなく、極めて経済的である。然も、パネル表面材5には、普通合 板にクロスや壁紙等を貼り付けたパネル表面材、プリント合板若しくは塗装合板 を使用している為、間仕切り用パネル1自体を安価に作製することができ、比較 的低コストの間仕切りユニットが得られる。 更に、間仕切り用パネル1にベース2の支柱2b及び連結具3の連結爪3bを 嵌め込むことにより、間仕切りユニットを組み立てることができ、又、ベース2 及び連結具3を間仕切り用パネル1から外すことにより、間仕切りユニットを解 体することができる。その結果、素人でも間仕切りユニットの組み立て及び解体 を工具なしに短時間で簡単且つ容易に行え、至極便利である。然も、パネル表面 材5がフレーム4の両面に着脱自在に取り付けられている為、間仕切り用パネル 1の組み立て及び分解も簡単且つ容易に行える。
【0030】 尚、上記実施の形態に於いては、間仕切り用パネル1を図13及び図14に示 すベース2及び連結具3を用いて側方へ直列状、T字状若しくはL字状に連結す るようにしたが、他の実施の形態に於いては、図16(A)及び(B)に示すよ うに平面形状が十字形の連結板3aの中央部に四本の連結爪3bを固着した十字 型の上部連結具3及び下部連結具3を用いて間仕切り用パネル1を交差状に連結 したり、或いは図16(C)乃至(F)に示すように連結板3aの両面に二本、 三本若しくは四本の連結爪3bを夫々固着した連結具3を用いて間仕切り用パネ ル1を上下方向に連結するようにしても良い。
【0031】 上記実施の形態に於いては、間仕切り用パネル1のフレーム4、ベース2、連 結具3及びガイド機構6の係止片6bを夫々鋼材により形成するようにしたが、 他の実施の形態に於いては、フレーム4、ベース2、連結具3及びガイド機構6 の係止片6bをアルミ合金材やステンレス材、プラスチック材により形成するよ うにしても良い。
【0032】 上記実施の形態に於いては、ガイド機構6をフレーム4の縦材4aに固定した ガイドレール6aとパネル表面材5の裏面に取り付けた係止片6bとから構成し たが、ガイド機構6の構造及び形状は上記実施の形態のものに限定されるもので はなく、パネル表面材5をフレーム4の両面にスライド自在且つ着脱自在に取り 付けることができれば、如何なる構造及び形状のものであっても良い。
【0033】 上記実施の形態に於いては、フレーム4の縦材4aとガイド機構6のガイドレ ール6aとを別体に形成し、ガイドレール6aを縦材4aにネジ8により固定す るようにしたが、他の実施の形態に於いては、縦材4aとガイドレール6aとを 溶接により固着するようにしても良く、又、縦材4aとガイドレール6aとを一 体に形成するようにしても良い。
【0034】 上記実施の形態に於いては、ベース2を長方形状のベース板2aと角筒状の支 柱2bとから構成したが、ベース2の構造及び形状は上記実施の形態のものに限 定されるものではなく、間仕切り用パネル1の縦材4aの下端部開口4a′に着 脱自在に嵌合されて間仕切り用パネル1を床面に起立姿勢で支持することてがで きれば、如何なる構造及び形状のものであっても良い。
【0035】 上記実施の形態に於いては、連結具3を連結板3aと角筒状の連結爪3bとか ら構成したが、連結具3の構造及び形状は上記実施の形態のものに限定されるも のではなく、隣接する間仕切り用パネル1の側端部同士を着脱自在に連結するこ とができれば、如何なる構造及び形状であっても良い。例えば、連結具3の連結 爪3bを断面形状がコの字状の金属材により形成するようにしても良い。
【0036】
【考案の効果】
上述の通り、本考案の間仕切りユニットは、間仕切り用パネルのパネル表面材 を木製部材により形成している為、間仕切り用パネルの表面にネジをねじ込んだ り、釘やピンを打ち込むことができるうえ、パネル表面を自由自在に加工したり することができる。その結果、例えば服飾類、写真、絵画等の展示物や照明器具 等を取付金具、ネジ、釘、ピン等を用いて間仕切り用パネルに取り付けることが でき、至極便利である。 又、間仕切り用パネルは、パネル表面材がフレームの両面に着脱自在に取り付 けられている為、パネル表面が傷付いたり、汚れたりした場合には、汚損してい るパネル表面材のみをフレームから取り外し、これを新しいパネル表面材と交換 すれば良い。その結果、間仕切り用パネル全体を廃材として廃棄処理する必要も なく、極めて経済的である。然も、パネル表面材には、普通合板にクロスや壁紙 等を貼り付けたパネル表面材、プリント合板若しくは塗装合板を使用している為 、間仕切り用パネル自体を安価に作製することができ、比較的低コストの間仕切 りユニットが得られる。 更に、間仕切り用パネルにベース及び連結具の一部分を嵌め込むことにより、 間仕切りユニットを組み立てることができ、又、ベース及び連結具を間仕切り用 パネルから外すことにより、間仕切りユニットを解体することができる。その結 果、素人でも間仕切りユニットの組み立て及び解体を工具なしに短時間で簡単且 つ容易に行え、至極便利である。然も、パネル表面材がフレームの両面に着脱自 在に取り付けられている為、間仕切り用パネルの組み立て及び分解も簡単且つ容 易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の形態に係る間仕切りユニットの
概略斜視図である。
【図2】間仕切りユニットの要部を示し、パネル表面材
の一部分を切り欠いた一部省略正面図である。
【図3】間仕切り用パネルの斜視図である。
【図4】間仕切り用パネルの一部省略平面図である。
【図5】間仕切り用パネルの一部省略縦断面図である。
【図6】片側のパネル表面材を取り外した状態の間仕切
り用パネルの正面図である。
【図7】間仕切り用パネルのフレームの正面図である。
【図8】間仕切り用パネルのフレームの一部省略平面図
である。
【図9】間仕切り用パネルのフレームの一部省略横断面
図である。
【図10】間仕切り用パネルのフレームの要部を示す一
部切欠正面図である。
【図11】間仕切り用パネルのパネル表面材の背面図で
ある。
【図12】間仕切り用パネルのパネル表面材の一部を省
略した一部切欠平面図である。
【図13】各種ベースの斜視図である。
【図14】各種連結具の斜視図である。
【図15】間仕切りユニットを組み立てる説明図であ
る。
【図16】連結具の他の例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1は間仕切り用パネル、2はベース、3は連結具、4は
フレーム、5はパネル表面材、6はガイド機構。

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚の間仕切り用パネル(1)と、間
    仕切り用パネル(1)を床面に起立姿勢で支持するベー
    ス(2)と、隣接する間仕切り用パネル(1)の側端部
    同士を着脱自在に連結する連結具(3)とから構成した
    間仕切りユニットであって、前記各間仕切り用パネル
    (1)は、四角形状のフレーム(4)と、フレーム
    (4)の両面にガイド機構(6)を介してスライド自在
    且つ着脱自在に取り付けられた木製部材から成るパネル
    表面材(5)とから構成されていることを特徴とする間
    仕切りユニット。
  2. 【請求項2】 フレーム(4)が、一対の金属パイプ製
    の縦材(4a)と、縦材(4a)の上端部同士及び下端
    部同士を連結する金属製の横材(4b),(4c)とか
    ら成り、各縦材(4a)の上端部開口(4a′)に連結
    具(3)の一部分が着脱自在に嵌合されると共に、各縦
    材(4a)の下端部開口(4a′)にベース(2)の一
    部分若しくは連結具(3)の一部分が着脱自在に嵌合さ
    れるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の間仕
    切りユニット。
  3. 【請求項3】 パネル表面材(5)が、普通合板の表面
    にクロスを貼着したパネル表面材、普通合板の表面に壁
    紙を貼着したパネル表面材、普通合板の表面にプラスチ
    ック製シートを貼着したパネル表面材、プリント合板若
    しくは塗装合板の何れかである請求項1又は請求項2に
    記載の間仕切りユニット。
  4. 【請求項4】 ガイド機構(6)が、フレーム(4)の
    縦材(4a)の内側面に縦材(4a)に沿って設けたガ
    イドレール(6a)と、パネル表面材(5)の裏面側に
    設けられ、ガイドレール(6a)の溝(6a′)に挿入
    されてガイドレール(6a)の一部分に摺動自在に係止
    される係止片(6b)とから成ることを特徴とする請求
    項1、請求項2又は請求項3に記載の間仕切りユニッ
    ト。
  5. 【請求項5】 ベース(2)が、床面に載置されるベー
    ス板(2a)と、ベース板(2a)の上面に立設され、
    間仕切り用パネル(1)のフレーム(4)の縦材(4
    a)の下端部開口(4a′)に着脱自在に嵌合される少
    なくとも一本の支柱(2b)とから成ることを特徴とす
    る請求項1、請求項2、請求項3又は請求項4に記載の
    間仕切りユニット。
  6. 【請求項6】 連結具(3)が、隣接する間仕切り用パ
    ネル(1)の上端面若しくは下端面に当接する連結板
    (3a)と、少なくとも連結板(3a)の片面に設けら
    れ、隣接する間仕切り用パネル(1)のフレーム(4)
    の上端部開口(4a′)若しくは下端部開口(4a′)
    に夫々着脱自在に嵌合される少なくとも二本の連結爪
    (3b)とから成ることを特徴とする請求項1、請求項
    2、請求項3、請求項4又は請求項5に記載の間仕切り
    ユニット。
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