JPS6399084A - 物質kbs1−p107及びその製造法 - Google Patents

物質kbs1−p107及びその製造法

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JPS6399084A
JPS6399084A JP61243230A JP24323086A JPS6399084A JP S6399084 A JPS6399084 A JP S6399084A JP 61243230 A JP61243230 A JP 61243230A JP 24323086 A JP24323086 A JP 24323086A JP S6399084 A JPS6399084 A JP S6399084A
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JP
Japan
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substance
kbs1
ether
amino acid
ash
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JP61243230A
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JPH0378874B2 (ja
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Tomohiro Sugitani
杉谷 智博
Kunio Oishi
邦夫 大石
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Kibun KK
Kikkoman Soyfoods Co
Original Assignee
Kibun Food Chemifa KK
Kibun KK
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Publication date
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  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
  • Compounds Of Unknown Constitution (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は抗真菌活性を有する物質KBSI−P107及
びその製造法に関するものである。
本発明者らは、バチルス属菌の生産する抗菌性低分子物
質を探索中バチルス属の一菌株が抗真菌活性物質を生産
することを知り、更に、該物質が新規物質であることを
確認し、これを物質KBSI−P107と命名し、本発
明を完成するに到った。
本発明で使用する菌は物質KBSI−P107を生産す
るものであればいずれでもよいが、例示としてはバチル
ス(Bacillus) KB−Slがあげられる。バ
チルスKB−5lは微工研にFERM P−8984と
して寄託されており、また菌学的性質の概要は次の通り
である。
ダラム染色          十 胞子染色           十 カタラーゼテスト       + オキシダーゼテスト      + 物質KBSI−P107生産菌の培養培地は、資化でき
る炭素源、窒素源、ビタミン等を含有する栄養料等適宜
含有したもので、物質KBSI−P107を生産蓄積す
る培地であればいずれの培地でもよい。
バチルスKB−3lの培養に適した培地は例えば次のも
のがあげられる。
ポリペプトン     30g 酵母エキス      5g NaC15g 脱イオン水      lΩ (pH7,0) 培養は25〜30℃で、通気、撹拌、振どう等好気的に
4日間程度行なわれる。
得られた培養液は濾過して濾液を得、これに6N HC
fiを添加し、PH=3.0に調整し沈澱物を得る。
沈澱物は水に溶解し、NaHCO3を加え、 pH=7
.0とし1次いでエタノールを80%まで加える。得ら
れた上滑液を真空乾燥し、乾燥物を蒸留水に溶解し、再
び6N HCQを加えてpn=3.0に調整し、沈澱物
を得る。得られた沈澱物を蒸留水に溶解し、NaHCO
を加え、PH=7.0とし、蒸留水に対して透析する。
透析内液を凍結乾燥することによって物質KBSI−P
107含有粗精製物を黄色粉末として得る。
得られた黄色粉末を水に溶解し、アセトニトリル系で高
速液体クロマトにかけ、これを単離し、凍結乾燥するこ
とによってほぼ純品の物質KBSI−P107を白色無
定形粉末として得る。
得られた物質KBSI−P107の理化学的性質は次の
通りである。
1、元素分析値 C:47.91% H:  6.73% N  :12.42% Ash :  1.80% 2、灰化点 181〜183℃ 3、物質の色及び性状:白色粉体 4、紫外線吸収スペクトル:第1図に示す通り。
5、赤外線吸収スペクトル:第2図に示す通り。
6、溶剤に対する溶解性:水、メタノール、エタノール
、アセトニトリルに可溶。
ロープロピルアルコール、アセトン、酢酸エチル、エー
テル、クロロホルム、ジエチルエーテル、石油エーテル
に不溶。
7、呈色反応 ニンヒドリンテスト    − 8、 アミノ酸組成ニアミノ酸分析機によるアミノ酸組
成は次の通りである。
9、物質1分子あたり構造未決定の脂肪酸が1分子存在
する。
10、本物質は真菌に対して強い抗菌性を示す。
11、精製法:pH=3.0程度で沈澱させ、沈澱物を
pi(= 7.0で溶解する工程をくりかえし、最後に
高速液体クロマトにかけることによってほぼ純品を得る
ことができる。高速液体クロマトにおける人220によ
る吸光度曲線は第3図に示す通りである。矢印が物質K
BSI−P107を示している。
なお、高速液体クロマトはカラムサイズφ1.0X20
C!l、ゲルは日立ゲル3053(シリカ系)、溶出条
件は初発アセトニトリル40%、トリフルオロ酢酸0.
1%の水性溶媒で、最終(40分後)アセトニトリル6
0%、トリフルオロ酢酸0.1%の水性溶媒になる直線
濃度勾配によって行った。
12、抗菌スペクトラム:物質KBS1−P107の抗
菌活性は次の表1に示される。
次に本発明の実施例を示す。
実施例1゜ バチルスにB−SL、 FERM P−8984を次の
培地に接種して、27℃で4日間振どう培養した。
ポリペプトン     30g 酵母エキス      5g NaCQ          5 g 脱イオン水      IQ (pH7,0) 得られた培養液を濾過して、培養濾液とし、これを6N
 H(、(1でPH=3.0とし、しばらく放置すると
沈澱物が得られるので、得られた沈澱物を蒸留水に溶解
し、これにNaHCOsを加え、 PH=7.0とし。
更にエタノールを80%まで加え、濾過する。得られた
上清を真空乾燥し、乾固物を得る。この乾固物を蒸留水
に溶解し、6N HC(1でPI(= 3.0とし、し
ばらく放置し、沈澱物を得る。この沈澱物を蒸留水に溶
解し、NaHCO,でpH=7.0とし、この溶液を蒸
留水に対して透析する。
得られた透析液を凍結乾燥し、物質KBSI−P107
含有の粗精製物を黄色粉末で得る。 −得られた黄色粉
末を高速液体クロマトにかけ、第3図に矢印で示す物質
KBSI−P107該当部分をとり、これを凍結乾燥す
ることにより、はぼ純品の物質KBSI−P107を白
色無定形粉末として得た。
【図面の簡単な説明】
第1図は物質KBSI−P107の紫外線吸収スペクト
ルを示す図で、第2図は同じく赤外線吸収スペクトルを
示す図で、第3図は物質KBSI−P107含有粗精製
物の高速液体クロマトによる人220による吸光度曲線
を示す図である。矢印は物質KBSI−P107を示す

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記の理化学的性質を有する物質KBS1−P1
    07。 1、元素分析値 C:47.91% H:6.73% N:12.42% Ash:1.80% 2、灰化点 181〜183℃ 3、物質の色及び性状:白色粉体 4、紫外線吸収スペクトル:第1図に示す通り。 5、赤外線吸収スペクトル:第2図に示す通り。 6、溶剤に対する溶解性:水、メタノール、エタノール
    、アセトニトリルに可溶。 n−プロピルアルコール、アセトン、酢酸 エチル、エーテル、クロロホルム、ジエチ ルエーテル、石油エーテルに不溶。 7、呈色反応 ニンヒドリンテスト 8、アミノ酸組成:アミノ酸分析機によるアミノ酸組成
    は次の通りである。 9、物質1分子あたり構造未決定の脂肪酸が1分子存在
    する。
  2. (2)バチルス属に属する物質KBS1−P107生産
    菌を培養し、物質KBS1−P107を採取することを
    特徴とする物質KBS1−P107の製造法。
JP61243230A 1986-10-15 1986-10-15 物質kbs1−p107及びその製造法 Granted JPS6399084A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0601187A1 (en) * 1992-03-31 1994-06-15 Higeta Shoyu Co., Ltd. Novel antibiotic and production and use thereof

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0601187A1 (en) * 1992-03-31 1994-06-15 Higeta Shoyu Co., Ltd. Novel antibiotic and production and use thereof
EP0601187A4 (en) * 1992-03-31 1994-09-21 Higeta Shoyu Kk Novel antibiotic and production and use thereof.

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JPH0378874B2 (ja) 1991-12-17

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