JPH05262661A - 薬理活性を有する、共有結合されていない多糖−タンパク質組合せ体の製造方法 - Google Patents
薬理活性を有する、共有結合されていない多糖−タンパク質組合せ体の製造方法Info
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- JPH05262661A JPH05262661A JP3329038A JP32903891A JPH05262661A JP H05262661 A JPH05262661 A JP H05262661A JP 3329038 A JP3329038 A JP 3329038A JP 32903891 A JP32903891 A JP 32903891A JP H05262661 A JPH05262661 A JP H05262661A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 免疫調節活性及び造血回復薬理活性を有す
る、共有結合されていない多糖−タンパク質組合せ体を
提供する。 【構成】 本発明の組合せ体は、特定の培地中で調節し
た自然発酵/抽出処理、続いての調節した化学的−酵素
的作用による加水分解及び濃縮処理及び吸着又は徹底的
な透析による更なる精製及び乾燥処理後に種子又は種子
粉末と不活性な酵母又はそれらの乾燥抽出物から選んだ
組合せから製造される。 【効果】 適当な医薬剤型での多糖−タンパク質組合せ
体はヒト及び動物の医薬に使用される。
る、共有結合されていない多糖−タンパク質組合せ体を
提供する。 【構成】 本発明の組合せ体は、特定の培地中で調節し
た自然発酵/抽出処理、続いての調節した化学的−酵素
的作用による加水分解及び濃縮処理及び吸着又は徹底的
な透析による更なる精製及び乾燥処理後に種子又は種子
粉末と不活性な酵母又はそれらの乾燥抽出物から選んだ
組合せから製造される。 【効果】 適当な医薬剤型での多糖−タンパク質組合せ
体はヒト及び動物の医薬に使用される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は共有結合されていない(n
on-covalent)多糖−タンパク質組合せ体(association)
(以下ではPs−Pr NCAと称する)の製造方法及
びその種々の製薬形でのヒト及び動物用医薬へのそれら
の応用に関する。
on-covalent)多糖−タンパク質組合せ体(association)
(以下ではPs−Pr NCAと称する)の製造方法及
びその種々の製薬形でのヒト及び動物用医薬へのそれら
の応用に関する。
【0002】
【従来の技術及び課題】科学的及び技術的文献〔チハラ
等のガン研究(Cancer Res.) 30,2776、(197
0):チハラ等のネーチュア(Nature)、222,68
7,(1989):テウカゴシのガン化学療法(Cancer
Chemotherapy) 1、251(1974):及びカメイ等
のガン化学療法、4、166(1977)〕は或る菌、
酵母及び細菌の培養から単離した多糖(Ps)の製造及
び薬理特性を記載している。有用な他の特性のうち特に
重要なのは抗腫瘍、抗ウイルス、免疫調節、低コレステ
リン血症、低脂血症、低血糖症、網内系賦活剤等の活性
である。
等のガン研究(Cancer Res.) 30,2776、(197
0):チハラ等のネーチュア(Nature)、222,68
7,(1989):テウカゴシのガン化学療法(Cancer
Chemotherapy) 1、251(1974):及びカメイ等
のガン化学療法、4、166(1977)〕は或る菌、
酵母及び細菌の培養から単離した多糖(Ps)の製造及
び薬理特性を記載している。有用な他の特性のうち特に
重要なのは抗腫瘍、抗ウイルス、免疫調節、低コレステ
リン血症、低脂血症、低血糖症、網内系賦活剤等の活性
である。
【0003】本発明に最も関連した直接の従来技術はス
ペイン(ES)特許第543,855号であり、該特許
には窒素添加した多糖(N−Ps)の製造方法が記載さ
れており、該方法では2種類の相異なる細菌属ザイモモ
ナス(Zymomonas) 及びペジオコックス(Pediococcus) の
2種の純粋な培養物を時間的に分離した連続接種により
発酵を生成する。次いで化学的及び酵素的作用による分
解−加水分解処理、濾過及び薬理活性のあるN−Ps吸
着質(adsorbate) の製造を行なう。
ペイン(ES)特許第543,855号であり、該特許
には窒素添加した多糖(N−Ps)の製造方法が記載さ
れており、該方法では2種類の相異なる細菌属ザイモモ
ナス(Zymomonas) 及びペジオコックス(Pediococcus) の
2種の純粋な培養物を時間的に分離した連続接種により
発酵を生成する。次いで化学的及び酵素的作用による分
解−加水分解処理、濾過及び薬理活性のあるN−Ps吸
着質(adsorbate) の製造を行なう。
【0004】既知の従来法は幾つかの欠点があり、純粋
な微生物の培養物の取扱いから生ずる欠点例えば無菌培
地を用いる必要性、汚染、菌株の遺伝保全性の保護並び
に基質の処理に関連して単一の特異的に接種した微生物
の限定された生物学的能力から生ずる欠点を有する。こ
の不都合な結果は基質転換の変異性又は生成物の生合成
の変異性であり、これによって収率再現性の欠如及び/
又は目的生成物の特性の再現性欠如を意味し、次後の分
別処理及び精製処理によっては矯正し得ないものであ
る。
な微生物の培養物の取扱いから生ずる欠点例えば無菌培
地を用いる必要性、汚染、菌株の遺伝保全性の保護並び
に基質の処理に関連して単一の特異的に接種した微生物
の限定された生物学的能力から生ずる欠点を有する。こ
の不都合な結果は基質転換の変異性又は生成物の生合成
の変異性であり、これによって収率再現性の欠如及び/
又は目的生成物の特性の再現性欠如を意味し、次後の分
別処理及び精製処理によっては矯正し得ないものであ
る。
【0005】本発明は前記の欠点を有しない方法を記載
するものであり、何故ならば本法はHesseltine〔C.W. H
esseltine Ann. Rev. Microbiol 、37,575〜60
1(1983)〕によって提案された定義によりしかも
対応の利点を有する“混合培養”であり、この方法は自
然発酵法より基本的になり即ち純粋な接種材料(inocul
a) を用いずに行ない、該方法の発現は本発明に独特な
特別の培地により生成される生物学的な選択の圧力に本
質的に基づくものでありこれによって同じ天然の微生物
を同じ時間で連続的に常に生長させこれによって発酵標
準規格を定める。更には本発明は前記の培地が相異なる
前駆体の使用を可能とさせ得るように発酵標準及び抽出
特性を生ずるという利点を与える。これらの方法は常に
同じ仕方で処理され、対応の活性な目的生成物を生起す
る。それ故、得られる利点を次の如く要約できる: 1.実験室菌株の純粋な接種材料の代りに“混合培養”
における選択圧により具現した天然産微生物を使用でき
る方法が達成され、これに対応して使用した菌株の遺伝
的特徴の汚染又は変性により本法の損失が起る危険を解
消するものである。
するものであり、何故ならば本法はHesseltine〔C.W. H
esseltine Ann. Rev. Microbiol 、37,575〜60
1(1983)〕によって提案された定義によりしかも
対応の利点を有する“混合培養”であり、この方法は自
然発酵法より基本的になり即ち純粋な接種材料(inocul
a) を用いずに行ない、該方法の発現は本発明に独特な
特別の培地により生成される生物学的な選択の圧力に本
質的に基づくものでありこれによって同じ天然の微生物
を同じ時間で連続的に常に生長させこれによって発酵標
準規格を定める。更には本発明は前記の培地が相異なる
前駆体の使用を可能とさせ得るように発酵標準及び抽出
特性を生ずるという利点を与える。これらの方法は常に
同じ仕方で処理され、対応の活性な目的生成物を生起す
る。それ故、得られる利点を次の如く要約できる: 1.実験室菌株の純粋な接種材料の代りに“混合培養”
における選択圧により具現した天然産微生物を使用でき
る方法が達成され、これに対応して使用した菌株の遺伝
的特徴の汚染又は変性により本法の損失が起る危険を解
消するものである。
【0006】2.天然産菌株の混合培養である方法によ
って、Ps−Pr NCAとして定義された相異なる目
的生成物の多糖成分とタンパク質成分との両方の相異な
る前駆体を処理できる方法が達成される。本発明の方法
のこの多能性は純粋な接種材料に基づいた方法に対して
は可能ではなく、接種材料の特異な基質のみを有効に変
性し得るものである。即ち、種々の新規な薬理活性のあ
るPs−Pr NCAが製造される。
って、Ps−Pr NCAとして定義された相異なる目
的生成物の多糖成分とタンパク質成分との両方の相異な
る前駆体を処理できる方法が達成される。本発明の方法
のこの多能性は純粋な接種材料に基づいた方法に対して
は可能ではなく、接種材料の特異な基質のみを有効に変
性し得るものである。即ち、種々の新規な薬理活性のあ
るPs−Pr NCAが製造される。
【0007】3.Ps−Pr NCAの別の精製法が開
発され、Ps−Pr NCAを別のより有効な医薬剤型
で使用できる。
発され、Ps−Pr NCAを別のより有効な医薬剤型
で使用できる。
【0008】Ps−Pr NCAはこれらをヒト及び動
物の医薬として施用し得る薬理特性を有する。
物の医薬として施用し得る薬理特性を有する。
【0009】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】本発明の
目的は薬理活性のあるしかも共有結合されていない多糖
−タンパク質組合せ体(Ps−Pr NCA)の製造方
法に関し、次の工程よりなる: a)特定容量の脱イオン水に金属酸化物、二価の金属
塩、静菌剤、元素態硫黄及びタンパク質フラクションと
多糖フラクションを生成する前駆体を攪拌下に添加する
ことにより培地を製造する。均質化後に得られる懸濁物
は攪拌することなく35〜45℃の範囲の温度に保持さ
れ、これらの条件下では3〜5のpHに達するまで維持
される培地の酸性化により特徴付けられる発酵が生成す
る。
目的は薬理活性のあるしかも共有結合されていない多糖
−タンパク質組合せ体(Ps−Pr NCA)の製造方
法に関し、次の工程よりなる: a)特定容量の脱イオン水に金属酸化物、二価の金属
塩、静菌剤、元素態硫黄及びタンパク質フラクションと
多糖フラクションを生成する前駆体を攪拌下に添加する
ことにより培地を製造する。均質化後に得られる懸濁物
は攪拌することなく35〜45℃の範囲の温度に保持さ
れ、これらの条件下では3〜5のpHに達するまで維持
される培地の酸性化により特徴付けられる発酵が生成す
る。
【0010】b)前もって濾過した発酵培地中に無機又
は有機の強酸(pKa0.1〜3.0)をカオトロピッ
ク剤と酸性培地中で活性なプロテアーゼとを配合するこ
とによりpH1.0〜2.8で35〜45℃の温度で調
節した化学的及び酵素的作用の加水分解を生起して溶液
中の単独巨大分子としてPs−Pr NCAの成分を得
る:及び c)低分子量汚染物を除去することによりPs−Pr
NCAを精製し、この精製は i)適当な膜を用いての
透析/徹底的な限外濾過処理により行ないこれによって
真性溶液中に純粋なPs−Pr NCAを与えるか又は
ii)無機のカルシウム塩の存在下に水混和性の有機溶
剤を添加することにより不溶性の吸着質形としての沈澱
により行なう。両方の精製法共種々の医薬剤型の製造に
使用される生成物を与える。
は有機の強酸(pKa0.1〜3.0)をカオトロピッ
ク剤と酸性培地中で活性なプロテアーゼとを配合するこ
とによりpH1.0〜2.8で35〜45℃の温度で調
節した化学的及び酵素的作用の加水分解を生起して溶液
中の単独巨大分子としてPs−Pr NCAの成分を得
る:及び c)低分子量汚染物を除去することによりPs−Pr
NCAを精製し、この精製は i)適当な膜を用いての
透析/徹底的な限外濾過処理により行ないこれによって
真性溶液中に純粋なPs−Pr NCAを与えるか又は
ii)無機のカルシウム塩の存在下に水混和性の有機溶
剤を添加することにより不溶性の吸着質形としての沈澱
により行なう。両方の精製法共種々の医薬剤型の製造に
使用される生成物を与える。
【0011】使用した前駆体物質は目的生成物Ps−P
r NCAの一部を生成する前駆体を生ずる分子を担持
する経験的に選択した生物学的材料である。前記の分子
は組織又は細胞構造の一部を形成し、該構造から前駆体
を放出して抽出され且つ変性される。タンパク質フラク
ション(Pr)生成前駆体は多数の天然産生成物よりな
り、該生成物としては1種又は数種の種子、穀粒又は堅
果例えばナタネ種子、落花生、ヒマの実、ヒマワリの種
子、大豆、米、これらの脱脂残留混合物又は荒粉から選
ばれる。多糖(Ps)フラクション生成前駆体は乾燥し
た不活性酵母であり、次の属カンジダ (Candida)属、サ
ッカロミセス(Saccharomyces) 属、ロードトルラ(Rhodo
torula) 属、スポロボロミセス(Sporobolomyces)属、ハ
ンセヌラ(Hansenula) 属、ピチア(Pichia)属又はこれら
の乾燥抽出物から選ばれる。
r NCAの一部を生成する前駆体を生ずる分子を担持
する経験的に選択した生物学的材料である。前記の分子
は組織又は細胞構造の一部を形成し、該構造から前駆体
を放出して抽出され且つ変性される。タンパク質フラク
ション(Pr)生成前駆体は多数の天然産生成物よりな
り、該生成物としては1種又は数種の種子、穀粒又は堅
果例えばナタネ種子、落花生、ヒマの実、ヒマワリの種
子、大豆、米、これらの脱脂残留混合物又は荒粉から選
ばれる。多糖(Ps)フラクション生成前駆体は乾燥し
た不活性酵母であり、次の属カンジダ (Candida)属、サ
ッカロミセス(Saccharomyces) 属、ロードトルラ(Rhodo
torula) 属、スポロボロミセス(Sporobolomyces)属、ハ
ンセヌラ(Hansenula) 属、ピチア(Pichia)属又はこれら
の乾燥抽出物から選ばれる。
【0012】本発明の目的には、何れかの可能な多糖フ
ラクション前駆体対(以下ではPR−Ps)/1種又は
それ以上のタンパク質フラクション前駆体(以下ではP
R(s)−Pr)を前記した前駆体から公平に使用でき
る。各々のPR−Ps/PR(s)−Pr対は培地の条
件により定義した発酵処理及び次後の精製後に対応の薬
理活性のあるPs−Pr NCAを与える。
ラクション前駆体対(以下ではPR−Ps)/1種又は
それ以上のタンパク質フラクション前駆体(以下ではP
R(s)−Pr)を前記した前駆体から公平に使用でき
る。各々のPR−Ps/PR(s)−Pr対は培地の条
件により定義した発酵処理及び次後の精製後に対応の薬
理活性のあるPs−Pr NCAを与える。
【0013】本発明の目的はヒト及び動物の医薬に有用
性のある薬理活性多糖−タンパク質組合せ体の製造に関
する。この目的のため、次の技術構成により特徴付けら
れる方法が記載される: (イ)対応の目的生成物の生物学的活性に基づいて経験
的に選択したPs−PrNCAのタンパク質フラクショ
ン及び多糖フラクションの多数の前駆体であってこれら
から該フラクションを形成する分子が得られる前駆体。
性のある薬理活性多糖−タンパク質組合せ体の製造に関
する。この目的のため、次の技術構成により特徴付けら
れる方法が記載される: (イ)対応の目的生成物の生物学的活性に基づいて経験
的に選択したPs−PrNCAのタンパク質フラクショ
ン及び多糖フラクションの多数の前駆体であってこれら
から該フラクションを形成する分子が得られる前駆体。
【0014】(ロ)有機成分により天然に得られた微生
物の発酵法を調節し且つPs−PrNCAを形成する分
子を抽出且つ変性する特性により特徴付けられた発酵/
抽出培地。
物の発酵法を調節し且つPs−PrNCAを形成する分
子を抽出且つ変性する特性により特徴付けられた発酵/
抽出培地。
【0015】(ハ)薬理活性のあるPs−Pr NCA
の一部を形成する成分以外は抽出した全ての巨大分子成
分を加水分解する目的のため選択した調節済みの化学
的、物理的及び酵素的作用のある加水分解条件。
の一部を形成する成分以外は抽出した全ての巨大分子成
分を加水分解する目的のため選択した調節済みの化学
的、物理的及び酵素的作用のある加水分解条件。
【0016】(ニ)透析/限外濾過によるPs−Pr
NCA精製法及び種々の医薬剤型の製造に使用される生
成物を製造する不溶性吸着質の形成。
NCA精製法及び種々の医薬剤型の製造に使用される生
成物を製造する不溶性吸着質の形成。
【0017】本発明の方法は次の工程によりなることを
特徴としている:第1の工程では、特定容量の脱イオン
水に金属酸化物例えば二酸化マンガンと塩酸又は硫酸か
らのアニオンとのマンガン及びコバルト塩と、既知の静
菌剤例えば樟脳と元素態硫黄と天然形のロジン(70%
の酸含量)のアビエチン酸群の有機酸とを攪拌下に添加
することにより培地を製造する。均質化後に懸濁物を3
5〜45℃の温度に保持する。
特徴としている:第1の工程では、特定容量の脱イオン
水に金属酸化物例えば二酸化マンガンと塩酸又は硫酸か
らのアニオンとのマンガン及びコバルト塩と、既知の静
菌剤例えば樟脳と元素態硫黄と天然形のロジン(70%
の酸含量)のアビエチン酸群の有機酸とを攪拌下に添加
することにより培地を製造する。均質化後に懸濁物を3
5〜45℃の温度に保持する。
【0018】第2の工程では、Ps−Pr NCA前駆
体を製造し、培地に添加する。
体を製造し、培地に添加する。
【0019】第3の工程では、発酵培地を35〜45℃
の温度調節下に静止保持する。3〜5のpHに達する
と、本法を更に4〜13日間保持し、その後本法のこの
第3工程は終了したと考えられ、第4の工程を行なう。
第4工程では発酵処理の液体濾液は0.1〜3.0のp
Kaを有する強酸例えば塩酸、トリクロロ酢酸、トリフ
ルオロ酢酸、燐酸又は硫酸で1〜2.8のpHにまで処
理し且つカチトロピック剤及びペプシン、パパイン、ケ
モパパイン及びブロメリンから選択できる1〜3のpH
範囲で活性な分解性(lysing)酵素で処理し、その際35
〜45℃の温度で6〜72時間加水分解反応を行なう。
Ps−Pr NCAは前記処理後には溶液中に見出され
る。
の温度調節下に静止保持する。3〜5のpHに達する
と、本法を更に4〜13日間保持し、その後本法のこの
第3工程は終了したと考えられ、第4の工程を行なう。
第4工程では発酵処理の液体濾液は0.1〜3.0のp
Kaを有する強酸例えば塩酸、トリクロロ酢酸、トリフ
ルオロ酢酸、燐酸又は硫酸で1〜2.8のpHにまで処
理し且つカチトロピック剤及びペプシン、パパイン、ケ
モパパイン及びブロメリンから選択できる1〜3のpH
範囲で活性な分解性(lysing)酵素で処理し、その際35
〜45℃の温度で6〜72時間加水分解反応を行なう。
Ps−Pr NCAは前記処理後には溶液中に見出され
る。
【0020】本法の第5の工程では前述の工程からの溶
液を濃縮することからなる。培地を清浄にする濾過後
に、10,000〜50,000ダルトンの分子遮断(c
ut-off) を有する膜を通して限外濾過を行なう。この様
にして、溶液の容量は最初の容量の1/3〜1/18の
最終容量に減少する。
液を濃縮することからなる。培地を清浄にする濾過後
に、10,000〜50,000ダルトンの分子遮断(c
ut-off) を有する膜を通して限外濾過を行なう。この様
にして、溶液の容量は最初の容量の1/3〜1/18の
最終容量に減少する。
【0021】第6の工程では、生成物材料は選択的な吸
着により又は徹底的な透析により且つ次後の蒸発乾固又
は塩の存在下での乾燥により種々の仕方で精製できる:変法(a) :選択的な吸着による精製は塩化カルシウム
を添加し、培地のpHを調節し続いてエタノール又はア
セトンの如き水混和性有機溶剤の添加により極性を変化
させることにより行ない、これによって不溶性吸着質の
形でPs−PrNCAを分離する。
着により又は徹底的な透析により且つ次後の蒸発乾固又
は塩の存在下での乾燥により種々の仕方で精製できる:変法(a) :選択的な吸着による精製は塩化カルシウム
を添加し、培地のpHを調節し続いてエタノール又はア
セトンの如き水混和性有機溶剤の添加により極性を変化
させることにより行ない、これによって不溶性吸着質の
形でPs−PrNCAを分離する。
【0022】変法(b):徹底的な透析による精製は1
0,000〜50,000ダルトンの分子遮断を有する
膜を用いて脱イオン水に対して第5工程からの溶液を透
析濾過することにより行なう。凍結乾燥又は噴霧乾燥に
よる蒸発乾固を行なうと可溶形の目的生成物を得る。
0,000〜50,000ダルトンの分子遮断を有する
膜を用いて脱イオン水に対して第5工程からの溶液を透
析濾過することにより行なう。凍結乾燥又は噴霧乾燥に
よる蒸発乾固を行なうと可溶形の目的生成物を得る。
【0023】変法(c):硫酸カルシウム及び燐酸カル
シウムの如き安定化用の無機塩の存在下にマッフル中で
乾燥させると、吸着質と同様な不溶形の生成物が得られ
る。
シウムの如き安定化用の無機塩の存在下にマッフル中で
乾燥させると、吸着質と同様な不溶形の生成物が得られ
る。
【0024】第7の工程では前述の工程で得られた生成
物を加工して種々の医薬剤型を製造する: i)カプセル、匂い袋又は錠剤は無機塩で安定化した不
溶性形の生成物(変法(a)又は(c))から製造され
る。
物を加工して種々の医薬剤型を製造する: i)カプセル、匂い袋又は錠剤は無機塩で安定化した不
溶性形の生成物(変法(a)又は(c))から製造され
る。
【0025】ii)吸収促進剤を有する又は有しない水溶
液、懸濁液、ミクロエマルジョン、座薬、注射液又は局
所製剤は可溶形の生成物(変法(b))から製造され
る。
液、懸濁液、ミクロエマルジョン、座薬、注射液又は局
所製剤は可溶形の生成物(変法(b))から製造され
る。
【0026】以下の実施例1〜4の方法に記載した如く
製造した生成物は、ヒト及び動物の医薬として治療用途
の基礎となりしかも以下に記載される多数の薬理特性を
示す。
製造した生成物は、ヒト及び動物の医薬として治療用途
の基礎となりしかも以下に記載される多数の薬理特性を
示す。
【0027】細菌の内生毒素で処置したマイスの血清中
の腫瘍壊死因子(TNF)濃度の減少 25μg/動物の大腸菌(E. coli) 内生毒素血清型05
5 B5を静脈内投与する前に実施例1記載の生成物を
連続6日間150mg/kgの投与濃度でバルブ(Balb)
/cマイスに経口投与した。実施例1記載の生成物での
処理結果によるとLPSを投与してから90分後に得ら
れる血清TNF濃度の50%以上の阻止を示す。ザイモ
サン(Zymosan) 又はカルメッテ−グエリン(Calmette-Gu
erin) 桿菌を用いて内生毒素で感作された供試動物でも
同様の結果が得られた。TNFの測定は細胞ラインL9
29に対する血清の細胞毒性を測定することにより行な
った。
の腫瘍壊死因子(TNF)濃度の減少 25μg/動物の大腸菌(E. coli) 内生毒素血清型05
5 B5を静脈内投与する前に実施例1記載の生成物を
連続6日間150mg/kgの投与濃度でバルブ(Balb)
/cマイスに経口投与した。実施例1記載の生成物での
処理結果によるとLPSを投与してから90分後に得ら
れる血清TNF濃度の50%以上の阻止を示す。ザイモ
サン(Zymosan) 又はカルメッテ−グエリン(Calmette-Gu
erin) 桿菌を用いて内生毒素で感作された供試動物でも
同様の結果が得られた。TNFの測定は細胞ラインL9
29に対する血清の細胞毒性を測定することにより行な
った。
【0028】トリトン(Triton)で処置した過コレステリ
ン血症のラットにおけるコレステロール濃度の減少 ウイスター種のラットに500mg/kgの投与量で食
塩溶液に溶かしたトリトンWR1239を腹腔内投与す
ると過コレステリン血症を誘発する。実施例1記載の生
成物をトリトン溶液に配合して500mg/kgの投与
量で投与した時には対照群に対して40%の血清コレス
テロール濃度の低下が得られた。血清コレステロールは
生成物を腹腔内投与からから18時間後に測定された。
ン血症のラットにおけるコレステロール濃度の減少 ウイスター種のラットに500mg/kgの投与量で食
塩溶液に溶かしたトリトンWR1239を腹腔内投与す
ると過コレステリン血症を誘発する。実施例1記載の生
成物をトリトン溶液に配合して500mg/kgの投与
量で投与した時には対照群に対して40%の血清コレス
テロール濃度の低下が得られた。血清コレステロールは
生成物を腹腔内投与からから18時間後に測定された。
【0029】マイスの塩基(base)コルチコステロン濃度
の増大 実施例1記載の生成物を150mg/kgの投与量でバ
ルブ/cマイスに経口投与した時には、生成物を投与し
てから5時間後に放射線免疫分析(ラジオイム/アッセ
イ)により測定すると基底コルチコステロン血清濃度に
関して200%以上の増大が得られた。
の増大 実施例1記載の生成物を150mg/kgの投与量でバ
ルブ/cマイスに経口投与した時には、生成物を投与し
てから5時間後に放射線免疫分析(ラジオイム/アッセ
イ)により測定すると基底コルチコステロン血清濃度に
関して200%以上の増大が得られた。
【0030】実施例2記載の生成物を1600mg/k
gの投薬量で直腸経由で投与した時も同様の結果が得ら
れた。
gの投薬量で直腸経由で投与した時も同様の結果が得ら
れた。
【0031】前駆体細胞(CFU−S及びCFU−G
M)の個数により評価した造血(haema topoietic)活性の
増大 0.4mg/kgの投薬量で実施例3記載の生成物をC
57B1/6ラットに静脈内投与すると脾臓の多能性(p
luripotent) 細胞(CFU−S)の個数の150%以上
の増大と顆粒球−マクロファージライン前駆体脾臓細胞
(CFU−GM)の個数の200%以上の増大とを示
し、これは対照に対して投与してから5日後に測定し
た。
M)の個数により評価した造血(haema topoietic)活性の
増大 0.4mg/kgの投薬量で実施例3記載の生成物をC
57B1/6ラットに静脈内投与すると脾臓の多能性(p
luripotent) 細胞(CFU−S)の個数の150%以上
の増大と顆粒球−マクロファージライン前駆体脾臓細胞
(CFU−GM)の個数の200%以上の増大とを示
し、これは対照に対して投与してから5日後に測定し
た。
【0032】致死量以下の放射後に多能性細胞(CFU
−S)の個数増大により評価した脾臓造血活性の増大 5.5〜6.0Gyの致死量以下の放射後に連続して6
日間150mg/kgの投薬量で実施例4記載の生成物
をC57B1/6ラットに経口投与すると、対照に対し
て多能性脾臓細胞(CFU−S)の個数の60%の増大
を示した。
−S)の個数増大により評価した脾臓造血活性の増大 5.5〜6.0Gyの致死量以下の放射後に連続して6
日間150mg/kgの投薬量で実施例4記載の生成物
をC57B1/6ラットに経口投与すると、対照に対し
て多能性脾臓細胞(CFU−S)の個数の60%の増大
を示した。
【0033】単球症リステリアに感染した免疫抑制マウ
スの生存率の増大 感染前に6日間150mg/kgの投薬量で実施例4記
載の生成物をスイス(Swiss) マイスに経口投与すると、
シリカで免疫抑制されしかも単球症リステリア(Listeri
a monocytogenes)に感染したラットの保護を示した。免
疫抑制は感染を誘発する1日前に120mg/kgのシ
リカで腹腔内処置することにより誘起した。ラットの保
護は処置したラットにおいても免疫抑制されていないラ
ットの保護率と同様な保護率に達したLD50の増大とし
て明示される。
スの生存率の増大 感染前に6日間150mg/kgの投薬量で実施例4記
載の生成物をスイス(Swiss) マイスに経口投与すると、
シリカで免疫抑制されしかも単球症リステリア(Listeri
a monocytogenes)に感染したラットの保護を示した。免
疫抑制は感染を誘発する1日前に120mg/kgのシ
リカで腹腔内処置することにより誘起した。ラットの保
護は処置したラットにおいても免疫抑制されていないラ
ットの保護率と同様な保護率に達したLD50の増大とし
て明示される。
【0034】致死量の放射を受けたマイスの保護効果 致死量の放射線量(7.75Gy)を受ける1日前に
0.4mg/kgの1回の静脈内投薬量でC57B1/
6マイスに投与した時実施例3で製造した生成物はその
後15日後に評価して100%の生存率を与えた。
0.4mg/kgの1回の静脈内投薬量でC57B1/
6マイスに投与した時実施例3で製造した生成物はその
後15日後に評価して100%の生存率を与えた。
【0035】実施例1〜4に記載した方法を含めて工程
6まで操作して製造した種々の生成物の分析データを表
Iに示す。
6まで操作して製造した種々の生成物の分析データを表
Iに示す。
【0036】 (1)デュボイス(Dubois A. 等のAnal. Chem.28,
350,(1956))の方法により測定した。
350,(1956))の方法により測定した。
【0037】(2)ロウリー(Lowry O.H.等のJ.Biol.
Chem. 193, 265, (1951))の方法により測
定した。
Chem. 193, 265, (1951))の方法により測
定した。
【0038】多糖フラクションは104 〜3×105 の
分子量を有し、1−6及び/又は1−2,1−3又は1
−4結合を有してマンノース(70〜90%w/w)、
グルコース(5〜20%w/w)及びガラクトース(0
〜3%w/w)により生成したヘテロ多糖により生成し
た。タンパク質フラクションは104 〜2×105 の分
子量を有する。
分子量を有し、1−6及び/又は1−2,1−3又は1
−4結合を有してマンノース(70〜90%w/w)、
グルコース(5〜20%w/w)及びガラクトース(0
〜3%w/w)により生成したヘテロ多糖により生成し
た。タンパク質フラクションは104 〜2×105 の分
子量を有する。
【0039】実施例1〜4により製造した共有結合され
ていないPs−Pr組合せ体の赤外(IR)スペクトル
(KBr)はそれぞれ図1〜4に与えてある。これらの
赤外スペクトルは1000cm-1で可変スロット解像度
で0.5%Tのスペクトルノイズで6分で4000〜6
000cm-1の範囲で走査しながらパーキン・エルマー
型式881の赤外分光光度計中で2%の検体濃度で臭化
カリウム錠剤を用いて得られた。赤外スペクトルはサビ
ツキー/ゴレー (Savitzky/Golay)法により電子的に矯
正して且つ吸光度が自動的に拡大して示してある。
ていないPs−Pr組合せ体の赤外(IR)スペクトル
(KBr)はそれぞれ図1〜4に与えてある。これらの
赤外スペクトルは1000cm-1で可変スロット解像度
で0.5%Tのスペクトルノイズで6分で4000〜6
000cm-1の範囲で走査しながらパーキン・エルマー
型式881の赤外分光光度計中で2%の検体濃度で臭化
カリウム錠剤を用いて得られた。赤外スペクトルはサビ
ツキー/ゴレー (Savitzky/Golay)法により電子的に矯
正して且つ吸光度が自動的に拡大して示してある。
【0040】
【実施例】実施例1 第1工程:培地の製造 2lの反応器に沈降した0.2〜0.4gの二酸化マン
ガンと5.2〜7.1gの硫酸マンガンと2〜5gのロ
ジンと2.4〜4.2gの塩化コバルトと4〜6gの樟
脳と4.5〜6.5gの硫黄とを1,000mlの脱イ
オン水に添加した。該混合物を35〜45℃の温度に保
持した。
ガンと5.2〜7.1gの硫酸マンガンと2〜5gのロ
ジンと2.4〜4.2gの塩化コバルトと4〜6gの樟
脳と4.5〜6.5gの硫黄とを1,000mlの脱イ
オン水に添加した。該混合物を35〜45℃の温度に保
持した。
【0041】第2工程:前駆体の製造及び添加 前もって洗浄し水に浸漬させておいた大豆5〜25gを
粉砕し、第1工程で製造した培地に添加した。その後3
〜12gの不活性(dead)の乾燥したカンジダウチリス(C
andida utilis)を添加した。
粉砕し、第1工程で製造した培地に添加した。その後3
〜12gの不活性(dead)の乾燥したカンジダウチリス(C
andida utilis)を添加した。
【0042】第3工程:発酵−抽出 培地のpHが3.0〜5.0となるまで発酵混合物を3
5〜45℃の温度で静止保持し、該処理を更に4〜13
日間保持した。
5〜45℃の温度で静止保持し、該処理を更に4〜13
日間保持した。
【0043】第4工程:化学的及び酵素的作用による加
水分解 反応媒質をケイソウ土の1層に通してブフナー漏斗中で
濾過し、85%の燐酸を濾液に添加して1.0〜2.8
のpHに達しさせた。その後に6〜12gの尿素と0.
1〜0.6gのペプシンとを添加した。均質化後に該混
合物を35〜45℃で6〜72時間静止保持した。
水分解 反応媒質をケイソウ土の1層に通してブフナー漏斗中で
濾過し、85%の燐酸を濾液に添加して1.0〜2.8
のpHに達しさせた。その後に6〜12gの尿素と0.
1〜0.6gのペプシンとを添加した。均質化後に該混
合物を35〜45℃で6〜72時間静止保持した。
【0044】第5工程:濃縮 第4工程からの反応混合物をケイソウ土の1層に通して
ブフナー漏斗中で濾過し、10,000〜50,000
ダルトンの分子遮断を有するポリスルホン膜に通して限
外濾過により濃縮した。かくして反応混合物の容量は初
めの容量の約1/5に減少した。
ブフナー漏斗中で濾過し、10,000〜50,000
ダルトンの分子遮断を有するポリスルホン膜に通して限
外濾過により濃縮した。かくして反応混合物の容量は初
めの容量の約1/5に減少した。
【0045】第6工程:変法(a):吸着質 10〜25gの無水塩化カルシウムを第5工程の濃厚物
に添加し、その後NaOHの10%溶液の添加によりp
Hを3.5〜4.4に調節した。この溶液をアセトン上
にそゝぎ、アセトンの最終割合を25〜40%(容量/
容量)に調節した。得られた混合物を24時間放置さ
せ、その後上澄み液の大部分を傾シャ除去した。沈澱物
をブフナー漏斗で濾過し、25〜40%(容量/容量)
のアセトン/水混合物で徹底的に洗浄し、通風しながら
炉中で乾燥させた。
に添加し、その後NaOHの10%溶液の添加によりp
Hを3.5〜4.4に調節した。この溶液をアセトン上
にそゝぎ、アセトンの最終割合を25〜40%(容量/
容量)に調節した。得られた混合物を24時間放置さ
せ、その後上澄み液の大部分を傾シャ除去した。沈澱物
をブフナー漏斗で濾過し、25〜40%(容量/容量)
のアセトン/水混合物で徹底的に洗浄し、通風しながら
炉中で乾燥させた。
【0046】第7工程:医薬剤型 第6工程で製造した生成物を、デュボイス法により測定
した全糖濃度が約1.2〜2.0%(w/w)となるま
でCaHPO4 ・2H2 O/CaSO4 ・2H2 O 2
/1の混合物で希釈した。
した全糖濃度が約1.2〜2.0%(w/w)となるま
でCaHPO4 ・2H2 O/CaSO4 ・2H2 O 2
/1の混合物で希釈した。
【0047】実施例2 第1工程:培地の製造 培地は実施例1に記載したものと同一であった。
【0048】第2工程:前駆体の製造及び添加 同様に、洗浄し、水に浸漬し且つ粉砕した大豆5〜25
gを使用した。この場合には、多糖供給源は3〜12g
の不活性な乾燥した麦酒酵母菌(Saccharomyces cerevisi
al) であった。
gを使用した。この場合には、多糖供給源は3〜12g
の不活性な乾燥した麦酒酵母菌(Saccharomyces cerevisi
al) であった。
【0049】第3工程:発酵−抽出 発酵混合物は実施例1におけるのと同じ仕方で仕上げ
た。
た。
【0050】第4工程:化学的及び酵素的作用による加
水分解 濾過、酸性化及び加水分解は実施例1に記載した方法と
同一に行なった。
水分解 濾過、酸性化及び加水分解は実施例1に記載した方法と
同一に行なった。
【0051】第5工程:濃縮 濾過した反応媒質は実施例1に記載したのと同じ条件下
で限外濾過により濃縮した。最終容量は初めの容量の1
/5であった。
で限外濾過により濃縮した。最終容量は初めの容量の1
/5であった。
【0052】第6工程:変法(b):可溶性の生成物 第5工程からの濃縮物を、限外濾過及び元の容量まで脱
イオン水の添加による濃縮周期により徹底的な透析にか
けた。透析は透過物の導電度が脱イオン水の導電度値と
同様な値を有するまで進行させた。次いで得られた溶液
を元の容量の1/6〜1/10の容量となるまで限外濾
過により濃縮し、最後に凍結乾燥した。
イオン水の添加による濃縮周期により徹底的な透析にか
けた。透析は透過物の導電度が脱イオン水の導電度値と
同様な値を有するまで進行させた。次いで得られた溶液
を元の容量の1/6〜1/10の容量となるまで限外濾
過により濃縮し、最後に凍結乾燥した。
【0053】第7工程:医薬剤型 スポシア(Supocire)BP、ラブラフィル(labrafil)型賦
形剤中に0.125%(w/w)含有する座薬をこの凍
結乾燥生成物から製造した。
形剤中に0.125%(w/w)含有する座薬をこの凍
結乾燥生成物から製造した。
【0054】実施例3 第1工程:培地の製造 実施例1及び2に記載した方法と同一であった。
【0055】第2工程:前駆体の製造及び添加 洗浄し且つ水に浸漬した後に粉砕した大豆2.9〜1
4.6gとヒマの実2.1〜10.4gと不活性な乾燥
カンジダ ウチリス(Candida utilis)との混合物を使用
した。
4.6gとヒマの実2.1〜10.4gと不活性な乾燥
カンジダ ウチリス(Candida utilis)との混合物を使用
した。
【0056】第3工程:発酵−抽出 発酵混合物は実施例1と同様に仕上げた。
【0057】第4工程:化学的及び酵素的作用による加
水分解 実施例1及び2に記載したのと同一であった。
水分解 実施例1及び2に記載したのと同一であった。
【0058】第5工程:濃縮 実施例1に記載したのと同じ仕方で行ない、溶液は6回
濃縮した。
濃縮した。
【0059】第6工程、変法(b):可溶性生成物 実施例2に記載したのと同じであった。
【0060】第7工程:医薬剤型 第6工程からの生成物を即座に静脈注射用に塩の血清溶
液に溶解させた。
液に溶解させた。
【0061】実施例4 第1〜第5工程 実施例3と同じ仕方で元の容量の1/6にまで濃縮し
た。
た。
【0062】第6工程、変法(a):吸着質 実施例1と同じであった。
【0063】第7工程:医薬剤型 実施例1に記載した如くであった。
【図1】図1は実施例1により製造した本発明の共有結
合されていないPs−Pr組合せ体の赤外スペクトル曲
線を表わすグラフである。
合されていないPs−Pr組合せ体の赤外スペクトル曲
線を表わすグラフである。
【図2】図2は実施例2により製造した本発明のPs−
Pr NCAの赤外スペクトル曲線を表わすグラフであ
る。
Pr NCAの赤外スペクトル曲線を表わすグラフであ
る。
【図3】図3は実施例3により製造した本発明のPs−
Pr NCAの赤外スペクトル曲線を表わすグラフであ
る。
Pr NCAの赤外スペクトル曲線を表わすグラフであ
る。
【図4】図4は実施例4により製造した本発明のPs−
Pr NCAの赤外スペクトル曲線を表わすグラフであ
る。
Pr NCAの赤外スペクトル曲線を表わすグラフであ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 35/78 T 7180−4C U 7180−4C C12P 19/04 B 7432−4B 21/06 8214−4B //(A61K 31/715 37:02) (A61K 35/72 35:78) 7180−4C (72)発明者 ラフアエル・ド・ラシイ・ボビル スペイン国.28042・マドリツド.カノア. 8 (72)発明者 ヨセ・アントニオ・マツチ・ツデユリ スペイン国.28043・マドリツド.セラ・ マグナ.8 (72)発明者 ジユアン・パブロ・リベル・ラニエリ スペイン国.28014・マドリツド.グーテ ンベルク.8
Claims (12)
- 【請求項1】 次の工程即ち (a)油性の種子、穀粒又は堅果から選んだタンパク質
フラクション(Pr)の1種又は数種の前駆体と、酵母
又はその抽出物から選んだ多糖フラクション(Ps)の
1種又は数種の前駆体とを35〜45℃の温度で互いに
反応させ、その際コバルト及びマンガン化合物と元素態
硫黄とアビエチン酸又はアビエチン酸塩と静菌剤とより
なる、選択的に調節した抽出−発酵用の水性媒質を用い
ながら前記の反応を行なうものとし、得られる混合物は
細菌接種材料を存在させずに静止保持するものとし: (b)しかる後に、pKa0.1〜2.0を有する酸
と、カオトロピック剤と、ペプシン、パパイン、ケモパ
パイン又はブロメリンよりなる群から選んだ酵素とを配
合しながら、得られるPs−Pr溶液を1.0〜3.0
のpHで且つ35〜45℃の温度で選択的に調節した化
学的且つ酵素的作用による加水分解にかけ:しかも (c)反応媒質にプロトン系又は非プロトン系で水混和
性の有機溶剤を添加することにより又は透析−限外濾過
により、Ps−Pr吸着質を塩の存在下に濾過済み濃厚
液から沈澱させて純粋なPs−Pr組合せ体を単離し且
つ種々の医薬製剤を製造することからなる、共有結合さ
れていない新規な多糖−タンパク質(Ps−Pr)組合
せ体の製造方法。 - 【請求項2】 次の組成:金属酸化物特に0.2〜0.
4g/lの濃度での二酸化マンガン:それぞれ1.9〜
2.6g/l及び4.0〜6.0g/lの濃度で塩酸又
は硫酸からのアニオンとのマンガン及びコバルト塩:
4.5〜6.5g/lの濃度の元素態硫黄及び2.0〜
5.0g/lの濃度で70%の酸含量を有するロジンの
天然形でのアビエチン酸よりなる群からの有機酸を有す
る抽出−発酵用水性媒質を調製する請求項1記載の方
法。 - 【請求項3】 タンパク質フラクションを生成する天然
産の前駆体生成物としてナタネ種子、落花生、ヒマの
実、ヒマワリの種子、大豆、米、脱脂残渣又はその荒粉
よりなる群からの種子、穀粒又は堅果を選択し、多糖フ
ラクションを生成する前駆体としてカンジダ属、サッカ
ロミセス属、ロードトルラ属、スポロボロミセス属、ハ
ンセヌラ属、ピチア属からの不活性乾燥酵母又はそれら
の乾燥生抽出物を選択する請求項1記載の方法。 - 【請求項4】 抽出−発酵媒質に添加される前駆体物質
の量は種子について及び荒粉の乾燥重量同等物について
5.0〜25g/lであり、多糖フラクションの前駆体
物質については3.0〜12.0g/lである請求項1
記載の方法。 - 【請求項5】 抽出−発酵媒質は攪拌せずに静止させて
35〜45℃の温度で保持され、発酵処理はpHを3.
0〜5.0に調節しながら4〜13日間保持するものと
しこうして共有結合されていない多糖−タンパク質組合
せ体を生成する分子を含有する溶液を得る請求項1記載
の方法。 - 【請求項6】 化学的作用及び酵素的作用による加水分
解は濾過済み媒質に次の成分:pHを1〜2.8とする
ように塩酸、燐酸、硫酸、トリクロロ酢酸又はトリフル
オロメタンスルホン酸よりなる群から選んだ酸:6.0
〜12.0g/lの濃度で尿素よりなるカオトロピック
剤:0.1〜0.6g/lの量でパパイン、ケモパパイ
ン、ペプシン又はブロメリンよりなる群から選んだ分解
性酵素を添加することにより行ない:加水分解反応は3
5〜45℃の温度で6〜72時間進行するものとする請
求項1記載の方法。 - 【請求項7】 反応液の濃縮は10,000〜50,0
00ダルトンの範囲の分子遮断を有する膜によって行な
う請求項1記載の方法。 - 【請求項8】 共有結合されていない多糖−タンパク質
組合せ体は不溶性の吸着質形で精製し、その時分解で用
いた酸は燐酸であるものとし、塩化カルシウムを10.
0〜25.0g/lの最終濃度にまで添加し、水酸化ナ
トリウム溶液を3.5〜4.4のpHにまで添加し、エ
タノール又はアセトンの如き水混和性の溶剤を25〜4
0重量/重量%の最終濃度にまで添加しながら前記の精
製を行なう請求項1記載の方法。 - 【請求項9】 共有結合されていない多糖−タンパク質
組合せ体は10,000〜50,000の分子遮断を有
する膜を通して徹底的な透析により精製し、その後に蒸
発乾固、凍結乾燥、噴霧乾燥又は濃縮及び硫酸カルシウ
ム及び燐酸カルシウムの如き塩の存在下での乾燥により
単離する請求項1記載の方法。 - 【請求項10】 免疫調節活性及び造血回復薬理活性を
有する、共有結合されていない多糖−タンパク質組合せ
体はヒト及び動物用医薬としてそれらを用いるために選
択した医薬製剤形で投与される請求項1記載の方法。 - 【請求項11】 共有結合されていない多糖−タンパク
質組合せ体は1種又はそれ以上の選択したタンパク質フ
ラクション前駆体と選択した多糖フラクションとの組合
せに応じて製造されて所望の薬理活性のある組合せ体を
得る請求項1記載の方法。 - 【請求項12】 次の群: カンジダ属−大豆 カンジダ属−ヒマ カンジダ属−大豆:ヒマ サッカロミセス属−大豆 サッカロミセス属−ヒマ サッカロミセス属−ヒマ:大豆 のPs−Pr組合せ体、それらの吸着質及び塩との混合
物を選択する請求項1記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
ES909003173A ES2027518A6 (es) | 1990-12-18 | 1990-12-18 | Procedimiento para la preparacion de nuevas asociaciones no covalentes polisacarido-proteina con actividad farmacologica. |
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