JPS6399089A - 物質kbs3−p1003及びその製造法 - Google Patents

物質kbs3−p1003及びその製造法

Info

Publication number
JPS6399089A
JPS6399089A JP61243235A JP24323586A JPS6399089A JP S6399089 A JPS6399089 A JP S6399089A JP 61243235 A JP61243235 A JP 61243235A JP 24323586 A JP24323586 A JP 24323586A JP S6399089 A JPS6399089 A JP S6399089A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substance
kbs3
ether
amino acid
ash
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP61243235A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0378879B2 (ja
Inventor
Tomohiro Sugitani
杉谷 智博
Kunio Oishi
邦夫 大石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kibun KK
Kikkoman Soyfoods Co
Original Assignee
Kibun Food Chemifa KK
Kibun KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kibun Food Chemifa KK, Kibun KK filed Critical Kibun Food Chemifa KK
Priority to JP61243235A priority Critical patent/JPS6399089A/ja
Publication of JPS6399089A publication Critical patent/JPS6399089A/ja
Publication of JPH0378879B2 publication Critical patent/JPH0378879B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
  • Compounds Of Unknown Constitution (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は抗真菌活性を有する物質KBS3−P1003
及びその製造法に関するものである。
本発明者らは、バチルス属菌の生産する抗菌性低分子物
質を探索中バチルス属の一菌株が抗真菌活性物質を生産
することを知り、更に、該物質が新規物質であることを
確認し、これを物質KBS3−P1003と命名し1本
発明を完成するに到った。
本発明で使用する菌は物質KBS3−P4O10を生産
するものであればいずれでもよいが、例示としてはバチ
ルス(Bacillus) KB−53があげられる。
バチルスKB−53は微工研にFERM P−8986
として寄託されており、また菌学的性質の概要は次の通
りである。
ダラム染色          十 胞子染色           十 カタラーゼテスト       + オキシダーゼテスト      + 物質KBS3−P1003生産菌の培養培地は、資化で
きる炭素源、窒素源、ビタミン等を含有する栄養料等適
宜含有したもので、物質KBS3−P1003を生産蓄
積する培地であればいずれの培地でもよい。
バチルスKB−33の培養に適した培地は例えば次のも
のがあげられる。
ポリペプトン     30g 酵母エキス       5g NaC15g 脱イオン水      IQ (pH7,0) 培養は25〜30℃で1通気、撹拌、振とう等好気的に
4日間程度行なわれる。
得られた培養液は濾過して濾液を得、これに6N )l
(、Qを添加し、 PH=3.0に調整し沈澱物を得る
沈澱物は水に溶解し、 NaHCOi を加え、pH=
7.0とし、次いでエタノールを80%まで加える。得
られた上清液を真空乾燥し、乾燥物を蒸留水に溶解し、
再び6N HCQを加えてpH=3.0に調整し、沈澱
物を得る。得られた沈澱物を蒸留水に溶解し、 NaH
CO。
を加え、pH=7.0とし、蒸留水に対して透析する。
透析内液を凍結乾燥することによって物質KBS3−P
1003含有粗精製物を黄色粉末として得る。
得られた黄色粉末を水に溶解し、アセトニトリル系で高
速液体クロマトにかけ、これを単離し、凍結乾燥するこ
とによってほぼ純品の物質KBS3−P1003を白色
無定形粉末として得る。
得られた物質KBS3−P1003の理化学的性質は次
の通りである。
1、元素分析値 C: 46.66% H: 6.22% N  : 11.51% Ash : 4.36% 2、灰化点 178〜180℃ 、3.物質の色及び性状:白色粉体 4、紫外線吸収スペクトル:第1図に示す通り。
5、赤外線吸収スペクトル:第2図に示す通り。
6、溶剤に対する溶解性:水、メタノール、エタノール
、アセトニトリルに可溶。
n−プロピルアルコール、アセトン、酢酸エチル、エー
テル、クロロホルム、ジエチルエーテル、石油エーテル
に不溶。
7、呈色反応 ニンヒドリンテスト    − 8、 アミノ酸組成ニアミノ酸分析機によるアミノ酸組
成は次の通りである。
9、物質1分子あたり構造未決定の脂肪酸が1分子存在
する。
10、本物質は真菌に対して強い抗菌性を示す。
11、精製法:pH=3.0程度で沈澱させ、沈澱物を
pH=7.0で溶解する工程をくりかえし、最後に高速
液体クロマトにかけることによってほぼ純品を得ること
ができる。高速液体クロマトにおける人220による吸
光度曲線は第3図に示す通りである。矢印が物質KBS
3−P1003を示している。
なお、高速液体クロマトはカラムサイズφ1.OX20
cm、ゲルは日立ゲル3053 (シリカ系)、溶出条
件は初発アセトニトリル40%、トリフルオロ酢酸0.
1%の水性溶媒で、最終(40分後)アセトニトリル6
0%、トリフルオロ酢酸0.1%の水性溶媒になる直線
濃度勾配によって行った。
12、抗菌スペクトラム:物質KBS3−P4O10の
抗菌 活性は次の表1に示される。
次に本発明の実施例を示す。
実施例1゜ バチルスKB−S3. FERM P−8986を次の
培地に接種して、27℃で4日間振どう培養した。
ポリペプトン     30g 酵母エキス      5g NaCQ          5 g 脱イオン水      ll1 (pH7,0) 得られた培養液を濾過して、培養濾液とし、これを6N
 HO2でPH=3.0とし、しばらく放置すると沈澱
物が得られるので、得られた沈澱物を蒸留水に溶解し、
これにNaHCO,を加え、PH=7.0とし、更にエ
タノールを80%まで加え、濾過する。得られた上清を
真空乾燥し、乾固物を得る。この乾固物を蒸留水に溶解
し、6N HCQでpH=3.0とし、しばらく放置し
、沈澱物を得る。この沈澱物を蒸留水に溶解し、NaH
CO,でpH=7.0とし、この溶液を蒸留水に対して
透析する。
得られた透析液を凍結乾燥し、物1i KBS3−P1
003含有の粗精製物を黄色粉末で得る。
得られた黄色粉末を高速液体クロマトにかけ。
第3図に矢印で示す物質KBS3−P1003該当部分
をとり、これを凍結乾燥することにより、はぼ純品の物
質KBS3−P1003を白色無定形粉末として得た。
【図面の簡単な説明】
第1図は物質KBS3−P1003の紫外線吸収スペク
トルを示す図で、第2図は同じく赤外線吸収スペクトル
を示す図で、第3図は物質KBS3−P1003含有粗
精製物の高速液体クロマトによる人220による吸光度
曲線を示す図である。矢印は物質KBS3−P1003
を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記の理化学的性質を有する物質KBS3−P1
    003。 1、元素分析値 C:46.66% H:6.22% N:11.51% Ash:4.36% 2、灰化点 178〜180℃ 3、物質の色及び性状:白色粉体 4、紫外線吸収スペクトル:第1図に示す通り。 5、赤外線吸収スペクトル:第2図に示す通り。 6、溶剤に対する溶解性:水、メタノール、エタノール
    、アセトニトリルに可溶。 n−プロピルアルコール、アセトン、酢酸 エチル、エーテル、クロロホルム、ジエチ ルエーテル、石油エーテルに不溶。 7、呈色反応 ニンヒドリンテスト 8、アミノ酸組成:アミノ酸分析機によるアミノ酸組成
    は次の通りである。 9、物質1分子あたり構造未決定の脂肪酸が1分子存在
    する。
  2. (2)バチルス属に属する物質KBS3−P1003生
    産菌を培養し、物質KBS3−P1003を採取するこ
    とを特徴とする物質KBS3−P1003の製造法。
JP61243235A 1986-10-15 1986-10-15 物質kbs3−p1003及びその製造法 Granted JPS6399089A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61243235A JPS6399089A (ja) 1986-10-15 1986-10-15 物質kbs3−p1003及びその製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61243235A JPS6399089A (ja) 1986-10-15 1986-10-15 物質kbs3−p1003及びその製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6399089A true JPS6399089A (ja) 1988-04-30
JPH0378879B2 JPH0378879B2 (ja) 1991-12-17

Family

ID=17100846

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61243235A Granted JPS6399089A (ja) 1986-10-15 1986-10-15 物質kbs3−p1003及びその製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6399089A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0601187A1 (en) * 1992-03-31 1994-06-15 Higeta Shoyu Co., Ltd. Novel antibiotic and production and use thereof

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0601187A1 (en) * 1992-03-31 1994-06-15 Higeta Shoyu Co., Ltd. Novel antibiotic and production and use thereof
EP0601187A4 (en) * 1992-03-31 1994-09-21 Higeta Shoyu Kk Novel antibiotic and production and use thereof.

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0378879B2 (ja) 1991-12-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6399089A (ja) 物質kbs3−p1003及びその製造法
JPS6399084A (ja) 物質kbs1−p107及びその製造法
JPS6399087A (ja) 物質kbs2−p104及びその製造法
JPS6399090A (ja) 物質kbs3−p1004及びその製造法
JPS6399085A (ja) 物質kbs2−p102及びその製造法
JPS6399086A (ja) 物質kbs2−p103及びその製造法
JPS6399088A (ja) 物質kbs3−p1002及びその製造法
US4177108A (en) Process for producing emitanin
JPH05262661A (ja) 薬理活性を有する、共有結合されていない多糖−タンパク質組合せ体の製造方法
JPS6327484A (ja) ビスカベリンおよびその製造法
JPS62135497A (ja) P4物質及びその製造法
DE2532589A1 (de) Polypeptid und verfahren zur herstellung desselben und mittel mit einem gehalt desselben
JPS62135496A (ja) P3物質及びその製造法
US3089816A (en) Lemacidine and process for its manufacture
JPS62135495A (ja) P2物質及びその製造法
JPS62135498A (ja) 30−2物質及びその製造法
JPS62135494A (ja) P19物質及びその製造法
JPS5835680B2 (ja) S−ノルニコチンの製造法
JPS61130250A (ja) 抗生物質caf−0603
JPS584921B2 (ja) 多糖類ph−2及びその製造法
JPS5886087A (ja) 新抗生物質sf−2132およびその製造法
JPS6287521A (ja) 抗腫瘍性物質spf−100−f2及びその製法
ATE82981T1 (de) Antitumor- und antimikroben-verbindung, deren mikrobiologische herstellung und deren benutzung als arzneimittel.
JPS6030689A (ja) 生理活性物質spf−1及びその製法
JPH01165396A (ja) 新規抗生物質sf2448a物質、sf2448b物質及びsf2448c物質ならびにそれらの製造法