JPS6398467A - 印字用紙送り装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、電動タイプライタ、印刷電信機等の印字用紙
送り装置に関し、特にシリアルプリンタの印字用紙送り
装置に関する。

従来技術 従来、この種の印字用紙送り装置は、用紙送り用駆動モ
ータの駆動で回転するプラテンがその回転軸両端部でフ
レーム状の軸受部材によって支持され、この軸受部材に
揺動自在に支持されかっプラテンの回転軸に平行なシャ
フトを配設して、このシャフト上の押圧ローラをバネの
付勢力によってプラテン表面に押圧する方向に付勢して
いる。

即ち、プラテン上の用紙に対する押圧ローラの押圧また
はその解除の切り換えを適宜手動で行って、用紙の撓み
や紙づまりを防止する構造となっている。

しかしながら、このような従来の印字用紙送り装置にお
いては、プラテンから離間して押圧ローラが押圧解除の
状態から、用紙の先端より順次印字を行う印字開始直後
に用紙が押圧ローラの対応位置に達した段階で、シャフ
トをプラテン側に倒して押圧ローラで押圧する操作を手
動で行う煩わり しさかあ与。また、用紙に対してシャフトを介して押圧
ローラを倒すタイミングや位置が不的確であると、用紙
の紙づまりやたるみを生起せしめて、印字品質の低下を
招来するといった問題点がある。

発明の目的 本発明は、上記した従来の問題点を解決すべくなされた
ものであり、プラテン上の用紙に対する押圧保持のタイ
ミングや押圧位置を自動的に制御して、用紙の紙づまり
やたるみの発生を防止することで、印字品質の向上を図
った印字用紙送り装置の提供を目的としている。

発明の構成 上記問題点を解決して目的を達成するために、本発明に
よる印字用紙送り装置は、プラテンの表面に接離可能に
支持された用紙抑圧手段と、前記用紙押圧手段を接近さ
せてプラテン上の印字用紙を押圧する方向に付勢する付
勢手段と、印字用紙の先端が所定位置に達したときにそ
の所在を検出する用紙検出手段と、前記用紙検出手段か
ら送られる検出信号によって作動し、前記付勢手段によ
る付勢力に抗して前記用紙押圧手段をプラテンから離間
させて印字用紙に対する押圧を解除する押圧解除手段と
、を備えている。

実施例 以下、本発明による印字用紙送り装置の一実施例につい
て図面を参照しつつ説明する。

第１図および第２図において、１は用紙送り駆動用のモ
ータ、２はこのモータ１の出力軸上に固定された原動歯
車、３はプラテン、４はこのプラテン３０回転軸端に一
体的に固定された従動歯車であり、モータ１の回転が原
動歯車２と従動歯車４のそれぞれに噛合する遊び歯車５
を介して所定の減速比でプラテン３に伝達される。６は
プラテン３をその回転軸３ａの両端部で回転自在に担持
している左右一対の一方側の支持スティである。

また、上記支持スティ６のそれぞれには揺動アーム７が
支軸７ａを介して揺動自在に支持され、これら左右の揺
動アーム７．７はプラテン３の回転軸３ａに平行するシ
ャフト８を介して一体的に連結され、更にこのシャフト
８上にば押圧ローラ９が回転自在に外嵌している。即ち
、左右一対の揺動アーム７、シャフト８および押圧ロー
ラ９の各部材で構成される用紙押圧手段が、プラテン３
に対して接近離間する揺動自在となっている。

揺動アーム７の各々は付勢スプリング（付勢手段）　１
０の弾性力によって支軸７ａの周りを反時計廻り方向に
付勢されている。即ち、押圧ローラ９を含む用紙押圧手
段の全体がプラテン３に接近する方向に付勢され、プラ
テン３上に挿入セットされた印字用紙１１を押圧するよ
うになっている。

また、上記シャフト８上には、ホルダ１２を介して用紙
検出センサ（用紙検出手段）１３が装着され、印字用紙
１１がプラテン３に挿入セットされる際に、用紙先端が
所定位置に達すると印字用紙１１の所在を検出し、この
検出信号を次に述べる押圧解除手段のアーム駆動モータ
１４に送ってこれを作動させるようになっている。

アーム駆動モータ１４はソレノイド方式のものが採用さ
れ、その往復ロッド１４ａを介して上記揺動アーム７の
各−万端に連結されている。常態にあっては往復ロッド
９ａが押し出されて突出し、揺動アーム７を付勢スプリ
ング１０の付勢力に抗して時計廻り方向に回動させ、上
記用紙押圧手段の全体をプラテン３から離間させている
。

なお、第１図において、図中１５はプラテン３上の用紙
１１に印字打刻する印字ヘッド、１６はこの印字ヘッド
１５を担持してプラテン３０回転軸３ａに平行方向に往
復動するキャリア、１７はこのキャリア１６上に立設さ
れたカードホルダ、１８は用紙１１の走行を案内するガ
イドである。

次に、第３図および第４図を併用して実施例の作用を説
明する。

用紙１１がプラテン３上に挿入セットされる際、その上
端が第３図のように用紙検出センサ１３の位置まで達せ
ず、用紙検出センサ１３が用紙１１の所在を検出してい
ない場合は、アーム駆動モータ１４の往復ロッド１４ａ
が押し出されて突出した状態となっている。即ち、可動
アーム７を時計廻り方向に回動させ、シャツ［・８上の
押圧ローラ９をプラテン３から離間させた押圧解除の状
態となっている。

次に、第４図に示すように、用紙１１の先端が用紙検出
センサ１３によってその所在を検知される位置に達する
と、用紙１４を検出した検出信号がアーム駆動モータ１
４に送られる。この入力信号による制御で往復ロッド９
ａの押し出し作動が解除されると、揺動アーム７は付勢
スプリング１０の付勢力によって反時計廻り方向に引っ
張られて回動し、シャフト８上の押圧ローラ９をプラテ
ン３に接近させて用紙１１をプラテン３の表面に押し付
け、用紙１１の印字中の紙づまりやたるみの発生を防止
すべく作用する。

一方、用紙１１への印字が終了してプラテン３上から取
り去られると、用紙検出センサ１３は用紙１１の所在検
出信号をアーム駆動モータ１４に送らず、検出信号の遮
断で往復ロッド１４ａが押し出されて突出する。即ち、
揺動アーム７を付勢スプリング１０の付勢力に抗して時
計廻り方向に回動させ、シャフト８上の押圧ローラ９を
プラテン３から第３図に示す位置まで離間させて押圧解
除する。これより、次の用紙１１が挿入セットされるの
を待機する手順となる。

発明の詳細 な説明したように、本発明による印字用紙送り装置は、
プラテンに印字用紙を挿入セントする際に、用紙上端が
所定位置に達した段階で印字用紙の所在を検出し、印字
用紙に対して適正なタイミングと位置で押圧し、かつ印
字終了後は押圧解除する操作が自動制御によって行われ
る構造となっているために、従来のように押圧およびそ
の解除の切り換え操作を手動で行う煩わしさが解消され
、不的確なタイミングや位置で印字用紙を押圧すること
によって発生する印字中の紙づまりゃたるみの発生を防
止して、印字品質の向上を図ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第４図は本発明の印字用紙送り装置の一実施例
を示すものであり、第１図は装置全体の側面図、第２図
は要部の斜視図、第３図および第４図は実施例の動作を
示すいずれも側面図である。 〔符号の説明〕 １−−−−−一用紙送り駆動モータ ３−一一一・−プラテン ６−−−−・−支持スティ ７−・−・揺動アーム ８−・・−シャフト ９−・−押圧ローラ １０−−−−−一付勢スプリング １１−−−−−一印字用紙 １３−−−−−一用紙検出センサ １４−−−−−−アーム駆動モータ １４　ａ−−一往復ロッド

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. プラテンの表面に接離可能に支持された用紙押圧手段と
   、前記用紙押圧手段を接近させてプラテン上の印字用紙
   を押圧する方向に付勢する付勢手段と、印字用紙の先端
   が所定位置に達したときにその所在を検出する用紙検出
   手段と、前記用紙検出手段から送られる検出信号によっ
   て作動し、前記付勢手段による付勢力に抗して前記用紙
   押圧手段をプラテンから離間させて印字用紙に対する押
   圧を解除する押圧解除手段と、を備えたことを特徴とす
   る印字用紙送り装置。